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July 31, 2012

729国会包囲デモで会えた人と会えなかった人。

Todenmae
(東電本社前、「社長は出てきて謝罪しろ!」と叫ぶ)
▼今朝も午前5時にNHKラジオのスイッチをオリンピックのメダルの数を競うような番組だった。FMにしたら邦楽、J-WAVEも朝の気分ではなかった。29日の国会包囲デモはほんの一瞬であと夜も黙殺してオリンピック一色だ。言いたくはないがメダルの数で原発が止まれば良いが、国民の目をそらせることしか眼中にないようだ。
▼ところが311で福島原発が爆発してETV特集「ネットワークで作る放射能汚染地図」という優れた番組が放送された。この番組は関係者が身を挺して被災地に入り、放射能濃度を測定したものだ。そして去年のテレビ界の賞を総なめにした番組だった。ところがNHKはこの番組のプロデューサーとディレクターを、厳重注意処分にした。その処分の理由というのがふるっている。「NHKが社内のルールで禁じていた、原発から30㌔以内での取材を行ったこと、他だ。詳しくはこちらをご覧いただきたい。
▼おりから関西の毎日放送(MBSラジオ)には「たね播きジャーナル」という番組があり、原発に警鐘を鳴らし続けている小出裕章さんがほぼ毎日番組に電話出演している。ところがこれもきょう7月31日で打ち切りになる事がきまり、視聴者の怒りを買っている。国民に「悪い影響」を与える番組はすべて切り捨てるというスポンサーサイドの圧力を感じる。
729demo3
(内幸町をゆくデモの隊列)
▼日曜の午後わたしは「The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛」を見終わってから日比谷に出かけた。というのはデモが出発するのは午後4時だという事は分かっていた。映画は3時45分に終わるので、歩いて行っても十分間に合う距離の有楽町角川シネマ(旧読売ホール)にいた。座席にすわったとたん、わたしの尊敬するX氏(イニシアルを書くのもまずいのでXとする)からショートメールが入った。「会場でお会い出来ますか?」という内容だった。映画は予告が始まる前だったので「4時に会場に着きます」と返信した。日比谷公園は参加者で渋滞してなかなか道路に出ることができなかった。身動きができない状態だったので、お互い目印となる目立ちそうな旗を知らせあって、後で会う事にした。
▼会えたのは一次解散の日比谷公園でX氏はデモは初めてというお嬢さんとご一緒に参加されていた。その他にAさん、Nさんも来ていて、メールと電話で連絡しあったが混雑で最後まで会う事ができなかった。明日はアウンサン・スーチの映画をご紹介する予定です。

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July 30, 2012

盛り上がった7・29の夜間国会包囲デモ

Kokkai7292
▼お早うございます。昨日の国会包囲デモは5時間の長丁場でした。わたしは数日前からアルコールの摂取を止め、この日のために体力作りに努めました。はっきり言ってお酒を飲むより国会に来た方がスリリングで歴史が変わるのではないかという事を体感することができます。29日夜のデモは1面に大きな写真を入れました。わたしが記憶する限り60年安保のフランスデモで昼間に国会を包囲して以来ではないかと思います。夕べはヘリが2機舞っていましたが、一つは朝日のようで今朝のトップ面を飾っています。おそらく今後このような大規模なデモを行う事は不可能だと思います。昨晩いらっしゃらなかった方は残念でした。
Dram1
(原発廃棄物ドラム缶演奏団)
▼わたしは有名人が来るからデモに行くわけではありません。あくまでも自分自身のためです。今朝の朝日の論調で労組が距離を置いていると書いてありました。政党も同様だと思います。わたしが1ヶ月余6回の夜間包囲デモに参加した経験から感じることは、労組や政党の動員とはかけ離れて世界です。つまり官僚が「パブリックコメント」で操作をしようとしていますが、参加者はその動きに会場でビラを撒いたり演説をして、注意を喚起します。それがツイッターなどを通じて即、行動に移っていきます。
Kokkai72912
(みんな気合いを入れて「サイカドー、ハーンタイと唱和する)
▼電力会社や官僚や政治家が保身のために原発を動かすなら、こちらも身体を張って動かさないという決意で充ち満ちています。プラカードもお仕着せではなく、殆どが手書きで思い思いのプラカードを持ってきます。昨晩など鍋を叩いている女性がいたので、お断りして写真を撮らせていただきました。日比谷交差点の左に朝日新聞のような旗が見えました。もしかして朝日労組かと思いました。近づくと旧日本海軍の旭日旗で右翼のみなさんが50名ほど来て参加者批判をして口々に罵っていましたが、中身はかなり旧態依然としたセリフでした。
Kasutanet
(デモの直前にビッグカメラで買ったカスタネット220円)
▼昨日の場合、日比谷公園から銀座の東電本社まで行って新橋に出て霞ヶ関ビルから日比谷公園に戻るコースが昼間の行事。6時近くになったので、ふたたび三々五々国会周辺に向かいました。首相官邸はガードされて行く事ができません。それで27日夜と同じ方向へと誘導されます。つまり合同庁舎3号館を左折したあたりで、歩道が渋滞してデモはストップしてしまいました。その一角の少し引っこんだところで、写真でご紹介した黄色いドラム缶バンドが演奏を始め、あらゆる楽器を持った人たちがそれに併せて演奏に合流します。わたしもタンバリンと、来る前に有楽町のビッグカメラの楽器売り場で220円で買ったカスタネットを振って呼応しました。ペンライトとタンバリンを併せてもって、さらにカスタネット、時々カメラですからかなり大変です。20分ほど演奏したとき歩道の柵の突破が始まり、最初は警察官が必死に制止しましたが、最後は諦めご覧の状態になりました。炎天下5時間立ちっぱなしはかなり疲れますが、普段から体力作りをしていますので、まだまだ大丈夫です。参加者と一体になって演奏に参加できてとても楽しかったです。昨晩デモの現地で書いたブログ速報1,2,3からご覧下さい。

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July 29, 2012

29日国会包囲デモ(3)

を
こんなロックグループが道路を占拠して演奏しています。「MMF0004.3GP」をダウンロード
ダウンロードをクリックすると演奏している楽器の音声が聞こえます。
Duke(Mobile)

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29日国会包囲デモ(2)国会議事堂前

水分は補給しているので大丈夫です。国会議事堂前
の道路は完全に開放されてリオデジャネイロのカーニバル状態です。「MMF0002.3GP」をダウンロード
クリックするとデモの音声が聞こえます。
Duke(Mobile)

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29日国会包囲デモ(1)。

日比谷図書館前ですが、動きません。
今日は旗を持った動員された人がたくさん来ています。「MMF0002.3GP」をダウンロード
ダウンロードをクリックするとデモの音声が聞こえます。
Duke(Mobile)

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南沙織だって沖縄の基地はイヤと言っている。

Hanabi728
(路地裏から見た隅田川の花火)
▼オリンピックは国民の目をそらす行事だと思っているので一切見ない。新聞はそれにプラス高校野球なのでもう読むところがない。TVは録画したものがあるからそれをチビチビと見れば良い。しかし考えてみれば国内では、原発再稼動にオスプレイ配備とかTPPとかマイナンバー(国民総背番号制度)など問題になりそうな課題が山盛りだ。オスプレイの問題に関して言えば昨日の朝日で「なぜそれほど弱腰なのか?」と書いていたが、誰だった疑問に思う。
▼陸揚げしてから「意見」を防衛大臣がコメントだしても仕方ない。見た感じオスプレイは組立といっても翼を展開させればもう完成といった感じで、航空母艦に乗せる飛行機と変わらない。本来ならば司令官を防衛大臣が防衛省に呼びつけて「日本国内で反対運動が起きて、自分が知る限り事故が多発しているから、ただちに持ち帰れ」といえば済む話なのだ。それが言えない大臣はどこの国民の命を守るために存在するのか分からない。
▼国際問題評論家の田中宇は「「予算削減」で真っ先に影響を受けるのは、「過剰在庫」として米軍内で認識されている海兵隊。普天間に立てこもったり、アジアへの回帰の要を行動半径が広く、なおかつグアムからは台湾にはなぜか行動半径が足りないオスプレイを前に押し出すことで存在感をアピール。」と書いている。それにオプスレイの航続距離だって短いし、戦闘をするための大した武装もしていない。ということはトラブルが起きたとき、現地に滞在するアメリカ人を救出する以上の目的はないように思える。
▼木曜日夜だったが、70年代のアイドルがフィルムで出演する番組がTBS系のテレビであった。最後に登場したのは南沙織だった。彼女は高校時代沖縄の放送局で本名で出演していたのところをスカウトされて本土にやってきた。父親はフィリピン人で米軍基地に働いていた。沖縄が本土に復帰した当時、彼女ははっきり「基地ノー」という事はできなかった。なぜなら父が失業してしまうからだ。家は今話題になっている普天間基地の騒音のするところで育って、アメリカンスクールに通っていた。番組の最後で南は手紙で番組にメッセージを送ってきて、「ほんとうの意味で100%復帰して平和な沖縄になって欲しい」と書いていた。森本防衛大臣にこういう声は届いていないのだろうか?
▼昨日は近くで隅田川花火大会があったので、例年のようにスカイツリーまで歩いて一周してきた。地元の人たちは道路にござを敷いて花火を楽しんでいた。本日は午後3時半から日比谷公園→国会包囲キャンドルデモに参加する予定です。27日金曜日に持参したライトは重すぎました。きょうはペンライトにします。カスタネットは学校用品店で青と赤2色のものが300円で売っていました。暑い部屋で小さなアイスノンを鉢巻にして凌いでいましたが、もう限界です。集中力が落ちて本も読めません。メーカーに依頼してエアコンの修理を依頼しました。火曜日に来てくれますが、洗濯機の修理と同じくらいの費用がかかりそうです。

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July 28, 2012

国家戦略室のパブリックコメントに意見を。

Kokkai27
(27日夜の国会前、規制されて首相官邸には近づけなかった)
▼会議があったので霞ヶ関駅についたのは午後7時頃になってしまった。そのまえに「今晩は開かないそうだ」とか「新聞に出ていた」とMさんは新聞の切りぬきを見せてくれた。わたしはこの新聞は訳あって購読をしていない。うーむ、Mさんを会場につれて行ってデモをしていなかったら気の毒だ。午後メールをくれたA君の事を思い出してメールで聞いてみた。「つたぬことをお聞きしますが、今晩国会デモはあるのでしょうか?」と「スマホでないから分からないが、ネットに今晩は小規模にするとか書いてあったような気がする」という返事だった。
▼確実にデモがあるかどうか分からないので、準備をしてきたMさんには気の毒だが、結局一人で行くことにした。霞ヶ関を降りると経産省角にある福島のテントから、勢いのある「経産省の官僚向けのアナウンス」が聞こえて来た。所が外務省の反対側の坂道を上っていくと、首相官邸方向は「混雑している」として通行止めになっている。警官は鉄柵をおいて「混雑で行けない」というだけ、わたしは「先週より人出がすくないのになぜ規制するのか?」と抗議をする。何を言ってものらりくらりで、、暖簾に腕押しだ。方向を変えて国会に近づこうとすると、1km先まで行って左折せよという。次の交差点でも押し問答になる。鉄柵もあったが別の人が押し問答をしている最中に道路を突っ走ることにした。
▼ここで別のグループ200人余が独自に集会を開いているところに合流できた。つまり金曜日夜には主催者がやろうがやるまいが、全国からみんな三々五々集まってくる仕組みになっているのだ。集まった人なら誰でも発言できるようにマイクが回された。記憶に残っているのはドイツの「ドイツはどうやって原発をなくしたか」という映画を作った映画監督が英語で3分ほどスピーチをした。あと山口県の人が、今日本の運命を左右するほどの山口知事選で反原発派が勝てば国会に影響を与えることができる、と挨拶。群馬県から来た女性は30年前に「原発に反対するならエアコンと冷蔵庫は買うな」という言葉を聞いて、エアコンだけは実践しているという話。母親は80歳を超えているが、原発を容認した結果が今回の事故になって悔やんでいる。
▼さらに福島から来た女性は被災地に住む事は身体に悪いことは分かっている。しかし補償は8月で切れるので、生まれ故郷に帰り汚染された空気を吸ってコメ、野菜、水を毎日飲んで食べなければならない日常だ。汚染が低い所に移住したくてもお金がないので引っ越しも出来ないという。後は昨日のブログに書いた緊急署名にぜひ協力してもらいたい。これを許すと国の政策を「原発容認派」が今後5年間握ってしまうと発言した。さらに国家戦略室でパブリックコメントを求めている。これは8月12日締めきりだ。このコメントには必ず「原発ゼロ」の項目を選んで送信して欲しいという要望が出された。
▼かれこれしているうちに終了の時間になった。主催した人は「この金曜日の集会は原発止めろというで一致するすべての人が集まっている。中には日の丸を持って来る人もいるが広い気持ちを持って参加して欲しいと締めくくりの挨拶をした。集会は小さなトランジスターメガホンで喋る。ところが警備の機動隊は小さな声で喋っているにもかかわらず、大きなスピーカー声で交通整理をする。わたしは「一生懸命しゃべっているんだから黙って聞けよ」と何度も叫んだ。その後機動隊はようやく発言中に大きなスピーカーで規制することはなくなった。

