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December 31, 2012

経産省角の福島テント村に撤去の動きが…

Calendar2
(2013年カレンダー「世界の町」完成版)
▼取材日程が繰り上がれいそうだ、という連絡がはいる。対象者は真空管アンプの愛好家なのだが、こっちは持参して視聴したいCDを3枚準備している。1月3週目の末か4週目のアタマになる予定だ。
▼年末年始も国会周辺に行かないと気が済まないという人のためにご案内。本日は経産省前の福島テント村広場で「原発なくそう紅白歌合戦」にご参加を。
チャンネルはレイバーネットTVの次のURL(予定)で、見ることができます。
を行うと告知されています。元旦は皇居一週マラソンのようです。また自民党政権に復活してからテント村の撤去を求める動きが出てきています。とくに火曜日は手薄になるので、ご自分の都合の良い時間だけでも来て椅子に座っていて欲しいと訴えています。
▼今朝家族が生け花の水揚げをしていた。水揚げには、ご存じのようにいくつかの意味があって学研国語大辞典は「遊女がはじめて客に接すること」、スーパー大辞林第2版はもっと具体的に「芸妓・娼妓がはじめて客と肉体関係を結ぶこと。」、広辞苑5版には学術的で「芸者・娼妓が初めて客に接すること」とあっておもしろい。
▼NHK第一で木曜日に「薄桜記」という時代劇が27日に終わった。偶然3回目くらいから見始めてやみつきになって最後まで録画して見てしまった。主演は山本耕史で本当にカツラが似合う。話は山本が丹下佐膳役で、偶然知り合った堀部安兵衛の剣の師匠となる。そして妻の兄に腕を傷つけられ、切断しなければならない。最後は丹下が吉良屋敷に住み込んで用心棒となっているが、堀部が「会いたい」と連絡して来る。丹下は堀部の話で「討ち入りは今夜だ」と気づく。1話に1回ほろりと涙が出る場面があってとても良かった。放送が終わって「丹下ってこんな人だっけ」と思ってネットを調べる。当然のことながら林不忘が作った小説上の架空の人物だった。
▼1年間つたないブログにおつきあいいただきありがとうございました。読者の皆さんも良いお年をお迎え下さい。

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December 30, 2012

国会前で新らしい発見をした。

Poster
11月11日にいただいた千田肇さんの「反核ポスター」
▼相変わらず午前9時前後からアクセスして下さる方がいらっしゃる。予告したように今後2週間1月13日までの間は時間通りにブログを更新することはできない。ブログの書き手によっては年末、年始は一切書かないという方もいらっしゃる。夕べはカレンダーが完成してきたので、例年お送りしている方々には、午後9時にポストに投函した。
▼昨日は宅配便が届いた。毎年お引き受けしている仕事なのだが、事前に連絡がなかったので年明けかと思って安心していた。データは届いたが肝心の2013年用のプログラムが同封されていない。どうしたら良いか指示を仰ぐためにメールだけ送った。
▼28日の国会前である発見をした。それは誰があのドラム隊を仕切っているかだ。書く訳にはいかないがこの目でみてしまったし、動画を子細に検討すればその人物も写っている可能性が高い。それにしても反省の弁もなく、再び「自分だけ正しい」と演説する人が登場したのは辟易とする。もうこの顔は見たくない。動画もワンパターンになってきたので、来年は国会前に絞らず周辺の、経産省、首相官邸裏、原子力規制庁などの各集会を回る計画を立てている。
▼数日前にこういうブログを見たが、口先で「自分だけは正しい」と自画自賛するのは「因循姑息」でしかなく、ここに書かれているように「空想だけなら誰にも言える」。わたしには「空想」にも「ホラ話」につきあう時間はない。500字になったので終わり。

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December 29, 2012

28日夜、国会前でのわたしのスピーチです。

Dram1228
12月28日国会議事堂前のドラム隊、動画はいつもの『鍵盤乱麻』YouTubeにあります。

 思えば夏至の翌週から参加を始め、きょうは冬至の翌週ですから、半年間一日も欠席せず皆勤賞で通い続けたことになります。最初の2ヶ月は首相官邸前に行っていましたが、暑さで身動きできない苦痛でこちらに逃げて来ました。国会前は居心地がよくてそのまま居着いています。
 本日は「放射性廃棄物の再処理」についてお話したいと思います。よく「原発はトイレのないマンション」と言われています。実は22日池袋で小出裕章さんと広瀬隆さんを招いた学習会があり、参加しました。きょうお話するのは、その受け売りです。お二人の話は約4時間あり、その重要な部分だけお話します。
 1960年に日本で最初の原発が稼働し、その時の核分裂生成物を1としますと、その後の日本には原発で168倍の使用済み核分裂生成物があります。セシウム137等は30年で半分になるとしても約90倍です。政府統計によっても14870トン。わかりやすく言えば4トントラックで3700台分です。
 現在それを宇宙に飛ばすとか海中深く沈めるという案はダメだとして地層処分が考えられています。しかし小出さん日本は世界の地震の10%から20%は日本に集中している。しかも豆腐の上に作られたような国であって、たとえ300m地下に埋めてもいつ地震で地表に飛び出してくるか分からない。しかもそれら核分裂生成物の多くが「中間処分場」とする地上に晒されているのです。もしここに災害が起きたら、日本だけではなく地球に人が住めなくなってしまうかも知れません。
 そう考えると原発は再稼働させない、これ以上作らせないというのは人類にとってすぐやらなけならない課題です。来年も原発を再稼働させないためにがんばりましょう。

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December 28, 2012

国会前抗議行動もきょうは「仕事納め」

▼きょうは首相官邸前抗議行動の年内最終日になる。会場でいつも一緒になる方が、「放射性廃棄物の再処理問題を自分の代わりに発言して欲しい」と頼まれているので、その準備をした。スピーチの時間は一人1~2分となっているので、その分量のスピーチ原稿完成して手元にある。国会前ではビデオで個人中継している人もいるので、発言内容に間違いがあってはまずい。22日の学習会の内容はすでにネットでアップされている。小出さんと広瀬さんが合計4時間余お話されている。興味のあるかたはじっくりご覧いただき理論武装していただきたい。
▼28日は金融機関の営業が実質的に最後なので、必要な支払いは昨日中に終わらせた。おそらくきょうのCDや窓口はかなり混雑するに違いない。それにしても今朝のニュースで水戸に住む85歳のお年寄りが、息子を名乗る男に1800万円だまし取られたという。息子の友人を名乗る男に払い終わってから、息子に電話して詐欺だと気づいたというが、いずれもいつものパターンだ。なぜ先に電話して確かめないのか?もう一つ不思議なのは窓口の銀行員がなぜおかしいと思ってその場で警察に連絡しないのだろう?結局銀行の窓口を無人のCDにして儲かったのは、現金自動支払機を作ったメーカーと詐欺師ということになる。
▼不思議な事件がもう一つ。日本の巨大掲示板の管理者が書類送検された事件。今朝のNHKニュースによれば、ご本人は「警察に警告されたこともないし、書類送検されてもいない」と昨日のネット中継で話していたという。大体彼が経営権をシンガポールの会社に譲ったことは誰でも知っていることだ。それなのになぜ「元管理人」が「掲示板の麻薬取引を放置した」という容疑になるのか分からない。同じ論理で言えば、たとえば駅にあるコインロッカーは麻薬や銃器の不法取引の場所となっている。そうなるとコインロッカーの管理者である会社、及び駅長もその「場所提供」として捜査の対象になるはずである。
▼おそらくこの「書類送検」事件はACTAとも関係あるし、ネットの犯罪や虚偽の報道もこれからは捜査の対象にするという警察庁の「警告」なのであろう。
▼最近パソコンのキーボードのミスタッチが増えて来た。パソコンを代えたせいかのかといろいろ考えて見た。しかしキーボードはむかしから使っているものだ。その結果ある結論に達した。首相官邸前抗議行動から帰って来て、YouTubeに動画をアップロードするときタイトルの文字が手が震えて打てない。理由は叩いている拍子木のせいだ。1回(一日2時間のデモ)でおそらく8千回から1万回も力一杯叩いている。これで指が腫れて痺れてしまうのだ。今後は拍子木はやめてカスタネットに戻そうと思う。拍子木は本業に差し障るので今晩で終わりにする。もし欲しい方があれば手渡してお譲りする。
▼ブログはしばらくの間(約2週間)ほど毎日500字から千字の短縮バージョンになります。

