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October 31, 2012

10月30日は経団連前で抗議活動した。

Keidanren30
(10月30日経団連前の抗議行動)
▼お早うございます。今朝は午前6時から7時台にかけてお一人様が300アクセスして下さった。ありがとうございます。しかし解析すると1日分のブログを約3秒でご覧になっているので、書いてあることを理解していただいたかどうかは不明だ。昨晩は大手町の経団連の抗議集会に参加した。動画は昨晩のうちに3点アップしてあるのでご覧いただきたい。
30日のシュプレヒコール(音声)
「MMF1030.3GP」をダウンロード

▼主催者の一人は前回も「わたしたちは、夜にこんなところに来て抗議集会など開きたくない。家で寛いだり、居酒屋にいった方が楽しい、しかし抗議をしなければならないから来ている」と挨拶した。しかし、わたしは飲んだり、家で寛いでいるよりの抗議活動に来た方が遥かに楽しい。それに世の中の役にも立つ、と考えている。飲みに行くか、抗議活動に行くか?と聞かれれば迷わず後者を選ぶ。飲んでも、気分がその瞬間だけ良くなるかも知れないが、達成感は何もない。
▼わたしは選挙だけで世の中が変わるとも思っていない。次回の衆議院選挙で議席を倍増すると豪語している政党がある。しかし鹿児島補選の結果を見ると、得票数すら増えていない。今どき一足飛びで飛躍するなどという事はあり得ない。その点、国民の声が第一の方が手法が上手い。国会周辺では一貫して支持者がビラまきをしている。党首はドイツの原発をなくした経緯を視察に行って、その内容はテレビ、新聞などで報道されている。一方倍増を狙う政党はといえば、党首はじめ幹部がハッパをかける演説をするだけ。昨晩など経団連前は延べ1100人くらい集まったが、効果がないと思ったのか演説すら来ない。所詮「他人の○○○○」だからね。
▼何せ日がくれるのも早いし、寒いからね。コタツに入っていた方が快適だ。家の近くで演説や宣伝カーの話を聞いていても、上記「声第一」の方が元気がある。3千人ならば演説に来るが、千人ならば来ないというスタンスでは選挙民を見限っている。経産省前の福島テントの脇ではネットテレビが中継をしているので出演したらよい。これも招待されないと出演できないか。私費でもいいからドイツのメルケルに脱原発の経緯の話を聞いてきたらいい。
▼もちろん選挙がダメで抗議行動がすべてだとは言っていない。わたしはデモや抗議行動に足を運べなくても、東電や政府のやりかたに抗議をする具体的な方法をいくつか提案してきた。何もできなければお金を福島の子どもたちに送る方法もある。ブログをご覧になっているだけでは原発は、絶対に止められない。どうしたら良いかは、あなたの判断に任せる。わたしは東大を出た官僚の言いなりになって死にたくはないので、声をあげる。2、30年後に後悔しないためにも…。

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October 30, 2012

◇「声をかくす人」を見る(2)

▼昨日はあまり良い日ではなかった。夕方に近づくに従って色々問題が出て来て、それをチェックしていたら、疲れ切ってしまう。ま、そんな日もあるだろう。NHKのラジオニュースの扱いはまたまたおかしい。トップがアメリカの台風接近。2位が兵庫県の殺人事件、3位に石原新党と続く。どこかニュースの選択が狂っているとしか思えない。
◇「声をかくす人」(2)ツイッターで書いたらすぐ、上映会社の関係者がフォローしてくれた。今朝の朝日ラジオテレビ欄の右下にこの映画が「大ヒット上映中」と書いてあるが、初日初回は唯一の上映館であるテアトル銀座は超満員という訳でもなかった。それに「ぴあ」の調査員すら配置されていなかった。わたしにはとても面白いが、地味な映画だ。(承前)
▼弁護士は南北戦争で一緒にたたかった元戦友などを証人にして裁判所に連れて行くが、「宣誓」すると彼が期待した言葉はでてこない。つまり軍の力によって、裁判所に出頭する直前に口止めされてしまったのだ。弁護士が次に考えたのは逮捕されている娘を証言させることだった。町民たちに下宿屋の場所は特定されており、弁護士が聴き取りに行っている最中窓ガラスが「裏切り者」、「卑怯者」という叫び声とともに大きな石を投げられて割られる。
▼そんな嫌がらせが続く中勇気を振り絞って証人として出廷する娘。争点は母親が容疑者という事を事前に知っていたかどうかにかかっていく。検察側(陸軍)はリンカーン暗殺の陰謀をたくらんだとして母親を逮捕し、できるだけ早く死刑にする事がこの裁判の目的である。そうする事によって南部の、いつか北を巻き返してやるという残党の息の根を止めさせることが目的だった。
▼だから最初から死刑にして恐怖を煽るという既定方針が決まっている以上、弁護士が何をしても徒労に終わる。母親は犯行計画に加わって銃などを調達したとされる息子をかばおうとする。弁護士もそれに気づいて息子を必死に捜すが、聖職者の手でカナダあたりに匿われている。聖職者に弁護士が頼むと、場所は知らないが手紙なら渡してもよい、と言われる。もう残された手はなにもなくなった弁護士は、軍法会議で民間人を裁くのは間違っているとして、司法長官を訪ね、「人権の自由」という立場で「死刑は間違っている」という証明を書いてくれるように頼む。
▼しかしその期待も空しく、刑場は着々と作られて行く。女性としてアメリカで初めて死刑を処せられたた、メアリー・サラットの実話である。彼女の弁護士となったフレデリック・エイキンを通して目から描いた作品で、監督はロバート・レッドフォードだ。ワイキンはこの事件に嫌気をさして弁護士は辞め、ワシントンポスト紙の初代社会部長になる。 あの226事件の時も判士たちは北一輝ら2人の民間人を裁くのは出来ない、まして死刑には出来ないと反発するが、軍部は「死刑にするよう」圧力をかけたのと同じである。

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October 29, 2012

◇「声をかくす人」を見る(その1)

Cosmos
(都内に咲くコスモス)
▼夜中の雨はかなり強く降った。夕方図書館に本を返却に行った帰り道に降られて濡れたが、持っていた防水バッグを傘代わりにして帰って来た。日曜美術館で「ルオー受難の道にさす光」の再放送をしていてつい見てしまった。出演していたのは芥川賞作家の鹿島田真希さんで、結婚してから病に倒れ、全身が痺れる障害を持った夫の「前向きに生きよう」する姿とルオーを重ねて語った。ルオーの絵には「不幸な気持ち、悲しい気持ち、なぜこんな目に遭わなければいけないんだ、だけでは終わらない、その一歩先のメッセージが表現されている」という。パナソニック汐留ミュージアムでルオー展が開かれているので近日中に行って来よう。
▼2週間前にHDDの録画に失敗した事を書いた。1週間かけてなぜ失敗したのかを検証して理由が分かった。そして3日間テストの録画を繰り返して。失敗しない予約の仕方が分かった。というよりもわたしは録画に、市販のある予約装置を使っており、それが問題だった。失敗してどうしても見たい番組は、見ていそうな友人にメールでお願いしたが、みんなノーだった。ところが1週間以上もたった昨日、親友の星林さんから「ある」という連絡をいただいた。ありがたいことである。
▼ブログのアクセス数だけを増やすことが目的であれば、それほど難しくはない。女性タレントや芸能人の話題、それに流行っているゲームが映画などだ。わたしはそれらに与しないので、そういう検索用語のアクセスが減っても気にしない。
◇「声をかくす人」リンカーンは南北戦争が終わって芝居を観ている最中、背後から舞台俳優の一味の手引きされた犯人によって射殺される。ここまでは皆さんご存知だと思う。映画の話はその後の事だ。容疑者の一味は6人はそれからほどなくして逮捕される。さらに一味に密談の場所を提供したとして、下宿屋の女主人まで逮捕されてしまう。しかも彼らを軍法会議で裁こというのだ。言ってみれば忠臣蔵の討ち入りの直前、義士たちはそば屋で身支度を整えるが、そのそば屋の主人も逮捕、獄門になるような話しである。しかしそば屋の密議は架空である。
▼司法長官の命令によって、容疑者の弁護をするようにある弁護士が指名されるが、彼は若い弁護士にその役を譲る。しかし容疑者たちを極刑にするというのは陸軍長官の既定方針で、南軍の残党を見せしめにする。さらに北軍の勝利をアメリカ全国民に周知させるために欠かせない裁判だった。とくに宿屋の女将などまったく関係ない。ただ弁護士が調べていくと女将の息子が謀議に関わっていたようだが、逃亡して消息は分からない。どうやら宗教者たちが匿っていたようだ。裁判の(映画)の描き方は容疑者の一味ではない女将がなぜ軍事裁判で裁かれなければならないのか、という矛盾を突くことにある。(続く)
▼昨日は小雨のなか新宿武蔵野館に「思秋期」を見に行った。

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October 28, 2012

威勢のいい演説だけで帰って行く国会議員に告ぐ。

▼寒くなったせいか、それとも内容がつまらないのかこのところブログのアクセルが減っている。もしも読者が数人になったら、意味はなくなる。しかしブログをスタートした時も読者は数人だったからその時はブログをどうするか考える。
▼さて昨日の朝日天声人語は久しぶりに面白かった。自民党や日本共産党は辞書に出ているが「新党」は出ていないという事で、石原新党はどういう名称になるのだろう、という書き出しだった。わたしは新しい「太陽党」と提案をツイッターに書いたら、すぐにフォローして下さった方がいた。
▼国会前に行っていると福島を支援している代理訴訟弁護団や、地元の人から様々な意見がでてくる。例えばシュプレヒコールで「子どもを守れ」や「福島守れ」という言葉に批判が出る。
▼みなさん「子どもを守れ」と簡単に言いますが、「守る」とは具体的に交通費を出して、一時避難先を探して、移動させる。そして滞在費用を負担するということなのです、と。「代理訴訟」とはお金を払って原告に登録する。ただ代理になっても法廷まで行く必要はない。ただ署名をするのと同じです。
▼現地福島では「放射能の危険」という言葉を発せられない雰囲気が作られている。それに子どもたちが学校給食で、親から具体的に「○○は食べないように」と言われて箸をつけない子どもに対して別の子どもから、「お前は自分だけ病気に(放射能汚染)にならなければいいとでも思っているのか」というイジメがあると報告されている。
▼わたしは時間の関係で集会の一部分だけをご紹介しているが、実態はかなり深刻なのだ。首相官邸前抗議行動に足を運べない方は、ぜひ原告団に加わるなどで支援して欲しい。
▼さらに11月11日は100万人で国会を包囲する集会が計画されている。しかしデモの出発点になる日比谷公園の使用許可が出ていない。主催者は挨拶に来る国会議員に「会場を借りるために力を貸してくれ」と訴えているが、「聞き置くだけ」でいつも威勢のいい演説だけして帰って行く。威勢の良い演説で世の中変われば簡単だが、そうはいかない。
▼さらに現実問題としてわたしが足を運んでいる国会前は3千人来ているかどうか?首相官邸、ファミリーエリアを併せても現在の参加者は合計7千人から1万人程度だと思われる。100万人集めるには、現在来ている人たち一人が100人連れて来ないと、集会は成功しない。毎回威勢の良い演説をして、格好だけつけて数分で帰って行ってしまう国会議員のみなさんには、ぜひ現地福島の被災者の気持ちに沿った話をしていただきたい。さらに日比谷公園を借りるために東京都に圧力をかけて欲しいものだ。
▼昨日見た映画は「声をかくす人」アメリカでも大逆事件のような話があったのだ。内容は明日書く。

