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April 05, 2012

◇「ドライブ」を見る。(今年前半期、最高の映画)

Hakumokuren
(ハクモクレンとスカイツリー)
▼新「愛川欣也パックイン・ジャーナル」の放送時間のアナウンスがあった。これで土曜日の昼にPCにかじり付かなくても済む。2回以降は有料なので、ぜひお金を払ってご覧頂きたい。ネットでよく「無料画像」という検索用語がでいらっしゃる方がいる。無料は再生産できる資金が蓄積できないので、長続きしない。スポンサーを持たないという事は報道内容に横やりが入ず、NHKや民放と違って政府財界の太鼓持ち記事ではなく正しい内容が報道できる。月額525円を払ってご覧いただきたい、繰り返すがタダはダメだ。
▼東海トラフで浜岡原発の防潮堤かさ上げ工事が笑い物になっている。中電は「万全の対策をしている」とコメントしているが、津波は新しい防潮堤を優に超える。しかも防潮堤は海岸側だけで後ろから来たらアウト。万里の長城のようにぐるっと囲まないと意味がない。さらに福島第一原発が破壊されたのは地震なのか津波だったのかが検証されていない。というか隠されたままである。おそらく地震で格納容器は壊れているので、津波対策をやっても何も意味はないのだ。
◇「ドライブ」わたしが好きな映画は3つに分類される。Aランクは誰が見ても面白いであろう初心者向け。Bランクはちょっと政治的なメッセージも入ったドキュメンタリーダッチのもの。Cランクはマニア向けで、内容を正しく理解するにはかなり説明を要する。この「ドライブ」はかつてのデビッド・リンチの「ワイルド・アット・ハート」、近年の「題名のない子守唄」、「イースタン・プロミス」系にあたる。この3作は時間があったらぜひDVDでご覧頂きたい。ただわたしの執筆している新聞の映画批評の読者は、きまじめな人ばかりなので、書けない。
▼主人公のドライバー(ライアン・ゴズリング)は映画でもドライバーとしかクレジットされていない。彼は自動車修理工場に勤務する腕利きの修理工である。と同時に凄腕のドライバーでもある。社長の求めに応じて、銀行強盗を逃がす仕事を闇でやっている。依頼が入ると銀行などの出口でエンジンをチューンアップした車で待機している。そして「5分だけ待つ、それ以上はダメだ」と告げる。強盗たちは4分55秒くらいででてくる。ドライバーは警察無線を傍受しながら、逃げ道を探す。日本と違ってアメリカの警察無線は誰でも聞く事ができる。それで情報提供を市民に促す意味もある。だからジャーナリスト達も傍受できる無線機を持っているのは映画で知られている。ポリスヘリに追われたらぶっちぎり、ガード下に車を潜ませる。
▼ある日は元映画関係者だという男から車を一回転させるスタントをやってくれないかと頼まれる。車を1回転させて500ドル、ギャラは男と2分の1ずつだ。そんなある日道路で車を故障させて困っている女アイリーンを見つける。今時のハリウッド映画にはめずらしいタイプの女性でエレベーターで一緒になったときの目の潤いがとってもいい。車を修理を引き受け、子どもと一緒に自宅に送ってやる。お礼で自宅に招待されると5歳くらいの息子と親しくなる。アイリーンはスーパーのレジで働き、女手一つで息子を育てているが、1週間後夫が刑務所を出所するという。血が飛び散るので「18禁」映画です。(続く)

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