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December 27, 2012

◇「もうひとりのシェイクスピア」を見る。

▼みなさまいかがお過ごしであろうか?わたしは昨日仕事のデータをメールで送ってから来年1月末の取材日程の調整と確認が終わった。取材に行くことができるのは原稿締め切り日の前日。しかも先方の娯楽施設の責任者は原稿を事前に見せて欲しいという。だからその日のうちに書き終えなければならない。インクと年賀状は買ってあるがプリントはしていない。家族はネコ3匹をうまくレイアウトするように言う。しかしネコはそろってポーズなどとることはないので、1匹ずつ撮影して、後で組み合わせる。たとえ1匹ずつにしても表情は難しいので放ってある。しかし今日中に何とかしなければならない。
◇「もうひとりのシェイクスピア」(原題はアノニマス:無名)エリザベス女王を演じる俳優で誰が良いか?ジョディ・デンチ、ケイト・ブランシェット、それに今回のバネッサ・レッドグレイブス。ジョディはあくまでも威厳に満ちている。ケイトは一番好きな女優だが、知人のイギリス人女性に聞くと、「ケイトがエリザベス?ふん!」てな感じだった。バネッサ・レッドグレイブスは「ジュリア」を見てから好きになった女優だ。ニューヨークの現代の舞台でシェイクスピアの朗読が始まる。一言二言しゃべると、舞台は中世の城に変わり、城の隅々に火が放たれる。
▼実はシェイクスピアの実像は分かってない。あまりにも多作で良い戯曲を書いているので、複数の人物が書いたのではないかと、昔から言われている。この映画はまずエリザベス1世が長い間権力を握って高齢になっているが、後継者をどうするか悩んでいる場面から始まる。王室の内部では派閥がありかなり陰湿な後継者争いがある。この時点で王室の実権を握るっているのはウィリアム・セシル宰相であり、その息子ロバート・セシルは他の候補者を蹴落とすために陰謀と警察に頼っている。
▼この映画では警察の力を使わない別の権力闘争があった。つまり警察(剣)に対する戯曲を使うペンの闘いがあったとする。映画では、王室の内部に権力闘争があり、そのなかにペンを駆使した者がいたということになっている。それがオックスフォード伯爵である。彼の描いた戯曲は庶民の心を揺さぶる、舞台を見て興奮した人々は怒り狂ってロンドン塔に押し寄せる。だがそれを事前に察知した権力者は橋を通行不能にしてしまう。作家は庶民を使って政権を動かそうとする。権力者は息子の一人を断頭台に送り、まだこれでも書くつもりかと脅す。何となく衆院選挙の最終日に秋葉原駅前の自民党街頭演説会で日の丸が林立した風景を思い出す。
▼シェイクスピアが王室の政治力学を背負って作られた見せかけの象徴だったということになっている。権力者はもう一人の息子を人質にとり「もう書かない」と誓わせて釈放する。しかし父親の残した原稿は放火にあっても地下深く隠されており、シェイクスピア亡き後も次々の新作が発表されるのである。映画ではシェイクスピアは穀物商など実業家として成功して後年ストラスブールに住んだことになっている。

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December 26, 2012

25日は経団連にクリスマスプレゼント。

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(中央右で空を見上げている髪の長い人が小熊英二さん)
▼夕べもクリスマスプレゼントを届けに経団連まで行ってきました。ここ大手町の経団連本部は皇居の内堀を渡ってくる風が冷たいので、国会前よりも厚着をして行きます。ビデオは3本ほどアップしてあります。後半には朝日に登場した慶応小熊教授もやってきました。そしてドラム隊の脇でみんなと一緒にコールすることもなく、抗議行動の様子をみているようでした。しかし参加している一般市民と会話しなければ、ホンネは分からないと思います。それとも学生と話すのは得意だが、市井の人々と話をするのが苦手なのか?
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(チバレイさんとツーショット)
▼抗議行動が始まる前に親しくなった年配の紳士と話をしました。「ことあるごとに各政党に電話するのだが、某政党はいつも木で鼻を括くくったようで一番対応が悪い」というお話です。それには全く同意できます。「反原発運動をしている京都大学の某氏や元原発設計をしていた某氏、さらには原子力資料情報資料室等を「元過激派と関係ある」等いろいろ理由をつけて排除しているのは、結局あの政党のセクト主義(「自派の主張を強調するあまり、他派との連携を軽視する考え方」学研国語辞典。)なのですよ」これにも納得しました。国会前の演説を聞いていると、「自分が正しい」というだけでまったくその通りなのです。この指摘をした方は元会社経営者で、どこにでもいる普通の人です。
▼昨日友人に電話したら「ブログを見ると疲れている」と書いていることが多いように思うが大丈夫か?」という質問がありました。連日の行動と日曜日が絡んでくると正直疲れはたまりますが病気ではないのだ大丈夫。反原連のメンバーはかなり風邪がなおらないと言っています。わたしはうがい手洗いを励行しています。先週の木曜日、ある人が「国会に一度行ったが国民新党(当時)がビラをまいているので帰ってきてしまった。あなた(筆者のわたし)が頻繁に国会に行くのは家が近いからでしょう」とおっしゃるので驚く。大阪から毎週夜行バスにのってやってきているお年寄りもいる。周囲には毎週片道2時間、3時間もかかって来ている人もいる。わたしだって家でリラックスしていた方が楽だ。
Xtree
(クリスマスのカラーのスカイツリー)
▼意識の問題だよ。意識。冗談はやめて欲しいぜ。口先(演説する)だけの某政党は組織的に動員もしていないし、ビラもまいていない。だから他の団体のチラシ配布が目立つのだ。実際抗議行動の中心にいるのは「やむにやまれず」に来ている普通の人の方が圧倒的に多い。別に来ない人が意識が低いとは言っていない。反原連では選挙向けのチラシ印刷や発送でお金が足りなくて困っていると毎回訴えている。来る事ができない人はお金を出して支援する方法もあるので、ご協力いただきたい。どちらも出来ない方は、頭から布団をかぶって眠っていただきたい。
▼活動を支援したいという方は、下記よりカンパのご協力をお願い致します。
城南信用金庫 横浜支店 店番号063 普通預金 285654
口座名 シュトケンハンゲンパツレンゴウ

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December 25, 2012

沢木耕太郎「キャパの十字架」を読む。

Siodome
(汐留のイルミネーション)
▼夕べのクリスマス・イブに都内のイルミネーションを見るために歩いて見た。カレッタ汐留はアニメーションとゴスペルで大賑わいで、イベント会場まで近づくことすらできなかった。しかしアニメは遠目に見ても子向けである。その脇のイルミネーションは質素だがブルーのダイオードを使ってあって落ち着いた雰囲気だった。次は歩いて日比谷公園に向かう。どこかにイルミネーションがあるはずだが、見つからない。一応日比谷花壇と噴水、帝国ホテルを見てから地下鉄日比谷線で六本木に向かう。
▼地下鉄の中に電子ブック(大きさからソニーか?)を見ている人がいるが、ページをめくっている様子はない。電車を降りるときにその人物を見たら、居眠りをしていた。これからは「ブタに真珠、ネコに小判、居眠り男に電子ブック」だ。格好をつけて持っているだけ。
▼21日の「愛川欽也パックイン・ニュース」は田岡が「現憲法はアメリカの押しつけである」という論理を展開して、愛川は「それは違う」と対応していた。加藤周一の本を読んだが、アメリカは江戸末期に日本に開港を迫ったのが第一。第二は太平洋戦争で日本の勝利して日本に乗り込んだときだ。しかし後者の最初の目的は軍閥と財閥解体が主たる目的だった。日本国憲法もシロタや日本の憲法学者などの意見は取り入れられており、国民の意見は入れられている。だがその後中国が独立し、朝鮮戦争が勃発して当初予想したのとは別の歴史的動きになり、憲法は「解釈」で変質させられた。
Hunsui
(日比谷公園の噴水)
▼「愛川欽也パックイン・ニュース」はその後放射能廃棄物の地層処分問題に発展したが、専門家は誰一人いなかったので、風呂屋か長屋の談義のように散漫になってしまった。
▼現在発行されている「文藝春秋」1月号におもしろい話が一つ掲載されている。それは沢木耕太郎「キャパの十字架」という300枚超のルポルタージュである。誰もがキャパの「倒れし兵士」という写真に驚いたことだろう。沢木もその一人で何度もスペインに足を運んでその戦闘があった場所を突き止める。そしてフィルムの原板、コンタクトプリントも手に入れる。すると原板は35ミリのライカ版ではなく、ブローニー版であることが分かる。キャパはライカを持っていたが、ローライフレックスを持っていたのは愛人の女性だった。
▼つまりあたかも別の人物が撮影したものを、キャパが撮ったように細工が施されていた。それに場所は下り坂で撃たれた兵士は後ろにのけぞっている。ということはカメラマンはより敵に近い位置にしゃがんでカメラを構えていた。当然のことながら当時はモータードライブなどという便利なモノはない。つまり連写は不可能である。それなのになぜあの写真を撮ることができたのか?詳しくは文春新年号を900円で買ってご確認いただきたい。
▼さてクリスマスは家で震えていないで、大手町の経団連本部に抗議に行こう。