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October 27, 2012

10月26日も国会前に行きました。

Kaeuta
(国会前で替え歌と使って首相を揶揄する人)
26日のシュプレヒコール(音声)
「MMF10261.3GP」をダウンロード
▼昨日は夜まで目が回る忙しさだった。午前中2ヶ所を回る必要があった。一つ目は東葉高速某駅から15分くらい歩いた場所。そこから京成某駅まで歩くが20分ほど。駅は目の前に見えているが雑草の生い茂った空き地があり、立ち入り禁止なので大きく迂回して駅まで走る。改札を入ったとたん、下り電車が近づいて遮断器が降りかけたのでくぐってホームにたどり着く。危ないところだった。この各駅停車駅は、タイミングが悪いと何本も特急、快速が通過して待たされてしまう。
▼さらに終点の某駅に着いて、メールは昨日送っておいたが休暇だったため、念のため会えるかどうか確認の電話を入れる。かなり急な坂道を往復30分かけて上り下りする。そうこうしているうちに携帯メールの着信があったので、返事をする。急ぐ一つの理由として午後1時半にケーブルテレビの会社が相談に来る約束になっていた。それまでに必要な書類はスキャンして念のためメールとファクスで送信する。そうしているうちに昨日書いた原稿の中身についての再確認の電話がある。電車に乗っているときの着信は困るので、途中下車して折り返すが、プラットホームは雑音が激しくてお互い言っていることが分からない。後ほど必要な文書はこれもスキャンしてメールで送って電話で再確認する。こんなことの繰り返しだった。
▼ケーブルTVの職員は約束の時間を30分ほど過ぎて「遅れます」と電話がある。何のことはない「点検」と称する「お得なプラン」という売り込みだった。お得とは今現在よりも安くなるプランだと思う。しかし新契約は必要もないし高くなるのでお断りする。同様な内容の売り込みは過去に2回同一の内容で電話セールスがあったので断っているのに…。実はこの会社は社員の入れ替わりが激しくて、「ブラック会社」のリストに載っている。
▼夜の首相官邸前抗議行動は、昼間の気温から一転して寒かった。いつもスピーチをする人は「警視庁のみなさんご苦労様です」と挨拶するが、夕べはそれに次いで「警察のみなさんお互いに風邪などひかないように気をつけましょう」と付け加えていた。夕べのうちに動画は2本YouTubeにアップした。
抗議のシュプレヒコール
替え歌篇
どなたか分からないが「お気に入り」に入れて下さった。毎週2本はアップする予定です。しかし場所を変えないと、変わったビデオを撮影できないという矛盾もあります。わたしは抗議活動に参加しているのであって、撮影が目的ではないので、自ずからあちこち自由に動き回れない制限があります。
▼1面に掲載されている写真の左の女性は元看護師さんで、各地に避難している福島の子どもたちを支援するため、各地を動き回って支援しているとおっしゃっていました。30日は再び経団連を包囲するというので参加する予定です。本日トータルの歩数は1万4千歩でした。

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October 26, 2012

◇ 「永山則夫/100時間の告白」(その2)

▼慎ちゃんいきなり仕事投げ出してしまったよ。オリンピック召致も広告会社の食い物にされるだけ。尖閣問題で日本への客が減って、秋葉原の電気街や旅行業者から不満が高まっている。さらに築地市場移転先も汚染さたまま、加えて新銀行東京も債務超過で先行き不明で投げ出してしまったのだろう。猪瀬だって「後継者」に指名されても、あの強面では票は集まらない。「愛川欽也パックイン・ニュース」で川村さんが言っていた予想が当たってしまった。
▼きょうからウィンドウズ8が発売になる。わたしはXPを使い続けている。12月が過ぎれば使い続けて5年になるので、買い換えを検討しようと思っている。ま、動けばいいと割り切っているので、「新製品」が出ても触手は動かない。先日物欲を封じる方法というのが紹介されていた。大きな紙に買いたい物を順番に書いて目立つ所に張り出しておく。本当にどうしても必要なのか考えていると、買う意欲はなくなるという。わたしは買い替えた場合、電子辞書などのデータ再構築が面倒なので二の足を踏んでいる。
◇ 「永山則夫/100時間の告白」~封印された精神鑑定の真実~」(2)昨日「永山則夫」」という検索用語があった。永山を理解するには図書館に足を運んでいただきたい。彼の執筆した本は10冊以上ある。とくに読書ノートなどを見ると、もの凄い量の難解な本を読み込んでいる。さらに文学論もしっかりしている。生い立ちに関しては「捨て子ごっこ」に、これから書くが肉親にいかに虐待を受けて絶望感を味わっているか分かる。
▼永山は兄弟からリンチを受けるが、それでも姉に優しくされていたので耐えられた。しかしその姉の知らない男の子を身ごもった事で大きなショックを受ける。さらに母から邪険にされる。集団就職で上京するが数ヶ月は夢中になって仕事をするが、嫌気がさして荷物を置いたまま家出を続ける。学校も長続きしなかった。そして外国に行こうと貨物船に潜り込むが発見され、少年院に送りこまれる。
▼しかし少年院ではさらく過酷なリンチが待っていた。少年院も脱出し、基地の中にある米軍人の住宅に盗みに入ったところ、偶然小型のリボルバーを発見する。今まで弱い立場だったものが、急に強くなった様に感じて、盗みに入ったりした途事を発見されると、次々その相手を射殺する。
▼裁判が始まるとアメリカから最新医療を学んで帰国したばかりの石川医師によって精神鑑定が行われる。永山は石川医師には心を開いていく。そして生い立ちと、肉親による虐待が次第に分かってくる。石川医師は分厚い鑑定書で「殺害を繰り返したのは幼少期の虐待が原因である」と書くが裁判では採用されなかった。大量殺人をした者には厳罰で当たるという最高裁の考えがあったからだ。当時鑑定書を読んだ永山が「こんなものは役にたたない」と呟いたことに石川医師はショックを受けて鑑定医を辞めてしまう。
▼永山の遺骨はふる里網走の海に散骨される。著書の印税は遺族の了解を受けて遺族に支払われる事になる。近年石川医師は永山の遺品を受け取り、その中に永山が読んでいた「鑑定書」がビニールの袋に入っていた。それを見るとアンダーラインを引いてかなり読み込んでいることが見て取れる。
▼その時石川医師は永山が言った「役に立たない」という言葉が、実は照れ隠しだったことに気づく。永山裁判に関わった複数の裁判官や弁護士が登場して「容疑者の心理状態を子細に分析検討しないと、なぜ犯罪を起こしたか解明できない。短期裁判の厳罰主義では何も解決しない」と犯罪における精神鑑定の重要性を訴えていた。

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October 25, 2012

NHKETV特集「永山則夫/100時間の告白」を見る(1)

Koumisen
(近づく小海線、周囲は紅葉が始まっている)
▼昨日は午後3時から夜まで移動に移動を続けていた。雑誌1冊と本は2冊持っていたが、読書用のメガネを持って行けば良かった。目が疲れた時のために音楽プレイヤーを持ったがイヤフォンを忘れてしまった。夕刊を見ると全国の原発立地点で事故が起きたときのハザードマップが掲載されていた。福島第一原発の事故は日本全国どこでも起きる可能性を持っている。とくに関西、九州では福島第一の事故を他人事ととらえている人も多いようだ。
▼しかし福井に密集している原発が事故を起こしたら、関西の人々の生活用水として重要な役割を果たしている琵琶湖は確実に汚染され滋賀県、京都、大阪も避難区域に入ってしまう。先日経団連デモに参加したら、一人の参加者が「経団連よ、金より命だ」というプラカードを持っていた。原発を設置したときの交付金や補助金に目が眩んで「賛成」すると後々取り返しの付かない事になる。「ふる里」や「住む場所」が一瞬のうちに消えてしまうのだから。
◇NNHKETV特集 「永山則夫/100時間の告白」~封印された精神鑑定の真実~」を再放送の録画でみた。おそらく永山の著書を著書をお読みになっていない方は、「永山は凶悪犯」で「死刑になって当然」とお考えになっているだろう。実はわたしもこのドキュメンタリーを見るまでそう思っていた。実は19歳で4人を拳銃で射殺し続けた永山の精神鑑定を行っていた人物がいた。それはアメリカから犯罪心理学を学んで帰国したばかりの気鋭の学者で医師の石川氏だった。
▼彼は留置所の一室で合計100時間にわたって面接して、何が犯罪に走らせたのか子細に分析する。その一部は表記のNHKサイトにも、一部だけ紹介されている。石川医師は永山がどういう環境で育ったか聞き出す。網走に生まれた永山の父親はギャンブルに走って仕事をしない。成長するに従って父親に似てくる永山を母親は虐待する。兄たちからも殴られる。唯一優しくしてくれた姉は、永山の知らない男の子どもを妊娠してショックを受ける。さらに永山の母は妊娠7ヶ月だった姉を中絶させ、その嬰児の遺体を永山に、「墓に捨ててこい」と命じる。
▼これらは200時間のごく一部分である。永山は誰からも認められず、自分の存在を無視される事で内側へと籠もっていく。その外的な要因は脳の前頭葉の海馬にも変形を来している。これは虐待を受けた人に共通する現象だと石川医師は分析する。
▼永山は着衣も買ってもらえず、集団就職で上京するとき、近所の洋品店からワイシャツを一枚盗む。そのことが上京してからも、「誰かが密告する」と思い続けで心を病んでいく。(明日に続く)

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October 24, 2012

◇NTV系「戦場に咲いた小さな花/山本美香」を見る

Kinmokusei23
(石畳の上に散る、キンモクセイの花びら)
▼しかし今朝のNHKラジオは朝5時台から「PCの遠隔操作ウィルス」がトップニュースだ。しかも警察は何人も誤認逮捕しておいて、真犯人には迫っていない。しかも誤認逮捕した人物に対して「容疑を認めなければ、拘留期間が長引く」と脅している。あの民主党の「取り調べの可視化」は一体どうなってしまったのだ。
▼昨日午後「政府が勧める電力投信のご案内」というセールス電話がかかってきた。わたしは「東電解体。原発反対なので興味はない」と即座に電話を切った。夕方のTVを見ていたら、「老後はタイのリゾートで完全介護」という詐欺事件で、老後のために貯蓄しておいた多額の現金を騙し取られた詐欺事件が紹介されていた。
▼郵便局に行くと橋幸夫の「騙されるな」というポスター。神社の境内には「ソフトバンクの白い犬」が「かあさん心配だ」。TVでは松平健が「討ち入り姿」で「未公開株サギ」に関する警告を発している。だがこれだけ毎日振り込めサギなどが続いているという事は、これらの「CMにはまったく効果がない」という事になる。サギ警告CMにかこつけて儲かっているのは、広告宣伝会社だけなのではないだろうか。この辺をもっと検証しないとサギは増える一方だ。
◇「戦場に咲いた小さな花/山本美香という生き方」14日深夜の日本TV系のドキュメンタリー。山本さんの生い立ちから、父親が「大手新聞社」(放送の表現によると)に勤務していたので、その姿に憧れていた。わたしはこの「大手」とか「一流企業」とか「一部上場企業」、「旧帝大」という権威主義的な表現方法が大嫌いである。「一流」にいようが「大手」に就職していようが、その人の人間性の証明にはならないからだ。
▼放送によれば一時期就職したが、自分のやりたいことが出来ないので、フリーになる。最初の大きな仕事は普賢岳の火砕流取材で今でもビデオテープが20本残されていた。どうしても海外取材をしたいという夢が捨てがたく、某社の契約社員としてパキスタンやイラクなどの取材に出かける。放送によれば山本さんはそれらの国で戦争の犠牲になっているのは、常に女性や子どもなどの弱者であると考えたからであるという。
▼わたしが見た感じ、この辺はドキュメンタリーを作るときに、考え付け加えられたのではと思う。イラクに入ったのはフセイン政権が倒れる直前で。銅像が米軍によって引き倒される瞬間の写真が残っているが、彼女の表情からは何を考えているのか読みとれない。米軍戦車の砲撃で記者たちが宿泊しているホテルが砲撃され、外人記者が即死するが彼女の叫び声と泣き声だけが響く。シリアに取材に出発する直前に防護服を着て福島の放射能汚染地域にも一度入っているが、何を継続的に取材していたのかは不明。
▼山本さんが取材している様子とご両親に愛されていた事は分かる。しかし現象に振り回されている感じが目立ち、取材するに当たって一本貫くものが見えて来なかった。それと事実婚している相手が、ジャーナリストというよりも、いかにもヤ○師という感じをぬぐえない。独立系のビデオ会社社長だから、TV局に売り込むためにはそれなりのノウハウと押しの強さが必要なのだろう。

