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September 02, 2011

◇「ジュリエットへの手紙」を見る。

▼このところ何人かの方から献本をいただいている。力作になんとか感想を書いてお礼状をお送りしようと思っている。
▼昨日書いた福島の子どもたちの線量計だが、行政によって9月1日の新学期から持たされたという生徒さんもいる。初期が一番大事なのに半年も一体なにをしていたのだろう。
▼それと関連して悪い冗談としか思えないニュースは朝日がん大賞に山下俊一さん被曝医療に貢献だ。あの山下俊一氏に、「朝日がん大賞」????
▼「ジュリエットへの手紙」取りあえず主人公となるのはNYの雑誌社「ニューヨーカー」でデーターマンをしているソフィー。婚約者はNYでイタリアンレストランをオープンさせるために二人でイタリアのヴェローナにやってくる。ここの名物と言えば「ロミオとジュリエット」の舞台となった家である。恋人たちはそこにやってきて、「ジュリエット」への手紙をそこの石垣に貼っていく。そこに手紙を貼ると恋が成就するとか言われているらしい。
▼ソフィーがそこにたたずんでいると、人気がなくなってから一人の女性がやってきて、沢山の手紙を剥がしてゆくではないか?「あなたにそんな勝手に剥がす権利があるの?」と聞くとにこやかに「こちらに来て」を部屋に連れて行く。そこでは4,5人の女性たちがせっせと手紙を書いてる。聞くと壁に貼った手紙に一々返事を書いているのだという。ソフィーも英語が分かる人間として、数日手伝うことになる。数日後夕方の手紙を剥がす仕事をしていると、壁の石が一つ動くではないか。石を退けて手を突っ込むと穴のなかから古ぼけた一枚の手紙が出てくる。
▼日付を見ると50年前に出された、イギリス人女性からの手紙だったが目立たなかったので放置されていたのだ。その手紙の返事を書くことになったのはソフィーだった。苦心して見事な手紙を書いて数日すると、例の石垣のところに初老の女性が立っているではないか。声をかけると自分が返事を書いたクレア・スミス(バネッサ・レッドグレイブス)だった。彼女は孫と一緒に昔の男性を捜すつもりであると告げる。
▼夫となる相手はイタリア中を歩いて店で使うワインやチーズを探しあるいているので、ソフィーは目的の相手を探す旅に同行することになる。しかし相手の男性は、イタリア人としてはあまりにも平凡な名前だったので、何人面会しても人違いである。そこでソフィーはデーターマンの知識を総動員して、クレアの昔の記憶を頼りに半円形のマップを作って探す旅にでる。他愛がない話と言えばそれまで。観光映画のつもりで見れば、それはそれで納得する。最後に出会った相手がフランコ・ネロとは分からなかった。昔マカロニ・ウェスタンで取った杵柄、どうりで乗馬が上手いはずだ。

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