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October 30, 2011

「わだつみのこえ記念館」に行く。

Kaisendon
(渋谷で食べた海鮮丼、美味)
▼東京地方は今のところ晴れていて、朝焼けだ。天気予報は午後から雨だと言っているのでちょっと心配である。既に書いているように全国凧揚げ東京大会が晴海埠頭で開かれるので、雨が降られては凧は揚がらなくなってしまう。ここでわたしは30年ぶりに友人に会うことになっている。この機会に会わなければ今後一生涯会えない可能性が高い。
▼金曜日の夕刊を見て、土日にどんな映画を見るか考える。「がんばっぺフラガール!」かハリウッド映画かと考えていた。夕刊に掲載される映画の広告にには「絶賛」、「実話」、「感動作」の文字が躍っている。しかし概して、こういう映画には駄作が多いから騙されないようにしなければならない。土曜日の朝、ブログリーダーを使って読んでいると「レイバーネット」に1本のイタリア映画が紹介されていた。これは絶対見なければならないと思って方針を変える。『ゴモラ』というもの凄い映画だ。詳しくは明日以降に感想をご紹介する。タイトルは旧約聖書で神が滅ぼしたとされる悪徳の都市「ソドムとゴモラ」から来ている。イタリアで暗躍する犯罪組織は南北の経済格差を利用する。最終的にその犯罪組織が巻き上げたカネは産業廃棄物業者まで渡り、マネーロンダリングされる。渋谷のイメージフォーラムで昨日から上映された。10時10分頃に着いたら既に長い行列が出来ていたので驚く。
▼映画が終わってどこで昼飯を食べるか考えたいたら、映画館の左前方、徒歩1分の場所に出来たばかりの「根室の魚を使った」という一見怪しげな店があったので勇気を出して入る。店員さんは中国人だった。店の作りがユニークでテーブルはビールケースを2つ重ねて、頂部に魚を入れる箱をひっくり返して、バラけないように麻紐で結わえてあるだけ、椅子はビールケース一つだけ。「海鮮丼」を食べたが写真の通りでカニの足が一本入っている豪華版で、780円だった。店の改装にカネをかけていないので安くて美味しいものが作れるのだろう。この映画を見たらぜひ食べて見ていただきたい。
Wadatumi
(会館入り口の表示、内部は撮影禁止)この「詩」から何を学ぶか?「いま、声を出さなければ、戦争が始まってからでは遅いよ」と言う意味だと、わたしは感じた。
▼終わったわだつみ記念館の公開展示に出かける。表参道から銀座線に乗って、上野広小路から東大赤門まで歩く事にする。地下鉄丸ノ内線に乗り換えると、かなり歩かされて時間がかかるのでこの方が早い。途中M氏の職場に電話してみるが、当然勤務中なので出られなかった。場所はネットで探して、地図は携帯に内臓しているカメラで保存して行ったからすぐ見つかった。プリントアウトするとインクがもったいないので、最近はもっぱらこの方法でインクを節約している。「わだつみのこえ記念館」はマンションの一室にあった。学徒動員で出征した兵士たちの手紙は鉛筆で書かれている。鹿児島知覧の特攻平和祈念館も、上田の無言館にも行ったことがある。だが肉筆というのは読むものに、書き手のより深い気持ちが伝わってくる。ある青年は「軍人、軍人ともてはやされるが、母がむかし、『お化けが出るお化けがでる』と脅かしていたと同じで何の役にも立たない」と書いていたのが印象に残った。
▼10分ほど見学していたら「記録映画を上映する」という。どうせ15分か20分でおわるだろうとタカをくくっていた。映画は1938年に亀井文夫監督の「上海ー支那事変後方記録」という軍部が全面協力して作った戦意高揚のプロパガンダ映画だった。これが1時間半くらいあった。もう出かけなければならないので、これは火曜日あたりに執筆する。展示公開は4日までの午後1時から4時までで、映画はすでに終了。

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