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November 08, 2011

◇「フェア・ゲーム」を見る。

Yunomi
(7日某市役所食堂開店40周年で頂いた湯飲み)
▼今朝は立冬だという。ちょっと冷え込んでいるが、わたしは重い布団が嫌いなので寝るときにまだ夏の掛け布団を使っている。お陰で猫には嫌われて部屋に寄りつかない。5時代のNHKラジオ「ふる里元気情報」では「佐久のとうかん夜」という行事を紹介していた。これは昔、11月10日の夜に秋の収穫を祝う行事だ。わたしも子どもの頃に、芯に茗荷を入れたわら鉄砲作り、「とうかんやの藁てっぽう夕飯食ったらぶったたけ」と叫んでそれを地面をたたきつけ、モグラや害虫等を追い払う行事をやったものだ。ラジオによれば今は佐久市の上塚原地区の諏訪神社周辺で保存されていると言っていた。上記の内容をメールで投稿したら7時52分に採用されて、女性アナウンサーに、名前紹介とともに読まれた。
▼日曜日の夕方近くの商店街までパンを買いに出かけた。食パンは2、3ヶ月食べ続けると「飽き」が来る。それであちこち探し歩く。この店のはパリッとしていて、さらにあんパンも美味しい。買ってから歩いていると、クリスマスソングが流れてきた。おお、もうそんな時期なのかと思う。今年はリオデジャネイロで「リオのクリスマス」というCDを買って来たのでこれを聞こうと思う。
▼さらに近くの別の商店街の飲み屋さんの店先に「昼呑みOK、角打ちOK」とある。「角打ち」とは何か?ずっと疑問に思っていた。広辞苑にも出ていないのだ。ネットで調べると次のことが分かった。なるほど店先で飲む事をいうのだ。これで疑問は氷解した。
◇「フェア・ゲーム」ブッシュがイラクに侵攻しようとしていたとき、本当にイラクには核が存在するのかCIAに調査させる。その過程で核物質を遠心分離器で抽出するのに使うアルミ管を輸入した、という疑惑が浮かび上がってくる。ブッシュがイラクを攻撃するもう一つの口実は「大量破壊兵器を隠匿している」というものだった。しかしこれは国連調査団とそれに紛れ込んだCIA要員をしても、何ひとつ発見できなかった。
▼その核疑惑とアルミ管の調査を担当したのがCIAの調査官バレリー(ナオミ・ワッツ)と元ニジェール大使で夫のジョー(ジョーン・ペン)だった。その調査の結果イラクには「核兵器はない」と大統領のブッシュに報告するが、全て無視される。ジョーはその報告をニューヨークタイムスに書く。しかしCIAはその報復として、投資会社の職員を装っているバレリーは、実はCIA要員だとバラしてしまう。それは現実のブッシュやチェイニーの演説を使って再現されている。夫のジョーは政府のデタラメさをマスメディアを使って暴露するが、ことごとく無視され、「ジョーは気が狂っている」と揶揄される始末である。バレリーはCIAの上司から誰か直接イラクに行って、諜報機関に人間に直接会って確かめて来いと命令される。
▼バレリーは友人の女性医師の兄が適任だと目星をつける。そして医師に全てを託す。その引き替え条件とは「証言が確認されたら、イラク国外に兄とその家族を脱出させる」というものだった。医師は兄に問いただすと「イラクはとっくの昔に核開発は止めたよ」というものだった。アメリカに帰国してそのことをバレリーに伝える。しかしアメリカの作戦は動き出していて、もう引っこみは付かなかった。「脱出計画は中止だ」と冷たく宣言する上司。女性医師からは「国境で脱出を待っているから助けて」と泣きつかれるバレリー。
▼大の虫のためには小の虫は踏みつぶされる。バレリーは大学を出てから自らの意思でCIAに入った。過酷な拷問訓練にも同期でただ一人耐えた。だから自分こそは「国家の正義を再現する人間だ」と自負してきたつもりだ。だがCIAは自分の資格を剥奪して、査問にさえかけようとしている。夫のジョーはTVでブッシュをなじる。バレリーはもう夫とは暮らせないと二人の子どもを引き連れて、実家に戻ってしまう。父親(サム・シェパード)は「お前は昔から自分の意思を曲げない人間だった」と言われ、信頼できる人物は夫のジョーしかいないことにふと気づく。
▼バレリーはアメリカ上院公聴会で宣誓して証言を開始する瞬間、画面はホンモノのバレリーが議会で証言しているニュース映像に切り替わる。

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