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December 02, 2011

「Nスペ原発"安全"神話の崩壊」を見る。

Otiba
(近くの公園で咲いていた花と落ち葉)
▼いやー、12月に入ったとたんに寒くて震えました。天気予報は朝から雨ということだったので、出かけるとき着衣はどうするか迷いました。ずぶ濡れになって震えるよりも、多少寒くても濡れないレインスーツにして出かけたのです。4時間ほど外を歩いた訳ですが、雨傘は持って行きましたが、開くことはありませんでした。これならば敢えて防寒着だけで済んだのです。問題は本日取材に行く岬の突端にある海岸地域です。外に立っているのは2時間ですからもう防寒対策を優先したことは言うまでもありません。あとは1人なので退屈しないようにウォークマンと分厚い本を1冊持参しました。なにせ往復7時間の旅ですから…。ホーチミン市が6時間ですから、カンボジアのシムリアップに行くくらいの時間に相当します。
▼NHKラジオ29日朝「ビジネス展望」のゲストは金子勝氏で「年金問題」が中心でした。それは一月前の「ニュースにだまされるな!」での話と基本的に同一です。若い世代が「どうせ貰えないから」と年金分を払わないと、彼らが失業して仕事がなかったり、年老いたときに国はセーフティネットとしての生活保護費で面倒みなければならなくなる。そうなると国の財政は破綻してしまうので、彼らが年金を払えるような仕事と雇用の創出をかんがえていかないと大変な事になるという内容でした。
▼またひと月前のTVにも出演していた政府税調にも入っている東大の大沢真里教授の発言を引用して「若者の雇用を増やす事」の大切さを重視した発言をしていた。放送の内容は1週間遅れになるが、来週になるとこちらで、ポッドキャストを使って聞くことができる。
▼NHK1chで日曜日午後10時から放送された、「Nスペ原発"安全"神話の崩壊」は昨日来ご紹介したETVとダブってしまって録画できなかったが、30日深夜再放送されたので録画して見た。結局のところ、日本は産業を発展させるためのエネルギーとして原子力を選んだ。戦争と同じで一度国が舵を切ってしまうと、「反対」の声は出せなくなってしまう。モデルはアメリカにしかないので、アメリカのマニュアルを日本語化する。米国のマニュアルでは原発の立地点は人口密集地でないことが望ましい」と書かれている。しかし日本は原発を冷やすところは海に近くなければならないが、人口密集地しかない。どういう方針をとるかと言えばアメリカと比べてモーターが故障する確率は低い。ここが数字のマジックでアメリカのモーターよりも性能が良い。それで電源喪失は1000分の1だ。モーターを2基設置したから100万分の1だと勝手に結論する。
▼大津波にしても08年に福島に高さ10m以上の津波が来る可能性があると、計算される。内部でその数字はひたすら伏せられて、現地福島第一原発の関係者に知らされたのは地震と津波が来る4日前の3月7日の事だった。(続く、かも知れない。)
▼昨日と同じ宝くじメールが来て「まだ連絡が来ない」と書いてあった。ドコモに迷惑メールとして通知し、着信拒否設定にした。
▼朝日朝刊のトップにスーチさんとクリントンが握手している写真が掲載されている。クリントンはエリが付いている民族服だからアオザイだと思う。アメリカのベトナム人コミュニティで仕立てて持参したのだろうか?「人権、人権」と言っているがその実態は経済問題であることをこの写真は示している。詳しくは明日。では取材に行ってきます。

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