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May 10, 2012

NHK1984年の「心中宵庚申」を見る。

Taichikiwako
(「心中宵庚申」に出演した大地喜和子)
▼昨日は朝から取材だった。天気予報は「豪雨と雷」とあったので、登山用の完全装備で出かけた。しかし午後3時過ぎ自宅に戻るまで、雨は1滴も落ちてこなかった。完全装備で一番難儀するのは靴である。一見革靴風なのだが、水はまったく浸みてこない。しかしスニーカーの3倍ほどの重さでオランダの木靴の様に重い。これで歩き回ると、足の筋肉は鍛えられるがすっかり疲れてしまった。
▼小沢氏の一審判決を不服として「控訴」した指定弁護士の話はこちらをご覧頂きたい。あの口先番長が「裁判は3審まである」と控訴期限の直前に言っていた事と符合する。この口先番長は身辺がそれほど綺麗かというと、実はそれほどでもない。沖縄では「新しい基地建設予定地を買収している」と噂されている。しかし日本人はTV写りが良いとか見た目に惑わされる。この口先番長もそうだし、眉毛が長くて髙砂屋の翁のような村山富市が首相になったときも、同様は声が聞こえてきた。見かけだけで政治家になれるなら、タレントを首長にすれば良い。その良い例が千葉県の森田知事で、実際は県の官僚たちの言いなりのロボットになっている。
◇「心中宵庚申」東京半蔵門の国立小劇場は、毎年2月近松門左衛門特集で、彼の作品を人形浄瑠璃文楽で上演している。わたしも10年ほど前までは通っていたが、最近はまったくチケットが取れない。これは1984年のNHKで放映されたドラマで、8日の夕方ケーブルテレビの時代劇専門チャンネル(再放送は19日27時から)で放送された。原作は近松の文楽である。わたしも放映された当時見たが、主演の滝田栄が走っている場面しか覚えていない。
▼主人公は大坂新靱(うつぼ)油掛町の八百屋半兵衛(滝田栄)。元は武士の出だが、事情があって八百屋の養子になった。半兵衛の妻千代(大地喜和子)は山城国の大庄屋・島田平左衛門の(辰巳柳太郎)二女だ。二人は仲睦まじく暮らしていた。ところが義母(音羽信子)は千代に対して「お前は出戻りだ。この店の嫁に相応しくない)と嫁いびりの毎日だ。ところが半兵衛を見る目はうっとりとしている。あるとき半兵衛が2週間ほど出張することになる。そのとき千代の前夫(林与一)が大阪にやってきて、密会をしていると告げ口する従兄弟(尾藤イサオ)いる。半兵衛がいないことをチャンスとして義母は千代をヒマを出して追い返す。
▼半兵衛と親しい従兄弟(山田吾一)は千代に路銀を渡して早駕籠を使って帰してやる。帰宅して千代がいない事を知って驚く半兵衛。山城まで行って老父と交渉してこっそり千代を大阪に連れ帰る。二人は家を借りて義母が許してくれるのを待つ。宵庚申の夜半兵衛は出かけて帰宅すると義母から、二人がこっそり忍んで会っていることを知っているという。場合によっては二人の仲を許してもよいというが、そのまえに自分を抱いて欲しいという。半兵衛はそんな人の道に外れたことができる筈はないと拒否する。ならば自害すると懐刀をもった義母ともみ合っている最中刺してしまう。
▼半兵衛と千代は最早これまでと京都府相楽郡精華町にある来迎寺の境内に行って心中するというお話です。大地喜和子は可憐で美しく、音羽信子の憎らしい演技は見事なのでぜひご覧いただきたいと思います。

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