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August 24, 2011

日本のメディアは政府御用達なのか?

▼NHKの今朝2番目のニュースが「島田紳助の暴力団との交際が発覚して芸能界引退」というのにはあきれる。NHKが東電の株を大量に所有している方がニュースの価値は高いと思う。昨日来NHKでは震災で減った中国からの観光客を増やそうとしているという。しかし現実に中国の航空母艦建設やら尖閣列島の漁船など、日本国内では反中国の報道があいも変わらず続いている。それに昨年福岡に来た中国の観光客が乗った観光バスを、右翼の街宣車が数時間に亘って包囲し動けなくさせた、という事件も中央紙では殆ど報道されていない。わたしは中国は決して好きな国でもないし、行きたくもない。しかし観光客を呼びたいならば、それ以前に反中国キャンペーンを止めることだ。そしてそれらも含めて日本は安全な国であることをアピールしなければならない。
▼同様に今朝5時台のニュースでは釜石港で大量の魚が水揚げされて活気が戻った、とNHKのアナウンサーが嬉々として喋っていた。しかし福島原発の高レベルの放射能汚染水があのとき大量に海に放出され付近の海産物に多大な影響を与えている。2002年六ヶ所村から1万枚のハガキを流してどのように海流が流れるかという漂着実験結果も、「週刊金曜日」などの地図入りで紹介されている。函館は1枚だったが、南は銚子から千葉の外房千倉町まで流れて来ている。(詳しくは「週刊金曜日」07年8月24日号に掲載)放射能で汚染された魚を食べて、甲状腺異常などの症状が出たら誰が保障してくれるのだろう。現実に今年の茨城県の海岸の海水浴客は激減した。調査して「安全だ」という数字は海岸で掲示されていたが、具合が悪くなっても罹災証明などは発行してくれないだろう。
▼「福島メルトダウンの背後にある衝撃的事実 (武山祐三の日記)
▼昨晩も深夜にNHKで「ヒロシマ少女たちの日記帳」の再々放送があったので放送が始まった段階と終わった午前2時過ぎから急にアクセスが増えた。
▼昨日の朝日夕刊1面題字下のコラム「素粒子」で「指導者でなく女性たちが自由な服を着られる国に」と書いている。イスラム系の女性にブルカの着用を禁止しているのはフランスのサルコジである。問題化されるべきはリビア国内のそれではなく、フランス国内のそれである。外国人がその国内で何を着ようと自由であり、日本人が和服を着てあるいたら、「身体を締め付けて良くないから着用禁止にすべきだ」という様なこじつけの論理になってしまう。この「素粒子」の筆者はイスラムについてもっと勉強した方が良い。
▼そして今朝の11面ではパリ政治学院のルイス・マルティネズ教授が「リビア軍事介入国民の大多数支持」と発言している。まったく欲の皮の突っ張った連中は、自分を正当化することに事欠かない。
▼今朝の朝日15面で天野祐吉が「CM天気図」で「いい加減にしなさい」と題するコラムで、新聞社などの広告が記事に影響を与える可能性について触れている。その中で「原発の存続」など国民の世論を二分する様な重要な問題では、掲載された最初の広告と同じスペースで無料で提供して反論権を認めつべきだと言っている。カネを持っている企業や政府の言いなりにならないためにも、これは正しい主張である。リビアより自分の国のことをもっと心配した方がいい。
▼月曜日は朝から雨降りだったので、待ち時間は少ないと思って定期検診に出かけた。待合室には5人くらだったが、その他に区の健康診断を受診する人が見えないところにいた。それに時間がかかって1時間半かかった。わたしの番になって「頭痛はないか?」、「耳鳴りはしないか?」などいつもより詳しく聞かれた。帰宅後ネットを見ると俳優の竹脇無我が小脳出血で意識不明で病院に担ぎ込まれたという一報があった。わたしは6年前に同じ症状が出た。竹脇は夕方には死亡が確認されたが、わたしと同じ年齢である。テレビドラマ「大岡越前」で伊織という御殿医役をしていた。大岡を演じた加藤剛が「医者の君が早く逝くなんて」というハガキがネットに掲載されていた。
▼腹が立って書くことが多いので「一枚のハガキ」(その2)は明日に掲載する予定です。

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