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July 27, 2012

27日も国会包囲デモに来ました。

「MMF0005.3GP」をダウンロード

先週よりも小規模な集会です。それは日曜日に大集会があるためです。ところが混雑を理由に機動隊は大規模な規制をしていて、首相官邸に一歩も近づくことができません。上の「ダウンロード」をクリックすると夕べのシュプレヒコールが聞こえます。
Duke(Mobile)

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◇「汚れた心」を見る。

Demogoods
JRのCM風に、「行くぜ国会、金曜の夜は」準備は出来た。タンバリンと光が目立つ工夫をしたライト)
▼昨日は最初ソフトバンクについて書こうと思っていたが、書いているうちに方向性が変わってしまった。わたしは通信会社のソフトバンクという会社にはかなり疑問を持っている。ネットを検索すれば、その話はたくさん出てくる。先日NHKで福島第二原発の「メルトダウン連鎖の真相」について特集があってご紹介したが、今朝あるブログを見ていたらあの番組に異論が寄せられていたのでご紹介する。
▼【超・緊急署名】「原子力規制委員会」のムチャクチャ人事に異議あり!
「原子力ムラ」だらけの人事はもうたくさん。
これでは子どもたちは守れません!★オンライン署名はこちらから
◇「汚れた心」1週間ほど前のJ-WAVEを聴いていたら、ゲストにこの映画に主演する井原剛志がでていてナビゲーターの別所哲也と話していた。別所が「奥田瑛二さんて怖いですよね。いや演技ですが」と言うと。井原は「演技は怖いほどです。でも僕食えない時期に奥田さんの家に転がり込んで食べさせてもらっていたんです。演技はまばたき一つにも計算しつくされているように思います」と語っていた。わたしは奥田は「るにん」の時本当に怖いと思った。舞台となるのは1945年敗戦直後のブラジルの日本人が開拓した綿畑がある地域だ。第二次大戦で日本が負けたという噂がブラジルで広がる。しかし日本が負けたと信じる人は少なかった。映画でその中心人物になるのが奥田演じる渡辺大佐である。戦陣訓を引き合いにだして、神国日本が負ける筈はない。アメリカの陰謀だ。そんな事を言う奴は「国賊」だ。許さないと息巻く。
▼渡辺大佐の命令に従う日本人は圧倒的に多い。負けても日の丸の国旗掲揚をしているので、ブラジルの保安官は日の丸を引きずり下ろし、軍靴で踏みにじる。渡辺大佐らは保安官事務所で取り調べられるのだが、そこでポルトガル語の通訳をした日本人は、「許せない」として高橋に軍刀をわたして殺害を命じる。高橋は妻のミユキ(常磐貴子)と小さな写真館を営んでいるが、渡辺大佐の命令は拒否できない。渡辺大佐の次の命令は小さな農業組合の組合長だ。彼は「戦争に負けたのだから、それを念頭に置いて仕事するように」と全員に挨拶するが、みな演説の途中で引き揚げてしまう。
▼それどころか"敗戦」を信じる家の扉には「国賊」という落書きや紙が貼られていく。ミユキは普段子どもたちを集めて日本語学校を開いているのだが、あどけない子どもが「国賊」という文字をノートに書いて、その意味を聞かれるので返答に困ってしまう。高橋の次の目標は組合長である。だが目標はミユキの教え子の父親でもある。だが夫が彼を殺めた事が分かるとミユキはいたたまれなくなり、そっと独り日本に引き揚げてしまう。
▼高橋は最後には渡辺大佐に刃向かって殺害してしまう。しかしたった1人でブラジルで生きて行かなければならなくなる。現実に敗戦直後のブラジルではこのような日本人同士の対立で300人余が殺害されている。ブラジルに移住した日本人たちは情報から孤立し、自らの生きている証をこういう方法でしか納得させることができなかったのかも知れない。ブラジル人監督によるブラジル映画です。渋谷ユーロスペースで上映中。

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July 26, 2012

森達也のコラム「正義を掲げ追い込んだ先に」

▼猛暑のなか二日連続で外の仕事だったので、夕食をたべるともうぐったり。世の中にはおかしな話題がぎっしり。朝刊には「次は伊方原発の稼働」だと書いてある。バ○も休み休み言えよ。昨日の朝刊では「オプスレイ配備は中国に圧力を与える」、「原発で対テロ対策を強める」、前者で言えばアメリカは中国に国債を買って貰って成り立っているのだから戦争はありえない。後者は「テロ対策よりも安全対策」で「活断層の上にある原発は即時停止するのが安全」だ。
▼さらに驚きは礼文島で「自衛隊みずから 住民避難訓練を計画」という茶番劇。資源の争奪をめぐって戦争は起きる。礼文島は一度行った事があるが、ここには高山植物しかない。こんな島を占領するバ○はいない。もし占領するには住民の食糧から燃料まで補給を続けなければならないのだ。
▼今朝の朝日に森達也が「明日を探る」というコラムを書いている。今朝のサブタイトルは「正義を掲げ追い込んだ先に」だ。この時期国民の怒りは東電にむけられるべきなのだが、「イジメ」に集中している、パソコンを起動してキーボードを数回叩けば「なぜ事実を隠蔽するのだ」という怒りや鬱憤が、一気に出口と標的をみつけだかのようだ。ただしこの正義は油紙のようにぺらぺらと薄い。そして容易(たやす)く炎上する。」と書いている。
▼毎日のようにテレビなどでは中高生によるイジメ画像が掲載され、通告を受けた警察や学校「処分」の対応に追われる。ここで気をつけてみなければいけないことは、これを煽っている根っこには司法当局や検察の「厳罰」主義がすべてを解決する、という思想が背景にある。最近話題になっているのは児童ポルノ問題があるが、この線引きは極めて曖昧で両親が自分の子どもと風呂に一緒に入っている画像すら、警察が「児童ポルノの疑いがある」と認定すれば起訴されてしまう。
▼先週末に「ラジオライフ」というラジオ・テレビ関係の録画関係の三才ブックスという出版社が、自社のムックの付録でコピーガードを外すソフトをおまけにつけたら編集者や役員が逮捕されてしまった。コピーガードを外すソフトはネットではいくらでも手に入るが、出版することは違法だと認定された。
▼これらは、最近問題になっている平成の「治安維持法」と言われる「秘密保護法」とリンクしている。つまり「法を犯したやつらには厳罰が待っている」という脅しなのだ。戦前の治安維持法だって最初成立したときは、厳罰ではなかったが最終的に最高刑は「死刑」になった。その結果なにが起きたかといえば、一番良い例が幸徳秋水が関与したと言われる「大逆事件」だ200人余の事件に直接関係ない人たちも逮捕され、無期懲役から死刑が求刑され、判決直後に幸徳は絞首刑になった。この事件は「進歩的な考え」を持っていた一般の人たちを震え上がらせた。その後戦争が終わるまで、日本軍の侵略戦争に反対する平和運動や抵抗運動は根こそぎ断たれてしまったのは、みなさんご承知の通りだ。
▼「死刑弁護人」の安田幸弘氏も厳罰主義では犯罪をなくならない、という事を訴えたいに違いない。

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July 25, 2012

オプスレイアメリカでは飛行訓練中止、首相は熱烈歓迎

▼暑い一日でした。午前中の最初に2件は時間通りにすすみました。11時にはあるお宅に到着。ここではパソコンの立ち上がり速度が遅い、パソコンの中身を整理して欲しいという要望でした。このお宅には水琴窟があります。日曜日にも船橋の薬園台で野田首相邸周辺のデモが行われました。そのときの写真がレイバーネットに掲載されていました。首相の家は一見モルタル3階建てという感じで、歴代首相のそれとはかなり差がありました。庭は見えませんが、水琴窟を楽しむという人柄でもなさそうです。
▼このお宅で困ったのは、エアコンがないことです。今後、夏の仕事を依頼される方は、その場所にエアコンがあるかどうか事前に確認することにしましょう。ご本人は「エアコンも扇風機がなくても平気だ」と豪語します。しかしわたしは頭がクラクラするので、扇風機だけ回して頂きました。一瞬、少年時代の古さとの夏を思い出しました。
▼過去5年間くらい毎月作り続けた新聞の重要なデータは、もったいなくて「削除できない」とおっしゃるのでフォルダーを作ってまとめ、外付けのHDDに移しました。昼食後、わたしも本当は昼寝をしたいところですが、仕事で来ていますのでそうも行きません。依頼主だけにはお昼寝をしていただきました。
▼さらに立ち上がりが遅い原因を探ると、マイクロソフトの「レジストリー」のチェックをするソフトが勝手に立ち上がり、HDDのスキャンを始めます。それに約5分で、「修復すべき箇所が合計300くらい見つかった」と出てきます。修復には無料と有料があると聞いてきます。つまり言葉巧みに「支払いサイト」へと誘導する仕組みです。
▼シャクに障ったのでコントロールパネルから「ソフトウェアの削除」を試みました。削除を進めて行くと「お名残惜しいのですが、もう一度考え直していただけませんか?本当に削除してもよろしいですか?」とソフトが聞いて来る。まるで演歌の世界で「手が切れない女性」が言うセリフのようで一人で大笑いしてしまった。作業は合計述べ4時間で終了した。この方も世界旅行がお好きな方で、先日2度目のラスベガスに行って来たとおっしゃる。アメリカ旅行をするため、わざわざ4ギガのメモリーカードに撮影してきたがどうしても取り出せない、とおっしゃる。PCのスロットが4ギガのSDカードを認識しないのだ。預かって来て自宅でデジカメとPCを直接接続して取り出し、CDに焼いてお送りすることになった。
▼自宅目の前に大きな家庭菜園があって、お昼御飯には菜園で採れたての野菜類をご馳走になった。さらに家庭菜園で採れた数種類のトマトを詰め合わせにしてお土産に頂いてきた。小型だが、囓ったら青臭くで昔のトマトの味がした。
▼夕べ10時50分のNHKBSニュースを見ていたら、アメリカのニューメキシコではオプスレイ低空飛行訓練の騒音が激しく地元住民の反対の声が1600件寄せられ飛行中止に追い込まれたと言っていた。日本はそれを引き受けるなら、もう植民地以下の国だ。

