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October 07, 2011

朝早くから迷い猫の家を探す

Kojien
(左から4版、5版、最新の6版が内蔵する小型辞書)
▼今朝6時に玄関ドアのチャイムが鳴る。こんなに朝早くから何だと応答すると、わたしの嫌いな「宗教新聞」の配達人がいた。話は「8Fに迷子の猫が鳴いている。お宅は猫を通路で遊ばせているので、もしかしたら」と来たという。我が家の猫は全員家の中にいる。しかたなく8Fに行くと,首に鈴を付けた猫が一番端の家の前で鳴いている。マンションではこういうケースが多々あるようだ。猫を7Fに連れて行ったりしたが、自分の家ではないようだ。そのうち8Fのオヤジが「うちは猫が大嫌いだから、どこかに連れて行ってくれ」と顔を出して文句を言う。
▼わたしも朝は色々やることが沢山あるので、迷い猫にかまっていられない。猫の習性として迷った場合、上の階に行く事はあり得ない。そして同じ位置にあるドアの前まで行って鳴くのだ。うるさいオヤジが8Fに猫を飼っている人はいない、9階だろういうので連れて行くと屋上の開放スペースの庭に駆け込んでいった。やれやれこの猫の救出劇で右腕をかなり引っ掻かれ、みみず腫れになってしまった。
Ude
(猫に引っ掻かれた右腕)
▼昨日某駅前にあるタリーズで某友人に会った。ある人を紹介してもらうためだった。40分ほどの会話だったが色々情報交換をすることができた。紹介してもらった人は、何とわたしの家の近くに住んでいる事がわかった。せっかくここまで来たので、台風の時にわたしのミスで会えなかった友人とも会う約束をしていた。本屋や雑誌をたくさんいただいた。その執筆者は古くから知っている人だという事がわかった。現在は山梨県にお住まいだ。奥付にメールアドレスが書いてあったので連絡すると3時間ほどで返信が来た。ちゃんと覚えていてくださったので嬉しかった。
▼2番目に会った友人は辞書が重い、とくに「広辞苑」などは持ち上げるのが大変だという。わたしもここ10年間ほどは持ち上げるのが辛くなるような重い辞書類は買わないことにしている。広辞苑で言えば4版から電子版にしている。「大辞林」も2版から電子版、平凡社の百科事典、角川の類語辞典も同様だ。10年くらい前までは、秋葉原で連装ドライブという妙なものが発売されていた。つまりCD1枚に一台で最大5枚くらいまで入る物があった。しかし電源を入れたり、1枚目から2枚目に切り替えて認識させるのがかなり面倒だった。一々ガチャン、ガチャンと切り替えるのでストレスがたまる。
▼さらに検索を始めるとビュン、ビューンと回転する音が激しく聞こえる。いろいろ思案していたら「CD革命」なるソフトが存在することが分かった。これだとPC本体に空きスペースがあれば、何枚でもCDやDVDをマウントする事ができ、切り替えも一瞬で済む。値段は高いがわたしの様に辞書を片手に仕事をするものにとっってはとても助かる。もちろん辞書を持ち上げる力も必要ない。
▼願わくば「ぴあ/シネマクラブ」のDVDにしてもらうと助かるが、もう紙媒体でも発売される見込みはない。
▼日曜日午後9時からNHKスペシャルで「巨大津波 その時ひとはどう動いたか」というドキュメンタリーが放送された。宮城県名取市閖上(ゆりあげ)地区では人口5600人のうち700人の犠牲者を出した。地震発生から津波到達まで1時間以上あったが、なぜ何故この地で多くの住民が犠牲になったのか?NHKでは被災翌朝から当地区に入り取材を継続してきた。まず近隣の人を助けようとする「愛他行動」がある。「もうここで死ぬから動かない」という人を何度も説得しても動かない。自分は他の人を助けようとして、妻にそれを任せていたら、巻き込まれて妻と母、それに動かなかった人も含めて亡くなってしまう。夫は他の救出をしている時に高い家に駆け上がって助かる。しかし彼は「隣人の逃げない老婆を見すてて自分だけ逃げたら生涯苦しんだだろう」と語る。そして妻がこうなったのも運命だったのかも知れない、と呟く。
▼この地区では3ヶ所の避難所があった。しかし根拠のない、「○○○小学校は危ない」という情報が流れ一斉に移動を始める。それも車を使った人達は渋滞に巻き込まれてしまい、津波から逃れる事は出来なかった。こういうのは地震時だけでなく、実生活でもみんなと同じ行動を取っていれば間違いないという「同調性バイアス」だ。
▼50分ほどの番組だったが、車に乗っているときもカーオーディオなどを聞かずにNHKラジオを定期的に聞く。時間が切迫していたら、避難所までわざわざ行かずとにかく近くのしっかりした高い建物の高い階に上ることだ。小学2年生の双子の娘を連れた母親は津波が押し寄せて来たので娘の手を握って必死に避難場所の小学校に走った。しかし1階まで水は来ていたので、一度外に出ようとしたら水溢れておそって来たので慌てて締めた。そのときもうダメだと思い、娘に「助けられなくてゴメンね」と叫んだ。だがそれでも諦めず1階の音楽室の机の上に立って、海水は胸まで来たが3人ともかろうじて助かったという。
▼バイアスにはもう一つあって、それは「正常性バイアス」という。それは「危険な状況ではないと思い込む心理」だと分析していた。

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