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October 23, 2012

ネット依存症防止はネット切断に限る

Tatesina1021
(小海線「佐久平駅」から蓼科山を望む)
▼エクセルの関数を使った仕事も明日には終わると思う。数式のコピーなどは使っているが、表そのものが1つのシートが50くらいに分割されていて、その50毎に計算する。さらにその大きな表が11シートもあるので、合計550の計算をしなければならない。▼昨晩のNHK「クロズアップ現代」は「ネット依存症」だった。録画して見たのだが、最初のバチカンが出てきたので、番組を間違えて録画してしまったのかと思った。ローマ法王が「ネットをやめて自分と向き合え」と演説している姿から始まった。いや電車に乗ると脇目もふれずにスマホを指で操作している人がいかに多いか。
▼番組ではSNSで「いいね」とツイートがあると、脳に快い刺戟を与えるという研究結果が紹介されていた。番組では子育て中の若い女性が出ていた。夫が出社してしまうと、もうスマホやタブレットに夢中になってしまい、家事は手つかずになる。掃除もせず、シンクには食事で汚れた皿が山積みされている。気がつくと夕方になっている。
▼40代後半と思われる教師もパソコンは使わないが、スマホで呟いたところ、忘れていた元教え子が、「いいね」とサポートしてくれたところからすっかりはまってしまう。仕事から帰るとスマホに尽きっきり状態だ。フェイスブック(FB)には「もしかして友だち」という仕組みがあって、不思議なほどに友だちを発見してくれる。わたしはそれが気持ち悪いのでFBとミクシ-はやめた。
▼スタジオのゲストには津田大介さんが登場した。彼はSNSのとくにFBにはわずかな接点でも友だちを捜し出して来る機能があり、それが個人的な事を呟くと、設定の仕方もあるが「親しい関係」だと誤認識して、深みにはまって「イイネ」を呟かないと「失礼」だと勘違いして、忙しくなる。大体人間のつき合いというのは普通せいぜい50人くらいだ。それなのに、SNSの関係が増えると、逆にフォローで振り回される。
▼韓国ではそれがもっと深刻で家族の関係が希薄になって、ネットだけが自分の生きる場所と勘違いする現象が増えているという。韓国にはネット依存症から抜け出すプログラムもある。ただ自分がそうなってしまったらどうするか。自分でネットに接続する時間をタイマーを使って30分と制限している人も出た。自分で自分を規制するしかない。
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(庭に咲くキンモクセイ)
▼わたしの場合、PCメールの着信を携帯に転送する時間帯を短くした。SNSはツイッターだけにした。出先からブログを更新するのは止めた。津田さんが言うように普段現実の仕事以外の場で日常的に会話をする人間は、考えて見れば20人くらいだ。さらにメールは10人足らず。これで十分だ。以前知人が親しい友人と毎日メールで俳句を交換しあっているという話を聞いた事があるが、これも煩わしいと思う。ま、みなさんもネット依存症にならず現実の生活を楽しんで下さい…。今はキンモクセイの香りが漂っています。

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October 22, 2012

50年前「キューバ危機」があった日

Nsikansen
(夕日に照らされた佐久平の長野新幹線「あさま」)
▼昨日は叔母の葬儀で長野新幹線で日帰り往復をした。わたしはスーツネクタイは学校の卒業式と入学以外に着用しないので、これが一番苦痛だ。普段は国会前デモ行進スタイルで通している。いろいろ話はあったが、プライバシーに触れるので書けない。従兄弟の1人はつい最近中国に観光で行ってきたという。立ち寄った地域ではとくに嫌日的な対応はまったくなかった。中国は経済成長期にあって、日本企業で働く労働者はみなローンを組んで家を建てたり、車を買っている。このまま日本企業の仕事が再開されないと、ローンの支払いが出来なくなって困ると話していたということだった。
▼5時過ぎに高崎を通過した。すると若いビジネスマンが新幹線に乗り込んで来て、着席するといきなり薄い高性能のパソコンを開いて立ち上げた。わたしの持っている5年以上前のノートPCよりかなり早く立ち上がる。そしてメモ用紙を見ながら必死にキーボードを打っていた。何やら会社に提出する出張のレポートのようだった。月曜朝一番の会議で検討できるように書類を作成しているのだろう。一昔前ならば出張が終わって電車に乗ると缶ビールのタブを押し開けて週刊誌などを見るというスタイルが一般的だった。
▼ビジネスの世界も時間の流れが速いのでそういう非人間的な動きを余儀なくされる。わたしは?土曜日の「愛川欽也パックイン・ニュース」の音だけをICレコーダーに録音して聞いていた。そのなかで当然政局と選挙も話題になった。川村晃司さんは各党の原発に対する政策を紹介していた。そこで「脱原発で即時廃炉といっているのは共産党だけだ。しかし実績も経験もないので先行きは不明」と指摘していた。まさにその通りなのだ。民主党も政権をとるまではマニフェストで良いことを言っていた。しかしあれだけ政策に精通していた議員を抱えていながら、かけ声と違って山ツ場ダム一つ廃止にできなかった。
▼まして相手は原発マフィアなのだから、拳(こぶし)を振り上げただけで引っこむような相手ではない。具体的な道筋を示して官僚たちを納得させ、カネの流を変え国民の声で国会を包囲しない限り「廃炉」なんて一朝一夕にはできはしない。このことは1月にインドのコルカタに行ったとき、インド共産党が強かった当地で30年続いた共産党地方政権がなぜ崩壊してしまったのか、帰国後調べて分かった。共産党といえども、支持してくれた選挙民の声を無視した政策をとると政権の座から離脱させられてしまう。「強制と強権」で人の心は絶対に変えられない。
▼今朝のラジオを聞いていたら、きょうは1962年に「キューバ危機」が起きた日だったのだ。当時を思い出すと、大学生だったわたしは「明日の朝、果たして自分は生きているだろうか」と思って蒲団に入った。夜中に東京がボンボンと核攻撃されて火の海になっている姿を想像していた。

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October 21, 2012

米兵の「外出禁止令」なんて小学生なみ。

▼土曜日は聞く番組が多かった。一つは先週ネットで中継された「愛川欽也パックイン・ニュース」の「場外乱闘編」で愛川の番組に出演している、コメンテーター数人が六本木のバーのようなところに集まって、会費制で参加者の質問に答えるという番組だ。ただ「乱闘」とは言葉だけで、テレビや新聞がなぜ、「真実の報道ができないか」という点を話していた。基本的には、スポンサーとの関係が大きいが、「書いてもどうせ掲載されないだろう」と自己規制してしまう、というスタンスが大きいという事だった。
▼この中継は上記のサイトで無料で見ることができるので、興味のある方はご覧いただきたい。ただ中継は2時間少々ある。わたしも2時間もPCの前に座っていられない。大体PCの出力にICレコーダーを使って録音し、国会の行き帰りや待機の時間に聞く。有料放送の「愛川欽也パックイン・ニュース」の本番も同様で、録音して音声だけ聞いている。さらに「久米宏ラジオなんですけど」も一応タイマーで録音して必要な部分だけ聞く。
▼②週間ほど前に図書館で「フラメンコ・ギター」のCDを予約した。通常CDの貸し出し期限は①週間だ。すぐ届くかと思っていたが、10日過ぎても来ないので「催促」してもらったら昨日ようやく届いた。あまり録音が良くなく、最後の曲は、盤に傷が付いて再生不能になっていた。もうちょっと丁寧に扱って欲しいものだ。
▼図書館で「A」という新聞を立ち読みした。すると19日の国会前の集会の事が書いてあって、某党首が挨拶したら「頑張って」という激励のコールがあったと書いてある。わたしはずっと演台の前にいたがそんな声は一つもなかったぞ。自画自賛、唯我独尊もここまで来てしまったかとがっくりした。
▼在日米軍は沖縄の女性暴行事件で、米兵に夜間外出禁止令を出したという。まったく小学生並だな。本質は日米安保の地位協定の中にある。裁判権の問題なのだ。何回も書いているが、犯罪を犯しても日本国内では罰せららないという、言わば江戸時代kら明治維新のころの「体外封建」に近いことが行われている。これを解決せずに何も問題は解決したことにならない。

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October 20, 2012

10月19日の国会正門前の反原発集会の様子

▼急に寒くなって来た。夕べは念のためフリースを着用して国会前に行ったが、正解だった。本当は9月だけは皆勤で行くつもりだった。ところが昨晩は主催者のお一人のであるOさん(反原連で野田首相と会った一人)に「いつも来ていただいたありがとうございます」と名前を聞かれたので名刺を渡した。それまでは「怪しい奴」と思われないように気を使っていたが、これで大丈夫。もっと具体的な協力がしやすくなる。それに周りに毎回会釈をする人も増えてしまった。首相官邸前から議事堂前に変更して2ヶ月。来週は述べ20回目に当たるのでスピーチの予約をしてきた。それに現実に一時期よりも参加者が減っていることも事実だ。急に休むと「どうした」と思われる。2時間たちっぱなしは疲れるが、その日は爆睡できる。
▼昨日は抗議活動が終わって有楽町にたどりついて階段を登り、電車を待っていると激しい目眩に襲われて柱に掴まった。家に帰って話すと、急に寒くなったこと。TVの健康番組で80歳を越した某俳優が高級外車を持っているが乗らず、バスと階段は足を使って登るというのを真似したからだろうと言われた。
▼Tさんとは「これから現地に出発する」とメールをいただいたが、混雑して会えなかった。動画は帰宅してすぐYouTubeにアップして、ツイッターからリンクを張ったら、午前8時の段階で10人以上がアクセスしていた。メインはリトアニア取材から帰ったばかりの千葉麗子さんが報告を兼ねて「コール」した。リトアニアは旧ソ連に支配されていたが、いち早く脱原発を決めた。だがそこに原発を売り込みに行く、日本の商人がいる。
▼あと世界を旅して、今は徒歩で日本縦断をしている人物が旅の途中、立ち寄って舞台で挨拶した。各地の原発を見ながら歩いている。健康であることが免疫力を高め放射能に立ち向かう体力を作るといって、ネイティブアメリカンのスピリチュアルの祈りをやってくれた。これは動画に入っている。
▼先週も経産省前で抗議を続けているという元自衛官がスピーチに登場した。先週は田母神は元上司で尊敬しているとか変な流れになって、参加者からブーイングされた。19日はもっとまともな話をするかと思ったら、その流れになって「先週みんなに何と言われたか分からないのか?」と主催者からマイクを取り上げられ、降壇を余儀なくされた。
▼いつもの政治家は大ボラを吹いて帰って行った。いつも左手を振り回して、ヒットラーそっくりに見える。反原連の記者会見もあるとアナウンスがあったが、抗議が終わるとすぐ帰って来た。記者会見のもようは以下に掲載されている。http://air.ap.teacup.com/taroimo/775.html3人は「選挙を通じて政治には関わらない」と言っているが、わたしと同じ意見だ。
▼明日は叔母の葬儀で、日帰りで長野に往復する。今週はエクセルの関数を使った仕事で忙しく、ぐったり。本もあまり読めなかった。本日メルマガ発行日で既にすべての投稿は揃っています。

