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November 27, 2011

◇「マネーボール」を見る。(その1)

▼先週に続いて午後から講演会兼会議があった。講演は写真家の森住卓氏である。森住さんはご承知のように旧ソ連領で核実験が行われていた、セミパラチンスクを取材したり、イラクの劣化ウラン弾の被害を追っている方だ。それに今回は福島第一原発が爆発した地域にいち早く入って取材を続けておられる。詳しくは森住さんのブログをご覧頂きたい。文字通り身体を張って被曝した地域にはいって、そこで酪農など生き物と関わって暮らしている人達をカメラに収めている。わたしが森住さんのブログを見ていて、被曝直後の牛舎で発見された仔猫が牛乳で育てられ、篤志家の手で北海道まで貰われていく姿がとくに印象に残っている。(森住さんの6月11日のブログ参照)
▼会議はただ一つの新聞報道を正しいと信じている人達の集まりで、話を聞いていてわたしとしては非情に疲れる。とくにマスメディアの報道姿勢に関してはもう何十年も言われ続けている。相手が報道姿勢を変えないならば、毎日意見を一緒にする人達が一斉に抗議メールを送るか。それとも強硬に新聞の不買運動を全国的に展開しない限り解決しないと思う。
▼こういう話を聞いてると、第二次大戦末期に東京が米軍のB29爆撃機で空襲されたとき、地上の日本人が竹やりを持ってバケツで消火リレーをしているのに似ている。会議が終わったあと飲み会に誘われた。わたしは体調管理をしているので外で飲むのは月に2回までで、少なくとも前日までにご一報いただけないと、飲みには行けないので失礼して帰って来た。
▼昨日の某女のことで一番心配なのは、彼女が騙されやすい人だという事だ。詐欺にあった話は枚挙に暇がない。わたしが聞いている大きい詐欺みたいな事件だけでも5つはある。450坪の庭に夫と2人で二部屋に住むという。たまにわたし等が訪ねて行ったら部屋の中は枯れ葉で埋まっている。「どうしたの?」と聞くと「食べる物がないというお祖父さんに、おむすびをあげたらお礼にお金を貰ったの」という。それは全部狸から貰った枯れ葉だったというような事が起きそうだ。
◇「マネーボール」高校を卒業してメジャーリーグの野球選手になったビリー・ビーン(ブラッド・ピット)は選手としては失敗して大成しなかった。それで引退後の今はとても弱いオークランド・アスレチックのGMになる。しかし球団は貧乏なのに、ニューヨーク・ヤンキースなどからせっかく育てた有望選手を、次々にに引き抜かれるという状態が続いている。チームの立て直しを図るにはどうしたらいいのか?ビリーは統計データを使って選手の将来的価値を予測するという「マネーボール理論」を導入する。負け込んでいるチームを引き揚げるにはどうしたらいいのか?オーナーからは尻を叩かれ、監督(フィリップ・シーモア・ホフマン体型は良いが監督としての演技は下手)からは「オレのやり方でやる」と板挟みになる。そんな時コンピューターを使って「理論」を分析して正しさを証明して見せたイェール大学出身のピーター・ブランドに出会う。彼は選手との接点はないが、相手チームのピッチャーの投げる球を徹底的に分析する。そしてピッチャーの誰は何球目にはどういう球を投げるのは、アスレチックの選手に教えていく。(明日に続く)

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