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July 24, 2012

NHK「メルトダウン連鎖の真相」を見る。

▼この数日インドのスズキ暴動という検索用語が増えている。わたしはスズキについてはまったく知らないので、詳しく調べて書いてはいない。読んでいただいてもおそらくご期待には添えないと思う。しかし検索用語で云えば「○○○は本当?」というような物が多い。「本当」かどうかは、ご自分で検証して判断していただくしかない。
▼今朝「汚れた心」を書くかと期待していただいた方々には申しわけないがテーマは違う。本日は外で移動しながら3ラウンドの仕事があり、早めに出かけなければならない。21日にNHKで放送された「メルトダウン連鎖の真相」だ。当日は外出していたので録画して日曜日に見た。主として福島原発の2号機がなぜ爆発したか、実際に原子炉の操縦と操作に当たっていた人々の顔を出さずに当時を思い出して検証していた。みなさん当時は死ぬかと思っていたし、今でも悪夢を思い出して眠れないことがあるという。あのとき地震があってから水が循環しなくて冷却できなくなってしまう。このままでは原子炉が爆発してしまうので、冷却ポンプを(番組ではSR系とか言っていたが、メモはしなかったの間違っているかも知れない)何としても動かさなければならない。
▼電気系統の配線を繋ぎ直して何度もスイッチを入れてトライするが動かない。爆発するかメルトダウンするかになってしまうので冷や汗が作業員たちの背中を流れる。司令塔では何もすることが出来ない。吉田所長も15日には他の人がみると、目がうつろだった。ならばバッテリーを持って来ればよいのだが、それがどこにあるのか把握できない。さらに物資のうち何を優先すべきなのか判断すらできない。バッテリーが届かないので、職員や作業員の車のバッテリーを外して持って来て並列に繋いで電力を得ようとする。要するに循環ポンプより、わかり安く言えばベントをするために方法を変えたのだ。
▼あとで分かったが起動させるための12ボルトのバッテリーは女川まで来ていたが、それ以降の道は放射能で汚染されていたので、乗せた車は近づくことが出来なかった。副島原発には2ボルトのバッテリーしかなかったので使えない。そのうち猛烈な衝撃音が作業塔で起こる。メルトダウンか原発が爆発したのか?作業員たちの顔は蒼白になる。このとき現実には水素爆発が起きてしまった。そのことは住民には知らされなかった。作業員たちは持っている力を最大限に活かそうと不眠不休でやっていたのだろう。しかし最悪のシナリオで準備はされていなかった。あらゆる可能性を考慮して、物資を用意しておけば、あるいは水素爆発はしなくても済んだのかも知れない。
▼場面は転換してアメリカの原発、彼らは福島の事故を教訓としてあらゆる物資を原発の側に備蓄した。さらに爆発が起きたとき、防護除洗機能付きの車を用意して道路だけでなく、海路、水路、空路など様々な方法で物資を輸送できる体制を整えている。それに比べ日本の大飯は首相の「わたしが責任を持つ」という口先太鼓判だけである。
▼朝7時代にアクセスして下さる常連の皆様。7時台にブログの原稿を仕上げるのは不可能です。8時半以降にして下さい。お互い時間を無駄にしないため。

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July 23, 2012

◇「ローマ法王の休日」(その2)

▼日曜日午前中の会議は時間がもったいない。出席したらまず「わたしは1時間しか出席できない」と通告した。他の人たちもそれに同意してくれたので議題はたくさんあったが、時間内に終えることができ、わたしは渋谷ユーロスペースへ行ってブラジル映画「汚れた心」を見ることができた。
▼「週刊金曜日」には毎週永六輔がコラムを書いていて、今週は病気、癌についてだった。日本人の2人に1人はガンで死ぬのだ、だからガンは怖くない。まして末期癌は予定が立てられるので便利だと書いていたがその通りだと思う。土曜の久米宏ラジオなんですけどは「オリンピック嫌い」の人集まれ特集だった。わたしも国威発揚の場であるオリンピックは嫌い。久米はさらに日の丸が嫌いだと言っていた。彼のもう一つの理由は戦前のベルリン大会で朝鮮のマラソン選手が優勝したとき、朝鮮の国旗が掲揚されず、君が代が演奏されてことを知って嫌いになったという。それは孫基禎選手のことだ。
▼さらに国会包囲デモについて触れ、デモの規模が大きくなって野田首相が「大きな音だね」と言ったことに関連して、フランス革命でバスチーユ監獄が壊されたとき、マリー・アントワネットはあれほど大騒ぎが起きているに、日記には「何もなかった」と書いているが同じレベルだとも。さらにデモで集まる人が増えたとき、すぐ脇にある国会記者クラブは「デモは社会部の扱いだ」と言って一行も記事を書こうとしなかった。フリーのカメラマンがクラブの入っている建物の屋上に上って写真を撮ろうとしたら、記者クラブに入っていないからダメだ」と断られた話を紹介して、記者クラブがいかに堕落しているかという話もしていた。
◇「ローマ法王の休日」一方法王庁には一人の精神分析医(監督で俳優のナンニ・モレッティ)が派遣される。彼は枢機卿一人ひとりを聴き取りしていくうちに、どうもみんなやる気をなくしているのでカツを入れなければと考える。さらに側近のメディアは枢機卿たちに法王はあくまでも法王庁に留まっていると思わせるために、警備隊長を言い含め、法王の部屋にいると錯覚させるため、カーテンを揺らしたり、人影が動く動作をするように頼む。警備隊長は黄色っぽい制服を白っぽいものに着替えてそれらしい動作を繰り返す。
▼その男が暇つぶしにCDをセットして聴く音楽がこれまたソーサの歌なのだが、「すべては変わる」(to do cambia)このブログの中程に訳詞があります。スペイン語に英語など色々なサイトを検索して、ここまでたどり着くのに30分はかかりました。歌詞をご覧になれば分かりますが、ソーサは変革を求めているので、言わば反教会の立場なのです。隊長がソーサを聴いたとしても枢機卿たちがその曲に浮かれることはあり得ない。ここばモレッティらしい創作なのです。つまりメディア部長たちは法王が聴いているのだから自分たちが聴いても合法だと解釈するわけです。
▼枢機卿たちは精神分析医の指導にしたがって石畳に人工芝を敷いて急ごしらえのバレーボール場を作ります。そこで地球上の枢機卿の出身地域別にトーナメントをすることになり、試合は大いにもりあがることになる。そして法王もメディア部長の説得に渋々法王庁に戻る決意を固めるのですが…。

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July 22, 2012

◇「ローマ法王の休日」を見る。(その1)

▼誤解を恐れずに言えば、わたしたちが目にしている「世界史」とはキリスト教視点にたった「異教徒征服の歴史」であると思う。十字軍もレコンキスタも、東洋に対する布教の歴史もそれを通じて領土を拡大するか、自分に都合のよい貿易、権益を広げ続けて来た。その中心にあったのはローマ法王庁である。近年ローマ法王庁の闇を描いた映画には「ゴッドファザー3」がある。
◇「ローマ法王の休日」実際キリスト教の権益の中心にある法王を決めるのは、大変な仕事であるはずだ。この映画を作ったのはイタリアの奇才、ナンニ・モレッティ監督である。約1994年に、当時の日比谷シャンテで「親愛なる日記」を見た瞬間、この監督は天才ではないかと思った。だが当時監督はメジャーではなく、三原橋の地下にある銀座シネパトスでレイトショーがあり、何本か見てモレッティをますます好きになった。地下で見た映画はイタリア語で英語の字幕だったので、当時のわたしの語学力でどこまで理解できたかは分からない。見たのは「赤いシュート」、「僕のビアンカ」、「青春のくずや~お払い」だった。いずれも現実の世界への皮肉たっぷり作品だった。
▼ローマ法王庁で前法王の葬儀シーンから物語は始まる。問題は次の法王をどうするか、という選挙である。100人ほどいる全世界の枢機卿の無記名投票によって選出されるのだが、責任の重さからみんな法王になることを恐れている。何度かの黒い煙りが煙突から吐き出されたあと、ようやく一人の男メルヴィル(ミシェル・ピコリ)が選ばれる。選ばれなかった他の枢機卿たちは一様にホッと胸をなで下ろす。
▼だがみんなに促されて国民が新しい法王庁の前で法王の第一声を待っていると、気後れしてメルヴィルは自室に戻ってドアに鍵を掛けてしまう。側近のメディア部長は「法王庁の外に出たい」というメルヴィルの要求を聞きいれ、ローマの町の散歩することを勧める。当然護衛も付いているが、彼らはスイスの傭兵会社から派遣された兵士でもある。その証拠に衛兵たちは一様にドイツ語を喋っている。
▼車から降りて歩きたいというメルヴィルの要求を聞きいれて、精神科医を受診させ、町を散歩していると大型バスが目の前を横切る。法王はそれを利用して町の雑踏に逃げ込んでしまう。慌てたのはメディア部長と護衛の傭兵たちである。メルヴィルは今まで知らなかった市民の生き生きと生活している町の空気を味わう。あるレストランに入り、一応法王庁に連絡をしなければまずいだろうと、客の携帯を借りて連絡だけする。レストランにブティックみんなみるものは珍しいものばかりだ。
▼ある店で「何をしている人なのか?」と聞かれる、一瞬メルヴィルは若いころ俳優を目指していたことを思い出し「舞台俳優だ」と答える。町でメルセデス・ソーサ(アルゼンチンのフォーク歌手)の「すべては変わる」を歌う集団に出会う。歌っている人たちはソーサそっくりの格好をしている。(会議のため、明日に続く)

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July 21, 2012

見知らぬ人が増えてくる国会包囲デモ。

720demo
(みんな工夫をしたプラカードです)
▼休日なのだが午前8時前から自宅に電話がかかってくる。「PCの調子が悪いが、今日これから来てくれないか?」という要請だ。残念ながらわたしはそれほどヒマではないし、土日の仕事はお断りしている。お互いの日程があったのは火曜日午前11時頃ということ。になった。ブログをお読みのみなさん、わたしは現在このPC調整の仕事はしていません。旧友で「どうしても」という場合にだけ限って対応しています。
▼昨日も既報のように国会包囲に出かけた。やはり昼間よりも夜の方が緊迫感がちがいます。いつもの霞ヶ関駅を降りたら携帯メールの着信があった。旧友のGさんからだった。「いま銀座にいるけど、今日も国会に行くの?」という内容だった。すぐに現在位置を知らせて経産省の角にある脱原発を目指す福島のテントの前で待ち合わせることにした。まさがGさんも雨のなか本当に行っているとは思っていなかったかも知れない。テントの前でデモ行進用に白い風船を貰う。更に別の人から「他の人に配って」と3個の風船を手渡される。風船を持って立っていると見知らぬ人に道を聞かれる。50歳前後のご婦人からは「初めて来たのですが国会に行くにはどうやって行けばよいのでしょうか?」と道を尋ねられる。
▼さらに別の20代の女性からも同じ事を聞かれた。TVや新聞報道でも少しずつ掲載されるようになって、自分でも居ても立ってもいられなくなった人が参加していると想像できる。待つこと15分でGさんの姿が見えたので歩き出す。この時間が最も雨が強烈に降り出した。下は短パンで上はレインスーツを着用する。主催者は混雑して傘は危険なので使わないようにという指示があった。
▼警備は先週とまた変わっていた。国会議事堂駅の出口を完全封鎖せずに広げた。従って歩道を半分に仕切って上下に流れるようにしたが細い。その代わり鉄柵は車道に移動させた。機動隊車両に乗って警備のアナウンスを女性警官に切り替えた。そしてあくまでも「お願いします」という言葉を使う。始まってまもなく姜尚中さんが出口からデモの後方に向かって歩いて行った。余りにも先頭近くだったので演説はまったく聞こえなかった。朝刊を読むと鳩山元首相もきて激励して行ったという。しかし彼はフラフラ発言をする人だから、みんな冷ややかだと思う。さらに田中康夫も来ていたようだ。
▼どこかレイバーネットのカメラマンらしい人が、ニコンの最新鋭のD4でわたしをアップで撮影して画像を見せてくれたが、まだどこにも掲載された形跡はない。この日わたしは音出しグッズ用に100円ショップで売っている木製のスプーンを2個持っていってカスタネット代わりに鳴らしたが、まずまずの評判だった。声が枯れると言ったら見知らぬ人がハッカののど飴を「どうぞ」とプレゼントして下さった。自転車デモを増やそうを前回参加直後にわたしはツイッターで呟いたら、20日は結構多くの自転車参加者がいて嬉しかった。来週も光物(発光ダイオードとか懐中電灯)を持って行くぞ-。

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July 20, 2012

20日も雨の中を国会包囲デモに来ています。

20日も雨の中を国会包囲デモに来ています。
たまたまGさんと一緒になりました。下記の「ダウンロード」をクリックするとシュプレヒコールが30秒聞こえます。
Duke(Mobile)「120720_002_1.mp3」をダウンロード

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インド・スズキ暴動の原因は何か?