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October 19, 2012

「違憲」国会で、国会議員が資格を失うとき。

▼わたしの住んでいる地区には、小沢新党の幹部が2人いて賑やかである。1人は昨日街宣車でやってきた「小沢氏がドイツを視察して10年をメドに原発を廃止する」と演説していた。もう一人は国会議事堂前で「5年をメドに」と言っていたので、言う事はまったく当てにならない。さらに毎週国会前で毎回「自分は正しい」と演説している政党は「次の選挙で議席を倍増させる」という方針をだしたというのでビックリ仰天してしまった。
▼たしかこの前の選挙の時は「蟹工船ブーム」が追い風だと言っていたが、議席は減った。そのうえ前回よりも機関紙の部数は激減しているなど、客観的に良い条件は何一つないのに、こういう希望的なアドバルーンを上げる。もうこうなると戦前に繰り返された大本営の虚偽の報道と代わりはない。
◇「生き抜く/南三陸町、人々の1年」(承前)もう一人兄と二人で暮らしていた女性は一人になってしまう。田代みどりが歳を重ねた容貌で目が輝いて美しい。こんな人がなぜ独身だったのか不思議でならない。体育館の避難所にいるが、段ボールで仕切ったスペースにプライバシーなどない。兄の遺体は見つからない。しかも仮設住宅の抽選には最後まで当たらない。町が主催する公開抽選が始まると、大勢の家族が一緒に住めないなどの苦情で諍いになる。だが彼女はじっと落選続きに耐えている。
▼ようやく狭い仮説住宅に入ることができるが、「兄が亡くなってから生きる意欲はなくなった」とため息をつく。小さな商店街が復活し、独居の仮設住宅に住む人たちを看護師さんやケースワーカーが巡回する。人々は突然の災害にあって、しばらくは落ち込んでいたが、死んだ人の分も生きなければという気持ちに徐々にではあるが変化して来ている。納骨、漁の再開、少しずつではあるが活気は戻りつつある。
▼お涙頂戴式の震災関連ドキュメンタリーが多い中、じっくりと腰を据え人々の心の移ろいから、いつまでも涙を流していても三陸町は復活しないと、生きることの大切さを訴えた力作である。つまり物理的な復興だけではなく、ともすれば挫折しそうになってしまう心の復興を描いている。
▼昨日ある政治学者らしい人のブログを見ていたら、「国会前の抗議行動など最近は低調で6300人とか書いていたが、どうせ数百人にしか来ていないだろう」とほざいていた。来ない人に限ってこういう事を書く。一方元法政大学教授の五十嵐仁氏は昨日のブログで「このような違憲状態が相当期間続けば、次は違憲判断が出てもおかしくない。もし、違憲であって選挙無効との判決が出れば、国会議員は資格を失い、選挙後に成立した法律などは全て効力なしとされ、国会が機能マヒに陥る可能性もある」と書いていたが、まさにその通りだ。
▼台風も去ったので、今晩も安心して首相官邸前抗議行動に行くことができる。

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October 18, 2012

◇「生き抜く/南三陸町、人々の1年」を見る。

▼知り合いのいない集会に出かけて、被写体にカメラを向けるまで多少時間がかかる。16日の経団連の場合もまず、1時間はみんなと一緒に抗議行動をする、みんなと馴染んでからバッグからカメラを取り出して、その位置から写す。つまり1時間はみんなに受け入れて貰えるのを待つ。こんな所に身分証明書や名刺を持って行っても何の役にたたない。16日の経団連前の抗議集会もネットを見るとダラダラとビデオカメラを編集せずに流している画像がいくつかある。集会の様子は分かるが平面的で編集していない画像を、とても2時間も見ていられない。首相官邸前抗議行動の素人ビデオでも同じで、撮影している努力に比例してそれほど見られてはいない。
◇「生き抜く/南三陸町、人々の1年」南三陸とはあの防災センターが津波に襲われた町だ。それまでの人口は1万8千人だったが、津波によってその半数くらいに減少してしまった。カメラは津波の2日後の町の様子から始まる。ガレキが国道を覆ってしまって車は通行できない。カメラは途中から歩いて撮影を始める。紹介されるのは5組ほどの家族を失った人たちだ。さっきまで一緒にいたのに、突如として遺体に変わり果てたり、いまだに遺体すら見つかっていない人たちがいる。
▼福祉施設で働いていた夫婦の夫は逃げろを叫んで、ふと見ると妻は入所者をかばって誘導しようとしていた。次の瞬間、妻は見えなかった。同僚と一緒に探すと施設内のベッドに挟まった遺体で見つかる。お姫様抱っこ(夫の表現)をして冷たくなった妻の遺体を外に連れ出す。その後まだ7歳くらいの娘さんと一緒に仮説住宅に入る。今年2月までは遺骨を自室に置いたが、結婚記念日を機会に納骨する決意をする。毎日の日課は娘さんの弁当作りで、彼女は竹輪にキュウリを鋏んだものが好物だという。
▼毎日遺体安置所に足を運ぶ女性は、夫が防災センターに勤務していた。普段の防災の案内は女性がアナウンスする。重要な災害の場合は男性がアナウンスする。この日も同僚が「もうアナウンスはいいから、速く逃げよう」と言ったにもかかわらず責任感の強い彼は「もう一回やらしてけろ」と言っているうちに巻き込まれ、未だに遺体は発見されない。妻は今も遺体の特徴が書かれた場所に日参する毎日だ。
▼また市役所に勤めていた20代前半の娘さん(ほーんとうに美人)をなくした娘さんが見つからない漁師さん。彼女の乗っていたタントだけは発見されガレキに山積みされている。遺体が見つからないので防災センターの慰霊台に日参している。慰霊の鐘の代わりに落ちていた太い棒でセンターの鉄柱を叩くと、ゴーンという音をたてる。漁師仲間とどうやって漁業を再開するかという相談をしているが、中々話がまとまらない。漁協では漁師がまとまれば船を貸すから、という。しかし彼らはそれがうまく行ったとして、いつどのように利益を分配するかで、仲間割れになるのがイヤだという。しかし彼は漁を再開した理由を「娘は海に流されている。もしかしたら娘が網にかかるかも知れない」という。(明日に続く、ポルポレ東中野で26日まで2週間限定の公開)

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October 17, 2012

経団連前抗議行動を無視するマスメディア

▼昨晩の動画はブログ読者からのアクセスはなかったが、YouTubeにアップした瞬間からアクセスが増える。大手町であのような集会は珍しいように、行き交うビジネスマンは驚いた表情で「抗議行動」を見ていった。取材に来た一般新聞やTVはゼロ。どこでも無視しているので3本の動画をあえてアップした。なかでも一番人気なのは「2」だ。現場から動画や静止画をアップしても、ブログ読者は一人もご覧にならない事がはっきりした。
▼それよりの今朝のニュース「沖縄で米兵の女性暴行事件」。事件が起こるたびに「綱紀粛正」というが、これだけ頻繁に繰り返されると米国の言語にはそういう表現はないのだろうと思う。ところでケーブルTVのFOXテレビの中で「性犯罪特捜班」という人気番組がある。そのタイトルバックでこういうセリフがある。場所はNYである。「アメリカでは性犯罪は重大な犯罪だとされ、エリート捜査員が担当する」と。わたしは沖縄で事件が起きるたびに「その捜査員を派遣してくれ」もしくは「同じように徹底して捜査して厳罰にしてくれ」と叫びたくなる。やはり戦後69年たってもアメリカの属国か、植民地扱いなのだ。
▼経団連までは我が家から交通費往復300円で行けてしまう。しかも東京駅から歩いても片道15分程度なので、いけない理由は何もない。抗議活動が始まった直後は数百人だったが、次々と参加者は増える。わたしは動画のドラム隊のすぐ脇に立って抗議活動をしていた。
▼わたしは首都圏反原連に知り合いは一人もいない。だがいつも同じ場所に立って抗議をしているので、幹部や運動の中心になっている人たち顔見知りにはなる。始まる前に小型のすりこぎのような物、2本を使って音だしをしている人がいたので、話しかける。すると100円ショップで買ったと言う。しばらくはその人と一緒に拍子木を叩いていた。
▼後半は「米倉出て来い」、「経団連解体」から「東芝買うな」、「日立は買うな」、「三菱買うな」というスローガンが加えられた。これらはいずれも原発を作っているメーカーである。今朝のNHKラジオニュースを聞いていたら肝腎の米倉は何かの仕事でアメリカに行っているという。まさか抗議を事前に察知して逃亡したのではないだろう。抗議活動をしている間に親戚の「訃報」が携帯メールで届いた。17日午後が納棺で夕方から通夜だという。
▼13日の「愛川欽也パックイン・ニュース」を見ていたら、愛川は「抗議活動が弱まってみんな政府主導で原発が再開されてしまう」と嘆いていた。それは商業新聞や地上波商業TV放送だけを見ている人の言うセリフである。ツイッターで「愛川さんも一度国会前に来た方が良い」と書き込んだ。

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October 16, 2012

10月16日大手町経団連前、反原連の抗議集会(速報)動画

▼詳しくは17日書きますが、16日大手町の経団連前の抗議集会は大いに盛り上がりました。
動画は以下に3点アップしましたのでご覧下さい.
1)http://www.youtube.com/watch?v=7ylGPc85n7I&feature=plcp
2)http://www.youtube.com/watch?v=S8eIk7fc8ko&feature=plcp
3)http://www.youtube.com/watch?v=__IrPpNYzI8&feature=youtu.be
以下の東京駅のライトアップはおまけです。(こちらは動きません)
Tokyost1016

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政治家が使うネット七つ道具の話

▼3日ほど前のNHKと朝日のトップニュースはソフトバンクがアメリカ第三位の通信会社を買う、というものだった。そして今朝は「買い取りに合意」したという。しかしソフトバンクの株価は下げ止まりが止まらない。投資家は孫さんは「株価を上げることにしか興味がない」という人なのかと見抜いている。朝刊でも「国内の通信網の整備が優先課題」だと書かれている。あのスマップのCM、Pラインも、「CMは嘘っぱち」だと、もの凄く評判が悪い。
▼昨日NHK「夕時ネットワーク」でスマホやパソコンが乗っ取られるて犯罪に使われる危険性について取り上げていた。つまりiPhoneやアンドロイド携帯は小型の常時接続のパソコンである。それに「アプリ」と称するもののなかには携帯の位置情報や個人情報を盗み出す物が存在する。対策として携帯用のウィルス対策ソフトを入れる。常にセキュリティソフトの最新版をダウンロードしておく。これしかない、と「専門家」は言っていた。
▼一通り質疑が終わって視聴者からの質問が寄せられた。それは「普通の携帯(いわゆるガラケー)は大丈夫か?」という質問があった。「専門家」は「それは設計思想が違うから大丈夫」と言っていた。わたしが多少不便でもガラケーを使い続ける意味はこの「安全」にあるのです。
▼昨日来ご紹介した、「がん・容子の選択」は一般上映されていません。自主上映会にフィルムを貸し出すか、あるいはDVDを個人5千円、団体3万円で購入していただくことになるようです。ご希望の方は以下にどうぞ。ビデオプレス社。
▼朝刊には政党や政治家がどうやってネットを利用しているかという調査が出ていた。それによるとネット7つ道具というものが紹介されている。1)HP,2)ブログ、3)ツイッター、4)動画、5)メルマガ、6)フェイスブック、7)政治献金というものだ。わたしは政治家ではないが5)まではやっている。動画は首相官邸前抗議行動の国会正門に通い始めてからデジカメにビデオ機能が付いていることを思いだしてやってみた。最近は「タグ」も付けているので、それを目当てに「YouTube」で探して下さる方も多くなった。土曜日の小出裕章さんは取材の夜にアップしたら、ブログでご紹介する翌朝までにすでにアクセスされていた。さらに今朝アクセス数を見るとわたしがアップした動画のなかで既に二位になっていた。
▼自民党は野党になってからテレビの露出が減ったのでネットを利用してそれをカバーしようとする。しかし普通の人々はテレビには決して映らない、まともな学者の声を求めている。