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December 24, 2012

軍隊がある限り米国内の銃犯罪はなくならない。

▼連日反原発行動に参加して体調が今ひとつだったので、出かけずに分厚い本を読み終えた。まずアメリカコネチカット州の学校の銃乱射事件について。オバマがどんなに聞こえの良い演説をしてもアメリカでは過去一貫して銃規制はやれなかった。それはNRA(全米ライフル協会はあまりにも強大な組織で、時の政権に莫大な献金をし続けているからだ。これはマイケル・ムーアの「ボーリング・フォー・コロンバイン」という映画をご覧になれば分かる。国民1人当たり1丁の銃を持っている国から銃を取り上げることは、まず不可能である。
▼ある意味日本において秀吉の「刀狩り」は「良かった」と言えるかも知れない。しかしその民間人が銃を持つことが厳しく禁止されている日本においても、暴力団員だけは銃を隠し持って発砲事件が絶えないのは、警察組織のどこかに欠陥があるとしか思えない。そのくせ殺傷能力がまったくないおもちゃの銃に対する規制は厳しくなる。実際改造しても殺傷能力などない。もっと真剣に暴力団の所持する真性銃の取り締まりをしてもらわないと困る。
▼アメリカに戻る。NRAは驚いたことに、「学校の入り口に銃を持った警官を配置すれば良い」とまさにアメリカらしい「目には目を」方式の提案をしてくる。問題は自分の気に入らない相手の国を侵略して、その国に住んでいる人を殺しても何とも思わない思想が蔓延していることにある。これはアメリカ先住民族にたいする殺害に始まり、イラク、アフガンまで延々として果てしなく続いている。この人たちに対する「殺害」の正当性とは「正義」のためでも何でもなく、自分=アメリカの国益=軍事産業の利益の確保、が目的である。
▼そういう思想があるから一般市民は、銃で人を殺害しても一向に心が痛まなくなってしまっている。もちろん大勢の良心的な市民がいることも事実である。しかしゲリラ戦を戦っていた国や、アフリカなどの一分後進国で、普通の政権が生まれたとき、「元ゲリラ兵士」たちが相手とのコミュニケーションが出来ないという問題が多々発生している。それまでは相手に銃を突きつけるだけで問題は「解決」していた。しかし銃がなくなってしまうと、どう説得して良いか分からなくなる。これが現実である。
▼その別のバージョンがアメリカの銃社会に端的に表れている。アメリカのj銃犯罪を真剣になくそうと思ったら、まず軍隊を縮小する。一切の外国に派遣している軍隊を引き上げる。NRAを縮小・解体する。100年単位の時間がかかるかも知れないが、話し合いによる合意で市民が一切の銃所を持つことを禁止する。これしかない。

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December 23, 2012

終焉に向かう原子力」で小出裕章さんの話を聞く。

▼氷雨が降るような寒さの中池袋まで出かけた。前日はご存じのように首相官邸前抗議行動で大声を上げすぎて喉を痛めてしまった。体調も万全とは言えないが池袋だ。22日は「終焉に向かう原子力」というグループの主催する第15回目の勉強会が開かれた。取材で知り合った方が知らせてくださったので参加した。その経緯はプライバシーなので省略する。インプット(学習)をしないでアウトプット(デモ)ばかりしていると、わたしの頭は空っぽになってしまう。
▼テーマは小出裕章さんの「原子力を即刻終わらせたい」という講演が2時間。そのあと広瀬隆さんの「IAEAとICRPー国際原子力マフィアによる被曝強制の歴史と福島県内の深刻な被曝の現実」というテーマで合計4時間余の講演だった。ビデオとデジカメ、それにICレコーダーを持って行ったがすべて禁止だった。集会は有料で資金を生み出して次回につなげなければならないから当然といえばそれまで。録音は個人利用に限りOKだった。
▼実は21日の国会前でかねて知り合いになった年配のHさんが主催者に「原子力廃棄物の最終処分のことを取り上げてくれないな」と話しかけた。すると主催者はHさんに「あなたが喋って下さい」という。Hさんはわたしに「入れ歯でうまく喋れないから、代わってしゃべってくれ」ということになった。わたしは小出さんの話を聞けばヒントが得られるかも知れないと思ったわけだ。
▼豊島公会堂の前で知人と会った。昨晩11時頃、頼まれごとのメールがあって、それを手渡す。わたしは先頭から3番目だった。帽子に「福島支援バッジ」をつけていったので、知らない人ともすぐに話しが出来る。小出さんのお話の最初の方は先日白井市の講演会で聴いた内容と同じだ。問題は原発の運転で出た、高レベル放射性廃棄物やTRU廃棄物の処理だ。現在の日本には広島で投下された分量の162倍くらいの放射性廃棄物が野積みにされている。時間がたつとそれらは減衰するがそれでも90倍だ。要するにフィンランドは地下400mくらいの石のトンネルに格納保管することを考えて実行している。それも無効化するには50万年かかる。ところが日本では処分する方法と場所がないので、中間処分所という形で野積みになっている。
▼岡江久美子と渡瀬恒彦のCMでやっていたのは地層処分というものだ。地下300mのところに穴を掘って埋めるというのだが、世界の地震の10%から20%が日本で起きるといわれているのに、こんな不安定な方法はない。小出さんは一貫して反対していた。ところが日本学術会議も重い腰を持ち上げて最近ようやく「地層処分に反対」と言い出した。某政党の原子力政策も5年くらい前は党内の原発容認勢力に気を遣って「処分の方法が出来れば原発に賛成」と書いていた。しかしそんなことは絶対にできる筈はない。原発は即時運転を中止し再稼働させないことが一番なのだ。

