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July 24, 2012

NHK「メルトダウン連鎖の真相」を見る。

▼この数日インドのスズキ暴動という検索用語が増えている。わたしはスズキについてはまったく知らないので、詳しく調べて書いてはいない。読んでいただいてもおそらくご期待には添えないと思う。しかし検索用語で云えば「○○○は本当?」というような物が多い。「本当」かどうかは、ご自分で検証して判断していただくしかない。
▼今朝「汚れた心」を書くかと期待していただいた方々には申しわけないがテーマは違う。本日は外で移動しながら3ラウンドの仕事があり、早めに出かけなければならない。21日にNHKで放送された「メルトダウン連鎖の真相」だ。当日は外出していたので録画して日曜日に見た。主として福島原発の2号機がなぜ爆発したか、実際に原子炉の操縦と操作に当たっていた人々の顔を出さずに当時を思い出して検証していた。みなさん当時は死ぬかと思っていたし、今でも悪夢を思い出して眠れないことがあるという。あのとき地震があってから水が循環しなくて冷却できなくなってしまう。このままでは原子炉が爆発してしまうので、冷却ポンプを(番組ではSR系とか言っていたが、メモはしなかったの間違っているかも知れない)何としても動かさなければならない。
▼電気系統の配線を繋ぎ直して何度もスイッチを入れてトライするが動かない。爆発するかメルトダウンするかになってしまうので冷や汗が作業員たちの背中を流れる。司令塔では何もすることが出来ない。吉田所長も15日には他の人がみると、目がうつろだった。ならばバッテリーを持って来ればよいのだが、それがどこにあるのか把握できない。さらに物資のうち何を優先すべきなのか判断すらできない。バッテリーが届かないので、職員や作業員の車のバッテリーを外して持って来て並列に繋いで電力を得ようとする。要するに循環ポンプより、わかり安く言えばベントをするために方法を変えたのだ。
▼あとで分かったが起動させるための12ボルトのバッテリーは女川まで来ていたが、それ以降の道は放射能で汚染されていたので、乗せた車は近づくことが出来なかった。副島原発には2ボルトのバッテリーしかなかったので使えない。そのうち猛烈な衝撃音が作業塔で起こる。メルトダウンか原発が爆発したのか?作業員たちの顔は蒼白になる。このとき現実には水素爆発が起きてしまった。そのことは住民には知らされなかった。作業員たちは持っている力を最大限に活かそうと不眠不休でやっていたのだろう。しかし最悪のシナリオで準備はされていなかった。あらゆる可能性を考慮して、物資を用意しておけば、あるいは水素爆発はしなくても済んだのかも知れない。
▼場面は転換してアメリカの原発、彼らは福島の事故を教訓としてあらゆる物資を原発の側に備蓄した。さらに爆発が起きたとき、防護除洗機能付きの車を用意して道路だけでなく、海路、水路、空路など様々な方法で物資を輸送できる体制を整えている。それに比べ日本の大飯は首相の「わたしが責任を持つ」という口先太鼓判だけである。
▼朝7時代にアクセスして下さる常連の皆様。7時台にブログの原稿を仕上げるのは不可能です。8時半以降にして下さい。お互い時間を無駄にしないため。

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