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September 18, 2011

海に近い人は津波対策に真剣だった。

Sainantan
(四国最南端の標識)
▼バスや電車にかなり長い時間乗っていたので体中が痛い。それに羽田は成田空港と違って、JRやモノレールの乗り換えに荷物を持って上り下りする場所が多い。このところ短期の出張があるので、小型のキャリーバッグを買った。これがパソコンが入っているので小型の割には結構重い。それを乗り換えの時エスカレーターを待っていると時間がないので、バッグを持って階段を上り下りするので、腕も痛かった。毎日腕立て伏せや、スクワット、腹筋・背筋を鍛える運動を250回くらいやっているが、それでも使う筋肉が違うせいか、疲れが残っていた。
▼昨日までの高知日記は、「坂本清馬」などの誤記を訂正した他、写真もはっきりしたものに入れ替えて、追加したのでご覧頂きたい。友人の一人がメールを下さって植木枝盛や龍馬の事を教えて下さった。二つを比較すると植木が書斎に座って「草案」の執筆をしている風景や、書斎の本なども展示され、民衆の間にいかに支持されていたがが分かる様になっている。だが龍馬の展示は、有名な写真や持っていた銃や刀の展示、「おりょう」との出会いの他、「日本を洗濯する」などの手紙類、それに暗殺現場の再現である。
Tokoroten
(足摺岬のところてん、カツオのだし汁で頂く)
▼これははっきり言うと3年前にご紹介した、松山の「坂の上の雲ミュージアム」と同じく中身がスカスカだ。ま、わたしは龍馬には興味がないのでこれくらいにしておく。知人がこの土佐に生きた女性をテーマにした、大原富枝の「婉という女」があることを教えてくれた。図書館から借りて来て早速読み始めた。昨日の朝日で作家の浅田次郎が、午前中は執筆して、午後からは読書をすると書いていた。作家としては読書量が決定的になると言っていた。届いたばかりの「週刊金曜日」でオウム真理教の村井幹部殺害の実行犯である除弘行氏が、鈴木邦男氏と対談していて12年間の旭川刑務所で2000冊の本を読破したと言っている。先日もモノレールから電車に乗り換えて回りの風景を観察した。スマートフォンで携帯メールを打っている人物が男女2人、普通のメールが1人、後は危険物取り扱い試験の会話をしていた。文庫本を読んでいたのは1人の男性だけだった。日本の将来が心配だ。かくいうわたしも旅行に文庫本を1冊持参したが、まったく目を通さなかった。
▼もう一つ高知で感じたことは、かつてこの地域では「南海地震」があって大きな壊滅的な被害が起きている。だから東日本大震災は他人事ではない。建築中の行政機関の施設ははただちに設計変更をしている。財産の被害は仕方ないが、最低限人命は守るという考えだ。これは被災地でも同じ思想で設計が行われている。つまり一階はガレージ、もしくは店舗、2階に店舗や電源施設、3階以上に人間の住む居住空間を作るなどだ。
▼東京に住む人は父祖の時代からの言い伝えが残っていないから、関東大震災の恐ろしさは画像でしかしらない。ただ海に近い地域に住む人達は真剣だ。津波が来たら生き残れるか、高知城に逃げれば助かるか?等が飲んだ席などでも日常的に論議されている。その点東京に住む人は、もう津波などあくまでも他人事になっている。だが東京湾に津波が来ると高い所で90mになるという計算もある。そうなったらジタバタしても始まらない。
▼会議で会った人はその日で4回目になる。夕食時に映画が好きだという話になり、第一位は「シベールの日曜日」と聞いたときはとても嬉しくなった。これは何回も書いているが20代で日比谷の映画館で見た。いまは東宝系のリバイバルで、関西か九州地方でしか見る事ができなくなってしまった。レンタルDVDで置いてある所は少ない。機会があったら、ぜひネットで調べて映画館までお運びいただきたい。
▼明日919は「さよなら原発1000万人アクション」集会が明治公園である。「愛川欣也パックイン・ジャーナル」でも先週のゲスト落合恵子さんからのメッセージで、暑さ対策と逮捕されないように気をつけて参加して欲しいとあった。出席者は911で警察が12人も逮捕したのは異常で、これは参加しようと考えて人に威圧効果があると語っていた。

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