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July 13, 2011

放射能汚染は濃度の高さが問題ではない。

Ravendar
(富良野のラベンダー畑で)
▼富良野のホテルを午前9時40分発のバスに乗って旭川経由で帰宅した。途中の風景を見ていると、盆地の風景がわたしの生まれ故郷である。佐久平そっくりである事に気づいた。バスはまっすぐな道を旭川まで1時間半で走る。途中陸上自衛隊上富良野駐屯地の脇を通と敷地内の第二戦車聯隊に90式戦車が停車していた。今から20年前の1990年に就役したので90式と呼ばれているが鈍重な感じがする洗車である。そもそも世界の最新鋭戦車にくらべてコストが3倍も高い。戦車は大量生産できないと実際の戦争は消耗戦だから役に立たない。しかし90式は科学技術の粋を集めて作られた9億1千万円もする高価な戦車だ。
▼なぜこんな物を作ったかと言うと、戦車だけでなく全ての兵器の国産化を目指している防衛省の考え方だ。それは作る技術は25年くらいで継承していかないと、作る技術が途絶えてしまう。だから防衛省は三菱重工に敢えて高価な戦車を作らせている。わたしなどドイツの4億3千万円のレオパルド2A5戦車を買えばいいと思っている。それにロシアのT70戦車を買いたたけば安くなる筈である。途中かなり多くの高機動車にであった。
▼昨日ホテルにあった「北海道新聞」(略称「道新」)を読んでいたら北海道の泊原発の連載があった。ホテルの新聞を切り抜いて持ちかえる訳にもいかないので、多少間違っている部分もあるかもしれないがご容赦いただきたい。もし北海道で12日の「道新」の朝刊をお持ちの方があったらご覧頂き、この記事を訂正していただきたい。それによれば3月11日泊原発で作業していた外注の人達が1300人が北海道電力(北電)から「きょうは帰れない」と言われたという。作業員たちは何が起こったのか分からなかったが、とにかくコンクリートの床に寝て冷たい仕出しの弁当を食べた。後日その理由を正したところ「道路事情が悪くて通行できなかった」と言われたという。ここからは筆者の想像だが、泊も福島の様な爆発事故が起きることを予測して足止めしたのだろう。
▼さらに泊の住民たちはとても「反原発」などと言える雰囲気はないという。北電が「自社の原発が安全だ」とする説明会を開いた時ですら、「反原発派」だと疑惑を持たれないように出席することはできなかった。というのだ。つまり北電による住民の囲い込みは町内会や村の隣組会をつかって網の目のように張り巡らされているのだ。泊に住んでいる人たちからは「反原発」の声など上がらないだろう。それはおそらく福島第一原発でもそうだったに違いない。「電力会社」様々という関係は日本中に存在する企業城下町の縮図なのだ。
▼肉食牛のセシウム汚染に関しても今朝の報道では出荷直前まで自宅近くで刈り取った干し草を食べさせていたという。農民にしては毎日当たり前の事を続けているだけで、放射能検査にパスすれば儲け物といった事になる。しかしこれは農民に責任があるわけではない。爆発直後に迅速な調査をしてこなかった東電にあることは明らかである。セシウム汚染に関する小出裕章さんの意見。
▼昨日のブログは12日夕方にリンクや画像を追加してあります。

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