« NHK「日本はなぜ無謀な戦争をしたのか?」の続き。 | Main | 「デイヴィッドを追え!~個人情報が危ない~」を見る。 »

August 19, 2011

◇「未来を生きる君たちへ」を見る。

▼昨日の日本は猛烈に暑かった。しかし日本の反対側にお住まいの特派員の方からは、「雪が舞っている」というメールを頂き、その落差に驚いた。朝早く出かける必要があり、ブログをそれほど推敲せずに出かける。帰りに有楽町のヒューマックスシネマに立ち寄る。シネマの原稿締め切りなのだが、是非とも「一枚のハガキ」を入れようと思っていた。しかし昨日も3回目でないと入れない。つまりこの炎暑のなかで4時間半も待てないので19日朝一番の予約をしてチケットを買って帰る。この映画は窓口に行くと、その日から3日以内の空いている時間のチケットを買う事ができる。
◇「未来を生きる君たちへ」デンマークで暮らす少年エリアスは学校でいじめられる日々が続く。一方父親は医師としてアフリカの難民キャンプ(ロケ地はケニア)に赴任している。父親のアントンは自らの女性問題で離婚しており、アフリカに赴任している時は祖母の家に預けられている。アントンにとって一番頼りになるのは父親だけだった。そんなある日彼が通う中学校に母親の葬儀を終えたばかりの転校生クリスチャンがやってくる。エリアス同級生から「鼠の歯男」といじめられている。所がクリスチャンは、いじめている同級生をやっつけてエリアスを救ってやったことで、2人は次第に親しくなっていく。
▼一方、アフリカにいるアントンは自身の離婚問題や、キャンプに運び込まれるひん死の患者たちの存在に苦悩している。患者の中には盗賊たちに大けがをさせられた住民や子どもたちや、さらに賭博の対象として妊婦の子宮を切りひらかれた女性も多数いた。少ない資材や医薬品、それに水さえもないテントの医療キャンプに医師であるアントンの力を頼りに人々はやってくる。
▼デンマークの中学校では上級生のイジメが続くのでクリスチャンは、刃物を持って虐待する生徒に立ち向かう。そして最初に毅然とした態度を取ることが大事だとも言う。だが刃物を持っていた事が警察に知られ大きな問題になる。両親が学校や警察に呼ばれるが嘘をついて「刃物は持っていなかった」と否認したことから、それは立ち消えになる。しかしアントンがちょっとした諍いで、自動車修理工場の男に殴られる。クリスチャンは「立ち向かわないのは弱虫だ」となじる。だが父親は暴力に暴力で立ち向かうのは大人のする事ではない、と気に止めない。
▼クリスチャンは車のロゴからネットで修理工場の場所を突き止め経営者のラースに「何故自分を殴ったのか」と聞きただす。そして一応顔を出すが帰って来るアントン。そのことにクリスチャンは収まりがつかない。そしてエリアスの倉庫に遊びに行ったとき、祖父が残してあった花火を見つけ、これで爆弾を作って修理工場の車を爆破しようと計画する。エリアスは乗り気ではなかったが、「意気地なしならば、上げたあのナイフを返してくれ」とせっつかれ、二人は爆弾を作り上げ、少量の火薬でテストで爆破させる。
▼一方アントンは銃を持った盗賊の一団が押し寄せボスの足を治せと脅す。その足は既にウジ虫がわいて切断するしか救いようがない。しかし彼らは足を切ったら許さないと命令する。アントンの助手たちは「盗賊の手当てをするなど正気の沙汰ではない」と協力を拒否する。しかし救いを求めて来た物は断れないアントン。だが治療が終わって療養しているボスは言ってはならないジョークで女性をバカにする。怒ったアントンは出ていけとベッドを追い出すと治療に来ていた人々は長年ギャングに恨みを持っていたため、袋だたきにして殺害してしまう。これで良かったのだと思うアントン。
▼疲れ切ってキャンプから診療所に戻るアントン。スカイプで息子のエリアスは大事な相談があるという。しかし修羅場を抜けてきて疲れ切っているアントンは、ネットの状態も悪いので「明日にしてくれ」とパソコンから離れる。相談とは父親の仕返しをするために修理工場の車を爆破してもいいのか、という内容だったのだ。
▼爆弾を仕掛けて犠牲者はでないのか?エリアスの心配はそれだけだった。クリスチャンは自分の尊厳を守るためなら何をしても構わないという考えが正しいと信念を曲げない。早朝に爆弾の点火線にマッチで火を付けて物陰に隠れる二人。しかしそんな早朝に娘と母親の二人はジョギングで爆弾を仕掛けた場所に近づいて来る。日比谷シャンテシネで上映中。今年のアカデミー外国映画賞に輝いた作品でもある。
▼今NHKBSプレミアムでは午後9時から「人間の条件」を放送している。わたしは一昨日の第二部はリアルタイムで田舎の映画館で中学3年の春休みに見た。昨晩は4部で戦車戦のシーンだった。これは当時の自衛隊も協力して北海道で撮影された。主演の仲代達也がそのシーンを回想していた。有名な宮島義勇カメラマンはタコツボの一番下に潜ル。その上に仲代と川津祐介が飛び込む。自衛隊で一番戦車の操縦が上手い人が操縦するかから大丈夫だと言われていた。しかし1週間前から怖くて仕方なかった。しかしいざ撮影になると戦車が近づくぎりぎりまで粘ったので、監督から「早くタコツボに入れ」とハッパをかけられた。そのためリアルなシーンが撮影できた。
▼昨日はNHKで「ヒロシマ少女達の日記帳」が2年ぶりに再放送されたのでアクセスは350件ほどになった。おかげさまできょう午前中にアクセスカウンターは19万アクセスを突破する。本日は納涼会です。まだ申しこんでいない方もぜひどうぞ。

|

« NHK「日本はなぜ無謀な戦争をしたのか?」の続き。 | Main | 「デイヴィッドを追え!~個人情報が危ない~」を見る。 »