Anagodon
(昨日食べた穴子丼)
▼朝5時にJ-WAVEのスイッチを入れたら、「夏の日の恋」が流れて来た。映画はトロイ・ドナヒューが出たと思ったがとてもつまらなかった。なぜ梅雨明けになったばかりなのに、この涼しさを感じる曲なのか、一瞬考えて見た。家のベランダに出て昨日と比べて体感温度が10度以上低く感じたので、これだろうとおもった。NHKでは昨晩のニュースで気象庁が熱中症予想情報をきょうから流すと言っていた。しかし「詳しくはインターネットで」といつも逃げる。わたしの親戚の高齢者はいずれもネットなどやっていない。どうやって熱中症を予想・予防すればいいのだ。
▼今朝のNHKラジオのトップニュースはシリア問題を延々と7分やっていた。3番目にやっとインドのスズキで暴動が起きたニュースになった。これは昨晩の民放で知ったのだが、NHKは一貫して無視していた。朝刊を読むと従業員にカーストに関するで差別的な発言がきっかけになったと書いているだけだ。でもなぜ暴動になったのか分からない。外電を見ても英語サイトを見ても団体交渉をしていたら、殴り込みがあったという以上の事は分からない。ネットニュースを見た限りこのサンケイニュースが一番詳しかった。
▼イギリスオリンピックで日本国内は「狂騒曲」で舞っている。電車に乗ると松岡修三が和服に金色の鉢巻をして缶ビールを飲めという。なでしこがフランスに到着すると「長旅の疲れも見せず」という慣用句を使って褒め称える。疲れているかどうかは、本人でなければ分からない。大体12時間も飛行機に乗っていて時差ぼけがない筈はない。ところがNHKは18日も19日も「長旅の疲れも見せず」と同じ原稿を読んでいた。
▼都知事は2週間休んで、公費5800万円もかけてオリンピックの「視察」(実は観光)に出かけるとしていたが、「風邪」とかで行くのを取りやめた。首相も昨日の国会答弁で行くのを止めたと発言した。民主党の「崩壊」が始まっているのに見学はしていられないだろう。
▼今晩も天気が悪そうだ。雨降りだからと言って国会包囲を止めるわけにはいかない。今晩は多少暖かくして出かけよう。わたしは体調管理を考えて国会に到着して2時間たったら帰る。しかし2時間も「サイカドウ反対」などと叫んでいると翌日声が枯れてしまう。ネットを見ていたら100円ショップでカスタネットを買った人の話がでていた。こんなことなら昨年9月に高知のはりまや橋で、鳴子を買って来ればよかった。

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July 19, 2012

日本のメディアは感度が鈍い。

▼1週間前にダイエットをする決意をした。わたしの場合夏はトマトジュースを寒天で固め、中にトマトを細かく切って入れる「トマト寒天ダイエット」で痩せることができる。しかし涼しくなると、これでは身体が冷えるので具合が悪く中止となる。何か食べたくなったらこれを一口食べると空腹感はなくなる。おかげで1週間で7g体重は減った。ひと月もすれば目標体重になる、と思う。
▼最近日本のTVでは北朝鮮の政権で軍のトップの交代が、何か大きな変化の前兆であると話題にされている。北のTVでは、昨日の放送でも独特のトーンで記事を読み上げるアナウンサーが原稿を読み上げていた。しかしよく考えてみると今朝のNHKラジオでは大飯原発3号機の燃料棒が引き抜かれて、核分裂が始まりまもなくフル稼働に入る。それによって関電管内の節電目標は引き下げられる、と。しかしこれらはすべて電力会社の書いたシナリオで、聴いている国民はマインドコントロールされているのだ。北朝鮮の放送を嗤う前にNHKのデタラメなニュースを嗤ったほうがいい。
▼ここで永田浩三さんが書いていることは、日本のマスメディアの腹が据わっていないから、政府の思い通りにコントロールされている事を指摘している。
▼エネルギー環境会議が主催する「エネルギー・環境の選択肢に関する意見聴取会」は博報堂が7480万円で請け負って行なっている旨を東京新聞が報じている。さらに電通は1億2千万円で応札しているのだ。この5千万円の差は一体どこにあるのだ。
▼グリーンピースの検査で「千葉県産の魚から放射性セシウムが検出された」という。魚はダメで海水浴が良いという理由は成り立たない。
▼オプスレイが配備されることに関連して、野田首相は「アメリカにやることに口は出せない」と言ったが、この人は自分が日本の首相であることを忘れてしまっったのだろうか?
▼追い打ちを掛けるように口先番長が昨日「アメリカに何らかの意見を言った方がよい」と発言したとされる。前原誠司とは憲法第9条改正の必要性、武器輸出三原則の見直しを言っている人物で、アメリカの軍需産業の売り込み代理人のような人物だ。(防衛関連の社団法人「日米平和・文化交流協会」の理事をしていた)それがいきなり第三者として涼しい顔をしてこういう発言をするには裏がある。つまりポスト野田はアメリカの信任がつよい自分にというアピールをしているのだろう。
▼今朝の朝日で「金曜の夜、官邸前で」という1面を使った企画があり、小熊英二慶応教授が「経団連も、自分の会社の利益しか考えていないのではと思われている。マスコミは報道管制を敷いたと思われるくらい感度が鈍い。だから自分でネットを見る方向に流れているわけです」と指摘している。企業もマスメディアも、それを忘れると大衆から見向きもされなくなることに気づいていない。小熊さんの優れているのは殆どのデモに参加して人々をじっくり観察していることだ。

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July 18, 2012

フィンラントは核廃棄物を処理し、日本は放置したまま。

▼昼間は陽射しが強すぎて外出もままならない。だが所用があるので出歩かなければ生活はできない。夕食をたべたら涼しくなったので、久しぶりにスカイツリーまで歩いた。雲の具合がよいのか、カメラを持った人が大勢近くの橋の上で構えていた。せっかく買った高いカメラもこういう時にもで使わないと、タンスの肥やしで終わってしまう。
▼夕方見たテレビで2本が印象に残った。一本は事故や事件で死亡した家を片付ける仕事の二次下請けをしている会社だった。身元不明の孤独死の死体が見つかって、ゴミの処分と清掃を引き受ける。死臭が酷いので戦争中のガスマスクに似た、防臭マスクをつけないと仕事にならない。まず作業に取りかかる前に合掌してから取りかかるが、足の踏み場もないとはこのことだ。
▼残された遺品を見ても、生活保護の申請書はあったがどこの誰なのか見当もつかない。最後に残ったのは数冊のアルバムと旧式のフィルムカメラ1台だけで、それだけ小さな段ボール箱に収められた。死体があった部分の床は徹底して磨き、死臭がなくなるのを自分の鼻を使った確認する。さらに死体のシミのあった床板は全部外して取り替える。
▼人間の最後の荷物はみかん箱一つになってしまう。残された人が困らないように、生前から重要な荷物は、海外旅行で使うバゲッジ1個くらいにしておいた方が良い。これから緊急事態が起きて退避しなければならなくなったら、それは現実の問題になりうる。作業にあたっていた青年は「これからは、もっと親を大切にしなければ」と語っていたのが印象に残った。
▼もう一つフィンランドの使用済み核燃料の処理施設だ。これは映画にもなっているが、女性記者が現地に行っているが、映画「10万年後の安全」の繰り返しだ。一度ブログでご紹介したのでそれをご覧いただきたい。記者は「10万年後の人たちはどうやって危険な核物質だという事を知るのか?」にこだわっていた。映画の最後でもその話になる。わたしが言いたいのはフィンランドは水力も不足しているのでエネルギーに原発を選んだ。しかも地震がないので岩盤のしっかりした地下に核廃棄物を保管している。日本に当てはめて考えると、よくいわれる「トイレのないマンション」で原発で核廃棄物を作る一方で、処理がまったく出来ていないことなのだ。その点を番組で指摘して欲しかった。高いカネかけてフィンランドまで行って何をしていたのだ。
▼だか次々と明るみに出てくるが、大飯原発の直下には活断層が見つかっている。関電はそれを知りながら建設した。福島原発があの地震でもかろうじて生き残ったのは司令室のある免震塔が、壊れないように設計されていたからだ。ところが大飯はあと3年後に免震対策をするという。さらに津波があった時の排水モーター設置も3年後だ。野田首相は「私が責任を持つ」と言った。だが野田首相の民主党は参議院でも「脱原発」や「消費税増税に反対」さらに「尖閣列島で弱腰」で脱党する党員が続出している。この状態が続くと首相の座もあと2ヶ月ももたないかも知れない。そのとき事故が起きたら野田は何と言うのだろう。おそらく「俺が首相だったら責任をとる。だが今は首相じゃないから知らないよ」とでも開き直るのだろう。

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July 17, 2012

なぜ「ノー」と言えない電力会社執行役員たち

716
(716反原発10万人集会の様子。読者提供の写真)
▼猛暑の16日は終日自宅で読書をしていた。毎年7月下旬はとくに注意をしている。桑名は「美談」が次々出てくる。意識不明と発表されているのに、手を握ったら握り返えした。(あり得ない)人が訪ねてくると血圧が上がる。奇跡が起こる(妹談)etc.etc.
▼朝刊には福島県の勿来海水浴場が2年ぶりにオープンしたと、子どもたちが海水に浸かっている写真が掲載されている。何も知らずに海辺で新聞社のカメラマンの被写体になっている子どもたちは可愛そうだ。昨年は福島の海水浴場はすべて閉鎖されていた。茨城の海水浴場は辛うじてオープンしたが、福島に一番近い海水浴場は、客足が一番遠のいてしまった。放射能はそんな2年で数値が低くなるはずはない。おりから水俣病の認定は今月末で締め切られる。ところが「水俣病の症状がある」という人に対して40年前に魚を食べたという領収書を提出せよというお国柄である。
▼もう一つ重要な話は昨日の「203年の原発依存率についての意見聴取会原発存続に関する公聴会」である。この公聴会に電力会社の執行役員が多数「存続派」として出席して意見を述べていたことだ。親の意向で幼い頃から塾通いをして一流大学を出て、一流企業に入る。入ってからも出世競争で同僚を引きずり下ろさなければ、自分は日の目をみない。ようやく執行役員になれたら「原発事故」だ。家族を食わせるためには会社の言いなりにならなければならない。先の福島第一原発でも、事故発生と同時に、現地福島の住民は対応が分からず右往左往しているのに、多くの社員は家族だけを「東京に逃げろ」と指示して逃すことを臆面もなくやっている。
▼わたしは官僚がどうやって出世していくか知らない訳ではない。ある問題が起きると、当該の役所は国会で「国の見解がいかに正しいか」証言しなければならない。最初は係長あたりがそつなく答弁できれば、次のステップ課長になる。こいつは「安心して使える」という確証をえるために「証言」で試す。これは実質上の「踏み絵」なのだ。
▼TV画面でみる、「40年、50年も平気だ」と宣う電力会社執行委員たちの顔を見ていると、心なしか歪んで見える。「一流大学」を出ているのだから事の善し悪しは分からない筈はない。わたしはこいつらの顔を見るたびに、今週末も首相官邸包囲デモにいかなければという気持ちになる。

