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May 24, 2012

◇「レンタネコ」を見る。ソラマチを歩く。

Soramachi
(ソラマチの入り口付近23日夜7時)
▼夜スカイツリーに出かけてみた。近所の橋の上は昨日の雨天から一転して、老カメラマンが群がっていた。スカイツリーをフルサイズでフレームに入れるにはこの橋しかない。昨年12月23日のテストライトアップにもNHKのビデオカメラが来ていたし、昨晩の雨の中待機していた。しかしツリーからは遠いので来る人は少ない。ソラマチにも入って見たが思ったほど人は少なく感じた。点灯は午後7時からだったが、スカイブルーは少々迫力に欠ける。もう一つ言うと、灯りはあくまでも隅田川に映えるという前提で点灯している。だから東側から見ると、白っぽくて余計迫力がない。ソラマチの4階にでると搭乗するエスカレーターの真下になる。しかしこの時間に並んでいる人はひとりもいなくて、従業員のかけ声だけが、響く。
▼さてソラマチだが、あちこちで「最後尾」というプラカードを持っている店員さんがいるが昨晩は並んでいる人はいなかった。店舗は約300で、箸屋さんから塩屋さんまで多種多彩である。やはり人気があるのは、お土産の食糧品を売っている店だ。下から上の店まで一巡して、1週間前にも来た江戸通りにある業平の商店街を歩く。ツリーのオープンを目当てにして出来た店には余り客は入っていない。1週間前に入った和食の店は夜には飲み屋になっていたが、客は数えるほどだ。ツリーを盛り上げるために頑張って来た地元商店街は、予想通りソラマチが開店したら閑古鳥がないていた。開いている店が少ないので暗くて人通りが少ない。22日夕方の放送で地元の声として「人が増えると防犯や治安が不安だ」という声を意識的に流していた。
▼しかし考えて見れば、来る人が増えれば、ゴミが落ちるのも、犯罪が増えるのも仕方ないことだ。それをツリーの責任にして貰っても困るのではないか。とくにツリーが出来てから業平と押上地区では防犯カメラが、新宿歌舞伎町よりも多く設置されたという。渋谷駅の刃物を使った容疑者が意外と早く逮捕された。それは一説によると駅の自動改札機のカメラに写った人物と、Suicaで移動コースと時間が特定されたので、容疑者をすぐに3人にまで絞ることが出来たという。これは考えて見ればかなり怖いことだ。トップページの写真を入れ替えました
◇「レンタネコ」(承前)老婆(草村)はしばらくしてすぐ亡くなる。息子からサヨコ(市川)に電話があって「すぐネコを引き取ってくれ」という連絡がある。行くと「ネコが壁紙に爪を立てたから値段が叩かれる」とグチをいう。次に来た客は単身赴任の男(この映画のレギュラー光村研)だ。関西から赴任して来ていたが、その間に一人娘が大きくなり、抱っこして可愛がることも出来なくなったのでネコを借りたいという。いつもの審査と面接で無事に貸し出す。サヨコの懐具合を心配する彼に、「実は多摩川で占いをしていて人気がある」のだという。うーむ素晴らしいサイドビジネスだ。
▼サヨコが夜中に見る不思議な夢がある。それは「ニッポン・レンタ・ネコ」という会社の受付にいる自分だ。大きな会社にはレンタネコにABCと3つのランクがある。毛並みの良い輸入ネコがAで野良猫はCランクになる。自分は「C」と言ったところでいきなり眼が覚める。眼が覚めてホントの「レンタネコ」の会社の前に行くと「一等ハワイ旅行」のポスターがある。店員さんと仲良くなってクジを当てようとするが、一等に当たったのは店員さんだった。
▼気落ちして庭で流しソーメンをひとり楽しんでいると、「独身女は可愛そう」などと、いつも嫌みを言う隣家の叔母さん(小林克也)。そんなある日高校の同級生と偶然出会い、彼が家をフラッと訪ねてくる。高校生のとき保健室でいつも具合が悪いとサボっていたのはサヨコと彼だった。そのときいつも「ガリガリ君」を買って来てくれて一緒に食べた。そして今「暑いからビール飲もうよ」と彼は言う。サヨコの家にはアルコールがないと知ると彼はすぐ瓶ビールを買って来て、ぐいっと飲み干す。そのときサヨコは「暑い日はビールに限る」と実感する。
▼時間に縛られずネコと遊ぶ「ネコ」的な生活の中にこそ、人間本来の自由を取り戻すヒントが隠されているのかも知れない。

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