« 東山魁夷美術館を訪れる。 | Main | ◇「サッチャー/鉄の女の涙」を見る。 »

March 18, 2012

怖いのは北のミサイルか、日本のH2ロケットか?

▼北朝鮮のミサイル発射で大騒ぎしている日本だが、日本の持っているH2ロケットの方が遥かに高性能で、巨大で精密な作業ができる。わたしは北朝鮮という金の親族で固められた独裁国家は大嫌いである。しかし北にとっては日本のミサイルの方が「脅威」であると思う。ロケットの実態は北のそれが線香花火ならば、日本のそれは隅田川の花火くらいの差はあるのだ。マスメディアと使って「北脅威」を煽る裏側には、これを「防衛予算獲得の絶好の機会」と捉えて暗躍する「防衛省マフィア」(三菱等の軍需利権産業)の姿がある。
▼2日前にIpad3が発売になった。夕方のTVはそれを買おうとする人の行列が引きも切らない、というニュースを延々と流す。そしてえびす顔をしたユニクロの社長とソフトバンクが登場する。これは日本の景気が回復していると見せかけ、消費税をアップするための下準備だろう。そのくせスタジオの男性アナウンサーはそのマシンのローマ字入力も出来なかった。彼は普段PCを使っていないだろうと推測された。
▼夕べは11時過ぎに中央線各駅停車に乗って帰ってきた。前に座っている女性はスマートフォンで何やら検索してみていた。しばらくすると普通の携帯を引っ張り出してメールを送信して再びスマホに戻った。先日も地下鉄に乗っていたら、男性がどうでも良い画面を一生懸命、指を滑らせながら見ていた。おそらくこの人たちは、飲み屋の会話のネタ探し。もしくは雑談のネタを探していると思う。あーあ時間もカネ(通話料)ももったいないな。文庫本でも1冊読んだ方がタメになるのにと眺めていた。
▼実はわたしのブログ解析をしていてスマホで入って来てご覧になっている方は分かる。その検索用語を見ているともう情けなくなる。「日比谷原発集会」なんていうのもある。「原発」ではなく「反原発」だよ。それで彼らは何を探しているかといえば、その集会に来たロック歌手の名前を探している。何か勘違いしているようだ。
▼昨日の「愛川欣也パックイン・ジャーナル」(APJ)で、いまの世論をミスリード(いや意図的かも)するマスメディアのあり方がかなり論議になった。小沢一郎の資金運用疑惑で検察審査会の検事役をつとめた弁護士もそうだ。秘密保全法も国家の秘密を漏らした公務員から、警察の秘密を漏らしたことまで対象になっている。もうこうなると取材をしようとするだけで、取締りの対象になってしまうこの秘密保全法は戦前の「治安維持法」に匹敵する危険性があると指摘していた。
▼この日のコメンテーター山田厚史はいま週刊誌などで話題になっている「練炭殺人事件」の容疑者も物的証拠はまったくないのに、「容疑」を面白可笑しく「猟奇的」にマスメディアが書き立てるだけで、犯人にされもう判決まで下されようとしているが、「冤罪」の可能性がかなり高いと思うと語っていた。ついでに言うとわたしは愛川欽也がとくに好きというわけではありません。ネットで動き始めたKINKIN.TV動画で彼が語っているのを見ると、どうやら娯楽的な色合いが強い放送局構想を持っているようです。わたしがAPJを見ているのは、この番組のコメンテーターの川村晃司さんのバランスの良い解説、それに先に挙げた山田厚史、田岡俊次さんらの解説が参考になるからです。愛川さん自身に関して言えば、最近怒りっぽく、短気で、しかも同じ話を何度も繰り返すので閉口しています。
▼APJがネット配信に移行するという記者会見ていたら、マエキタミヤコさんが「ネットで見られる環境がなければパーソナル・ビューでやればいい」と言ったのを、わたしは「農村や漁村に住んでいる老人も分かる言葉を使うように」とメールを送りました。おそらく愛川さんは、わたしが送ったそのメールを見てくれたのでしょう。昨日は「ご近所のパソコンを持っているお宅へ行って、一緒にご覧になってください」と言っていました。

|

« 東山魁夷美術館を訪れる。 | Main | ◇「サッチャー/鉄の女の涙」を見る。 »