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July 16, 2012

政治とは政局で決まっていくもの…。

▼きょうの反原発デモには行きません。TVの芸能ニュースではロック歌手の桑名正博が脳幹に出血して手術も出来ず意識不明の状態が続いているという。わたしも倒れたのは今から6年前の7月19日だった。30度を超す暑い日に出歩くのは避けなければならない。しかし最近外を歩くと脚を前後に出すたびに「サイカドウ」「ハンタイ」という言葉が口をついで出てしまう。
▼14日の「愛川欽也パックイン・ニュース」では6日に放送された、小沢問題の釈明から始まった。6日にコメンテーターとして出席者していた3人が「小沢新党には期待しない」と発言したことで、愛川がたじたじとなってしまったので、その理由を説明するのに10分ほど使っていた。13日出席した川村晃司氏は、「政治は政局で決まっていくもので、マニフェストで決まるものではない」と明言していた。そして彼自身も小沢新党立ち上げの記者会見に出席したが、小沢が言う4つの柱は1)消費税増税反対。2)脱原発。3)オプスレイ配備反対。4)TPP反対だという。
▼しかしわたしは小沢氏は聞こえの良いスローガンを並べただけだと思う。本気でそう思うならば、先に書いた様に議員会館の前で毎週開かれている「反原発集会」にちょっとでも顔を出して一言挨拶すれば良い。しかし小沢本人はおろか新党に所属する議員すら顔は出していない。昨日の読売のアンケートによれば「小沢新党に期待しない」という人は81%だったという。
▼13日の放送ではアンケートの手法が問題になった。NHKはコンピュータで抽出された固定電話の持ち主。今の若い人は一体どれだけ固定電話を持っているのか?NHKのアンケートに答えられるのはヒマで家にいる高齢者だけではないのか?この点時事通信社は個別面接方式でアンケート調査を行っていて一番正確だと思われる、と川村氏は言い。民主党の支持率は過去最低の6・7%に落ち込んでいると指摘していた。
▼続いて川村氏は記者の素質にも触れた。それは記者会見のおり、若い記者達は発言している人の顔を見ずにパソコンのキーボードを打つのに一生懸命だ。政治家などは喋っているときの表情、手の仕草にも重要なメッセージが込められているので見落としてはならない、という物だった。
▼この日のゲストは藤波心ちゃんもいて、三重の学校の自殺問題では自身の体験も含めながら、「行きたくなければ学校に無理して行く必要はない。フリースクールもあるし、大学受験資格だって、自分で勉強すればできる、と喋っていて。またオウム事件や原発問題に関してもとても高校1年生とは思えない発言をしていた。

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July 15, 2012

◇「ぼくたちのムッシュ・ラザール」を見る。

Syrop
(初日プレゼントのシロップ)
▼暑いですねー。わたしの部屋のエアコンは故障したままです。先日洗濯機を修理したばかりなので、修理は見合わせています。それにわたしはエアコンの冷たい風に直接当たると具合が悪くなるので、リビングから流れて来るくらいの風量がちょうど良いのです。さらに自室にあるパソコンを冷却するための12cmファンを回転させる。昨年買った冷却鉢巻など引っ張りだして使っています。昨日の朝日では13日の国会包囲デモは「警察発表1万人」と誤魔化していました。今朝ネットで確認したら「主催者発表15万人」となっていました。朝日は記事が大きい分、その数を警視庁発表にしてバランスを取ったつもりなのでしょう。そして今朝は「天声人語」で包囲デモの事を取り上げています。
◇「ぼくたちのムッシュ・ラザール」土曜日朝の新聞の映画広告欄を見て、これに決めた。毎週最低でも1本映画を見ておかないと、原稿を書く時に困る。映画は初日の2回目に行ったらなぜか「メイプルシロップ」をくれた。映画はフランス語を喋っていたし、なぜメイプルシロップなのか分からなかった。しかしサイトを見たらカナダ映画だという事が分かった。
▼舞台はモントリオールの小学校。冬の朝、登校時にある少年は「牛乳当番」で、牛乳を籠に入れて教室に駆け込もうとする。しかし教室には鍵がかかっていて、ドアのすき間から覗くと担任の女教師マルティーヌが首を吊って死んでいるのが見えて大騒ぎになる。
▼1週間後、生徒たちはショックを受け、学校側は生徒たちの心のカウンセラーを呼んでケアをしようとする。そんな時「代理教師募集」の案内を見て「後任は見つかりましたか?」と風采の上がらない一人の男が売り込みにやって来る。校長は事件の対応に追われていて、体よく断ろうと思っていたが、中年男のバシール・ラザールがアルジェリアで19年間、教師として働いたことがあるというので、代用教員として採用を決める。
▼バシール・ラザールはぼくとつな性格で、今まで机の並べ方が円形状になっているので、寺子屋敷に並び替えさせるが、生徒たちには女教師が首をつった天井を気にしているので、校長に「教室を変更できないか?」と尋ねるが「空きはない」と言われる。教師が自殺したことで牛乳当番の生徒シモンは、自殺は自分が反目していたに対する当てつけだと考えている。一方聡明な女生徒アリスは先生がアルジェリア出身であることに興味を持ち、資料や写真を集めたりする。ラザールは穏和な性格で実直だが、授業は洗練されてはいない。小学生には難解なバルザックの小説を朗読して、筆記させたり、古い文法用語を用いたフランス語の少々時代遅れの授業を行うので、生徒たちは戸惑いつつも、次第に以前の生活を取り戻していく。
▼トラブルや悩みがあってもいつも真摯に向き合ってくれるラザールに、生徒たちは心を開いていく。だが、ラザールも母国アルジェリアを脱出するとき、チュニジアを経由するが、そのとき何ものかによって家族を失っていた過去を持って心に傷を負っていたことがわかる。そして「難民申請」を裁判所申し立てている最中だった。

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July 14, 2012

国会前の歩道規制とデモ参加者のせめぎ合い。

Demo7131
(福島を忘れるな!)
▼朝はMRIで検査して、すぐ画像をみながら診断結果を説明してもらう。日本人は6人に一人の確率で認知症になる可能性がある。みなさんも意識がはっきりしているうちに、やりたい事をしておいた方が良い。知り合いにも既にその症状が出ている人が何人かいらっしゃる。会うたびに同じ話を繰り返すというのはすでに、その前期症状である。夕方は国会に向かう。朝日夕刊には「地下鉄国会議事堂の出口は一箇所に規制する」と、警視庁のコメントが出ていた。みんな夕刊の記事などを当てにはしていない。ネットで調べて来るに違いない。警察のソフト規制は一段と厳しくなる。歩道に通せんぼの鉄柵が増えている。狭い歩道に鉄柵を設置しているので、通路は余計狭くなる。
Demo71312
レイバーネットに掲載された写真、右の白い野球帽が筆者です)
▼今朝の朝日の朝刊でもお分かりのように、朝日は記者を多数配置して取材していた。集まっている人を見ていると、ホントに普通のヒトがおおい。原宿の竹下通りを歩くような格好で来ている女性も多く、木の小枝を2本叩いて「再稼動ハンタイ」を叫ぶ。あるいはタンバリンを鳴らしている人もいる。生の紫陽花を持っている人、造花の紫陽花を持っている人もいる。ネットで100円ショップでカスタネットを買ったという書き込みもあった。2時間も「サイカドウ、ハンタイ」を叫んでいると翌日は声が枯れてしまう。まぁ大げさに言うと大きな盆踊り大会という雰囲気だ。
▼わたしは会場の様子をブログの速報とツイッターで発信しながら歩いているので、ご覧頂きたい。挨拶は始めに2人で、まず民主党を資格停止になっているという、橋本衆議院議員が挨拶があった。次が外国人が英語で挨拶したが誰なのか分からなかった。近くにいた若い女性が「何を言っているのかわかーんなーい」というので、「大飯原発再稼動反対、野田首相は退陣しろ」と言っていると通訳する。NHK「基礎英語3」は、今年聴き取りが中心なので、国内でも役に立つとは思わなかった。それぞれ持ち時間は1分なのでとても良い。
▼警察官もこんな蒸し暑い日に完全装備で辛そうだ。しきりに帽子を脱いで汗を拭っている。歩道の三角コーンの位置を巡って攻防が続く。1cmでも警察側に押すと「すみません、道を開けて下さい」を繰り返す。ある女性は着用している雨合羽に「原発廃炉」などと書いてある。それを警察官の目を盗んでは歩道側の鉄柵に広げている、警察官が来ては撤去し、いなくなるろ広げるの繰り返し。抵抗運動のしたたかさを感じる。昨晩はビデオ機材も持参しましたので、いずれご紹介します。
▼思うにこの警察による規制は、参加者に示威行動を諦めさせる狙いを持っていると思う。人が増えると参加者は歩道に飛び出して、規制は意味がなくなってしまう。昨晩の場合も結局最後には総理府側の一車線はデモによる解放区となってしまった。見ていると車道を走る自転車は規制されていない。それならばみんな自転車の銀輪部隊になって押し寄せるか、リヤカーを引いてくれば警察も規制できない筈だ。

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July 13, 2012

13日金曜日も来ました。

13日金曜日も来ました。
国会包囲デモに。
Duke(Mobile)

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◇WOWOWで「悲しみの青春」を見る。

▼昨日パンダ死亡の記事を書いたら某読者から、「昨日のパンダのニュース、私はあまりにショックで、しばらく固まってしましました・・・。」というメールを下さった。わたしは個人的にパンダに恨みは持っていない。それを景気回復などに利用しようという人たちがいる事を考えている。夕方のJ-WAVEを聞いていたら、上野のパンダが成長していれば100億円の経済効果があったのだという。それは和歌山ともう一つパンダがいる場所で30億から70億の経済効果があったので、上野なら100億だと予測したらしい。
▼誕生を当て込んでピンバッジを注文していた会社もあるらしいが、それもダメ。この数日上野聚楽だとか京成ホテルの株が上がっていたらしい。これもパンダを見に来る人を当て込んだのだろう。お金の余っている人はそれなりに知恵を絞っているらしい。
▼昨晩の「ヒミツのケンミンショー」には笑ってしまった。「県民ヒミツの合い言葉」だ。「西の長崎」と言ったら佐倉の子どもも大人も「東の佐倉」と答える、というのだ。佐倉市の方々には大変お世話になっているので、ちゃんと「東の佐倉」と答えられるし、悪口などは言えない。ところが長崎に行ってそれを聞いても、「東の東京」くらいしか答えられない。これは市起こしの一環として蘭学を広めて、順天堂を作ったという故事に因んで教育してきたためだ。
▼きょうの国会包囲デモで警視庁はさらに地下鉄国会議事堂出口の規制を強めると発表している。午後3時以降は出口を一つにしてしまう。もしデモに行く方は霞ヶ関駅のA12番で出て歩くとよい。わたしは一貫してこの出口を使っている。また7月15日と22日には野田首相の地元船橋でデモが予定されている。詳しくはこちらに出ている。全国的規模の集会は16日(月・休日)10万人集会(11時より、代々木公園で開かれる。わたしは高田がん(全国どこの選挙でも立候補した政治ゴロ)でもないし、毎日出歩いていては身体がもたないので、1週間に一度にしている。
◇「悲しみの青春」WOWOWで11日に放映されたものを録画して見た。最初の自転車でテニスに向かうシーンを過去に見た事がある。第二次世界大戦が迫っている北イタリアのフェルラーラ。町外れにはフィンツィ・コンティーニ家の広大な屋敷があった。主人公はこの当主の娘ミコル(ドミニク・サンダ)で、ある青年とユダヤ教会で顔をあわせ、それ以降惹かれあう。だがもう一人ミコルに想いを寄せる大学の先輩ジョルジュがいる。
▼だがファシズムが迫ってくる世相を予感して、ユダヤ人の彼をミコルは避けている。友人達は次々倒れるがミコルは生き残る。だが命を長らえるには強制収容所に入るしか残されていない。もしイタリアがファシズムの道を選ばなかったら、ミコルの家族や友人たちの楽しい思い出と生活も永遠に続いていたに違いないのに…。44回アカデミー賞外国映画賞を受賞した作品。ドミニク・サンダは可憐で美しい。31日にベルトリッチの「1900年がWOWOWで放送されるが、それが撮影されたときより、7年ほど若い。