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December 22, 2012

得票数と議席を減らしても、反省しない幹部たち。

Onsi
(最後に挨拶にたった、「希望の国」の園子温監督・右と、原作のモデルになった女性・左)
▼昨晩国会前に行ったら、抗議行動が始まるまで50人もいなかった。うーむみんな選挙ショックなのかな、と思っていたら終了する頃にはいつもとほぼ同じくらいになっていた。都知事選挙で善戦した宇都宮さんも挨拶に見えた。驚いたのは選挙で議席と得票を減らした党首が来て平然と挨拶して帰ったことだ。ファミリーエリアでは落選した議員の挨拶には激しい突っ込みがあったが、さすがにそちらに挨拶に行くのは怖と見えて、そこからUターンして行った。坊主頭で土下座でもするのかと期待していたのだが…。抗議の動画はいつものところに5本ほどアップしてあります。
▼あの党首はどうやってえらばれるのですか?党員全員の選挙ですか?という質問があった。とーんでない、代議員による信任投票。代議員には党中央の方針を認めていないとなれない。だから投票では常に98%の信任が得られる。民主主義を標榜するにしてはとても不思議なシステムだ。別の人「負け癖がついているんじゃないですか?」とおっしゃる。わたしは、この人を日露戦争で203高地を攻撃する乃木将軍にたとえる。相手はコンクリートのトーチカと大砲を持っているのに負けても負けても白兵戦で挑んでいるから勝てるはずはない。日本から要塞の大砲を分解して持っていてようやく、攻撃に成功する。
▼しかし白兵戦をしたくても党員の多くは身体が動かない老兵ばかり。だから数人の幹部を引き連れ反原連の集会にやってきて、おかかえカメラマンとお抱えA紙記者に、反原発運動の中心にいるように描く。だが実際に今回の衆院選では消費税がメインだと言い切った。さらに最後まで石原新党と政策で対決しなかった。やってたことは未来への攻撃だけだった。
▼ふたたび国会前の民衆の声。反原発で一致するテーマで選挙区ごとで統一候補を立てないと自公民にはいつまでたっても勝てない。小選挙区制度を変えなければ選挙で勝てないことは分かっているのだから、自分の党だけが正しいと言っていては減るばかり。とりあえずそうやって選挙制度を変えなければ減る一方なのだ。党首も保身のためにだんだんやることが消極的になる。全選挙区に立候補するための、あの膨大な供託金で政党が経営破綻してしまうのではないだろうか?得票数もA紙も減る一方。敗因を徹底して分析する勇気も持ち合わせていないようだ。情けないことに市民と対話集会すらする勇気も持ち合わせていない。
Calender
(来年のカレンダーテーマは「世界の旅」の色校正、限定生産で販売はしません)
▼今朝の朝日14面に慶応教授の小熊英二が「脱原発デモに参加する社会学者」として登場している。15日銀座の角でカメラマン向かってポーズとっていたよ。選挙の結果だけが「民意」ではないと言っている。そういえば国会前で「民意だ」、「民意だ」と選挙結果だけを肯定してヤジを飛ばして通過していった男性がいた。小熊は「選挙は民主主義の手段であって結果ではない」という。そして「自分が動くと何かが変わるという感覚を持つ人が増えて来たという。ま、そうだな。わたしも今年の夏至の抗議行動から冬至まで半年間にわたり首相官邸前抗議行動に参加してそう感じる。

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December 21, 2012

「アベノミックス」で日本は再生するかな?

▼6月から飲み会は一切お断りしている。昨日は某会議の忘年会があり、乾杯だけおつきあいして帰ってきた。瓶ビールを1本飲んだだけだったが、夜中に身体がかゆくなる。これは寒冷蕁麻疹、我慢できずに起きて保湿剤を塗った。さらに気象直前、右足にこむら返りが起きた。飲むときはこれらを覚悟しなければならない。
▼いま日本国内で話題になっているキーワードは「アベノミックス」という。今朝のNHKではその解説があった。デフレを回復させるために、政府は日銀に銀行券を発行させる。それを国主導の「復興」などの公共事業をする。そうすればお金が出回る。しかしお金がだぶつくということは、輸入価格が上がる。ここでNHK解説員は「原発が止まっていると輸入原油に頼らざるを得なくなり、原油価格が高くなる」と押し売りをする。
▼カネは出回っても庶民の懐具合は増えないので、モノが売れない現象はそのままだ。今でも「国債を大量に発行したは良いモノの、本当に返せるのか」という心配があり、これ以上国債を発行して国がつぶれないかという懸念がある。といっていた。元々この言葉はレーガノミックスから出た。株についてはまったく分からない。しかし市場は毎日様子見で高下を繰り返している。首相官邸前抗議行動前の参加者の意見では、「株価はもはや実体経済を反映せず、投資目的になっている」という。
◇「砂漠でサーモンフィッシング」(その3)刺客の一人はAKで金持ちを狙うが、マグレガーをそれに気づき、フライのロッドを振って狙いを外させる。それ以降大金持ちは彼に恩義を感じる。一方エミリーの婚約者はようやく生き残っていたことが分かる。しかし報道官はもっともタイミングの良い発表時期を考え、彼をイエメンまで移動させる。おりから現地では運河の開通式を控えており、メディアの記者が世界中から押し寄せている。記者が集まったとろこで「重大な発表」があり、救出されたとしてエミリーと行方不明の婚約者の熱い再会の場面が演出される。
▼そしてテープカットとと共に金持ちを快く思わない一味がダムを乗っ取り、調整弁をいきなり開いて下流は大洪水になってしまう。だが、うまい具合に主人公3人は助かる。救出された後に待っているのは婚約者二人の決断である。ユアンもエミリーと一緒になれるかとばかり思っていた。まさか婚約者が生きて帰ってくるとは思ってもいなかった。男は互いに「彼と行きなさい」、「君が残ってもいいよ」という。もうすべては流されたので博士もここにいる意味はない。
▼しかし、一匹の鮭が生き残っていることが発見され、気持ちは変わる。国に帰っても仕方ない、ここでもう一度鮭の養殖をしよう、と。結論は映画を映画館でご覧いただきたい。一日に一回は「映画が衰退」というキーワードで訪問される方がいる。映画は映画館で見ろ!だから衰退するんだ。しかし政治的に見ればイギリスとはなんと傲慢な国なのだろうといつも思う。

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December 20, 2012

◇「砂漠でサーモンフィッシング」を見る。(その2)

▼朝日20日朝刊「論断時評」で高橋源一郎が「憲法改正の『アート』な世界」という一文を寄せている。そのメインの部分が昨日このブログで指摘をした「自民党憲法改正草案」の「公益及び公の秩序を害することを目的とした活動を行い、ならびにそれを目的として結社をすることは認められない」という部分を「人々の覚醒を促すために、わざと反感をかうような表現をとったに決まっている」と揶揄する。もうこうなると明治時代に逆戻りした悪夢の世界である。
▼20年以上も前のことだったが、「世界で唯一、自分のことを大統領だと一人称で言える人は誰か?」というクイズがあった。答えは「僕(朴)大統領です」だ。韓国では朴槿恵大統領が誕生した。彼女はジョークに出てきた朴大統領の長女として知られている。3,4年前だったが六本木のケイズシネマで「大統領有事故(ユゴ)」という映画が公開された。朴大統領暗殺の「真相」を描いた力作で、最後は実際の大統領の葬儀の記録映像が場面が写された。このとき彼女が「実際のフィルムの使用中止」を裁判所訴えたので公開が遅れた経緯がある。ネゴシエイターとしてはかなり手強そうだ。
◇「砂漠でサーモンフィッシング」(昨日の続き)マグレガーはコーディネイトの会社の女性(エミリー・ブラント)から、有無を言わせずに仕事を押しつけられる。鮭が生息するには「循環する気温が低く、きれいな水の流れ、それにエサとなるハエが必要だから無理だ」と断るが、「国益」と「首相の人気アップ」が目的なので、無理矢理に押しつけられる。しかも給料は倍にしてやるというのも魅力だ。
▼調べると水温は低い、エサも何とかなる。水流は中国の山峡ダムの技術者を呼び寄せ、掘削工事が可能かどうか調査させるなど準備は万全だ。ただ問題は鮭の本体だ。これは1万匹は必要だが、イギリスで捕獲して空輸すれば良い。しかもイギリスにはサーモンフィッシングの愛好家が200万人もいて首相のアピールにもなる。報道官の秘書(クリスティン・スコット・トーマス)は笑いが止まらない。だが準備が進む中でエミリーの婚約者はアフガンの作戦で行方不明になってしまう。どうやら生存の見込みはないという。しかし仕事は待ってくれない。ユアンの家庭は妻がワーカーホリックで破綻寸前である。夫にも相談せずにジュネーブの仕事を決めて、「週末には帰るからいいでしょう」と勝手なことを言う。
▼プロジェクトは順調に進む。イギリスの鮭は愛好団体の猛反対にあって移送できないが、現地で養殖する方向で片がつく。しかしイエメンの大富豪の、遊びであるサーモンフィッシングに莫大なカネの使い方に地元では反撥が生まれる。そして刺客が放たれる。

