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March 15, 2012

巨人軍とアフガン米軍の共通点

▼脳梗塞で倒れた人のリハビリ対策で有効な4つの方法というのが、14日朝のNHKで放送されていた。1)絵を書く、2)PCを使う、3)語学の勉強をする、4)旅行の計画を立てる。みなさんは大丈夫だろうか?わたしは絵以外は大丈夫だ。絵も写真に置き換えれば工夫しながらシャッターを押しているから…。PCも単に清書の道具として使うのではなく、コミュニケーションのツールとして使うと頭を刺激する。3)は昨日書店でNHK基礎英語の4月のテキストが昨日発売になったが、立ち読みしてもう一年「3」を続けようと思った。4)は常に人任せではなく、自分でやっている。
▼今朝の朝日によれば、読売巨人が(なぜ巨人だけ「軍」が付くのか?商標か屋号登録してあるのだろう)「巨人、6選手に契約金36億円 球界申し合わせ超過」という記事が1面トップ(これがトップ記事に値するかは疑問だ)に踊っている。原発を「平和利用」と推進して来た正力は、拡販の道具として「巨人」を最大限に利用する事を思いついた。彼の誤算は「巨人が強ければ新聞は売れる」と思ってしまったことだ。それでカネに目をつけず強い選手を集めまくる。しかし強い選手を集めれば、優勝するかといえば、この数年の動きでご存知の状態である。TVの巨人戦の視聴率も下がっている。
▼むしろ切磋琢磨しているパリーグの方が人気がある。今年はパリーグの真似をして先発予告をセリーグでも導入することが決まった。しかしこれが起死回生の策になるかはまったく先行き暗い。わたしはかねてから巨人3分割をした方が、セリーグの力量が一定して面白くなるのではないかと書いて来た。今回の問題は「申し合わせ」を自ら破った点にある。強ければ何をしても良いのか?これは巨人軍だけでなく、アメリカ軍にも言える。
アフガニスタン駐留アメリカ軍兵士が民間人16人を殺害する事件が発生した。犯罪を起こした兵士は暗視ゴーグルを付けて女性や子どもを含むアフガンの人を殺しまくった。CNNを見ていたらオバマはいち早く「兵士を殺人罪で起訴する」とも言っていた。タリバンをビンラディンと結びついたテロリストと決めつけて、米軍はじめとする多国籍軍がアフガンに侵攻した事自体が誤っていた。アフガンで水路建設をして現地の人々の自立を支援している、医師の中村哲さんの話を聞くと、彼らは日本で云う農協の職員の様な仕事をしている一面がある。そして是々非々の立場でつきあっているようだ。
▼米兵にしてみれば、一般人もタリバンも見分けがつかず恐怖があるのだろう。報道によれば事件を起こした兵士はイラクからアフガンとあちこちを転戦しているようだ。アメリカが、今すぐにやらなければならないのは、彼が公約した「即時撤退」以外ない。巨人軍同様、すでに「強ければ何をしても良い」という時代は終わっている。

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