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October 15, 2012

◇「がん容子の選択」(その2)

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▼ポルポレ東中野に「生き抜く/南三陸町、人々の1年」を見に行った帰りに秋葉原に所用があって途中下車する。すると「ACTAに反対」する人たちがでモンストレ-ションをしていた。10日夜の「AB-SPL」録画に失敗してしまった。どなたか録画している方はいらっしゃらないだろうか?数人の心当たりを聞いてみたがゼロだった。設定ミスで先週1週間の録画は全滅。
◇「がん容子の選択」(承前)容子さんは余命1年を宣告されて「先が分かればこれで貯金をしなくても済むので安心」と屈託がない。容子さんは大学生時代人形劇に興味を持っていて卒業後も子どもと関わりのある仕事をしたいと、杉並区の学童保育の仕事を30年ほどする。トークでの監督等の話によれば、そのとき容子さんはいくつかの裁判に関わったと言う。
▼ガンは手術で切ればたしかにその部分は切除できるが、他に転移している可能性もある。現在の日本のガンの対応というのは「早期発見」である。その結果、手術か放射線治療あるいは痛みを大量の薬を投与することによって緩和する。このいずれかである。容子さんは身体にダメージを与える手術や抗がん剤を極力さけ、転移がわかった後は緩和治療に徹した。容子さんは主治医の近藤誠医師(「患者よ、がんと闘うな」の著者)の考えが自分と一致したので「最後まで悔いなく楽しく」を実践することにする。
▼容子さんは20代で一度結婚したが5年後に離婚し、いまは一人暮らしで、時々妹さんが訪ねてくるだけだ。だが様々な社会活動に参加して来たので友だちは多く、近所づきあいも多い。何かにつけて友人と小規模なコンサートを開く。容子さんは自らピアノも弾きどうやらショパンのノクターンがお好きな様子だった。
▼身体が不調なのにもかかわらず、杉並の反原発集会に参加し、東電への抗議にも杖をつきながら出かけていた。後半近所の人たちが容子さんの見守りグループを作る。監督の話によれば応募者は50人ほどいて、7人ほどの近所の人が選ばれたらしい。もう一人登場する緩和ケア(終末医療)の医師は池袋に住む開業医だ。この方は自らも脳梗塞で倒れて左手が不自由だが、容子さんから「診療要請」があると、小型の電気自動車を駆って1時間かけて、かけつける。さらに病院に通うのには近所のタクシー会社の社員で、様々な運動に容子さんと一緒に関わった方が休暇をとって病院に連れていってくれる。
▼余りにも苦痛なので近藤医師に「ここに入院できないか」と相談するが、ベッドがないので無理だと言われる。最後の1週間だけは手術で摘出出来ない場所にがんができているので痛みを和らげるために薬を使う。容子さんの生前の希望は骨をふる里の土地に散骨して欲しいということだった。その場所は原発事故の放射能汚染で、人が住む事ができなくなった場所だった。だが友人たちは車に分乗して散骨する。「容子さんここがあなたの生まれ故郷だよ。自然のなかでゆっくり休んでね」と。

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October 14, 2012

◇「がん容子の選択」を見る。

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(映画後のトークショー、左端が松原監督、右端がカメラマン)
▼天気はまずまず、どこの映画館に出かけようかと考えている。岩波ホールもあと1週間で終わるようだが、それほど人気がなかったのか?見ても日程的に紹介する機会がないのでこちらはやめる。さて昨日は取材で千葉ニュータウンまで行った。かなり遠い所だとお持っていたら押上から35分くらいで着いてしまった。乗車料金はかなり高いが、今度から成田空港に行くときはこちらにしよう。いままで随分遠回りをしていたことになる。
▼小出さんはとても気さくな方で、カメラも録音、録画も自由であると主催者から発表があった。YouTubeに質疑を1分だけ入れた。講演のテーマもさることながら、講演が終わってからの質疑応答が30分ほどあったが、そちらの方が面白かった。こう書くと叱られるかも知れないが、日本のどこに逃げたら安全かとか何を食べたら良いのか?子どもを数日でも避難させても効果はあるのかなどの質問が出てくる。はっきりいって首相官邸前抗議行動とはかなり温度差を感じる。わたしは今週火曜日夜、大手町の経団連抗議行動に参加するつもりだ。交通費も安いし家から近いし、終わってから東京駅のライトアップも撮れるし…。
◇「「がん容子の選択」容子さんは2年ほど前に朝日新聞で「余命1年」という記事で紹介された。監督とカメラマン(監督の実弟)は容子さんに「死ぬまで撮って良いか」と相談に行ったら「どうぞどうぞ」といわれる。容子さんは筆者より10歳年下の方で今年5月にお亡くなりになっている。以下書く事は映画の内容だけではなく、その後のトークショーで監督らが喋った内容が入っている。
▼容子さんは40歳のとき乳房に異常を感じて診察を受けると乳がんだと診察される。そして余命は1年だとも。容子さんは父親が膀胱がんでなくなっており、その時「がんとは何か」を徹底的に勉強した。その結果ある著書を出している医師に巡り会う。その医師は総武中央鈍行線某駅の前にある市立大学系病院に勤務している。映画では具体的な病院名も医師の名もでている。しかしただお断りしておくが医師は来年定年で、新規の患者は一切受け付けていない。
▼容子さんは色々病院を訪ねてがんに対する対応を勉強する。結論として手術で切らずに痛み止めの薬も飲まないという選択肢を選ぶ。それが上記の医師のがんに対する処方で容子さんの考え方と一致した。トークで監督は、医療業界や病院というのも、原発マフィアと同じ組織になっているのです。手術で切って、薬を大量に投与すれば経営的に安定するので手術を勧める。しかし手術しても長生きをするわけではない。切らなければ最初いつ発がんしてどのように進行していっているか把握でき、対処のしようがあると語る。
▼また妻をがんで亡くした人も登場するが先端治療を受け一回に40万ほど払ったこともある。監督の話では1千万円くらい払っているのではと推測する。しかしそれをしたから長生きできるという補償はなく、先の夫は「ぼったくりだったかも知れない」と呟く。(明日に続く)いつもブログをご覧になってくださる方に見ていただけると元気がでます。小出裕章さんの講演詳細はブログには書きません。住所氏名電話番号を登録してあるご希望の方にメールで直接お送りします。ただし小出裕章さんは10月5日に長野市で講演をされて、ネットに掲載されています。お話はほぼこれと同じでしたので、2時間かけてこちらをご覧下さい。

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October 13, 2012

10月12日国会前の抗議行動に参加する。

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(12日車椅子に乗って国会前で訴える人)
▼午後から仕事なので、通常と同じ時間に起床して体調を整えておく・昨日表参道のウィメンズプラザで上映された「がん容子の選択」は考えさせられる映画だった。明日詳しく書くが今の「常識」ではガンは「手術で切る」か「放射線治療」、「薬の大量投与」しかないように思われている。それに自ら挑戦した容子さんの1年半の闘病生活を綴っている。
明日のブログにご期待いただきたい。わたしはJRを使って原宿から歩いた。トータルで1時間15分もかかってしまった。上映に先立つ挨拶には間に合わなかったが、ネットで座席は確保しておいたので、きちんと記録されて座ることができた。ただこの作品は映画館では上映されないので、どこかで自主上映会を探していただくことになる。
▼終わって地下鉄表参道から国会前に移動していると自宅からメールがあって、「○坂さんとおっしゃる方から電話があって話したい」という。そして○の部分がどうやっても聴き取れないという。5分ほど考えてどなたか分かったので携帯に直接電話する。「チラシを作るので首相官邸前抗議行動の写真を、数枚貸して欲しい」という内容だった。「貸す」とはおそらく無償提供になる。国会に毎週通うと1ヶ月でも結構交通費の費用がかかる。
国会前で唄う板退連の人たち。動画昨晩アップしたら今朝までにもう11人の方がごらんになっていた。
▼さて12日は午後7時過ぎに国会前会場でハプニングが起きた。それはは北海道旭川から参加していた92歳の方が順番を待っているうちに意識不明で倒れてしまったのだ。「抗議行動」は直ちに中止、救護に移った。救急車を呼ぶ人、「参加者のなかに看護師さんはいませんか?」というとすぐ一人立ち上がってきた。救急車はなかなか来ない。たまたま発言の順番をまっていた、田中康夫さんもあちこちの病院に電話をしていた。たしか虎ノ門病院の院長と知り合いだったはずだ。国家公務員をしていた高校時代の友人がここに緊急入院したとき、当時長野県知事だった田中さんが直接電話して「何とか命を救ってくれ」と電話で頼んでいた。
▼警備をしていた麹町署の責任者も駆けつけたが何もできない。主催者に「医者を捜したら」というと別の方角に「お医者さんはいませんか?」と叫ぶと果たして一人が駆けつけた。やっぱり、この集団は素晴らしい。15分くらい色々手当てをしていると手足が動く様になり、救急隊員の担架で救急車に乗るときは腕を振ったら、参加者から拍手がわいた。チームプレイの勝利だ。さらら主催者は「水は足りていますか?」と大きなペットボトルを持った人が巡回をはじめた。
▼挨拶では『鍵盤乱麻』トップページにある青森県大間の「あさこハウス」2代目(娘さん)が妨害にめげず電源開発(Jパワー)と対決している様子を話してくれた。政党挨拶はC党首が来なかったので参議院のKさんと北海道のKさんが話していた。二人ともCと違って生き生きと説得力のある挨拶だった。
▼本日は午後から小出裕章さんの取材なのでこれで終わり。小出さんの話は水曜日頃にご紹介します。