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December 19, 2012

「国防軍」と「審判所」はセットでやってくる。

Sobazusi
表参道の「くるみ蕎麦」で食べた「蕎麦寿司」
▼毎週末はかなり忙しい。金曜日夜は首相官邸前抗議行動に行く。夕方には「週刊金曜日」が送られてくる。これを読むのにほぼ1日。土曜日昼は「愛川欽也パックイン・ニュース」が2時間ネット放送されるが、PCの前に座って見る時間はないので音声を録音して火曜日頃に聴取を終える。さらに土曜日は久米宏の「ラジオなんです」もあるがこれも録音して聞く。これにNHK「基礎英語3」が加わる。
▼いずれ来年中に何かを減らし、現在の半分くらいにしないとこなしきれない。昨日書いた徴兵制の話は冗談ではない。「愛川欽也パックイン・ニュース」で田岡俊次がかねてから発言してきた自民党の憲法改正草案に関連して「軍事裁判所をつくる」という文言である。14日はそのことにずいぶん時間を割いていた。片山さつきなどは財務省にいたときは主計官として自衛隊幹部と予算削減で丁々発止と渡り合っていた。ところが今は自民党議員として「権利を要求する国民には守るべき義務もある」として「義務」を法制化して強制力を持たせようとしている。「自民党改憲草案」をおよみいただければ分かるが、緊急事態には実質上の戒厳令を敷くとしている。「Q11」に「国防軍に審判所を置く」と明記されている。
▼その場合は言論の自由などに制限が加えられる。政府批判は一切できなくなる。ということはわたしなどが書いているブログも閲覧も執筆もできなくなる。わたしはそれほど筋金が通っているわけではない。拘束されて裁判や刑務所に入って余生をすごす勇気もないので、ただちに痴呆性老人を装い山中に立てこもる。若い人も「徴兵忌避」なんてできない。憲兵隊ができて追ってこられたらもう逃げられない。若者は携帯を手放せないから、そのGPS機能を使えば一発で捕まってしまう。無関心も結構だが、現実にはそういうところまで来ているという訳さ。
◇「砂漠でサーモンフィッシング」(原題は「イエメンで鮭釣りを」だ)イギリスはアフガンに軍隊を派遣しており、兵士が死亡したところから、首相の報道官は「何か明るいニュースはないか」と探している。何せ首相は再選に向けて支持者を増やさなければならない。報道官は部下にニュースを探させると中東の大富豪が鮭釣りをしたいと考えているという。「よしそれで行こう」と調査させる。するとイエメンの若い大富豪はサーモンフィッシングが好きで、イングランドの某地方の城を買い取って、そこでサーモンフィッシングを楽しんでいることがわかる。
▼リサーチするとイエメンで鮭を放流してフィッシングをしたいという。部下に調べさせると、そのためにはカネに糸目はつけない。5000万ドルだそうとまで言い出す。そこで目をつけられたのは海洋資源学者のユアン・マグレガーだった。

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December 18, 2012

「決断力」の早さと「マッチョ」だけが評価される現実。

▼選挙の結果、家にこもってテレビやネットを見ているだけでは、世の中は悪い方向へ行ってしまう。これだけでもおわかりいただければよい。徴兵制がしかれてもわたしは年齢的にその対象にはなりえない。今の10代20代から30代の人は該当するので、ご両親は覚悟しておいた方が良い。朝日朝刊で「イメージ先行、マッチョを選択」という湯浅誠さんのインタビューが掲載されている。
▼その中で「国民全体がある種の決断主義に陥っている。政策のよしあしよりも、決断や実行ができるかの方が重要になってしまった。『決断した』イコール『圧力に屈しなかった』『いろいろな意見をはねかえした』。マッチョ(男っぽいこと)であること自体が評価されるようになってしまいました」と言っている。マッチョが格好いいという考えは、問答無用で云う事を聞かない奴は武力を使っても、屈服させるてもよいという考えにつながる。
▼先日わたしはアップロードしたYouTubeの動画に対して、最初から罵倒するコメントが来る。わたしが直接非難されている訳ではない。しかしそんなことをしても何も意味はない。言いたいことがあったら当事者、あるいは経産省、経団連、原子力規制庁に、自分の姓名筋素性を明らかにして直接意見を言えばよい。しかしそれほどの勇気も持ち合わせていない。
▼選挙の開票速報には一切興味がないので早く床についたが午前2時頃まで寝付けなかった。昨日は新年号の原稿の締め切りだ。取材はひと月も前に済ませているので、メモを見て記憶を呼び起こして書くのだが。メモを見ただけでは記憶はかなり曖昧で、断続的にしか思い出せない。しかもご存じのように悪筆なので自分の書いた文字が判読できない。
▼仕方なくICレコーダーのデータを再生してチェックする。第一次原稿を書き終えたのは正午頃だった。夜帰宅して家族に読んでもらって意見を聞く。書き直して送信が終わったのは午後9時半頃になってしまった。
▼「週刊金曜日」12月14日号に「日本のメディアは国民に嘘をついていないか」という日本に滞在している外国人記者が対談をしている。原発が爆発したとき真の報道陣は南相馬の桜井勝延さんだった。彼はYouTubeを通じて、南相馬市の現状を訴え、助けて欲しいという切実なメッセージを発信した。日本政府も助けてくれなかった。彼のたった11分の報道が世界中にひろがり、援助が南相馬市に届いた。状況が彼を市民ジャーナリストにさせた。メディアも助けてくれない逼迫した現実の中で、真実を明かすため、彼は市民ジャーナリストとならざるを得なかった。こう語るのはインドのジャーナリストヴィヴェク・ピントゥさんだ。
▼この「きょうの目」ブログの左下に『鍵盤乱麻』YouTubeリンクを作りました。今後は本文中にリンクを作りません。ご自身でこちらをクリックしてごらん下さい。

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December 17, 2012

衆議院選挙結果はなぜこうなったのか?

Takarakuji
(当たる筈のない宝くじ売り場に並ぶ人、有楽町16日)
▼自民党圧勝の文字が夕べから今朝にかけて駆け巡っています。しかしこれは予算措置もないまま、マニフェストを実現できない民主党が迷走していたこと。小選挙区制度のなせるわざであると思う。野田首相は大飯原発を再稼働させるとき、「自分の責任で」と言ったが首相を辞めてからでも責任をとってくれるのだろうか?船橋市薬園台にある野田佳彦氏の田地田畑を売っても被害が出た場合の補償ができるほどカネにはならない。
▼ついでに言うと「ぶれない」と言っていた政党も減らしてしまった。「ぶれない」ではなく「ふえない」になってしまった。このままでは社民党の二の舞になるのは目に見えている。反原連の集会を利用して1分間挨拶にだけ来て威勢のよいことを言う。その場面だけを写真に撮り、自分が発行しているA紙に掲載して、いかにも運動の中心にいるかのようみ見せる。大体被災地の福島の人たちや、被曝を怖がって母親たちが必死で訴えている場面に彼らは立ち会っていたことがない。わたしは30回以上首相官邸前抗議行動に通ってこの目で確認している。それに諸集会に党員を動員していないし、自民党本部には国会議員すら抗議に来ていない。経団連には一度だけ来たが、見せかけだけの「運動」には誰も見向きもしない。
▼投票日の直前に出た女性週刊誌で元黒田ジャーナルの大谷昭宏がとんでもない発言をしていた。原発を止めたら93%もの電力不足になってしまうと言う。では今年の夏、大飯が再稼働するまで日本の原発はすべて止まっていたが電力不足にはならなかった。果たしてこういうのはどう説明するのだろう。テレビのコメンテーターとしても活躍している大谷だが、こういう原発を支持するコメントには電力や政府マネーが出ているのは間違いない。大谷のしたり顔に騙されてはならない。
▼昨日書いた未来の党のこと。たしかに出遅れたことが第一にある。原発を即時廃炉にするという方針を出したのは、社民党と共産党だけだった。しかしはっきり言ってこの二つの政党は凋落傾向が激しいから権力側には歯牙にもかけない。しかし突然出てきた未来に対しては危機感を持っていた。前者二つの党は合わせても10くらいだろう。となると未来のイメージ戦略が成功して30以上になったらやばい。権力側はそれに危機感を持った。それでマスメディアを使ってネガティブキャンペーンを必死になって繰り広げた。それに便乗したのはA紙政治部記者のツイッターだ。しかし彼も最後の2日は、本当の敵が分かったらしく石原と橋下批判に切り替えていた。
▼それで15日の日比谷公園の反原発集会には大勢の記者が嘉田さんの周りに群がって写真撮影や取材をしていた。にもかかわらず、権力者の手先(おそらく電通・博報堂)からテレビ局や新聞社のトップに「掲載はまかりならぬ」という意志が伝えられたのだろう。
▼わたし?何があっても平常心。21日は国会、25日のクリスマスは経団連、28日は納めの首相官邸前抗議行動が控えている。ブログを読んでいるだけの方もたまには来てみたら?元気が出ますよ。

