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September 06, 2012

役にたたない防衛費2兆円、年金の物価スライド差額1兆円。

Sanmat
(5日渋谷で食べた釧路秋刀魚と刺し見定食)
▼一昨日私鉄に乗ると若い女性がスマホを操作していた。それがかなり大きいサイズで、しかも外付けのバッテリーがこれまた大きい。もうこうなると「携帯」とは言えなく、片手で操作できなくなっている。都内でも電車のなかで画面に向かって指を滑らせる人が多くなった。メールを打つのは、やはり今までの機種の方が使いやすいと思う。
▼昨日ときょう6日のNHKラジオ、「朝いちばん」7時半頃の「解説」では「年金問題」だった。昨日の場合年金支給の物価スライド制の法案が先送りになったという。アナウンサーによれば、この5年ほど物価にスライドして年金が引き下げられて来なかった。「税と年金の一体改革」とは、本来それも含んでいる。差額を国が負担しているが、その金額は年間およそ1兆円になる、と脅している。
▼ところが昨日の大きなニュースでは防衛省に納入を予定していたヘリコプターUH-X。これを巡って川崎重工との疑惑が浮かび上がり、東京地検が捜査に入っているという。朝日5日夕刊によれば日本の防衛予算は年間2兆円だと書かれていた。日本の防衛予算はかなり多くが、不必要な投資である。原発と同様三菱と同じような軍需産業のために存在している。ときどきご紹介するが戦車など三菱のお家芸だ。しかし実戦での戦車とは安く大量生産できなければ意味がない。一例が三菱が作って来た90式戦車は、精密兵器のようなものだ。しかも重量がありすぎて、揚陸艦も戦車の重量に耐えられるクレーンもないので他の島などに陸揚げできないシロモノだ。役に立たない割りに世界のトップクラスの戦車の3倍の価格。すべてがこの調子なのだ。
▼極端に言えば防衛費の2兆円が1兆円に減らしたところで、国民は何も困らない。減らすべきは国民の年金ではなく、防衛費だと言える。今朝の同番組では「年金の不正受給」で親が死んでも申請しないで、そのまま親の年金を受け取っている人が100人だったか00人いるので、親族に返還を求めるという。中には50年間も受け取っている人もいるので、今後は76歳以上の高齢者には、医師の受診記録からチェックするという。これとて国民の怠慢ではなく、厚労省と旧社会保険庁がしっかりしていなかった事に問題がある。
▼9月から電気料金が8%程度値上がりになる。その問題を取り上げるTVというのが、「東電に聞く節電方法」というのだから、どうかしているとしか思えない。さらに東電は原発事故後も青森県六ヶ所村に寄付をしてはいけないはずなのに、2.7億円も寄付していた。このようなお金は、かつては電気料金に上乗せできた。東電は「今後は上乗せしない」、広報部は「寄付金ではない」、「詳細は控えたい」などと説明責任をまったく果たしていない。こういう事に怒りをぶつけるなければ、東電はこれだけの大事故をおこしても、まったく体質改善がされていないことに怒らなければいけない。「人事案ハンタイ、タナカはヤメロ、フケタもヤメロ」明日もあります、首相官邸前抗議行動は。首相が原子力村にすり寄って人事案を独自に通すなら、わたしたち庶民は束になって「ハンタイ」の声を上げるしかない。

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