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July 12, 2012

4人の交通事故死よりパンダ死亡記事が大きいとは。

Book_2
(図書館から中々届かない本一覧、貸してくれれば1冊2時間で読み終えるのに…)
▼猛暑だったので、クリニックの患者は少ないと思い午後の診察を受けに出かけた。お年よりは豪雨とか猛暑の日に二の足を踏むので少ないのだ。前回の血液検査の結果は問題なし。だが前回のMRI検査から一年が経過したので、金曜日の朝やろうということになった。今週の金曜日も雨が予想されている。国会包囲デモに何を着ていくか迷う。前回レインシーツの上着を持参したが、蒸したので途中で脱いで腰に巻いた。もう一つは靴だ。レインシューズはいかんせん重い。
▼昨日の検索用語で「パンダの誕生がなぜ臨時ニュースなの?」というのがあった。わたしもその理由は分からない。gooの「教えて」に投稿すれば、ヒマな方々が手ぐすね引いて待っていてすぐ教えてくれるだろう。昨日問題のパンダは死亡したようだ。朝刊によれば、首都高湾岸線江東区の路線の追突事故で、ワンボックスカーに乗っていた税関職員が4人死亡したというニュースより大きな扱いだった。日本では人よりパンダの命の方が大事なのだ。
▼昨日のニュースで尖閣列島沖に中国の監視船が来たと大々的に報道されている。日露戦争の時、警視庁日比谷交番の焼き討ち事件というのがあった。これなど日露戦争「勝利」の実態は、息も絶え絶えにアメリカの仲介で日本は「停戦」に持ちこんだ。当時ロシアは次々陸軍の兵士を送りこむべく準備をしていた。もし戦争を続けていたら、大負け。しかし当時の新聞報道は「勝ったから領土を分割せよ」という世論に与してかつ煽った。その結果が日比谷の交番焼き討ちにつながった。
▼実際そういう些細なところから戦争は始まってしまう。「尖閣は日本のものだ」手を振り上げて、その手の下ろすところが間違うと大変な事になってしまう。今こそ新聞記者諸氏は「新聞と戦争」に学んで欲しい。国内のデフレ不景気や閉塞感から、「戦争」に簡単に火はついて燃え上がってしまう。
▼山田五十鈴さんがお亡くなりになった。わたしは彼女の出演した作品で一番印象に残っているのは、黒沢明の「蜘蛛の巣城」である。黒沢の作品で一番好きなのもこの映画だ。見たのは中学2年生くらいの時だった。ご存知のようにこの作品は、シェイクスピアの「マクベス」が原作となっている。戦国時代難攻不落を誇る蜘蛛の巣城の出来事。城は見方と思っていた男の謀反にあって城主は籠城をしている。ところが急に反乱を破ったというニュースが飛び込む。その連絡に当たっていた二人の武士、(三船敏郎と千秋実)は森の中で道に迷ってしまう。
▼そこで不思議な老婆が現れて(少年の頃、この場面が怖くて震えた)武時(三船)は将来城主になる、と予言する。その夜、武時は北の館の主に命じられる。武時の妻浅茅(山田五十鈴)は冷徹な女を演じる。そして国春を殺して城主になれと吹き込む。(続く、かも知れない)

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July 11, 2012

電力会社を倒産させないための「再稼働」

Asahi_2
(「週刊朝日」の新聞広告
▼家電修理会社に「電話をくれるよう」念をおしたにも関わらず、電話は掛かってこなかった。10時過ぎに催促の電話をすると11時先日来た青年から「すみません」と電話がかかる。わたしは応対するときに一切声を荒げたりしない。「とにかくコインランドリーに通うのは疲れたので何とか早くして欲しい」と頼む。すると「本日午後6時過ぎなら行けると思うので、もう一回見させて欲しい」という。「何?まだ修理箇所も分からないの?わたしも頼まれてパソコンの修理などに行くが、部品不足などで修理が出来ない時は、どの部品がないから、○日までに再度部品をもって修理に来ます、という。さらに部品を付け替えたら、同じ症状がでないか最後まで稼働させてチェックする。
▼しかし先日あなたが来たときは、フィルターの清掃だけでそれをやらずに帰って行ったよね」と確認する。確認すると「部品を持って来る」という。言葉足らずなのだ。午後7時過ぎに来て1時間作業をしていた。部品とは何かと聞くと「基盤を交換した」という作動チェックはテスターでしたが、もう遅いので洗濯から乾燥までご自身で作業をして確認して欲しい」と完全に修理できた事を確認してからお金をいただくと、帰っていった。夕べから2回フル稼働させているが問題はなさそうだ。しかしあの斜めドラムというのは信頼性に欠けると思う。
▼昨日の週刊朝日の広告に「本誌は国会包囲デモに賛同します」と冗談とも本気とも分からない文章が入っていた。(上記写真参照)先週の週刊新潮には「日本をダメにして政治家」特集だったが、一番日本をダメにしている野田が入っていないのはどうしてなのか理解不能だ。
▼わたしが毎週金曜日に国会包囲デモにいくのは、以下の内田誠さんの気持ちに極めて近い。
▼今朝のNHKラジオ「ビジネス展望」は金子勝だった。話の要旨は、今の日本の原発は40年という耐用年数が切れようとしている。今でさえ原発を動かしているのは債務超過状態である。この不良債権のような原発を止めたら、赤字が余計に増えてしまう。だから電力会社は安全性よりも先に原発を必死に動かそうとする。関電の場合は原発の依存度が高いから余計そうなる。しかも11基ある火力発電はカネがかかるからと8基を止めて、大飯原発を再稼働させているのが実情だ。これは昨日のブログでご紹介した通り。
▼つまり電力会社を倒産させないために、高いコストの原発を自転車操業的に動かしているのが実情である。今後は電力エネルギーをどうやって再生可能なものにして行くかなど国民的な論議をして行く必要がある。というような話でした。わたしも頭が目覚めていないうちに聞いているので、多分に聞き漏らしがあると思います。これは1週間後にNHKのポッドキャストで放送されます。
▼小沢新党の化けの皮が剥がれてきた。きれい事の羅列、その中には「脱原発」、「オプスレイ配備反対」の文言も入っている。この裏には社民党jを巻き込もうという魂胆がある。都会では議席の取れなくjなった社民党も渡りに舟という期待感を持っている。小沢氏がもし本気で「脱原発」と思っているならば、6日の夜の、福島瑞穂や亀井静香のように集会に来て挨拶すれば良い。議員会館から歩いて数分で来られる場所で、毎週集会は開かれているのだから。大震災後選挙区の岩手に帰っていないのも、「愛川欽也パックイン・ニュース」では「放射能が怖いらしい」と言われていた。脱原発国会包囲集会に顔を出さないのも、もしかしたらデモが怖いのかも知れない。

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July 10, 2012

わたしが「国会包囲デモ」にいく理由(わけ)

▼今朝は6時からコインランドリーに2回も行ってきた。流石に昨日は腹が立って5日にやってきた修理会社に「どうなっていますか?」と電話をした。担当者はあいにく休みだったが、今朝電話が来ることになっている。
▼昨日の検索用語を解析していたら、午後1時過ぎにNHKの職員が、Yahoo!検索の「国会包囲デモ」ということで、わたしのブログを見に来て下さった。写真ならいくらでもありますよー。規定料金でおわけしますからね。わたしも飯のタネなので無料という訳にはいかない。NHKが検索するということは取材にも行っていないのだろうか?動画もありまっせ。これは近く『鍵盤乱麻』一面トップに入れます。参加者がiPhoneで撮影したものです。わたしも自分の携帯で撮りましたが、良い映像は撮れませんでした。先週はあいにく雨降りだったので、ビデオカメラを持って行く気持ちにはなりませんでした。
▼きょうは、わたしがなぜ国会包囲デモに行くかというお話をします。50年前の60年安保は田舎町にいたので、高校内部の署名活動だけで終わってしまいました。今の日本の苦しみの根源の一つ、米軍基地や経済対米従属はそのときの安保条約にあると思います。いまこの年になって歩き回ることができるのは最後の機会だと思います。今年の運勢判断では、何か大切な人のために役立つように」ということでした。わたしは占いは別に信じていませんが、良いことは良いと前向きに信じます。
▼そして3月から始まった国会包囲デモは絶好のチャンスだと考えた訳です。さらに6月22日のデモは4万5千人集まったにもかかわらずマスメディアはまったく無視です。後はブログに書いて来た通りです。以下はあくまでも自分のことを書いています。今は酒を飲んで昔話をしておだを上げているときではない。1回酒を飲まなければ3、4回は国会へ行く交通費の足しになります。見知らぬ人たちと「サイカドー、ハンタイ」と叫んでいると脳の活性化につながります。しかも新しい友だちもできます。2時間のデモが終わって帰宅し、ウィスキーをロックで一杯やれば明日の活力になります。
▼デモに行くのは、地震直後に被災地の支援にも行けなかった、自分の義務を果たしたいこと。大げさかも知れませんが、気力と体力が残っている、今何かしなければ生まれて来た価値はなくなってしまうのではないか、という気持ちが強いのです。これはわたしの気持ちで他の人に同意を得たり、押しつけるつもりはまったくありません。
▼昨日のネットで次の3つの記事が気になりました。
1)原子力村の暴走はじまる。関西電力が大飯原発再稼働に合わせて、なんと火力発電所を8基とめる
2)小出裕章さんの「電力不足に関係なく、原子力は即刻廃絶にすべきだ
3)7月6日の国会包囲デモで坂本龍一が原発再稼働を容認発言するというガセネタが出て、バ○記者が彼が発言しようとする時、参加者を押しのけて殺到した。そんなヒマあるなら東電の社長に「原発を爆発させた事故の責任取れないのですか?」と食いついて見て欲しい。バ○記者たちの「期待」は見事裏切られた。

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July 09, 2012

◇「スープ~生まれ変わりの物語」を見る。

Manpuku
(有楽町ガード下のまんぷく食堂で食べた「まんぷく丼」)
▼本日の日本は新聞休刊日だ。従ってネタに不自由する。一社くらい発行してもよさそうだが、日本の新聞配布ルートは宅配に頼っているから、新聞を販売店までトラック輸送なり貨物輸送をするルートを抑えて、なおかつ販売店の協力を得られないと、事実上一社の抜け駆けで発行する事はできない。しかし現実に新聞社と販売店は「おし紙」を通じて持ちつ持たれつの関係でドロドロになっている。
◇「スープ」2日間も黙って家に籠もっていては後で困るので、映画を一本選んで小雨のなか見に行った。だが映画が終わったら外は晴天になっていた。小西真奈美という女優は好きで見に行くようにしている。ある企業の営業部の渋谷健一(生瀬勝久)は取引先から担当を外すように言われて来ている。社長に呼びつけられ今まで部下だった綾瀬由美(小西真奈美)が上司になってしまう。取引先に行って挨拶をして表通りを歩いていると急に落雷があって、二人はあの世に行ってしまう。
▼そこは地獄とも天国とも分からない場所である。生瀬は妻に離婚され娘と二人暮らしで、自分の意見を聞かなかった娘に手を挙げたことが心残りとなっている。そのあの世でも実世界で世話になった人物が次々と登場する。生瀬は何とか生きかえって娘に詫びたいという気持ちを持ち続けている。生前の取引先の男(松方弘樹)に聞くと、この先の池のほとりにスープを飲ませる場所がある。そこでスープを飲めば生きかえることが出来る。しかし飲んだら最後記憶は生前の記憶は一切なくなってしまうという。
▼だがスープを飲む振りをしてその先にある池に飛び込めば、記憶を残したまま生きかえることができる。生瀬はそれを実行する。その生きかえった世界は自分が高校生になっていた。だが勉強には身が入らず、自分の過去を探す日々を過ごし、成績はガタ落ちで両親や教師から大目玉を食らう。しかし自分の娘を探す事を諦めない。
▼生瀬の生まれ変わりは、母の墓地だけ覚えている。そこに時々バラの花束が献花されることに目をつける。この花束を持って来る人物こそ、自分の娘ではないかと…。
▼面白くはあるが、どうもお子様ランチの映画でありました。このスバル座という映画館のアナウンスはどうも昭和初期の録音のようで、いつも最初に聞いているとタイムスリップしてしまう。
▼予告で見た、これから紹介される面白そうな映画を2本ご紹介する。
1)「ニッポンの嘘~報道写真家福島菊次郎90歳
2)「ザ・レディ、引き裂かれた愛
6月13日もやります国会包囲デモ
▼6月16日(月)は「さよなら原発1000万人アクション

