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September 04, 2011

◇「人生、ここにあり!」を見る。

▼昨日の朝日別刷りでは「スマホは使いやすいか?」という特集があった。結論から言えば電池は持たないし、通信料が高いということだった。その中でもパソコン好きな年配者が通話には使わないが、辞書として使っているという。さらにテレビを見ていて分からないことがあったらその場で調べるという。お金が余っている人ならばそういう使い方もできる。わたしの場合、小型電子辞書を手許に置き、本を読みながら分からない言葉は調べる。さらにテレビの脇には世界地図が置いてあるのでそれで間に合う。さらに昼間であればノートパソコンを居間においてあるのでそれで分からないことがあったら検索する。要するに通信会社は、携帯そのものよりも通信料で儲けようとしている。
▼昨日メールを下さった方はお孫さんのために昨年の玄米を1年分買い込んで、冷温貯蔵倉庫に保管してもらっているという。茶葉も同じようにしているらしい。もう一人ベランダで100個のゴーヤを栽培して希望者に配布すると豪語していた方。培養土を検査をしたら0・13マイクロシーベルトあったので食べずに捨てたという。いずれにしてもこのブログで危険性をアピールしたことが多少ともお役にたったかと思っている。
▼昨日は午後から銀座まで映画を見に行った。鑑賞中は携帯を留守番電話にセットしておいたら、編集長から「執筆した原稿で納得がいかない部分があるから大至急連絡をくれ」という連絡が入っていた。3日前に原稿を送ったのに、出先ではPCで確認もできないので困る。
◇「人生、ここにあり! Si Puo Fare」1980年代中ごろにイタリア。映画には解説は出て来ない部分に触れる。当時イタリア共産党はいちおう自主独立路線を取って、ソ連のチェコ侵入に反対し距離を置いていた。書記長はエリンコ・ベルリンゲルで傘下にはCGIL(イタリア労働総同盟)があった。イタリアは占領軍の力を借りず、パルチザンがナチスの支配を脱したという自負心があり、支持率も30%と高かった。実際に戦争犯罪人のムッソリーニは日本と違って愛人とともに縛り首にされている。その後ベルリンゲルはマルクス・レーニン主義を放棄し、ユーロコミニズムを推進する。
▼さてそのCGILから組織の異端児として追放されたネッロが派遣されたのは、精神病院の廃止となった精神病院から出されてしまった元患者たちの協同組合だった。そこで彼らがやっているのは市役所から委託された、封筒の切手貼りの仕事だ。しかし切手は規定の位置に貼られず、模様になっているので使い道にならない。そんなとき患者の様子を見ていた友人の若い精神科医は、「薬を投与する量が多すぎるのではないか」と疑問を投げかける。ネッロは古くからいる精神科医を解雇して、若い医師を専属にさせる。
▼すると見る見る患者たちは仕事に対して意欲的になってきた。ネッロが次に考えたのは収益の上がる仕事で、フローリングを貼る仕事だ。手始めに自宅の床や壁までを貼らせて見るがまずまずである。そこでブティックの床張りの契約をすることに成功する。仕事を始めると「ベルリンゲルが死んだ」という電報が入り、葬儀に出かける。後を任された患者たちは材料の板を買い付けに行くが道を間違えてしまう。納期に間に合わないと考えた、作業現場に残った元患者たちは廃材を使って幾何学模様の床を作る。帰って来て驚いたのはネッロで「この星のマークは何だ。まるで赤い旅団(当時イタリアにいた過激派テロ集団)のマークじゃないか」と頭を抱える。
▼もう納品の日なので万事休す。ブティックの経営者は完成状況を視察にやってくる。ネッロはペナルティの支払いを覚悟するが、意外と経営者に床の幾何学模様が気に入られる。それどころか他の店も頼むとさえ言われる。(以下続く)銀座シネスイッチで。

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