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December 16, 2012

脱原発会議世界会議のデモに参加する。

Sento
(デモの先頭には某党首がいた。)
▼雨が降ってとても寒かったが日比谷公園に出かけた。出かける直前に「投票依頼」の電話があったので、「すでに期日前投票を済ませた」というと何を勘違いしたのか「ありがとうございます」というので事情を説明した。普段「何か困ったことはありませんか?」という関係が出来ていれば良いが、選挙の投票日前日にそのような電話をもらってもどうしようもない。困っていることならたくさんある。「宝くじが当たらない」(これは買わないので当たらない)NHKや新聞社は国の代弁者になって、中国・北朝鮮脅威論ばかり流して、マイノリティの声は取り上げない、とか…。
▼一昨日アップした国会前の小沢さんの演説に関して、悪意のある書き込みから、おかしな方向に流れたので、書き込みは「禁止」にした。昨日もデモをして日比谷公園から銀座四丁目の左角の阪急デパートの前まで来ると、反原発運動を攻撃する人たちが「正義を勘違いている」などというプラカードを持って立っていた。こうやって雨の中でも抗議に来る人は、彼らなりに努力しているからまだ良い。しかしネットの誹謗中傷は何の役にも立たない。
▼わたしも寒い雨降りの日にデモなどにいかず暖かい部屋で読書でもしていたい。しかし現実に被災地宮城や福島の支援に行っている人もいるわけで、それが出来ない代わりにデモに来て、東電を初めとする原子力マフィアの息の根を止めたいと思っている。それほど「正義」を大上段に振りかざして高邁な精神で来ている訳ではない。ただ野田首相がいうように原発事故はまったく収束していない。一方の国会前に来ない暇な人がいうように「首相官邸前抗議行動も参加者が少なく」なっていることは事実だ。ここで止めたら原発推進派の思うつぼになってしまう。だから金・土と連日の参加は足が痛くて体力的につらいが参加する。しかし昨日の集会は取材記者はたくさん来ていたがNHKでも朝日でも一行も触れていないのはどういう訳だろう?動画はいつものYouTubeに一枚貼ってあります。マスメディアが昨日のデモを一切報道しないというのには理由があります。それは選挙が終わってから書きます。
Todenmae
(東電本社前)
▼この冷たい雨が降る中を障がいを持ったお子さんを車いすに乗せて参加している方が複数いらした。こういう参加者を見るたびに「来て良かった」と思う。わたしは偉そうに縁談で「脱原発」の演説をしている人の話は聞きたくない。自分の問題として参加しているのだから。だが身体が不自由なご家族を雨具で濡れないようにして、参加している人の姿には頭が下がる。健常者がコタツやストーブにあたって、テレビの娯楽番組を見ていて良いはずがない。
Hibitapark
(日比谷公園の紅葉は眼の覚めるような美しさだった)
▼デモを見ているとあることに気づいた。昨日の場合とある住民運動団体が先頭の方に固まっていた。後ろは労働組合と「全学連」の旗を持った人たち。まあ主催が反原連ではないと言えばそれまでだ。政党関係者はゼロ。逆にわたしは動員しないとこれだけ集まらないのかな、とも思った。

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December 15, 2012

12月14日国会前には小沢一郎さんが来た。

Akachan
(幼児を連れて参加、被曝させたくないと泣き崩れる女性)
▼お早うございます。昨日の首相官邸前抗議行動、国会前は立錐の余地もないほど大勢の人が詰めかけた。おそらくネットで小沢一郎さんが来ると予告されたためだろう。行ってみたらさらに山本太郎さんも、宇都宮健児さんも挨拶に来て下さった。動画は帰宅てしてから夜中にいつものチェンネルに登録してある。ご自分で探してアクセスしてごらんになっていただきたい。小沢一郎さんは約5分しゃべった。10時半頃に登録したがすぐ2人のアクセスがあった。さらにツイッターで登録したら今朝までに約70人の方々がアクセスして下さった。
▼昨日ツイッターを見ていたらA紙政治部記者がいろいろつぶやいていた。M党のK代表に対する批判めいた内容だ。M党とは目指す基本的な方向はにているから、わたしはA紙の政治部記者は心の狭い人だと思う。切り込む相手は改憲を主張している自・公・民と維新、太陽だと思う。ところがこの政治部記者は○○の穴が小さいというか、肝っ玉がない。現実にM党の党首は琵琶湖を汚染から守った実績もあり、原発にも反対した。ところがA紙のところは口で言うだけで実績はない。何度も言うが大飯原発の再稼働阻止に身体を張って抵抗していない。そうする人たちを「過激派」だと決めつけて眉をひそめる。
▼実績が何もなく廃炉までの具体的なロードマップもない。過去は原発を容認していながら今は「一貫して原発に反対してきた」と口をぬぐう。動画をごらんになれば分かるが、小沢さんが登場する前は参加者から「小沢コール」が起こった。残念ながら他党、A紙関係の党首が来ても歓声は上がったことは一度もない。しかし翌日のA紙には「○○さんがんばっての声が上がった」と、ごますり記者が書く。わたしはその場に常にいるがそんな歓声は一度も聞いたことがない。でっち上げまでして盛り上がりを演出しようとする。
▼わたしがこのように書いていることは国会前集会の会場のみなさんが喋っていることだ。しかも上から目線で右手や右腕を振り上げてヒトラーのようなのだ。M党のK代表の顔が気に入らなければ、A紙の党首も首をすげ替えるかお面をかぶった方がよい。今のポスターはどう見ても詐欺師のように見える。これもみんなが言っていることだ。
▼小沢さんを嫌いな人が多いことも事実だか、その「悪者」というイメージはマスメディアが作り上げたことだ。東大卒の元法務大臣を中心とするグループが、首謀者がわからない検察審査会を動かし、陸山会や石川議員陥れよう。「小沢を亡き者にしよう」と画策したことだ。こういう話も検察審査会の内幕、そして陸山会事件の裁判を一貫して傍聴している人が国会前に集まって情報を教えて下さる。ただみんな見聞きしたことをアピールする手段を持っていないので、わたしが聞いた事を代弁している。
▼小沢さんの後は山本太郎さんと宇都宮さんが喋っているがその内容もYouTubeで10分間にしてアップしたので自分で探してごらんいただきたい。この作業が終わったのは午前1時を過ぎていた。
▼来週末にはまた別の取材を動画でご紹介できると思うのでYouTubeにチャンネル登録をお願いしたい。わたしがアップロードするとすぐにあなたのところにメールで連絡が行くはずだ。きょうも午後から日比谷公園から国会に向けてデモ行進です。

