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April 16, 2012

◇イラン映画:「別離」を見る。(1)

Ukonzakura
(香取神社の鬱金桜、花びらが緑です。)
▼二日酔いは寝ていてもなおらない。多少辛くても映画館に通う。その結果、体調も戻って精神力とも万全です。「愛川欽也パックイン・ニュース」で北ミサイルに関して田岡俊次氏は「大体ミサイルならば打ち上げる仰角が低い放物線で、人工衛星ならばまっすぐ上に打ちあげて次に角度を水平に曲げるからうちあげた瞬間に分かる。それをミサイルだロケットだと騒ぐこと自体がおかしい。現時点でも北にはムスダンというミサイル19基ほどあり、いざという時はこれが日本に標的をつけるだろう」と語っていた。
▼今朝読んだブログではこのように書いている人がいたので参考までにご紹介する。政党というのは選挙の票を目当てに政策を出すから、北と同一に見られたくない場合、こうなってしまうのだろう。「愛川欽也パックイン・ニュース」では愛川が「なぜ北朝鮮はこれほど日本を嫌うのか?」というテーマを作って論議を深めようとした。川村晃司氏は「戦争中の補償が南の韓国政府だけに行われて北に行っていないこと。小泉首相の日朝合意が反古にされてしまったことなど挙げていた。
▼今朝6時のNHKラジオニュースで御前崎市長選挙で現職が3選された。その背景は政府が浜岡原発を止めた事に対する、地元の反発がこのような結果になったと結論する。NHKってほんとうに偏っている報道をする。朝日の朝刊では世論調査の結果「脱原発が58%」で過去最高になったと報じている。浜岡原発は大飯原発同様地盤が危ないと言われている。そこに津波対策の防潮堤だけ作ってもまったく意味をなさない。今回の選挙では中部電力が必死になって巻き返しをしていたという情報がある。必要なのは口先の約束である安全宣言ではなく、中部電力社長以下役員が家族どもども敷地内に移転して「安全」を証明して見せることである。
◇「別離」イランの家庭裁判所のような場面。夫婦が離婚調停を行っている。理由は妻はこの国に住むのがイヤで半年かけて移住許可をとった。夫に一緒に出国して欲しいという内容だ。しかし夫には認知症で介護しなければならない。しかも11歳の娘は母と同行するのを嫌がっている。移住許可証の有効期限は残すところ40日。妻は荷物をまとめて実家に帰ってしまう。たんなる離婚劇かと思うと全く違う。妻がいないから夫は父親の介護をする人物を手配しなければならない。妻と同じ学校に勤務する女性を介して30歳くらいの人を手配してもらう。1日の仕事が終わった時点で「仕事がきついし、賃金は安いので明日は来れない」と断られる。しかしそんなに急に言われても手配ができないので、もう一日だけと無理に頼み込む。
▼1日目に老父は失禁してパジャマやベッドを汚してしまう。家政婦はイスラムの宗教裁判所のようなところに電話して「年老いた老人を着替えさせることは罪にならないか?」と問い合わせる。宗教上の理由で男性の裸を見ることも禁じられている。「そのような状況ならばやむを得ない」という指示がでたようだ。ところが目を離したとたん老父は「新聞を買う」と言って家を出たがるので目が離せない。2日目父親が勤務先の銀行から早退して、娘の下校を待って家に戻ると父親はベッドに手をくくりつけられ、しかもベッドから落下して息が出来ない状態になっている。しばらくして戻って来た家政婦を「死ぬところだった」となじる。しかも一日分の賃金を払おうと思っていたバッグは空になっていた。父は怒って家政婦を家から追い出し、戻ったところを突き飛ばす。これが長い話の出発点になる。アカデミー賞外国映画賞受賞作品。Bunkamuraで上映中。

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