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July 08, 2012

「文脈」を理解できない人たちのつぶやき。

Susisoba
(表参道で食した蕎麦寿司)
▼昨日はいくつかのイベントがあった。1年前に行った「わだつみ会」では講演と映画会。昨年アンケートを書いて来たので葉書で案内をいただいいた。しかもテキストに「きけわだつみのこえ」を持参せよとあった。前夜のデモだけで疲れているので、本を読んで学習するのは辛いのでこれは、見送った。もう一つは近くの公民館で海中写真家の中村征夫氏の写真展が開かれていて、昨日は彼の講演もあったが、これも止めた。理由は簡単で義兄の家のテーブルが壊れてこの補強作業を頼まれていたからだ。
▼国会デモのときにこういうグッズを持っていると職務質問でたちまち捕まってしまう。必要最小限のドライバーと錐を持って出かけた。作業は一時間ほどで終わった。しかしいただきものという、そのテーブルは見ればみるほど不思議なほど華奢なつくりだった。つまり天板というかテーブルの上部と脚はニカワのような糊で接着されているだけなのだ。みなさんの家のテーブルをご覧になっていただければおわかりになろう。天板と脚は直接つながっていない。まず天板に直角に4枚の板を強力な糊で接着する。しかる後に脚を4枚の板に木ねじなどで止めるのだ。そうするとぐらつかない。
▼仕方ないのL字型の金具を4個購入してそれを天板と脚に木ねじで直接止めた。しかし止まったが左右にぐらつく、これでは新聞紙かタオルしか載らない。後日補強の板を4枚買ってさらに補強してみることにする。作業が終わって、くるみ蕎麦の店に立ち寄って蕎麦寿司なるものを食べて帰宅した。余力があったら恵比寿の写真美術館で世界報道写真展を見ようと思っていたがこれも止めた。
▼帰宅して「愛川欽也パックイン・ニュース」を後半の1時間だけ見た。前の朝日ニュースターで放送されていたときは、録画して早送りして見ていたが、ネットTVになってからそれが出来ない。朝日ニュースター当時は第一土曜日の夜はこの番組と金子勝の「ニュースにだまされるな!」があったので合計4時間の番組を見るのに時間がとられた。
▼昨日の放送では小沢新党はどうなるかというような話が1本あった。愛川は俳優だから政治状況を的確に把握できていない。だから彼は一度小沢に首相をやらせてみれば官僚に睨みが効くし、アメリカにも言いたいことが言える、というのが持論である。ところが出席者の多数は「小沢は多数派になりたいから今も急に脱原発などと言いだした」つまり機を見るのに聡いのだ。しかし国民の世論の具合をみてそう発言するのは今まで脱原発を一貫して言ってきた社民党や共産党に失礼である。むしろ原発推進と言っている野田の方が一貫してぶれない発言したのが元朝日新聞政治部記者、論説委員の早野透だった。
▼それに対して、KINKINTV のツイッターで「早野氏が野田を支持している」等という批判が放送直後からに対するかなり出ている。番組を一貫して見ていれば文脈が分かるのだが、そのつぶやきに対する援護射撃がまた増えるという現象がおきている。何か月も早野氏の発言を聞いていれば、彼がどんな人なのか理解できるはずなのに、言葉尻を捉えて予想もしない論議になっていくんは困った事である。

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July 07, 2012

国会包囲デモを激励に来た政治家たち。

Kamei
(目の前を亀井静香さんが行く)
▼今朝も7時代からアクセスがあるが、検索用語は昨晩のデモではない。昨晩国会包囲デモの先頭近くにいた女性は25歳くらいだった。彼女はネットもやっていないが、やむにやまれぬ気持ちで国会にやってきたという。もちろんデモも初めてだったが、会場付近で配布されたプラカードを持って「再稼働反対」と叫んでいた。先頭付近には福島から来た女性や子どもたちがいた。著名人の挨拶が始まると亀井静香が前を横切っていった。近くにいた女性が「亀井さん握手して下さい」というと気軽に応じていた。わたしは亀井氏が来ていれば、今晩も機動隊の弾圧はないだろうと思った。
No
(国会の前で「再稼働ノー!」と叫ぶ)
▼何せ手作りのハンドマイクを組み合わせたスピーカーなので、挨拶は途切れ途切れで内容は何を言っているのか把握できない。聞こえた政治家の顔ぶれは福島瑞穂と亀井静香だけだった。小沢も来れば男を上げるところだが、彼は橋下と手を組むことを視野に入れているので間違っても来ないだろう。政治家の話はともかく、一般参加者の話で印象に残っているものをいくつかご紹介する。福島から来た女性は、幼い子どもを被爆させたくないという気持ちは当然だ。自分の場合息子の働く場所がないので、被曝線量の多いところで仕事をさせなければならないのが辛い、と語っていた。大飯から来た男性は自分は30数年間原発の大飯町に住んでいるが過去に一度も避難訓練などしたことがない。実際に事故がおきたらどうなるのか心配でならない。再稼働を即時止めさせたいと語っていた。

▼わたしの立っている場所からは、福島の人たちと労組の腕章をした人たちがいた。そのことで昨晩6ch系で鳥越俊太郎が「労組員は日当を貰ってきている」と発言したことで、労組の参加者から「全部自分のカネで来ていて日当など出ていない」と怒りの声が上がっている。鳥越俊太郎は権力に異論を申し立てることは決してしない。彼の番組を見れば分かるが軸足を権力の側において発言する人なのだ。
▼今朝の朝日でも昨晩のデモの扱いは3面で小さかった。それもデモの参加者の人数が警察発表と主催者発表となぜ違うのかという話に矮小化されていた。大新聞社は社員が大勢いるのだから、実際に動員して人数を数えるなど検証してみれば良い。だが実際にやっていることは「警察発表」を鵜呑みにして書く事しかしない。その朝日に「オウム事件」について週刊朝日の特集号の発売広告が出ている。だが今までオウム事件がなぜ起きたのか検証した人は誰もいない。外部から接近していた人は森達也さんしかいないと思う。昨日発売になった「週刊金曜日」で森が書いている。それによれば取り巻きが麻原に都合の良い情報しかあげなくなってしまった。それから誤った判断を始め、自分たちが攻撃されるから、やられる前に攻撃をしてしまえという考えになった。大なり小なり、組織は伸ばそうとするとそういう隘路に落ち込んでしまう、という話は説得力があった。
▼土日は遅めにアクセスして下さいね。洗濯機が壊れたままで、毎朝食事の後にコインランドリー通いをしています。1面の雨に濡れながらデモをしているお母さん方の写真見て下さい。

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July 06, 2012

6日も来ました。国会包囲デモ

今日も来ました。国会包囲デモ
♪「こんばんはー、お久しぶりね。」中島みゆきの歌「こんばんは」です。Nさんにお会いしました。先にズラッと並んでいるのは機動隊の警備車両。
Duke(Mobile)

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パンダの出産が臨時ニュースだって?

▼しかしなぜ昨日のパンダ出産が臨時ニュースになるのだ?どうも狂っているとしか思えない。それよりも6月末の福島第一原発4号機の冷却が2日間できなくなってしまった方が重要かつ緊急なニュースだと思う。あれなど関東地方全域に避難準備が発令されてもしかるべき事態だった。それなどひた隠しにしてTVは報道しなかった。
▼昨日来ミキハウスの社長が「交通事故では100万人の死者がでているのに、原発事故ではそれほど出ていない」と発言して問題化されている。原発事故直後に評論家勝間和代が同じような発言をしたときはバッシングにあって、すぐ発言を撤回した。後者は女性だからバッシングにあうのか?今朝のあるブログを読んでいたら、「交通事故を批判する人は事故防止の行動を起こしたことがあるのか?」と書いていてこれも驚いた。
▼まず交通事故と原発事故を同列におくことが間違っている。財産や生命まで奪われて、自分の生まれ故郷に帰れない人がどれくらいいるか考えたことがあるのかだ。交通事故は一般的に交通事故の保険で一定の金額がただちに補償される。しかし東電事故の補償は遅々として進まない。仕事を失った人たちは「福島」というだけで仕事が見つからず、再び放射能汚染地域に戻って危険な仕事に従事せざるをえない状態が続く。
▼これを考えれば、原発の爆発事故は単に死者の人数の多寡の問題でないことはお分かりになろう。経営者や、某評論家はその辺がまったく分かっていない。というかわざと曲解しているのだ。四号機の実態というのは、実際には爆発炎上だったのだ。それを今も日本政府はひた隠しにしている。
▼わたしには関係ないが「夏のボーナスシーズン」に向けてパソコンの新製品が続々と発表されている。そのウリで一番面白く、かつ矛盾しているのは「パソコンでテレビも見れる」という事に落ち着くのだ。この語り口は過去10年以上、「パソコンの究極の選択」がテレビになっている事が情けない。国会包囲デモを終始一貫して無視し、緊急避難の事態が迫っていても、「パンダの出産」でお茶を濁すノーテンキぶりを示しているのだ。
▼ドラマでいえばこの時期、警察や検察ものが目白押しだ。悪い容疑者を殴る蹴るのして捕まえて、「犯人一丁あがり」で終わり。見ている人は悪さをする犯人を逮捕する場面で溜飲をさげる。昨晩から始まった「京都地検の女」は痴漢の容疑者となった人物の冤罪を晴らすというような内容だった。最初の15分しか見ていないので結末は分からない。現実に検察は警察の取り調べと追認するだけで冤罪を晴らす行動をする筈がない。
▼だからドラマを見ている人は恰も検察が何とかしてくれるなどと、淡い期待を抱いてしまう。現実に必要なのは取り調べの可視化で、これも民主党のマニフェストに入っていたような気がするがどうなってしまったのかなー。きょうの国会包囲デモは午後3時から雨脚が強くなりそうなので、揃って一緒に行くのは取りやめます。わたしはレインスーツを買い直したので一人で行って来ます。

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July 05, 2012

6日も国会包囲デモに行こう。

▼3日深夜に洗濯機の排水ができなくなり、止まってしまった。徒歩3分のところにコインランドリーがあるので朝食後、そこに持ちこむ。メーカーの修理サービスに電話すると、最短で5日になるという返事だった。しかたないのでその日程で来て貰うことにする。その後「キャンセルがあったので4日午後に行ける」という電話が入って来て貰う。若いサービスマンが2人やってきて2時間ほどフィルターの掃除をして、「これで乾燥までフルコースの洗濯をして様子を見てくれ」と帰っていた。だが深夜の洗濯で再びストップしてしまった。時間をかけた割りには何も解決していなかった。本当はその場でタオル一枚でも良いから洗濯をフルコースでやってみて帰るべきだっただろう。ふたたびブログを書く前にコインランドリーに行ってくる。
▼昨日のインタビューは無事済んだ。JR某駅の改札口で待ち合わせる。「相変わらずおしゃれですね」と言われる。若い女性と会うのに、家の中にいるときと同じユニクロを着て行く訳にもいかない、と言い訳をする。前振りでお話をしていると、先日の船橋デモには『鍵盤乱麻』メルマガ読者が3人ほど参加したらしい。しかもそのうちのお一人が東京新聞に写真が掲載されたという。きょうでも図書館に行ってチェックしてみようと思う。
▼明日の国会包囲デモには複数の参加希望者があって、3人で出かける。もし一緒に行きたいとおっしゃる方は事前に集合場所をお教えするので、あらかじめご連絡いただきたい。現地国会周辺では混雑で動きが取れないで、あちらでお会いすることは事実上不可能である。
▼アメリカのカリフォルニア州では、フォアグラを食用にすることが禁止になったという。だが日本にも悪しき食習慣はたくさんある。昨日のTVで「上総一の宮」と「佐渡」での直火の上にアワビを乗せて焼く「アワビの踊り食い」を2回も見せられた。どうしてこういう画像を放送するのか、いつも気持ち悪くなって目をそらす。活け作りも同様であり、調理した魚の口に日本酒を注いでピクピク動く姿を見て喜んでいる人の気持ちが知れない。だって苦しんでいるんじゃないのか?こういうものも禁止にしてほしい。
▼毎朝6時半のNHKラジオ体操を聴きながら身体を動かしている。その第一体操と第二体操の2分くらいの間に「首の回転運動」というのがある。首を1)上下に曲げる。2)左右に曲げる、3)正面を向いたまま首を左右にねじる。4)最後に左右に回転がはいる。ところがその運動を指導する人が3)の解説で「首を左右ににじる」と言っているように聞こえるのだ。どうでも良い話だがNHKにメールを送った。すぐ返事を頂いた。それによれば「ご指摘をいただき、VODで確認をいたしましたところ、「ねじる」と放送しております。」とあった。しかし今朝も3回のうち1回は「にじる」と聞こえたように思う。「にじる」とは広辞苑などによっても「煮汁」という言葉しか該当しない。