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December 14, 2012

陸自UHX開発疑惑で佐官クラスだけ在宅起訴とは

▼一週間に一、二回図書館に行く。主たる目的はリクエストに出しておいた本が届いたというメールが来るから、それを引き取りにいく。昨日も布製のバッグを持って出かけて正解だった。5冊で背中の厚みは合計で15cmだから電話帳3冊くらいの分量があった。ついでに新聞コーナーに行ってとある新聞を読んで我が目を疑った。この見出しは「サンケイ」か「読売」かと思った。「祝・北ミサイル打ち上げ成功」(冗談だよ)とでも書いてあるかと思ったが、「全世界から非難囂々」「国連決議を守れ」という内容だ。
▼そして昨日の中国機による尖閣の領空侵犯はどう報道するのだろう。この新聞は竹島も尖閣も日本領土だと主張しているから、その線で書いているのだろうな。もうこうなって来ると右翼と変わらない。
▼昨日書きそびれたが、7日の「愛川欽也パックイン・ニュース」でコメンテーターの一人川村晃司さんはこの政党を評して次の様に指摘していた。「いまのように議席が少数であれば、会社の監査役か、法廷で言えば検事役のようなことを言える。しかしもし議席が増えるとそれだけしがらみが増えるので、思う通りのことが言えなくなり、実行もできなくなる」と。それがたとえば原発に関して「過去一貫して」というごまかしや、「竹島」「尖閣」の歴史認識で、正論を言って議席を失いたくないから「日本古来の領土」などとどこかの会社の歴史教科書の記述と同じような内容になってしまう。
▼今朝のNHKでは自衛隊の次期他用途ヘリUHX(現在はベルUH1J)を巡る疑惑について報道していた。陸上自衛隊のヘリコプターの開発事業を巡る事件で、防衛省は、受注業者の選定を行う過程で不正があった疑いがあるとして、陸上自衛隊の幹部ら数人を、近く官製談合防止法違反の疑いで東京地検は在宅のまま起訴する方針を固めた。おかしいのは巨額の汚職疑惑事件なのに 金銭のやりとりがなかったということで在宅起訴にしてしまったことだ。陸上自衛隊の次期多用途ヘリコプター「UHX」の開発事業を巡っては、去年9月に防衛省が公募を行い、これに応募した大手メーカー2社のうち川崎重工業が受注したが、この過程で不正が行われたとして、東京地検特捜部が官製談合防止法違反の疑いで捜査しいた。ところがいきなり在宅起訴だ。
▼わたしとは立場が違うが最新鋭の武器の調査と研究で世界を飛び回っている清谷信一氏はは「現場の佐官クラスだけを生け贄して手打ちをしましょう、ということなんでしょうな。」と指摘している。身内に甘いのはどこの世界も同じようだ。このブログの末尾に「UHXに関わったエライ人一覧」が出ている。将来この人たちがどういう会社に天下りするか?興味はつきない。筆者注:佐官とは「陸海軍の大佐・中佐・少佐の総称。」
▼きょうの首相官邸前抗議行動に小沢一郎さんが挨拶に来ることになった。もし国会前に来たら動画を提供できると思う。乞うご期待。

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December 13, 2012

◇「二つの祖国で/日系陸軍情報部」(その2)

▼日本のマスメディアというのは大事なことは一切報道しない。今朝の例で言えば北のミサイルと神戸の留置場で自殺をした容疑者だった女性のことを延々と流している。しかしみなさん、昨日あたりから福島第一原発4号炉はかなり危険な状態になっている。ネットでは元スイス大使が日本に送って来たというメールが話題になっている。それによれば4号炉は漏れて冷却出来ない状態になっているという。つまりいつ爆発してもおかしくない状態なのだ。これが爆発すると関東や首都圏も強制避難地域になる可能性が高いので、荷物は各自一個にまとめて逃げる準備をしておいた方が良い。
▼そして今朝ブログでは、現場にいてそれを見て来た人の話が出ている。どちらを信じるかはあなたの自由だ。こちらでは「チェルノブイリ・ハート」を無料でごらんになることが出来る。約1時間のドキュメンタリーなのでお時間があるときぜひごらんいただきたい。わたしは20年たったら日本もきっとこうなると思う。
◇「二つの祖国で/日系陸軍情報部」(承前)戦前山本五十六の乗った戦闘機が打ち落とされたのも、実は暗号は解読されてから彼らの手に渡って山本の飛行航路が推測された。硫黄島、沖縄でも彼らは最前線に立った。それは防空壕や洞穴などに潜んでいる人や兵士を説得する役目があったからだ。日本人が説得すれば納得するのではと考えたからだ。説得に応じなければ爆弾が投げ込まれ、あるいは火炎放射器を使って焼き払われる。
▼沖縄では兄弟が敵味方になったケースもあった。父を発見して寄り添うとお互いに「生きていたのか」と涙を流す。そして本土に原爆が落とされ、「終戦」になる。9月のミズリーの上の降伏文書に署名するとき重光は、なかなか相手にされずさらし者にされた。
▼マッカーサーは自分をビッグに見せるように、厚木のタラップを降りるとき、そして天皇との写真の場面では演出をしていた。敗戦になってから彼らの任務はソ連から引きあがる元兵士の取り調べが大きい任務になった。ソ連の真相を知りたかったのと、将来中国が独立したあと、日本を共産主義からの防波堤にしようとする狙いがあった。そして戦後しばらくは労働組合や平和勢力を育てて来たが、このままではまずいと思って松川事件や三鷹事件を起こして、それらの勢力にダメージを与えたのがキャノン機関である。その中にも彼らは配置された。この辺から映画はおかしくなっていく。つまり「アメリカの手先」は容認される。そして我慢強い日本人というイメージが作られ、それは「311」でも忍耐力としての評価に変わって行ってしまう。そして情報部に入っていた生き残りは大統領から金メダルを授与される。
▼最後に兄弟の乗った日本の戦闘機を撃ち落としてしまったという実例も紹介される。戦争とはそういう矛盾の固まりであり、二世部隊はその典型的なもので、アメリカに忠誠心を見せるための試金石として使われたのであった。

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December 12, 2012

◇「二つの祖国で/日系陸軍情報部」(その1)

▼昨日書いたアメリカが日本の核武装を一番警戒しているという話は、朝日夕刊にも掲載された。選挙についても「愛川欽也パックイン・ニュース」では、各政党の選挙政策について話していた。ここではっきり書くと嫌みに聞こえるので書かない。それにしても敦賀原発の活断層について野田首相は「敦賀を稼働させたのは自民党で止めたのは民主党」という発言は精神状態が異常としか言えない。だったら大飯を再稼働させたのは誰だったのか?誰もが「野田が再稼働させた」ことを知っている。これも活断層の上に作られているがどう責任をとるのか・
▼さらに驚くべきは「廃炉にするらしい」という新聞報道で日本原電の株が急落していることだ。稼働させた会社にも株主にも責任はある。福島の責任を東電もその株主もとっていない。株主とは他人の生き血を吸って生きるドラキュラか、ハイエナのようなものだ。他人が死んでも財産を失っても自分の持ち株さえ安定していれば良いのか?過去には原発を容認して、事故が起きると一貫して反対して来たというウソもみんな見抜いている。
◇「二つの祖国で/日系陸軍情報部」アメリカは真珠湾攻撃が始まる3ヶ月前から在米二世を密かに集めて、日本語の再教育を始めていた。その目的とは日米が開戦になった場合収集した大量の資料や文書を分析する必要に迫られると考えていたからだ。そのためには日本語がまったくわからない米国人を一から教育するのよりも、多少日本の文字を知っている人物を教育する方が手っ取り早かったからだろう。さらにアメリカに対する忠誠心を試すという目的もあったように思われる。
▼その証拠に一部は442日系部隊のように戦闘に投入された人たちもいる。彼らは攻撃にあっても一歩も引くことなく戦闘をして叙勲を受けている。忠誠心を示すために、かつて同じ側にいた相手を攻撃するか、殺害して裏切らない証拠を見せるという手法はやくざの世界の特許ではなく、現実の世界で多く見聞きしている。二世の戦闘部隊はその見せしめとして使われた。だから日系人はカリフォルニアの強制収容所に入れられるか、戦闘部隊か、この映画のような諜報部隊に入るしかない。なにせ一族郎党や妻や子どもなど家族は本国で人質に取られているのだから。
▼わたしがおかしいと思うのは日系人は強制収容所に入れられているが、ドイツ系やイタリア系人は強制収容所には入れられていないことだ。ここにも民族差別は厳然として存在する。戦闘が終わるまでは捕虜の尋問や、捕獲した文書の解析の仕事に従事する。ちなみにアメリカ軍は兵士に日記を書くことを禁じていたが、日本軍は許していたので、死んだ兵士の日記を解析すると、兵士たちの士気や部隊を指揮している将校たちの配置図から性格まで正確に把握することができた。(つづく)

