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September 10, 2011

誰が煽るのか「原発と差別」

▼このところ1週間に1度くらいの割合で近くの携帯販売会社からメールが来る。「スマートフォンを買え」というものだ。わたしは2ヶ月ほど前に、世界中どこでも通じる携帯に買い替えたから、いくら安いスマホがあっても買い替える必要はない。すでにスマホをお使いになっている星林さんによれば、電池はもたないし、通話料が1万円もする、とおっしゃっていた。わたしの通話料はこのところ3千円台で済んでいる。相手から掛かってくるのを待ち、自分から通話はなるべくしない。
▼もし着歴があったら、「御用は何でしょうか?」とメールを送る。どうしても必要な時は念じていれば相手から掛かってくる、と勝手に思っている。もちろん携帯でネットを閲覧するなどという無駄なことはしない。大体あれは段取りの問題で、取材などで初めての場所に行くときはPCで検索してプリントアウトして行けば良い。現地へ行ってから検索して調べるというのは、やはり段取りが悪いのだ。
▼大体携帯や通信機器を変えたからと言って、まったく新しい人間関係など生まれるはずはない。それは不断のコミュニケーション力なのだ。人間性は直接会って話さないと分からない。とか何とか言って、1年後にはわたしもスマホに買い替えているかも知れないので、あまり大風呂敷を広げるのは止めておこう。
▼先日野田市関宿にある鈴木貫太郎記念館から展示品が盗まれたという報道があった。いまの若者達には鈴木貫太郎などと言っても分からないだろうな。半藤一利の本などを読めば、彼が日露戦争で魚雷艇に乗って活躍し、鬼に貫太郎、通称オニカンと呼ばれていたという話が出ている。いやわたしもそれほど詳しく鈴木のことを知っている訳ではない。2ヶ月ほど前に千葉県の某市長にインタビューする時、事前の調査で市長が鈴木貫太郎を薫陶していると書いてあったので慌てて、鈴木の関連文書を読んだというだけだ。いまでは殆ど忘れ去られた人なので、遺品を盗んだ人はよほどもマニアだったのではないかと思う。
▼昨日届いた「週刊金曜日」の今週号は「原発と差別」の特集となっている。先日牧師さんにインタビューしたときに、関西方面の教会にやってきた一人の年輩の男性と知り合い、焚きだしの援助などをして親しくなったという。話を聞いていくうちに、その男性は身体はがっしりしていたが、かつて原発で働いていた。ただそのために仲間から汚いものでも見るような扱いで差別されていたという話をしてくれた。
▼昨日の新聞報道に「福島応援ショップ出店中止の福岡市民」という話が出ていた。朝日には市民から寄せられたというメールのコピーが掲載されていた。メールの一部分を見る限り文体や、論理の組立があの京都の「送り火」事件に関与した人達と同じグループがいるように思える。差別しても何も解決しない。これでわたしが今後観光で決していかない場所が京都に続いて一つまた増えただけだ。

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