« ◇「思秋期」を見る。(2) | Main | ◇「高地戦」を見る(その1) »

November 03, 2012

11月2日夜、国会前の反原発集会の様子

Misao
(日比谷公園が借りられないと訴える、Misao RedWolfさん。いつ見てもオシャレ!)
▼出先から国会に向かったので午後5時には経産省テント村の前に着いた。おりからテント村TVのナマ放送をしている最中だった。フランスの原発のメインテナンスなど作業に関わる人たちは全員公務員だという。その点日本のそれらの仕事をしている方は電力会社から暴力団を通じて手配された、原発ジプシーと呼ばれるひとたちだ。このシステムを変えない限り問題は解決されないと話していた。録画されたものはネットでも探せば見つかるはずだが…
▼昨日は「木枯らし一号が吹く」と予想されたので多少厚着をしていったが、寒かった。隣にいた中年婦人と「寒いですね-」と声をかけながらコールした。叫んでいないと寒くて震えが止まらない。この調子で冬を乗り越えられるかどうかは、不明だ。寒くて震えている中を、経団連には人が集まらないと思って欠席した議員たちがやってきた。彼らはいつものように1分だけ威勢のいい演説をして帰って行く。11・11の100万人国会包囲集会は出発点の日比谷公園が使用拒否になったと主催者から報告があった。東京都に準抗告の申し立てをするという。しかし日程的に時間がないのでデモはなしで、いきなり国会包囲になるかも知れない。となりにいた参加者が「主催者は挨拶に来た議員に、日比谷公園が借りられないので力を貸して欲しいと3週間前に訴えていたのに、何をしているのだろう」と話していた。みんな見ているんだよ。あの議員たちは格好だけつけていると…。
▼国会議事堂前の発言の目玉は、中部電力の上関原発建設に反対して闘っている祝島の人たちが大勢参加して訴えたことだった。祝島のことは鎌仲ひとみ監督の「ミツバチの羽音…」というドキュメンタリーに詳しい。この島は漁業という一次産業で成り立っている。島に住んでいるのはお年よりが多い。だが老人たちは過去30年に亘って毎週月曜日に島の中を原発建設反対のデモをしている。
▼ところが参加した弁護士の話によると、中国電力は建設反対をしている人たちに対してスラップと呼ばれる高額賠償裁判を起こしているという。アメリカではスラップと裁判所が認定しただけで裁判をストップされる。つまりこれは弱者の住民ににたいして工事を妨害されたとして損害賠償を要求すべく、中国電力は高額の賠償請求裁判をおこしたのだ。第一その住民はそれほどお金持ちではないので、裁判のお金から裁判所に出頭するには仕事を休まねばならない。おそらく島から下関地裁あたりまで出かけるのだと思う。
▼普通の人にとって、これらのスラップは大企業を闘う意欲を喪失される心理的な圧力を持っている。弁護士の報告のごく一部は昨晩YouTubeにアップした。

|

« ◇「思秋期」を見る。(2) | Main | ◇「高地戦」を見る(その1) »