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October 12, 2012

◇「ロビイストの陰謀」を見る。

Higanbana
(11日、近くの植物園に咲いていた彼岸花)
◇「ロビイストの陰謀」アメリカ議会において議決するとき、日本のような「党議」による縛りはない。議員それぞれが自分の判断でどうするか決める。とは言っても、どうするか考えるにはデータが必要である。一般人や企業が議員に直接取り入るのはまず無理である。そこで議員との仲介役をするのがロビイストとよばれる人たちだ。
▼映画ではレーガン政権を誕生させた資金作りをしたとされるロビイスト、ジャック・エイブラモフの話だ。彼を演じるのはケヴィン・スペイシーだ。わたしが彼を最初に見たのはブラッド・ピットが主演した「セブン」である。このときケビン・スペイシーはブラピの妻を演じたグウイネス・パルトローを殺害する役を演じた。最後に素顔を見せたスペイシーはふてぶてしいまでの演技を見せていた。
▼ジャックはビジネスパートナーのマイケル・スキャンロン(バリー・ペッパー)に誘われ、カジノを経営するネイティブ・アメリカンのチペワ族を騙して大金を得る。少数民族の優遇政策に目をつけたジャックとマイケルは、その後も懇意にしている下院管理委員長に金を握らせカジノの運営を規制する、敵対する部族の要望を同時に受ける。その先住民族の人たちには町で大統領に対する政治献金を作ってくれともちかける。先住民族たちは町の議会で議論するが「高すぎる」とか色々な意見が出てくる。しかしジャックはうまく立ち回り様々なだますための仕掛けを作る。
▼その挙げ句フロリダのカジノ客船を騙し取り、大学時代の友人アダムをパートナーに迎えカジノの経営を任せる。だが金にだらしないアダムは船の元の経営者であるギリシャ人と金銭トラブルを起こして襲われる。同じ頃、巨万の富を湯水のように使って豪遊するマイケルの浮気に気付いた婚約者のエミリーは、腹いせにジャックとマイケルをFBIに告発する。
▼ジャックはまたユダヤ教のラビをしており、やっていることを合法化するためにその立場も利用する。さらに家は豪邸で家族も大勢いる。家族を食べさせ、さらに豪邸のローンの支払いもしなければならない。ところがジャックのやっている裏金作りがFBIから摘発をうける。そして留置場に入って同房の犯罪者から「お前は何をやってこんな所に入れられたんだ」という場面から始まり、そこで終わる。
▼自分が生きのびるには相棒をFBIに売って司法取引をしなければ、刑務所から20年も出られない。ウォーターゲート事件と並ぶ大スキャンダルでありながらも、日本では大きく報道されなかった事件の全貌が明らかになる。
▼昨日は例の英語の表記の問題で別の方からアメリカ在住の方に問い合わせて下さって、みなさんの「指摘が正しい」とメールを下さいました。ありがとうございました。昨日は午後から夜にかけて仕事。今日午後は ドキュメンタリー映画「がん・容子の選択」上映会(東京・渋谷)があり、夜は例によって夜は国会。明日は午後から取材が待っています。これさえ終えれば10月のlこれからの仕事は楽になります。

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October 11, 2012

「お大事に」は「take care」が正しい表現。

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(レストランから見た新宿の高層ビル)
▼昨日書いたバングラデッシュの人との会話で、海外生活が長い方からご指摘をいただいた。「be careful」は「ご注意下さい」という意味になるので「take care(of yourself」の方がよろしいか、という内容だった。あのとき「大事」とは何が正しいか携帯に内蔵されている英和辞典を見た。その後も夜になって大学で英語を教えている方から「take a good care of your baby」が良いというご指摘があり、さらに夜遅く「たぶんTake care.でしょう」というメールをいただいた。もつべきは友だち。お教え下さったみなさんにこの場を借りてお礼を申し上げます。また誤りなどありましたら、ぜひご指摘下さい。
▼昨夜都内某所で3ヶ月ほどアメリカに行っていた方を囲んで、友人たちと集まりがあった。アメリカでは日本の事など何も話題になっていなかったという。もちろん「尖閣」も。5日の「愛川欽也パックイン・ニュース」でも孫崎亨(まごさき・うける)さんが「アメリカは日本を守ってくれない」と次の様に話していた。日米同盟は95年頃から内容が急激に変化してきている。その内容は対等どころか自衛隊をアメリカの下請け機関として使おうとしている。現実にオプスレイの沖縄配備は中国に対する抑止力ではなく、訓練の場を目的の場としている。大体アメリカは中国と対立しようなど夢にも考えていない。アメリカは戦争をするとき事前調査をきちんとして敵国のレーダーを無力化して、「絶対勝つ」見込みがなければ戦争はしない。
▼まして核は他国の為に使う事はない。使ったら反撃されアメリカも核攻撃して破滅する。だから持っている事だけで「抑止力」になると考えている。今回のオプスレイ配備で日本政府は「政府が安全を保障する」と言ったがその中身とは、日本の航空法で例えば300m以下の低空や住宅密集地を飛ばないと定められている。しかしアメリカのオプスレイ配備では、それを全て取り去ってフリーハンドにさせてしまった。この詳しい事は「愛川欽也パックイン・ニュース」(有料のペイテレビです)の他に、先日発行された岩波の雑誌『世界』11月号に孫崎さんが書いているので一読していただきたい。
▼昨日終わってから電車の中の会話で「尖閣問題」も話題になった。わたしが言いたいのは野田首相が言うことと、某革新政党がまでが「尖閣はわが国の領土」と言って憚らないことに疑問を持つ。考えて見れば政党というのは、選挙民に支持されてその存在はある。もし「日本の領土ではない」などと言うと「やっぱり中国の手先で、言いなりになっている」と票を減らしてしまうのは目に見えている。あえて票が減る事をやらないのが「賢い」政党がやることなのだろう。以下にご紹介する歴史学者の井上清氏の「尖閣」列島--釣魚諸島の史的解明」はかなり冷静に尖閣の所有問題を解明しているのでご覧いただきたい。

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October 10, 2012

クリニックで会ったバングラディッシュの夫妻

▼今朝も早出だ。昨日は薬があと6日分になったので、朝に予約をとって午後3時からの予約は1番だった。待合室にいかにもインド人と思われる若いご夫婦がお子さんを連れて来たので話しかけてみた。奥さんはサリーを着て「マハリクマハヤ」風だ。「インドかいらしているのですか?」と聞くと「バングラディッシュです」とおっしゃる。わたしは1月にインドに行きました。と携帯に入っている写真を見せて「ニューデリー、ダージリン、コルカタ等」。普通のカメラと同時に携帯で撮るのはこのように会話ができるからだ。
▼タイガーヒルやトイトレインの写真を見せると「バングラディッシュにもトイトレインはある」という。ま色々話して「赤ちゃんは発熱ですか?」と聞いてみたが、そこは通じなかった。わたしは診察を先に終えたので「お大事に、be careful」と言って別れた。この英語で良かったのかな?にっこり笑ったから良かったのだろう。
▼昨日NHK午後7時半から「クロ現」の枠で「大きな日時計」と称してスカイツリーを日時計に見立て、その時計の針の下で生活している人を紹介していた。3番目に紹介されたのが、わたしの家から徒歩10分くらいのところにある夜間中学校と同じスペースにある。社会人向けの「学びの場」だった。ここは社会人で何らかの理由で学校に行けなかったが、どうしても勉強したいという大人の人たちが自主的に集まって文字の書き方や、算数などの勉強をしている。
▼中でも在日のKさんは80歳を越した女性である。それでも勉強がしたくてバスを乗り継いで1時間もかけて通ってくる。自分の人生で今が一番楽しかったという。だがちょっと前に家に帰れなくなってしまった。おそらく認知症の初期症状なのだろう。授業が終えると涙を流して、「もっと勉強したかった」と涙を流してクラスメイトに「さよなら」と挨拶をするが、その悔しさに涙が止めどなく流れる。教えている先生は見城慶一さんが出てきた。見城さんには取材で2度ほどお目にかかったことがあるが、本当に教育者というのはこの人の事を云うのだろうというほど立派な人だ。
▼いくつになっても学ぼうという人が輝いている。それに引き替え、その近くで見る大人はスーパーやコンビニで週刊誌を立ち読みしている。何を読んでいるかと思うとマンガ週刊誌だ。あるいは真っ昼間から缶酎ハイをもってフラフラあるいている人。1週間ほど前から気温下がったため、近くの川でハゼ釣りをする老人たち。ハゼは本当に食べられるのか検証した方がいい。隅田川が汚染されていて支流の十軒川が汚染されていない筈はない。そんなことは考えていないのだろうな。なにせ「放射能汚染は目に見えない」から。
▼それにしても勉強して文字を憶えても、マンガしか見ないのでは思考停止しているとしか思えない。今朝発見した遺伝子組み替え食品一覧。こんなに使われているなんて放射能汚染よりも怖い。こんな食品は一口も食べてはいけない。

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October 09, 2012

NHK7日夜のETV特集「わがまちに医師を~」を見る。

Harimaya
(関西系あられ煎餅店、「播磨屋東京店」の店先から霞ヶ関ビルを見る)
▼ブログをお読み下さっているみなさん、お早うございます。今朝は予想どうり、日本人山中氏へのノーベル医学生理学賞受賞のニュースで踊っています。まぁ結構なことです。わたしは元首相の佐藤栄作と、キッッシンジャーがノーベル平和賞を受賞したときこの賞の本質を見たので、別に驚きも何もしません。基金の元手はダイナマイトを発明して戦争で大儲けしたカネです。
▼それより7日夜のNHKETVで「ETV特集「わがまちに医師を~地域医療と霞が関の半世紀~」をご覧になった方はいらっしゃるだろうか?1時間半の番組だったが地域医療が崩壊している原因を探る力作だった。国民皆保険制度を政府が作ると、それに日本医師会の武見太郎が反発する。そしてわかり安く言えば医師が独立をしやすくする資金融資制度を作る。70年代に青年医師たちが、徒弟制度のような無給のインターン廃止を訴える。
▼だが巡り巡って30年もするとそのインターン反対の運動で立ち上がっていた人たちが、医療制度を守り新しく新設しなければならない立場にたって苦渋する。前にも紹介した岩手県知事が土下座した岩手の医療崩壊。もちろん先端医療の研究を否定するものではない。しかし無医村やそれに近い村は全国に存在している。国民皆保険が成立した、貧乏人も金持ちも、田舎にも都会に住んでいても等しく医者にかかることができる基本的な立場にたたないといけない。
▼昨日後半に書いたことをまとめていうと次の様になる。iPhoneは、アップル社によって携帯固有のパソコンのIPと同様の数字はすべてFBIに登録されている。アンドロイドの方はさらにセキュリティに関してはぜい弱だ。平和運動や反原発運動に携わっている人はこうい携帯は持たない方が良い。持っていたら会議の時は必ず電源を切る。ネットを通じて政府や関係機関に盗聴されていても、電源が入りっぱなし、ネットに繋ぎっぱなしなので分からない。
▼同様に危ないのはGoogleであなたが使った検索データは先方に蓄積されている。一番危ないのはGメールで、内容を見られている可能性が高いので絶対使わない方が良い。情報が頻繁に流出するYahoo!メールも同様。スカイプの危ないから使ったことはない。家族の会話くらいなら良いが、仕事の話や、込み入った話はしてはならない。タダの物を提供するというのは、提供する側に情報を収集できるなどのメリットがあるわけで、結局「タダほど高いものはない」のだ。
▼昨日は新橋まで出て六本木の映画館まで歩いた。約20分で目的地に到着するが街が変化しているのが分かって面白かった。だが以外と歩数は伸びず、往復歩いて帰宅したが1万歩には届かなかった。今週は土曜日の取材まで分刻みの日程が続く。

