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May 28, 2012

◇「オレンジと大陽」を見て来た。

▼土日は毎週慌ただしくブログを書き散らしていて、読者のみなさんには申しわけないです。先週末の場合、金曜日午後10時に仕事のメールが来た事。これを今朝9時までに納品する必要があったのです。もう一つ同時並行して進行している31日までに中間集計をすべき統計の仕事があり、目の回る忙しさです。メールを頂いても返事ができない方は、本当にすみません。
▼さらにシネマの〆切りがあります。そして日曜日夜の新聞の校正は、月末は4ページもありました。金曜日は日比谷シャンテシネに、スペイン映画「私が、生きる肌」(THE SKIN I LIVE IN)の初日を見に行きました。ちょっと、どなたにもオススメ出来る映画かどうかは疑問ですが、とても面白い。同じスペイン映画ならば「ロストアイ」の方が遥かに怖かったです。今まで見たスペイン映画で一番怖かったのは「テシス」でしたね。スペイン語はまったくわかりません。先々週の金曜日でしたが、ヒマだったので午後11時近くにTVのスペイン語講座があって、偶然見ていました。ゲストが女優の森口瑶子さんで、丁度数字の数え方という優しいレッスンで、美人が話すと余計分かりやすく、ついつい見てしまいました。もちろん発音はネイティブの方で、森口さんはたんなる生徒さんです。昨日は岩波ホールへ
◇「オレンジと大陽」を見に行って来ました。もうひと月前に公開されていました。ところが岩波ホールの映画は、この3回ほどどうしようもないつまらない映画でこけていました。そのため二の足を踏んでいました。ところが25日に発行された「週刊金曜日」でその詳細が紹介されていたのです。これは見なければならないと思って、初回の11時半のを見るために勇躍でかけたのです。
▼イギリスでは国策として17世紀から1970年代まで貧困層の子どもたちをオーストラリアに「移民」させていまいした。そのことを偶然知ったのは社会福祉士のマーガレット(エミリー・ワトソン)でした。子どもを育てられない母親から子どもを引き離して隔離する現場に、「自分は何ものか知らないので、過去を知りたい」と訴えてきた人がいました。マーガレットは「政府がそんな法律に違反する事をするはずがない」と思います。しかし調査を進めていくと、どうやら訴えは本当のように思えて来ました。
▼オーストラリアはかつてイギリスの植民地であり、有色人種が自国に入植することに危機感を持っていた。それがイギリスの邪魔な貧困層の子弟を「移民」として輸出してしまえば、両者の利益が一致すると考えたのだろう。しかし「移民」させられた子どもたちは「親は死んだ」と教え込まれ、いたいけな未成年の少年少女に対して奴隷労働のような仕事がまっていた。さらにあろうことか少年達を保護しなければならない教会の牧師による性的虐待の数々。そのことを取材過程で知った社会福祉士のマーガレット・ハンフリーズが政府や教会の妨害に会いながら家族の協力を得て、一つひとつ解決していく過程を描いた作品。監督はあのケン・ローチの息子の初回作品です。岩波ホールで6月8日まで上映。
▼わたしは見終わってから既に書き終えて、校正がでている「シネマ」の原稿を書き直すべきだと思いました。というのはこの映画が岩波ホールで上映されているのは6月8日までです。次号を待っていたら読者は見る事ができなくなります。夜帰宅して、校正の戻しと共に可能だったら、「ロボット」と入れ替えて欲しいと書いてメールを送った次第です。

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