« ◇「汽車はふたたび故郷へ」を見る。 | Main | ◇「メランコリア」(2) »

February 22, 2012

◇「メランコリア」を見る(その1)

▼昨日のNHKラジオ午前5時代「ふる里元気情報コーナー」で「レディー・加賀」の事を紹介していた。YouTubeで20万件ものアクセスがあったという。早速探して見たのはこれだ。アピールのしかたが斬新でとても良くできている。せっかく作るのだったら、説教調なのはやめてこういうのを作らなければ意味がない。
▼「婦人公論」2月22日号を見ていたら巻頭に作家の大石静が「うるさくてもシズカ/許せない!」として民主党に一票をいれて失敗したと次のように書いている。「テレビで野田首相の顔を見るたびに、ヤクザに脅かされているような気分に陥る。震災を利用する野田首相はあの頃の自民党よりもっとずるいと感じる。09年の選挙の日、左足の大腿部が静脈血栓症になっていたが、それでもタクシーを呼んで選挙に行って民主党に一票入れてきた。念頭のチャーチル首相の言葉を引用した演説にも呆れた。どうして自分の言葉で語らないのか?バカするなと叫びそうになった。納税は最大の義務であることはよくわかっている。野田首相のようなやり方を許しはしない。その覚悟も国民には必要だと思う。という内容だったが同感である。
◇「メランコリア」中身は「ジャスティン」と「クレア」という姉妹の前後2話からなっている。巨大惑星「メランコリア」が地球の側を通過するという話が中心になる。まず一話は妹のジャスティンの結婚式から始まる。兄夫婦の暮らしている巨大な城のようなホールで結婚式を挙げることになっている。途中道が細くて長さ7mもある大きなリムジンは通過できない。運転手がハンドルを回せないと音を上げて、ジャスティンに代わり2時間も大幅に遅れて会場に到着する。ホールに入る前に何か赤い星がいやに光っている事が気に掛かる。
▼ようやく結婚式のスピーチが始まる。そもそも母親ギャビー(シャーロット・ランプリング)はそもそもこの結婚式には反対でことごとく対立し、嫌みを言う。それに夫ともうまく行っていない。そしてジャスティンの勤める広告会社の経営者は、歯の浮いたようなスピーチをする。だが心の底ではジャスティンを快く思っておらず辞めさせたいと思っているかのようだ。その証拠に新入社員をべったりつけて、ジャスティンの喋る言葉を書きとめてキャッチコピーの作り方を盗めとまで指示する。
▼ところがジャスティンはその上司の言葉の裏にあるものを察知し、披露宴で彼を怒らせて「馘首」を宣言される。さらに婚約者である、未来の夫とも喧嘩をして披露宴の最中に破談になってしまう。パーティに来た客はみんな気まずい思いをして帰って行く。そもそもこの結婚話には出発点から無理が多すぎたのだ。カネを一番使ったのは義兄だが、大金持ちで庭に18ホールのゴルフ場があるほど巨大なのでそれほど気にしていない。それより義兄が気になるのはメランコリアの接近だ。だがジャスティンは平常心を失って寝たきりになってしまう。(続く)

|

« ◇「汽車はふたたび故郷へ」を見る。 | Main | ◇「メランコリア」(2) »