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November 02, 2012

◇「思秋期」を見る。(2)

▼きょうは木枯らし一号が吹くという予報がでているが、首相官邸前抗議行動に行く。おりから大飯原発の破砕帯はホンモノかどうか原子力規制委員会の専門家が調査に入るという。しかし調査した会社が原子炉を作った三菱の関連会社なので、彼らに不都合な答申が出てくる筈がない。だがNHKは「調査に入る」、「どういう結果がでるか注目される」と繰り返している。
▼規制委員会の人事案も国会で承認される見込みがないので、「緊急事態」を勝手に解釈して国会の認証を受けないまま先送りされている。先日健康診断に行ったら待合室に「医療系」の雑誌がおかれており、当時福島大学におり、現在原子力規制委員会委員長の田中俊一が「20ミリシーベルトは安全だ」、と呆れた論文を書いていた。この雑誌にはもっと面白い事も書かれていたので、次回行った時に書き写してくる。
▼31日のニュースでは法制審議会に関する委員会の中間報告なるものが報道されていた。そこでは「司法取引」について論議されたという。そして出席した71%の検事が「司法取引は有効だ」と発言したという。要するにアメリカ映画などの「犯罪の協力者の名前を吐けば罪を軽くしてやる」というものだ。検事よりも冤罪の被害者を出席させろよ。それに取り調べの全面可視化はどうなったのだ?まったく手前勝手な事ばかりいう連中が集まっている。
◇「思秋期」(承前)別れる時マリアはジョセフに安らぎの時が来るように祈ってくれる。翌日寝たきりの親友を見舞いに行くが、かなりの状態が悪いことが分かる。だれか聖職者に祈りをしてもらう必要があるが、マリアの事を思いつき、無理に来て祈って貰う。予想どおり数日後に親友はなくなる。
▼所がマリアの夫は有名デザイナーで表面はいいが、妻に対してはDVを繰り返している。ジョセフとマリアが一緒だったところを目撃して、「男と一緒にいただろう」と激しく殴りつける。翌日ジョセフが親友の葬儀のため、マリアの店に礼服を借りに行くと夫に殴られた彼女は顔を腫れて内出血している。理由を聞くと風呂で滑って転んだ、というだけだ。
▼ジョセフは愛犬を死なせてしまって落ち込んで家の隣の物置小屋をたたき壊す。その物音がうるさいので隣人は飼い犬を連れて来て、飛びかからせようとする。ジョセフは家の周りでもトラブル続きだ。一方夫のマリアに対する暴力は激しさを増すので、見かねたジョセフは家に連れて来る。そこで分かった事は夫は言う事を聞かないと、妻に暴力を振るって二度と子どもを産むことができない身体になっていた。ジョセフは親戚に訴えたらというが、「外面がいいから誰も信じてくれない」と嘆く。ジョセフは夫を懲らしめてやろうとマリアが寝ている間に家の鍵を持って乗り込む…。(新宿武蔵野館で16日まで上映中)

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