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July 02, 2012

◇「死刑弁護人」を見る。(その2)

Yasyda
(左は映画のチラシ、右は「AERA」2008年4月26日号のの写真)
▼毎朝検索用語の解析から一日は始まる。Yahoo検索でこのブログの記事「29日の国会前デモ」が3位に来ていた。ざっと見ているとブログを書いている皆さんは、ご自分で現場に足を運ばずTVや新聞の画像を流用している事が多い。こういうのは近々警告で削除か摘発される可能性があるから気をつけた方が良い。わたしはこれから3ヶ月ほど毎週金曜日は、他の予定はお断りして雨が降らない限り国会前のデモに行くことにした。つき合いが悪いと思われるかも知れないが、後世に悔いを残したくない。それに今後は体力が衰える一方だ。
▼昨日NHK午後7時のニュースは今までとちょっと違って感じた。普通は7時のNHKニュースはヘッドラインだけ見て止めてしまう。まず大飯原発再稼働に関して新宿中央公園で開かれた7千人ほどのデモが報道され、参加者の声も出た。さらに新しいメガソーラーエネルギーをスタートさせた孫正義らの動きも報道していたことだ。さらにオプスレイ配備が沖縄県知事と岩国市長からも拒否されたことも報道していた。みなさん報道機関に意見があったら直接NHKに言いましょう。我が家では平均週二回くらいメールを送っている。意見は具体的な実例を示して冷静に書いて下さい。NHKからの返事は殆どありませんが、長く続ければ効果はきっとあります。こちらから送って下さい。ネットでグチを言っても世の中は何も変わりません。
◇「死刑弁護人」(承前)和歌山カレー事件に絞って書きます。安田は被告夫妻は保険金詐欺で億のカネを騙し取った。だが林真須美はカネ意外に興味はない人だ。だからTV記者に水道水を放水するなど「悪」のイメージをメディアを通じて押しつけ、先入観だけで「逮捕・死刑」が合理化されているが、獄中から「わたしは殺していません、助けて下さい」安田のところに来ている林の手紙で悲痛な叫び声を上げている。それで昨日ご紹介したような弁護士たちの検証が積み重ねていくことになる。
▼ただ国家権力にたてつく安田のような存在は検察にとって好ましくない。そこで安田=(イコール)悪徳弁護士というレッテルをはることになる。それが安田弁護士の逮捕というでっち上げが起き、10ヶ月収監され、最終的に最高裁で罰金50万円の罰金刑が確定する。この事件に際して検察が安田さんの所属する弁護士事務所を家宅捜索している模様がビデオに録画されている。弁護士事務所の再三の抗議にもかかわらず、事件に関係ない安田氏の書類を全部ひっくり返してみているのだ。
▼映画が終わって舞台挨拶で監督が「この映画を見るまで安田弁護士は悪い弁護士ではないかと思っていた人は挙手して下さい」というと70人くらいの参加者のうち17人くらいが挙手していた。わざわざ映画にやってくる人すらそう思い込んで、いや国家権力によって思わされている。この映画は名古屋の放送局が作ったTV用のドキュメンタリーだ。ところが東京ではテレビではなく映画館でなくては見られないとは何とも情けない話ではある。
▼今朝のNHKは「大飯原発再稼働」のニュースばかりだ。29日と30日福島第一原発4号炉が冷却不能になっていたことなどおくびにも出さない。これが爆発したらもう関東地方に人間は住めなくなるというのに…。

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