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July 04, 2012

世界一高い日本の国会議員の歳費

▼きょうは夕方、研究者からインタビューを受ける。数ヶ月前に話しがあって、「いいですよ」と簡単に引き受けた。そのときはインタビューの仕方を教えて欲しいので、立ち会って欲しいと理解していた。ところが今週になって日時の選定があり、改めてお聞きすると、わたし自身がその対象になるというので驚いた。写真も撮られないだろうから、夏のTシャツ短パンという普段着で大丈夫だろう。
▼小沢氏が民主党を離党して新党を立ち上げるのだという。最初の50人から2、3人踏みとどまってしまったようだ。自分で決断したことなのだからぶれないで欲しいものだ。しかしブレる裏には、官房機密費が投入されているらしい。国会議員の歳費は諸々込みで4000万円余だ。それに領収書なしで億のカネを貰ったら心は動くのだろう。日本の国会議員の歳費は世界中で一番高いという統計がある。
▼愛川欽也が昨年来言っている北欧のどこかを旅していたときの話。早朝自転車の一段がもの凄いスピードで駈けぬけて行ったという。通訳に「あれは何か?」と聞いたら国会議員で、これから早朝の会議をするのだという返事が返って来た。
▼みんな一度国会議員になったら、なぜ議席に固執するのかと言えば、居心地が良いのだ。与党になるまで社会保険庁のやり方を攻撃していた、N元厚労相は先の国会の委員会でも、率先して消費税値上げという、一体改革ではなく消費税増税だけの片一方改革に賛成票を入れていた。公用車付きで、通信費100万円、飛行機の座席もグリー車のチケットもあってたまらないだろうと思う。
▼今朝スウェーデンにお住まいの方のブログを読んでいた。すると55歳の女性国会議員の月給が40万クローネ(約50万円)と書いてあった。それでもその話を聞いた現地の女子学生が、自分の母親は看護師をしているが、それほどにならないという意味の事を言っていたという。スウェーデンの人々は消費税も高くて貯金はできない。しかしきちんと税金を納めていれば、国が最後まで面倒をみてくれる仕組みが確立しているのだ。
▼逆に言えば日本は国が何もしてくれないから、貯金をして老後に備えなければならない。豊かだから貯蓄をしているのでは決してない。
▼昨日の朝日夕刊の「終わりと始まり」を書いている池澤夏樹が水俣病の事を「魚屋の領収書は不条理」と書いている。この魚屋の領収書はこのブログでも2度ほど書いた。池澤は、亡くなった人が蘇り、水銀中毒をもって生まれた胎児に健康が戻って誕生の日から普通の人生を辿り直す。患者にとって「解決」とはこういう奇跡であり、それはこの世で望めることではない、と言い切っている。おりから社会面で宮城・福島でも「海水浴場再開」という見出しが躍っている。数十年先に海水浴による放射能被害が顕著になったとき、それを誰がどうやって責任をとるのか、まったく不明確のままだ。おそらく「因果関係は証明できない」で終わってしまうだろう。

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July 03, 2012

ストーリーが単純でないと映画の客も来ない。

▼30日土曜日の「久米宏のラジオなんですけど」では番組の最初に毎回12分のフリートークがある。その中で久米は「毎週金曜日の国会包囲デモは人が増える一方で、もしかすると何か変化があるかも知れない」と2分ほど喋っていた。デモには元過激派が入っている、政党が主導しないデモはダメとかいろいろおっしゃる方がいる。まぁそういう方には一度でよいからデモに参加してみる事をお勧めする。政党や労組のデモとは参加している顔ぶれが違う。わたしは、機関紙の購読部数を増やすことだけが目的化している今の政党にそれほど期待していない。官僚に対抗できるだけの頭脳を用意しないと、政権を執っても結局中身は何も変わらない。明治維新から連綿と続いている日本の歴史がそれを証明している。
▼もっと良い例では南アフリカとか、ケニアで、ANCというアフリカの「革命政党」は政権を奪取した途端、幹部が官僚に取りこまれ腐敗してしまった。そして予算の裏づけがないのにばらまき政策をやっている。その良い例がケニアが舞台の映画「おじいさんの小学校」だ。南アフリカも同様でアパルトヘイトはなくなったが、逆差別のようになりマンデラを神格化して、それをネタに金もうけする構造を作ってしまった。
▼今朝早くの検索用語で映画の衰退というのがあった。新聞をお読みになっている方は気づくと思うが、まず映画広告の量が減っている。一マス3cmくらいのそれすら減っている。かつては新聞紙面の2分の1は占めていたが、いまは2段くらいになっている。日本映画はつまらない。つまり元ネタがマンガだったりアニメだったりする。想像するにまともな脚本を書く人がいないというより、単純な話を好むのだ。芝居の演出をしている鴻上尚史が何かに書いていたが、「最近はシロかクロかわかりやすい脚本を書いてくれと言われる」そうでないと「分からない」と言われるという。
▼近くの映画館の上映作品を見てもアニメ原作が多い。過分所得が多い若年層を狙っているのかも知れないが現実にそうなっている。さらにシネコンというアメリカ資本の映画館が大量に出来ているが、どこも殆ど同じ映画しか上映していない。シネコンとは要するに観客数を素早く把握して無駄のない席を用意して利益を確保しようという発想から生まれている。だからはっきり言って内容などどうでも良い。
▼日本の映画は例えば昨年のロマン・ポランスキーの「ザ・ゴーストライター」のようにイラク戦争でアメリカに加担したイギリスのブレア闇(仮説だが)のような骨太で政治の不正に真正面からぶつかっていく映画は、日本ではもう期待できそうにない。映画の輸入会社も売れなければ仕方ないので、わかり安い娯楽映画しか輸入しなくなってしまう。「死刑弁護人」のプロデューサーは挨拶で「これだけ東京で観客のみなさんが来ていただいて嬉しい。映画の制作費はひねり出せないが、宣伝費くらいは取れるかも知れない」と語っていたのが印象に残っている。

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July 02, 2012

◇「死刑弁護人」を見る。(その2)

Yasyda
(左は映画のチラシ、右は「AERA」2008年4月26日号のの写真)
▼毎朝検索用語の解析から一日は始まる。Yahoo検索でこのブログの記事「29日の国会前デモ」が3位に来ていた。ざっと見ているとブログを書いている皆さんは、ご自分で現場に足を運ばずTVや新聞の画像を流用している事が多い。こういうのは近々警告で削除か摘発される可能性があるから気をつけた方が良い。わたしはこれから3ヶ月ほど毎週金曜日は、他の予定はお断りして雨が降らない限り国会前のデモに行くことにした。つき合いが悪いと思われるかも知れないが、後世に悔いを残したくない。それに今後は体力が衰える一方だ。
▼昨日NHK午後7時のニュースは今までとちょっと違って感じた。普通は7時のNHKニュースはヘッドラインだけ見て止めてしまう。まず大飯原発再稼働に関して新宿中央公園で開かれた7千人ほどのデモが報道され、参加者の声も出た。さらに新しいメガソーラーエネルギーをスタートさせた孫正義らの動きも報道していたことだ。さらにオプスレイ配備が沖縄県知事と岩国市長からも拒否されたことも報道していた。みなさん報道機関に意見があったら直接NHKに言いましょう。我が家では平均週二回くらいメールを送っている。意見は具体的な実例を示して冷静に書いて下さい。NHKからの返事は殆どありませんが、長く続ければ効果はきっとあります。こちらから送って下さい。ネットでグチを言っても世の中は何も変わりません。
◇「死刑弁護人」(承前)和歌山カレー事件に絞って書きます。安田は被告夫妻は保険金詐欺で億のカネを騙し取った。だが林真須美はカネ意外に興味はない人だ。だからTV記者に水道水を放水するなど「悪」のイメージをメディアを通じて押しつけ、先入観だけで「逮捕・死刑」が合理化されているが、獄中から「わたしは殺していません、助けて下さい」安田のところに来ている林の手紙で悲痛な叫び声を上げている。それで昨日ご紹介したような弁護士たちの検証が積み重ねていくことになる。
▼ただ国家権力にたてつく安田のような存在は検察にとって好ましくない。そこで安田=(イコール)悪徳弁護士というレッテルをはることになる。それが安田弁護士の逮捕というでっち上げが起き、10ヶ月収監され、最終的に最高裁で罰金50万円の罰金刑が確定する。この事件に際して検察が安田さんの所属する弁護士事務所を家宅捜索している模様がビデオに録画されている。弁護士事務所の再三の抗議にもかかわらず、事件に関係ない安田氏の書類を全部ひっくり返してみているのだ。
▼映画が終わって舞台挨拶で監督が「この映画を見るまで安田弁護士は悪い弁護士ではないかと思っていた人は挙手して下さい」というと70人くらいの参加者のうち17人くらいが挙手していた。わざわざ映画にやってくる人すらそう思い込んで、いや国家権力によって思わされている。この映画は名古屋の放送局が作ったTV用のドキュメンタリーだ。ところが東京ではテレビではなく映画館でなくては見られないとは何とも情けない話ではある。
▼今朝のNHKは「大飯原発再稼働」のニュースばかりだ。29日と30日福島第一原発4号炉が冷却不能になっていたことなどおくびにも出さない。これが爆発したらもう関東地方に人間は住めなくなるというのに…。

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July 01, 2012

◇「死刑弁護人」を見る。

Aisatu
(映画初日舞台挨拶、マイクを持つのが阿武野プロデューサー、右が斉藤監督)
▼金曜日は立っている時間が長かったので、足の脹ら脛が痛む。一般市民は地下鉄を降りて歩いて国会に向かう。大新聞社の記者は高級ハイヤーで取材に乗り付ける。そして首相に「デモをどう思うか?」と問いかけると、彼は「凄い音ですね」と答えたという。首相にとって人間の叫び声は「声」ではなく「音」にしか聞こえないようだ。何せあの首相は豚耳だから「豚耳東風」なのだろう。
▼昨日の検索用語の一位は『鍵盤乱麻』で二位は「蓮の花が咲くときポンと音がする」という訳の分からないものだった。ブログをご覧になって下さる方の多くは、新聞を購読なさっていないように思う。「写真展/社説」などというのもその証拠だ。
◇「死刑弁護人」東中野ボックスへ初日初回に行った。今朝M大学のN教授のブログをリーダーで読んでいたら最終回においでになったらしい。電車の中でバイオ(ソニーのPCC」を抱えて真剣に画面を見つめている一人の初老の男。昨今のゲーム機を操作している連中とは目つきが違う。この人物こそ安田好弘弁護士(64歳)だ。彼が手がけた主な死刑判決を受けた事件は「オウム真理教の麻原」「和歌山毒入りカレー事件」、「名古屋女子大生誘拐事件」、「光市母子殺害事件」、「新宿駅西口バス放火事件」など多数である。そして光市の事件では、あの橋下がテレビで煽ったことで「鬼畜」と罵られ、「悪魔の弁護人」として呼ばれ事務所にはカッターの刃が入った手紙などが送りつけられる。
▼筆者が安田さんのことに興味を持ったのは、数年前に発行された「AERA」に掲載された特集でもの凄い写真が掲載されていた時だった。狭い部屋は資料の山、巨大な50インチはあろうかと思えるディスプレイのTV兼、パソコンモニター、パソコン2台と寝袋もありそこで寝泊まりしているようだ。これは一体なにだろうとずっと思って来た。だがこのドキュメンタリーを見てそれが分かった。東京港区にある法律事務所の一室なのだ。普通弁護士というと高そうなスーツにネクタイでビシッと決めている。だが安田は安いチノパンとコットンシャツで過ごしている。そして断片しか伝えないマスメディアは拒否して「一言お願いします」というコメントは一切拒否する。
▼紙数が限られているので、詳しい事を知りたい方は映画館にお運びいただきたい。一例でいえば、「和歌山毒カレー」の林被告の弁護である。「死刑判決」の決定的証拠となったのはヒ素を入れた紙コップと、カレーのヒ素がまったく同じものだったという事だ。しかし最初の家宅捜索で自宅台所からヒ素は見つかっていない。青い紙コップと検察は言う。しかし最初弁護団に示されたのはモノクロコピーで、その後カラーの資料を取り寄せると紙コップは白か茶色に近い色だ。さらに近所の高校生があたりを伺ってカレーに何かを入れていたという証言だ。現状で実験するとレースのカーテンとアクリルの雨除けで、人物がいることくらいしか確認できないのだ。(明日に続く)

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