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July 12, 2012

4人の交通事故死よりパンダ死亡記事が大きいとは。

Book_2
(図書館から中々届かない本一覧、貸してくれれば1冊2時間で読み終えるのに…)
▼猛暑だったので、クリニックの患者は少ないと思い午後の診察を受けに出かけた。お年よりは豪雨とか猛暑の日に二の足を踏むので少ないのだ。前回の血液検査の結果は問題なし。だが前回のMRI検査から一年が経過したので、金曜日の朝やろうということになった。今週の金曜日も雨が予想されている。国会包囲デモに何を着ていくか迷う。前回レインシーツの上着を持参したが、蒸したので途中で脱いで腰に巻いた。もう一つは靴だ。レインシューズはいかんせん重い。
▼昨日の検索用語で「パンダの誕生がなぜ臨時ニュースなの?」というのがあった。わたしもその理由は分からない。gooの「教えて」に投稿すれば、ヒマな方々が手ぐすね引いて待っていてすぐ教えてくれるだろう。昨日問題のパンダは死亡したようだ。朝刊によれば、首都高湾岸線江東区の路線の追突事故で、ワンボックスカーに乗っていた税関職員が4人死亡したというニュースより大きな扱いだった。日本では人よりパンダの命の方が大事なのだ。
▼昨日のニュースで尖閣列島沖に中国の監視船が来たと大々的に報道されている。日露戦争の時、警視庁日比谷交番の焼き討ち事件というのがあった。これなど日露戦争「勝利」の実態は、息も絶え絶えにアメリカの仲介で日本は「停戦」に持ちこんだ。当時ロシアは次々陸軍の兵士を送りこむべく準備をしていた。もし戦争を続けていたら、大負け。しかし当時の新聞報道は「勝ったから領土を分割せよ」という世論に与してかつ煽った。その結果が日比谷の交番焼き討ちにつながった。
▼実際そういう些細なところから戦争は始まってしまう。「尖閣は日本のものだ」手を振り上げて、その手の下ろすところが間違うと大変な事になってしまう。今こそ新聞記者諸氏は「新聞と戦争」に学んで欲しい。国内のデフレ不景気や閉塞感から、「戦争」に簡単に火はついて燃え上がってしまう。
▼山田五十鈴さんがお亡くなりになった。わたしは彼女の出演した作品で一番印象に残っているのは、黒沢明の「蜘蛛の巣城」である。黒沢の作品で一番好きなのもこの映画だ。見たのは中学2年生くらいの時だった。ご存知のようにこの作品は、シェイクスピアの「マクベス」が原作となっている。戦国時代難攻不落を誇る蜘蛛の巣城の出来事。城は見方と思っていた男の謀反にあって城主は籠城をしている。ところが急に反乱を破ったというニュースが飛び込む。その連絡に当たっていた二人の武士、(三船敏郎と千秋実)は森の中で道に迷ってしまう。
▼そこで不思議な老婆が現れて(少年の頃、この場面が怖くて震えた)武時(三船)は将来城主になる、と予言する。その夜、武時は北の館の主に命じられる。武時の妻浅茅(山田五十鈴)は冷徹な女を演じる。そして国春を殺して城主になれと吹き込む。(続く、かも知れない)

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