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September 19, 2011

都会「発展」の犠牲にされる農漁村

▼今回の旅行で農村と都会の格差をまざまざと見せつけられた。日本はまだそれでも良い方かも知れないが、絶対集落と呼ばれる65歳以上のお年よりが住み、ただ農村が崩壊するのを待っている状態は、日本各地に存在する。アメリカもそうだが第一次産業と製造業の価値が認められない国はやがて滅びる。カネさえあって、それで外国から食料を買えば良いという考え方には与しない。それにきらびやかな摩天楼の国々を有り難がる人々も。結局株などの投資は他人のカネを転がしているだけで、実態経済を伴わないカネだけが世界を駆け巡っている。それを恰も豊かだと思い込まされているだけだ。
▼それは今回の台風で大きな被害を受けた和歌山や奈良の一地域が、橋が決壊して孤立し、学校すら再会できてない。お年よりたちは月に一度の買い物にも行けないと口々に言っている。もう一つは三陸鉄道も3分断されたままで、政府は100億のカネを貸すと言っているが、乗降客の数からして返すことができる金額ではない。その一方で、原発同様大企業が参加しているリニア新幹線のプロジェクトには資金を湯水の様に投入する。わたしは経済の専門家ではないが、江戸時代は士農工商で、いまの実態は工商農というだけで、冷遇されているのは山林や農漁村だけと、それほど代わっていない様に思える。
▼このところむのたけじさんの検索用語が増えています。先日、日本ジャーナリスト会議(JCJ)でむのさんが1時間半に渡って講演したお話が以下にありますので、興味のある方はご覧下さい。
▼昨日のNHKラジオで「きょうはどんな日」のトップに「1931年9月18日,柳条湖の鉄道が爆破され満州事変が勃発した」とだけ報じていたのはいささか疑問に思った。多くの読者はご存知だと思うが、この爆破事件は日本軍による謀略であった。一体誰が爆破したのか言わないのは意識的なのか、と「みなさまのNHK」の良識を疑いたくなった。
▼先週土曜日の「愛川欣也パックイン・ジャーナル」で最初に「鉢呂経済産業大臣が辞任」した問題がまず取り上げられた。主として川村晃氏が発言したが、鉢呂氏は就任に当たって原発をこれ以上増やさないという立場だった。それを経済産業省の官僚たちが、危機を感じた。「市の街」発言は菅首相時代に大臣も発言しているので珍しいことではない。ところがなぜ鉢呂氏の発言だけが問題化されるのか?実際現地に行ってみればその光景は「死の街」であることがわかる。さらに「放射能と付ける」という言葉は、オフレコの記者会見で喋ったとされる。オフレコは信義の問題で外には出してはならない。しかも「放射能をつける」としゃべったという証拠は、記者たちのメモから見ても何一つない。
▼おそらくこれは一部の官僚が記者達を使って焚きつけたフレームアップであろう。記者会見でまるで大臣の首も思いのまま、傲慢暴言ヤクザ記者はこの男、時事通信の鈴木隆義記者である。
▼今朝のテレビで放送されていた、側溝から高濃度セシウム 横浜・港北区。民間レベルで調査したらこの数値が出て、市役所が慌てていた。このニュースで大事なのは市役所は動かないから民間で測定したというのがそもそものきっかけだ。この書き方ではあたかも市役所がやったように見える。NHKで毎夕発表している数値がいかにデタラメかという事だ。民間レベルの調査では最も放射線量が高かったのは大倉山の毎時0.91マイクロシーベルトで、ここの道路の側溝の土などからは1キロあたり4万200ベクレルの放射性物質が検出されたということだ。

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