« ◇「風にそよぐ草」を見る。 | Main | 逆流する津波に一斉に点灯したテールランプ »

December 21, 2011

チェルノブイリは事故から25年経っても燃料棒は取り出せない。

▼日本の一部メディアは北朝鮮の金正日が死亡したことで、今にも暴動が起きて難民が近隣の国に押し寄せて来そうな気配であると言う。よその国の事を心配するよりも日本の事を心配した方が良い。鎌田実さんも今朝のブログで、野田首相が「冷温停止宣言」したとき福島にいたが現地の人達はみんな冷ややかであったと書いている。それに第一原発にしても、冷却水を1時間半ストップしたらまた大爆発を起こす可能性が大きい。さらに溶融した燃料棒を取り出すと言っているが、チェルノブイリすら事故から25年経っているが、未だに取り出せる状態ではない、という。
▼「収束」とはあくまでも希望的観測であり、先日書いた被災地の人達に対する補償費用の値切りと、ベトナムやトルコなど原発をこれから輸出しようとする国々にたいする「見せかけ」の対応でしかない。
▼昨日の夕刊を見ていたら、干しシイタケ栽培農家が放射性セシウムの測定方法に問題があるという意見が出ているという。それは静岡県伊豆市の10月に自主検査したところ、国の基準値(1kgあたり500ベクレル)の2倍の値が出たと県が発表したことに対する生産者の意見だ。干した状態で599ベルレルあったが水に戻したら10分の1以下の49ベクレルだった。水に溶け出したセシウムも25ベクレルだった。県は「食べる状態では健康に問題はない」と呼びかけた。シイタケの検査は12月19日現在静岡の他に神奈川、群馬、栃木、福島の5県で基準値釣果が見つかっている。地元の農協は、国に検査方法の変更を求める署名活動を呼びかけているという。
▼気持ちは分かるが、健康が問題ない」という静岡県の意見は枝野の「ただちに影響はない」と同じレベルだ。直ちに影響があったら急性放射能障害になる。これはよほどの事がないかぎり出て来ない。チェルノブイリでも一番危険だったのはキノコや野いちごで作ったジャムを食べた人等が甲状腺に影響がでた。「売れ行きが落ちている」という怒りをもっていく先が違っている様に思えてならない。
▼朝日の夕刊社会面に「北朝鮮の家族を思う」という特集が掲載されている。登場しているのは「ディアピョンヤン」という映画を撮影して作った監督の梁英姫(リャンヨンヒ)さんである。当時この映画は東中野ボックス(現在ポルポレ)で上映されて初日に見に行った。監督があまりにも美しい人だったので、舞台挨拶が終わってから「写真を撮らせて欲しい」とお願いすると、ツーショットに納まって下さった。その画像は当時のブログでもご紹介している筈だが、いくら検索しても見つからない。

|

« ◇「風にそよぐ草」を見る。 | Main | 逆流する津波に一斉に点灯したテールランプ »