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July 22, 2011

「批判力と構想力を持て」坂本義和氏の論文

Koumonsam
(JR水戸駅前にて)
▼昨日は上野駅から常磐線の特急に乗って水戸までやってきた。1週間前の富良野は観光だったが、今回は仕事だ。先日は富良野までチケットを買ったが、時間があったので札幌で途中下車をしようとした。女性の駅員さんに聞くと手数料が必要だという。何千円も取られるのなら止めて駅の構内で我慢しようと思って手数料を聞くと、下車と乗車にそれぞれ200円だというので安心して降りた。駅構内で薬局に入って歯磨き一式を購入したが、レジの脇に野球選手が本番の時に首に巻いている磁気ネックレスがあった。その使用例はダルビッシュなので、なるほどさすが北海道と思った。
▼さてその後富良野に行ってホテルのポスターを見ると、なぜか埼玉西武ライオンズのポスターが大々的に貼ってあるので、一瞬首を傾げた。良く考えてみると泊まったホテルがその系列だったのだ。我が家には熱烈なソフトバンクファンがいる。ついついつられて見ていると西武には何とかかろうじて勝ち越しているが、ファイターズとの差は開かないままで、一昨日現在3分の差で追いつ追われつでまさにストーカー状態となっている。
▼20日の朝日朝刊に国際政治学者で東大名誉教授の坂本義和氏が登場して「批判力と構想力二つの軸を持て論理まだ足りない」と長いインタビューに答えている。とても長いが大きく分けると三つに分類できる。1)戦争責任は日本でも良心的な新しい世代が、今の自分たちの責任をどうとるのかという自己批判が出てきた。だが知識人の構想力は不足しており、感覚に訴えるものだけでは、構想になりえていない。
▼2)大国を志向する動きで中国の指導者は抵抗や暴動が起きても、それが何を意味するのか、中国の民主化という不可避の未來を読む力が弱い。21世紀は、文化的多様性と社会的公正さが、求められる世界だ。3)今回の原発事故で、国境を越えたグローバルな脅威だと身にしみて意識されるようになり、原子力が人類の生死に関わるということ。そして「ひとつの地球」という動かしがたい事実だ。地球上のすべての命とグローバルな正義を基礎として命と」グローバルな正義を、基礎として考えなければならない。
▼わたしが特に面白いと感じたのは中国の分析である。日本には中国の「社会主義」のことを絶対視する勢力が一部にある。しかしそれは「共産党」の名前を語った少数民族の絶対支配であり、言論の自由を奪った支配は秦の始皇帝時代と何も変わっていない。さらに原発被害は国境を越えてしまうという指摘もその通りだ。最近発表された、データの分析によれば福島第一原発の3日後には放射能は地球を覆ってしまっている事があきらかになっている。原発が存続している以上、人類は常に生命の危機にさらされることになる。かつて恐竜は氷河期の到来で絶滅したといわれている。もしかすると人類はこれで絶滅の時期が、意外と早くやって来るのかも知れない。
▼今トップの写真にあるように水戸に来ています。パソコンを使った仕事なのでPC持参でホテルの部屋にもチャンとLANケーブルが来ています。東北地方の方も大勢来ていますが、とても元気なので安心しました。でもみなさん食べものの不安だけは一様に訴えていました。

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