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September 11, 2012

「ツイッター」に過大な期待をする人々

▼人事案に反対するネット署名にご協力いただいたでしょうか?締めきりは昨日の午前10時でした。夕方からの抗議活動には参加しませんでした。というのは週の前半から全力を出してしまうと、1週間のスタミナ配分ができないからです。昨日は夕方いつもにクリニックに薬を貰うために診察を受けました。そのとき血圧が若干高めでしたので思い切って中止にしました。ところで11日午後から経産省前で「福島テント設置1周年」を記念したイベントが開かれます。午後6時からは例の「かんしょ踊り」もあるようです。お時間のある方はお運び下さい。
▼ところで最近あちこちの文書や新聞を読んでいると「ツイッター」がもの凄い威力をもったツールのように勘違いしている方が大勢います。その1)ある短歌のグループに参加している方のブログに「抗議行動に立つ官邸前原発再稼働」この短歌の前の方にツイッターというフレーズがあります。文面からするとこの作者は、ご高齢で実際に国会前に来ていません。2)あるネットの新聞の投書に「官邸前デモを大事にし」とありますが、彼も実際に足を運んでいる様子はなく、伝聞だけで「期待」を書いています。3)他の新聞でも病院の経営者が「ツイッターが人を集めた」と書いています。しかしいずれの方もツイッターをやっている形跡がまったくなく、ご自分の「願望」と「期待」だけで書いています。
▼実際ツイッターをご自分でやってツイートが1万を超え、フォロワーが1000人もいればホンモノと言えます。しかし現実、1万も発信するには並大抵の努力ではできません。こういうツイート頼みの発想は1年前にわたしのところに「フィスブック」で世の中が変わると相談に来た人と同じです。まずご自身で身体を動かして首相官邸前に行って、この目で見れば何をすべきか分かります。印刷物を現実に手配りで配布する以上の効果的は手段はありません。信頼関係を作るのは実際にあって相手の眼を見て話すことが一番です。自分が動けないからと言って、電脳空間に過剰な期待をしてはいけません。それに毎回手を振り上げてヒットラーのように、上から目線で演説だけしている人も票を減らすだけです。世論調査をするたびに支持率は減る一方。それなのに、ご本人はそれが分からないのが哀しい。
▼9日夜BS-TBSで「ドナルド・キーン90歳に密着」という2時間番組があった。半分以上はすでに彼の著書を読んで知っている話だった。それでもインドから船でケープタウン、マダガスカルに行く旅は魅力的である。マダガスカルに彼は幼いときに一度行っている。植民地時代に虐殺された跡が遺跡になっていたが、建物はなくなって時代の流れを感じる。一番良かったのは最近彼が石川啄木の「ローマ字日記」に大変興味を持って読んでいること。貧しくはあったが文章のあちこちに希望を持って行きたいと記していることに惹かれていたことだ。そして小樽にある石川一族の墓地を参拝し、函館の大森浜に面して啄木小公園にある建銅像の前で当時に思いを馳せる場面が印象に残った。
▼キーン氏はオペラをこよなく愛している。ケープタウンでタクシーに乗ると運転手さんがガエターノ・ドニゼッティおの「連隊の娘」かけているので、喜んで全身を使って歌い出してしまう場面は、とくに良かった。

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