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October 08, 2012

チャンネルネコで「恐怖の時間」を見る。

▼昨日は雨が降って寒かったので出かけるのは中止した。10月3日にチャンネルネコで「恐怖の時間」(原作は「殺意の楔」)が放映されたので録画して見た。これはエド・マクベインの87分署シリーズの翻訳である。エド・マクベインの「87分署シリーズ」は大好きでハヤカワ文庫は全部買って読んでいた。舞台となるのは警視庁宮益署でクリスマスなので子どもに土産のジャガーの模型を買って帰ろうとする山本伊三郎主任(志村喬)。そこに恋人を誤って撃ってしまった山本和夫刑事(加山雄三)に仕返しをしようと容疑者(山崎努)が乗り込んでくる。パトカーが帰庁するとき、ジャンパーを着た男が「刑事の山本さんは?」と聞くと「2階だ」と教えられる。
▼彼(容疑者)は14式拳銃とニトログリセリンを硝子瓶に入れて持参している。そして「山本刑事は?」と聞くが居あわせた刑事たちは「人違いだ」と言う。警察手帳の身分証明書で確認すると果たして彼らの言う通りだ。ならば山本和夫が帰るまで待とう。外回りの仕事を終えて戻って来る刑事の拳銃と警察手帳を次々取り上げて立てこもる。加山はそんな事は知らず、妻の節子(星由里子)と食事をしている。彼女は悪阻で加山が付き添って病院に来て帰る途中だったのだ。
▼たしか原作の加山はスティーブ刑事で、TVドラマではロバート・ランシングだったように思う。さらに妻のクレアの口が利けないというハンディを持っている。脚本は「戦争と人間」の山田信夫で、たたみかけるような演出は息もつけないほどの迫力がある。1964年の作品だが、警察の窓の外の風景で国電が走っているが、おそらくあれはセットだと思うが、当時の風景が甦ってくる。ギラギラした山崎努の演技は黒沢明の「天国と地獄」の時よりも良いと思う。
▼サツ周りをしていた新聞記者も監禁されてしまう。さらに風紀取り締まりで刑事に手錠をかけられた売春婦も一緒に監禁される。記者は「締めきり時間だから、帰らせてくれ」と叫んだりこの演出は心憎いばかり。みなさんもどこかで探して見ていただきたい。なければ「87分署シリーズ」で雰囲気を味わっていただきたい。再放送はチャンネルネコで以下の通り。
▼TVのCMを見ても、電車の中の様子を見ても「スマホやiPhoneでなければ携帯ではない」という雰囲気がするきょうこの頃。しかし以下のような怖い落とし穴がある。大事な会議やデートの時は電源を切っておいた方が良い。【監視社会化】 スマホ用「盗聴アプリ」&防衛相直轄の情報部隊「自衛隊情報保全隊」に要注意
▼せっかちな人が相変わらず8時台にアクセスして下さる。土・日、祭日は昼頃にアクセスして下さいね。書くのもたいへんな集中力を必要としますので…。

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October 07, 2012

◇「エージェント・マロリー」を見る。

▼今朝は薄ら寒い気温だ。六本木に映画を見るためでかける予定だが、短パンは無理かな。土日は小難しい事は書かない。5日の国会前の集会で書き忘れた事を一つ。たしか東村山から参加した男性の発言だった。311の事故以来、自宅周辺の放射能測定をするとホットスポットだった。出産したばかりの妻は「こんな所に住めない」と、子どもを連れて名古屋に帰ってしまった。ただ自分は仕事があるので移住はできない。いつも金曜日の集会に参加してから車を名古屋まで走らせる。午前2時頃に実家に着き、日曜日に翌日の出勤に間に合うように車を走らせて戻って来る。という話だった。
▼わたしは身の回りでもこのように関東に住んでいるが、ホットスポットなので子どもを連れて関西に移住している人を何人か知っている。東電は本来こういう人たちの補償もしなければならない筈だ。
▼さて何から書くか。ある人のブログを読んでいたらS社の○○フォーンを3年使って来たが、気に入らなくてNPで夫婦してA社の○○フォーンに代えたと書いていた。D社のスマホも切れて使えないので、できればガラケーに戻したいという。通話とメールだけだったらガラケーで十分。町を歩いたり喫茶店の会話でも「メールがダメなので2年たったらガラケーに戻したい」という声はたくさん聞く。一旦替えたら2年は使い続けなくてはならないのでガマンして使うしかないのはお気の毒だ。それで勢い「2台もち」等という言葉が流行ってしまう。最近町を歩いていると二丁拳銃ならぬ、携帯の2台見比べながら歩いている人が多いので、ぶつかりはしないかと、身の危険を感じる。
◇「エージェント・マロリー」古くからのつき合いの人がご存知だが、わたしは「戦闘美少女系」の映画はすべて見る。この映画もそれ。ヒロインは全米女子格闘技界でナンバーワンの実力を持っている。強いのなんのって…。話はニューヨーク郊外の喫茶店で始まる。マロリーが寛いでいると刺客が訪れるので、何とか切り抜ける。なぜ自分が殺されなければならないのか?バルセロナでMI-6から作戦を依頼されたときに遡る。そのとき目的は達成したが、彼女の存在が邪魔になったのだ。次回の依頼はダブリンで新婚旅行を装って目的を遂行せよ、というのだ。
▼ところが「新郎」が刺客だった。パーティが終わって部屋に戻ると急に殴りかかってくる。新郎は依頼者に「女はイヤだ」と断るが、「女だと思うな」とクギをさされる。しかし何と言っても全米ナンバー1だ。向かう先に敵などいない。バルセロナの街を走ればターミネーターより早く。警官に追われれば屋根から屋根を飛び越す。しかしダイナミックではあるが女性同士の戦いでは「キルビル1」でユマ。サーマンが最初、キッチンで戦うシーン以上の作品はいまだかつてない。
▼最後のシーン。メキシコで昼間から美女とシャンパンを飲み。「紅茶に砂糖を多く入れて氷を細かく砕いてくれ」というアントニオ・バンデラス。背後にマロリーの姿を感じて思わず「shoot」というシーンで終わる。しかし毎日、美女と酒に囲まれ目的のなくなった人生というのもかなり退屈だと思うのだが…。
▼昨日の「愛川欽也パックイン・ニュース」は元外務省にいてイラン大使だった孫崎亨さんが出演した。「アメリカは日本を守ってくれない」という論拠はとても面白かった。いずれご紹介する。土日、祭日は昼頃アクセスして下さい。朝日は近く福岡の一部で土曜日の夕刊を廃止すると発表した。わたしも土日、祭日は10行だけでにしようと考えている。

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October 06, 2012

10月最初の国会議事堂前集会に参加する。

10052
(東電の責任を追及する東京原告団の訴え)
▼午前中は取材で、わたしと同じ年齢の男性だった。この方は今「日本百名山」に挑戦中で91山を達成している。年内にあと3山こなし、来年には念願の100山に到達する。足の脹ら脛を見せてもらったが、もの凄い。ただその知人の方は100名山を達成してから、人生の目標を失ってしまい、すっかり老け込んでしまったという。この取材対象者には夜の国会前でもお会いした。
▼家の前の福神橋ではスカイツリーを撮るカメラマンが連日押し寄せる。その多くの方が立派なデジイチやニュース報道でもできそうな高価なビデオカメラをお持ちである。それなのにスカイツリーしか対象がないとは情けない、と思う。ところが夜の国会前に行くとかなり貧弱なカメラで集会を撮影し、コンパクトデジカメのビデオ機能を使って映像を撮っている。わたしの場合も荷物は増やしたくないので、通常はデジカメのビデオ機能を使っている。以下は昨晩の映像だ。この1ヶ月は必ず動画を撮っているが、人気があるのは「チンドン屋」風の動画に一番アクセス数があり人気がある。
昨晩はそれほど目立った動きはなかった。しかし16回も通っていると、大体メンバーの顔ぶれはわかり、立ち位置まで決まってしまう。わたしは常に即席ステージの右側の先頭にたつ。「コール」が始まるとステージを隔ててお互いにエールを交換する。「あいつどうしたのだろう」と思われるのはイヤなので、こうなるともう欠席はできなくなる。
▼先週もそうだったが、福島では「放射能が高い」という事を言えない雰囲気が出てきてしまっているという。自治体やモニタリングポストの測定は当てにならないので、独自に計測している人の話。東電を告発する運動をしている人たち。後者は名前を連ねることは、普通の署名をすることと代わらない。1000円払ってぜひ告発団に加わって欲しいと訴えていた。
▼主催者の首都圏反原連は11・11大集会に日比谷公園の使用申請許可を東京都に出したが、無視されている。ぜひ国会議員の力を借りたいと訴えていた。挨拶に立った政党代表はいつもワンパターンの話をするだけ。「みなさんのお陰で原子力規制委員会の取材ができるようになった」と。しかし主催者が「日比谷公園の許可に力を貸して欲しい」訴えたのにどれだけ分かったのか不明。お供を連れてすっーと帰っていった。
▼この日初めていつもマスクをしている小太りの代表者と、レッドウルフさんを目の前で見る事ができた。拍子木は削り直したがやはり調子は悪い。あと1年は使えるだろう。その後はみなさんから一口500円のカンパをいただく。いただいた方の名前を拍子木に書いていただいて、国会議事堂前や首相官邸に代参する。これは良いシステムだぞ、と一人で悦に入っている。10月5日のシュプレヒコール。(音声ファイルです)「MMF1005.3GP」をダウンロード
▼デモに参加するとたくさんのビラやチラシをいただきます。一応全部もらって帰宅してから読みます。中には一人で読むのがもったいないものもあります。これはいずれ有料会員の方々にPDFで送る事を考えています。

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October 05, 2012

日本のパラリンピック参加は今年が最後だった。

▼この二日間、仕事のために移動する時間が長い。昨日は急な取材を頼まれた。NHKTVなどで紹介されているが、世界の競技用車椅子を作るトップメーカーの社長さんにおめにかかった。執筆は他の方なのでここでは書かない。聞いた話で驚いたことは、日本がパラリンピックに参加するのは、今年が最後だったという話だった。健常者のオリンピックのメダリストに対しては今も、持ち上げて出身校での挨拶、パレードなどが続いている。ところが前者にたいして、今後国はお金を出さないというのだ。
▼お隣の韓国ではパラリンピックの勝者にも年金や懸賞金を与えて讃えているのとは大きな違いだ。なぜこういう差別をするのだろう。島を買うカネがあったらこういう、人間を大事にする事に使ってほしい。
▼今朝のNHKラジオでは、まず中国の7隻の艦船が尖閣列島に隣接する公海を通過している、と報じていた。公海なのだからお互いに何をしようが自由である。問題はその意味づけだ。その直後に沖縄に配備されたオプスレイの訓練状況がNHKのカメラで撮影して分析した結果を詳しく話す。沖縄ではオプスレイ配備に反対する運動がもの凄く盛り上がっているのに、それらは一切無視している。「辺野古浜通信」や岡留安則の「ポストの真相」がそれだ。
▼流れだけを見ていると中国海軍の行動をアメリカのオプスレイが止めてくれる、とでも言いたげだ。現実にアメリカは「尖閣問題にはノータッチ」と公式に発言している。首相官邸前抗議行動に参加していると面白いつぶやきがたくさんの人の会話から聞こえて来る。例えばある高齢者は「俺はアメリカが嫌いだ、と言ったら女房も頷いていた。ところが尖閣問題がこじれたら、女房はアメリカに仲介を頼めばいい」というんだ。俺は「とんでもない、そんな日本の都合でアメリカは動いてくれるはずはない。大体お前の考えは筋が一本通っていない、と怒ってやった」という。NHKは言葉では言っていないが、そういう世論の流れを作ろうという魂胆だ。
▼さらにNHKは今朝6時台の放送から山本実香さんの「お別れの会」を微に入り細に亘り報道する。わたしに言わせれば、山本さんはイラク支援をしている高遠菜穂子さんのような具体的な実績は何もない。父親がジャーナリストでテレビ、ビデオの報道をしていたというだけだ。イラクのフセインの銅像がアメリカ軍によって引き倒される傍に立つ山本さんの写真を見る限り、何を考えているのだろうと、首を傾げたくなる。
▼だれだったか当時あの銅像が引き倒されるシーンを見た芸能人が「演出アメリカ軍」という字幕が見えて来たと書いていた事を思い出した。ミャンマーで軍によって殺害されたビデオジャーナリスト長井健司さんの事件では「射殺した真犯人を捜せ」と政府に要求しているが、相手がシリアでは、何も言えないのだろうか?
▼友人が「安倍がカレーを食べたレストラン」について書かれていた。ホテルニューオータニの「SATSUKI」です。

