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January 06, 2012

半藤一利氏に聞くリーダーシップの条件

▼メルマガをお送りしましたら、1年ぶりくらいに珍しい方からメールをいただきました。編集後記に「現地の気温は24度」と書いたので「行き先は避暑地のようなところですね」とおっしゃる。元避暑地だった場所が目的地だ。しかし高度は2500mもあって今の時期はかなり寒い筈だ。
▼わたしの場合旅行にどんな本を持って行くかは重要なポイントになる.1年前は片道31時間の長旅だから、一緒に行く人たちに「退屈しないように一人4冊の文庫本を持参するように」話しておいた。しかし現実の場に置かれると、雑誌ならばともかく本を読む気力など残っていない。4冊持参したが1冊も手に付かなかった。読めるのは紙質が白くて文字が大きな本に限るようだ。
▼先日「半藤一利さんの話を聞いた」と話したら友人から、「そのことを原稿に書いて欲しい」と年末に依頼された。今朝ポストを覗いたら、早くも掲載紙が送られて来ていた。それに関連して今朝の朝日にその半藤氏がインタビューにこたえて「311は第二の敗戦/指導者は決断に責任を」と発言している。その中でリーダーシップとは元もと軍事用語で素人を徴兵で集めた政府が戊辰戦争を勝ち抜いた日本最強の薩摩軍を相手に最新の武器で戦った。総大将が例え素人だったりしても、参謀が優秀ならば当時もっとも優秀な軍隊と言われた薩摩軍をも破ることができたと指摘している。
▼そして「統帥綱領」で将軍の心得が規定されたが、それは神でもなければできないことばかり書き連ねられていた。結局「威厳と人徳があればいい」ということになった。今回の大震災でも自分が情報を集め、自分が判断権者であることを明確に示した上で、決断に責任をとることが大切だ。あれほどの被害を出しておきながら責任を取った人がいないのは、世界の笑い物だと締めくくっている。
▼今朝の報道では、オウムの平田容疑者の自首を巡り、警察は手回しよく潜伏先の関西に捜査員を派遣すると発表している。ところが福島第一原発ではあれだけの災害を出しておきながら、東電は家宅捜索すらうけていないし、会社幹部はのうのうと自宅や会社を行き来している。これが不思議でなくてどうする。

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