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November 19, 2011

◇「エンディングノート」を見る。(その1)

Koyo1
(高尾山の紅葉)
▼♪「who are you 迷子達の六本木~」、♪「伊代はまだ、16だから~」昨日学校行事で高尾山の頂上まで歩いて登った(登らされた)すると頂上に上記、荻野目洋子と松本伊代が旅番組のロケで来ていた。衆人注目のなかで談笑しながら食べたり飲んだり演技をするのは大変だなと思って見ていた。高尾山の頂上までは歩くことになっていたので、膝の屈伸がしやすいスラックスをはいてきた。しかし歩いて登るなとと誰が決めたのだろう?後で聞いたら年配の学生さんの提案だったという。
▼高尾山はかなり登りやすい山として都内に住む人が登るらしい。帰りの電車のなかで、乗客の会話を聞いていたら佐倉市の団体もいらした。こんな山なのに3000km級の山を縦走するような装備で来ているご夫婦もいた。さらに最近流行りのノルディック・ウォーキングというスタイルがかなりいた。その人達がまた杖を振り回して「そこのけ、そこのけ」」という調子で歩くのには閉口した。その他に、アウトドア雑誌に掲載されている新品の着衣と道具を持ち、あたかもファッション・ショーのような人達が大勢来ていた。▼頂上まで歩いて2時間かかったが、ちょうど昼飯の時間になっていた。この日はトータルで1万4千歩ほどあるいたが、今朝はさすがに起きるのが辛かった。それでも毎日スクワットをして足腰を鍛えているので、まだ疲れが残らなくて良かった。
◇「エンディングノート」といってもコクヨなどで発売しているノートの商品名ではない。記録映画に登場するある男性が書いたノートである。世の中には段取りが悪い人もいれば、いやに気がついて段取りが良い人もいる。登場する男性は後者だ。丸の内にある化学関連会社に入社して営業畑から役員までに上り詰めた砂田知昭さんは67歳で退社する。社員一同が手を繋いで作ってくれた輪をくぐって会社を出る。さーてこれからは第二の人生を愉しまなければと張り切っている。
▼ところがその翌年の健康診断を受けると「胃がん」が発見される。そして最早手術不可能な状態であることを知らされる。あと出来るのは放射線治療を受けることだ。さらに段取りの良い友昭さんのことだから、葬式に誰を呼ぶのか、どういう葬式にするか考える。さらに自分の最終段階で何に縋るか考えたところ、キリスト教以外にないと考える。あとは自分の父親と同じ墓に入れてくれ、というだけだ。
▼友昭さんの様子や日常を次女の麻美さんで、すべて自分で仕切らないと気が済まない父親の記録をするためにビデオカメラを回しはじめる。まだ名古屋に一人で住んでいる90歳を過ぎた母親に会いにいったり、アメリカに住む長男一家や孫に会いにでかける。最初の場面で、出勤する前にバターを塗ったトーストを食べながら「俺たちが日本を引っ張ってきた」と自負する。おそらくこの年代の男性はその思いで、働くことこそ家族を幸せにすると思い込んで来たに違いない。しかし運命は第二の人生を愉しむ事を許さなかった。(明日に続く)

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