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October 04, 2012

◇「ソハの地下水道」を見る。

▼9月16日に放映されたNNNドキュメンタリーで「スカイツリーに願いを/俺たちの下町商店街」という番組があった。舞台となるのは「立花キラキラ通り」という下町の商店街で、時々食い道楽のタレントがTVで紹介する。一番知られているは、このブログで何回か紹介したが、「はと屋」という老夫婦2人で経営しているコッペパン専門店だ。いつだったか「稼いでも夫婦で飲みに行くから一銭も残らない」と笑っていた。
▼商店街はシャッターが閉められる店が増えていて淋しい。そこを何とかスカイツリーが出来たのをきっかけにもり立てたいと工夫する商店主たちが奮闘する姿が出ていた。ところが今朝の新聞折り込みにその商店街のチラシが入っていた。このチラシが10年一日の如く変化に乏しい、というか昭和初期のイメージを脱出できていない。TVではフランスで修行したケーキ屋さんが新しくオープンして頑張っていると紹介されていたが、その店は広告のマスの中に入っていない。仲間に入れてもらえないのかどうかも分からない。番組はスカイツリーは出来たが、客足はまったく増えないという内容だった。
▼友人も最近スカイツリーを訪れた様子をブログに書いていらっしゃる。そこではやはり地元の店に特徴を出さないと客足は遠のくばかりだろう、と指摘している。墨田区の方針もあるが「誘致」して「税収増」だけ期待しているが、地元の商店街が潰れてしまったのでは、「地域再生」など絵に描いた餅でまったく意味がない。
◇「ソハの地下水道」1943年頃のポーランド、ワルソーゲットー(ナチスがユダヤ人の居住区として決めた地域)。ここではナチスがポーランドに侵攻してから強制立ち退きが始まった。そして時間を区切って収容所へと追い立てる。その中でも彼らユダヤ人を密かに逃そうとする人物がいた。それが地下水道を保守・点検をしているソハという技術者だった。20人近いユダヤ人を、生きのびることができる地下水道の一角にある空間へと案内する。
▼しかし食糧調達から水の手当てなど、一人ではとうてい出来ないので、職場の同僚を一人巻き込んで協力させる。さらにそれは妻の知るところとなる。家計を工夫するだけでは食糧調達の資金は出て来ない。彼らの持っている貴金属も供出してもらって資金を作る。だが彼の行動に疑問を持つポーランド軍の将校もいる。長い間地下水道に潜っていると苦痛で精神に異常を来す人も出てくる。さらに妻と愛人と一緒に逃げている人物。
▼どうもこの辺になるとアンジェワイダの名作「地下水道」そっくりの設定になってくる。良いカットだと思うとそれは先の「地下水道」の表現を超えてはいない。話をもっと絞って1時間40分くらいにして欲しかった。2時間20分は長すぎる。それに反ナチス映画は最後はイスラエルへの献辞が出てきて、もうちょっと何とかならないものかと思ってしまう。ナチスの描き方もステロタイプで平面的である。
▼明日はメルマガ締め切り日です。投稿して下さる方は5日午後4時までにお願いします。それ以降到着分は次号でのご紹介となります。

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October 03, 2012

◇「ライク・サムワン・イン・ラブ」を見る。

Hyousigi
(削りなおして貰った拍子木)
Stoper
(サイドプレートを作り直して貰ったストッパー)いずれもプロの仕事。
▼昨晩は午後6時から自民党本部への抗議行動があった。わたしも参加したかったが、行動に参加するのは週一回にしている。行動のネット中継は岩本太郎さんのところでやっていたので、それを視聴していた。もちろんビデオカメラに先日ご紹介した中継機をスマホに繋いで送信しているだけなので、画質は悪く若干のタイムラグはあるが切迫感は伝わってくる。最後には自民党の河野太郎が出てきて、「連帯?の挨拶」をしていた。
▼28日の抗議活動で問題になったのは、規制委員会の田中は取材に一般紙は入れたのに「しんぶん赤旗」は特殊だからと取材を拒否したことに対して反対する声が多かった。ところが昨日それは一転して「取材は認める」ということになった。自分に都合の良い記事を書くだけの報道機関だけを取材させるとしたら、その各社は自ら「御用達報道」であることを認めたことになる。
▼先日ハンドマイクを購入した方の話を紹介した。現在のトップページに掲載している女性は28日の挨拶で登壇した人だ。見てわかるようにファッショナブルなドレスを着ているが。実はお子さんが2人いらしてデザイナーをしていた。ところが昨年の311以降、反原発の運動にのめり込んで、仕事も辞め店もたたんでしまった。この方のベルトに着用しているのが超小型スピーカーシステムなのだ。マイクはヘッドセットになっていた手に持たずに話をすることができる。入手したい方はこちらまでどうぞ。さらに今度は反原発で選挙に立候補すると言うことだった。
◇「ライク・サムワン・イン・ラブ」(承前)元大学教授は終始やさしく明子に対して孫のように接する。そのマンションに出入りする若い女明子の様子は隣家の口うるさい老婆にすべて観察されていた。翌朝明子を通学している大学まで送って行き、校門の前で愛車のボルボを駐車していると、1人の男が話しかけてくる。それが明子がつきあっている男(加瀬亮)だった。「タバコの火を貸して欲しい」というところから2人の会話が始まる。結局女の授業が終わるまで待つことになり、彼の職場である自動車修理工場まで送っていくことになる。
▼ところが途中、ファンベルトが異常であることを発見して、直してもらう。住所と電話番号を交換してその場は終わる。元教授が家に帰っていると、明子からSOSの電話が入る。どうやら男に「浮気を疑われ殴られた」という。さっそく家に来るようと呼ぶ。薬局にいって湿布薬やオキシドールを買い込んで手当てをしていると、玄関のドアフォンが鳴る。果たして加瀬が明子の隠れ場所と、アルバイトでデリヘルをしていることに気づいて押しかけたのだ。怯える明子に元教授はドアを開かず、「大丈夫だから」となだめるが、加瀬は荒れ狂って車を壊し、「ジジイ出て来い」と大声で荒れ狂う。
▼かつて社会的地位があった中年男は高級車に乗って何不自由がない生活を送っているように見える。だが心の隙間を埋めることができない。かつての友人に頼んでデリヘル嬢とつき合いが始まる。しかし予想もしなかった世界に巻き込まれて、ただうろたえるだけだ。

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October 02, 2012

安倍のカレーと新聞社のカレー

▼先週一回だけ使った拍子木は、叩き方が悪くて(使用法が分からない)一部不具合が生じた。幸い同じマンションに、家具専門の大工さんがお住まいので、昨夕お伺いして修理をお願いした。いや実は修理を依頼したメインはこれではなく、家族が使っている折りたたみベッドに使う木製のストッパーである。ついでにお願いした。
▼しかし考えて見ると政治家は健康のバロメーターでなぜ「カツ丼」を食べるのだろう。わたしの知る限り福田赳夫も、総裁選に出るとき、記者の前で食べて見せた。別の政治家は入院していたが、カツ丼を出前で取り寄せ、空になった丼を室外に出して見せた。曰く「こんなにペロリと平らげた」と健康をアピールしたかったのだ。しかし実際は秘書が食べたのであり、その後その政治家はまもなく死亡した。
▼わたしもかつてはカツ丼が好きだったが、健康状態を維持するため、医師のアドバイスもあって今は殆ど食べない。だいたいカツをタマゴトジにしたものは、コレステロールの塊だ。しかも栄養バランスは悪い。政治家が「カツ丼」や「カツカレー」を食べるシーンをアピールするたびに、本当に精神的に貧しい国だと感じて情けなくなる。
▼30日の朝日にも安倍のカツカレーのことが取り上げられていた。安倍が食べたカレーは3520円。朝日新聞本社の中にあるレストラン「アラスカ」では極上黒毛和牛のスペシャルビーフカレー3,675円のメニューがある。普通のサラリーマンの昼食はワンコインだとか言われているが、さすが高給取りの朝日だけのことはある。さらに大阪本社の中にあるアラスカでは6300円のカレーまで揃っている。これでは庶民の苦労は分からない筈だ。
◇「ライク・サムワン・イン・ラブ」ホテルの喫茶店かバーでけだるそうに、携帯で延々と男友達と痴話喧嘩をしている女子大生(高梨臨)。ボーイフレンド(加瀬亮)は最近自分に冷たいので、男でもいるのではと疑っている。話は中々終わらない。そのうち店にいた手配師のような男(でんでん)は「約束してあるからタクシーでいってくれ。到着するまで1時間もかかるからタクシーの中で寝ていってくれ」という。彼女はデルヘルのアルバイトをしているのだ。それで途中駅のロータリーでグルグル回ってくれと運転手に頼む。彼女の携帯の留守電には10数回もの祖母からのメッセージが入っている。田舎から上京したので、一目会って帰りたいというが、彼女はそれを無視してタクシーの窓から覗くだけで目的地へと急ぐ。
▼運転手は、でんでんから預かったメモで目的地に到着するが、そこは居酒屋である。部屋番号を伝えると、ある一室に通される。そこには独居の元大学教授の男が、若い女の到着を今か今かと料理を作って待っていた。(明日に続く)

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October 01, 2012

オプスレイに試乗した人、断った人。

▼台風は駆け足で東北に抜けていきました。みなさんのお住まいの近くでは異変はなかったでしょうか?わたしの住んでいる場所の隣の建物では夜11時頃もの凄い音がして、何か落下した様子でした。今朝見ると4階に掲示してあったたたみ一畳くらいのトタン製の看板が落ちていました。これはかなり風力が強かったという証明でしょう。もしあの時外を歩いていて大けがでもしたらTVニュースのタネになっただろう。
▼「愛川欽也パックイン・ニュース」(KINKIN.TV)は思い直して再契約をしました。28日はオプスレイの事がテーマの一つになりました。ゲストの田岡俊一は招待状が来て、試乗したということでした。しかし川村晃司さんは「来たがお断りした」と言っていました。田岡氏は軍事評論が専門ですから乗らなければ話しにならないでしょう。その点川村さんはかなりハッキリと物を言う方ですから、お断りしたのでしょう。
▼今朝のNHKは日本政府の立場だけで、今基地周辺では沖縄の人たちが身体を張って抵抗運動を来る広げていることにはひと言も触れていません。ところで時々、「KINKIN.TV」という検索用語で当ブログを訪ねてくる方がいらっしゃいます。KINKIN.TVは視聴者がお金を払って支える有料サイトです。ぜひお金を払ってご覧ください。今の地上波のTVのニュース等は政府や権力者の言いなりになって正しい報道はしていません。スポンサーの言いなりにならない立場を貫くには企業のCMに頼らない放送しかありません。「週刊金曜日」も同様です。
▼川村さんはバランス感覚の良い人だから、「その他に用事もあった」と付け加えた。さらにオプスレイに乗るとき、外国の保険会社は知らないが、日本の保険会社は掛け捨ての保険の適用外になっていると言う。田岡はそのことを全く知らず乗ってしまったたとぼやいていた。
▼わたしも昔、田んぼに農薬散布用するヘリに乗って写真を撮影してくれ、と頼まれた事があった。乗っている時間は10分くらいだったが、足もとから地上が見えて気持ち悪かった。さらに飛び上がる瞬間はかなり前のめりになる。農薬散布のヘリは頻繁に落ちるので、そのときも一応掛け捨ての保険に入ってから乗った。
▼この日の論議もオプスレイの安全問題だけに絞られそうになった。田岡以外の人は、アメリカの要求はすべて受け入れなくてはならないという日本政府の姿勢がおかしい。それに本質は普天間問題である。というとこlろまで話を引き戻し、ようやくまともな論議になった。

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