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December 11, 2012

アメリカは北ミサイルよりも日本の核武装が怖い

▼まず昨日の見出しと本文を大間違いしてしまった。新聞休刊日なのでといういいわけは通じない。今朝訂正したが「大飯」ではなく「敦賀」だ。今朝試して見ると「敦賀」は普段あまり使わない漢字なので変換順位がかなり下の方にあった。仕方なく「敦煌(とんこう)と打ってから「賀正」と打ち込んで地名を作った。ま、いずれにしても敦賀は高速増殖炉「もんじゅ」なので、もし事故が起きたら手がつけられなくなる。朝刊によれば地元市長は「何か何でも再稼働させる」といっているというので狂気の沙汰としか言えない。もちろん市長には再稼働させる権限などない。
▼7日の「愛川欽也パックイン・ニュース」で、いくつかおもしろい話があった。北朝鮮の長距離ミサイルに関して田岡俊次は「アメリカは北のミサイルなど脅威にならない」という報告書を出している。「一番危険なのは日本がそれを口実に核武装することだ」と指摘している。自衛隊は落下した部品を打ち落とすと言っている。しかし細かく分かれた部品を撃つことなどできないし、万一当たったとしても1個が2個という風に分かれるだけで決して部品がなくなるわけではない、と解説していた。
▼日本のマスメディアは今朝もノーベル賞授賞式の大騒ぎ。ご存じのようにノーベルはダイナマイトの発明したことにより戦争で大もうけをした。基金はそのお金であることを忘れてもらっては困る。要するに大勢の人間を手際よく、効率的に殺す技術で儲けたお金なのだ。それに勘三郎の葬儀。311東日本で地元では焼却できないほど多数の遺体が関東各地の火葬場に運び込まれた。その人たちは見送る人すらいなかった。マスメディアは一つとしてこういう実態を報道して来なかったではないか?タレントや歌舞伎俳優の葬儀だけは特別扱いで良いのか?
▼図書館からリクエストを出しておいた本5冊が入ったという連絡があったので布製のバッグを持って引き取りに行った。そのうちの2冊は昨日ご紹介した小出裕章さんが尊敬する田中正造について書かれた本である。小出さんの研究室の写真がときどきネットの出る。向かった右手に田中正造の大きな顔写真が貼ってある。「週刊金曜日」によれば、小出さんが足尾に講演で、招かれたとき田中の写真をいただき、その田中の最後まで国家権力に抵抗し最後は天皇に直訴するが取り押さえられる。のたれ死にと言っても良い死に方に共鳴したと話しておられる。足尾でもらった写真を大きく引き延ばして研究室に飾ってあるということだった。
▼図書館の上のフロアが「不在者投票所」になっていた。「投票用紙をもって来なかった」と言ったら住所氏名を書いて申告するとOKだった。「チェンジ」だよ。今までとはまったく異なる政党と候補者に一票入れてきた。国会前でいろいろ勉強させてもらったからね。

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December 10, 2012

北ミサイルよりも敦賀の活断層が心配だ。

▼新聞休刊日の今朝、NHKラジオは延々と「北朝鮮の事実上の長距離ミサイル」報道を延々と流し続けていた。なぜあんないまどき液体燃料を使う、旧型ミサイルに大騒ぎをするのか?さらに部品が落下した場合に備えてイージス艦からPAC3を配備するという猿芝居。たとえ部品が落下しても発見は不可能だって。
▼凋落傾向にあり、今回の民主党の没落を少しでも食い止めようという世論操作なのだろう。情けない話だ。わたしは金曜日と土曜日は反原連の行動があるので、明日事前投票を済ませてしまう。今朝も自主的なビラまきをして来たが、今回は「死票」にならない政党に一票をいれるつもりだ。
▼北ミサイルのニュースを8分くらいやってから、ようやく敦賀原発の原子炉直下の活断層のニュースだ。北のミサイルは間違っても日本に人的な被害は出ない。しかし再稼働したばかりの敦賀大飯原発の活断層の上にある原子炉が破壊した場合、その被害は福島第一原発の被害の比ではなくなる。しかも原子炉はもんじゅで制御不可能で北陸から近畿、京都、大阪、滋賀の広範囲にわたって生活が出来なくなる。いつものことながらNHKの報道スタンスは国民目線ではなく、支配層目線である。
▼その点「週刊金曜日」12月7日号では小出裕章さんと佐高信の対談が掲載されている。小出さんについてはYouTubeなど様々な媒体が紹介している。中でも国会で証言する動画が一番優れているとおもう。まだごらんになっていない方はぜひごらんいただきたい。
▼「週刊金曜日」の中で小出さんは要旨次のように語る。「日本は日清・日露戦争を勝ち抜かなければならなかた。外貨を稼ぎだす目的で、足尾で銅を掘り、海外に売った。猛烈な勢いで銅を掘った結果、猛烈な勢いで鉱毒による被害が出た。鉱毒の垂れ流しをして東京に鉱毒が流れてしまう状態だった。さすがに東京に鉱毒が流れては困るので、国は関宿に川の付け替え工事をして、今の利根川、銚子へと鉱毒が流すことをした」という。この関宿の話は初めて聞いた。そのほかにも重要な話が含まれているので、大きな書店の店頭でお買い求めのうえお読みいただきたい。
▼今まで一貫して小出さんのことを無視し続けて来た某政党。しかし選挙になると掌を返したように小出さんを利用しようとする姿にはあきれる。
▼昨日は朝新宿の某映画館に出かけた。場所を間違えて伊勢丹前の交番で確認して映画館のチケット売り場に10時15分に立った。チケットを買おうとしてお金を払おうとすると昼の12時半からの上映だという。わたしは2時間も寒空の下で待つ元気はないので、そのまままっすぐ帰宅した。

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December 09, 2012

◇「「希望の国」を見る。

▼衆院選のチラシもまたもらってきたので、近所のマンションのポスティングする。チラシの封筒の中に反原連あての振り込み用紙が入っていた。会場でもずいぶんお金がかかったのでカンパして欲しいと訴えていた。カンパに応じると国会前には月に一度しか来る事ができなくなる。わたしの場合労力の提供は惜しまないが、お金と両方は出せない。
◇「希望の国」主人公の小野一家は長島県大葉町という架空の町で酪農をして暮らしている。あの福島の原発が爆発したのはいったいいつ頃だったのか?この国から原発は未だになくなっていない。そして、小野は一人息子と嫁の3人で乳牛のエサやりをしている最中に大きな地震と津波が町を襲う。
▼隣の家の男にブロコリーを持ちに来いと電話したがなかなか来ない。それどころか原発の爆発で隣家と道路と庭を隔てて、立ち入り禁止区域の杭が打たれる。隣の鈴木家は一時避難所に逃げる。ところが、どら息子は恋人と一緒にオートバイで遊びに出かけてしまう。「keep out、立ち入り禁止」と書かれた黄色いテープ。一度家を出たら戻る事ができなくなることも知らずに逃げる隣家一家。ところが飼い犬は鎖につながれたままだ。小野は「禁止」の柵をくぐって犬のひもをほどいてやる。柵で隔てられた二つの家族には過酷な運命が待っている。
▼原発から20キロ圏内に入ってしまった鈴木家は強制避難。息子の恋人の実家は津波に飲まれて家族が行方不明になってしまう。一方線引きでたまたま強制避難区域から外れた小野が手塩にかけて飼っていた牛は殺処分するという役所の通知が来る。そして妻は認知症を患い、夫が介護をして食事の世話をしている。道路一本隔てて緊急避難区域からは外れたものの、父親は一貫して原発に反対してきた。そしてチェルノブイリの事故以降、放射能測定器も買い込んでいた。政府やラジオ、それにTVの云う事はうそに決まっていると考える。そして息子夫婦に一刻も早く逃げるように告げる。
▼おりから長男の妻が妊娠していると診断される。妻は一時期はマスクで防護服を着て隣町で過ごそうとするが、義父の小野は「それでもダメだ、なるべく遠くに逃げろ」と厳命する。そして、家長の鈴木は先祖からもらい、草木の一本までいとおしく思うこの時は離れないと決意する。町役場からは「強制退去」になる前に自主的に退去してくれと説得に来るががんとして聞き入れない。認知症の妻は時あるごとに「おうちへ帰ろう」が口癖になっている。あるとき盆踊りの炭坑節が聞こえてきたと幻覚を覚えて家出してしまう。必死に探し求める鈴木は雪が積もり始めた畑で一人踊っている妻の姿を発見して二人で踊り出す。鈴木はやがて産まれてくる孫の姿に想いを寄せて命を託す。
▼希望はどこに行ってしまったのだろうか?映画の最後に「希望の国」というタイトルが出てくる。しかし政府も医者も行政も信じられないと登場人物に語らせるこの原発を告発した映画が日本国内では資金調達ができず、外国ファンドに頼ったという話も情けない。余談だが小野が持っていた猟銃は一目でそれとわかってしまうCMCのモーゼルスポーターというモデルガン。ちゃんとしたGUNエフェクトの会社を使って欲しかったぞ。

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December 08, 2012

12月7日も国会前集会に参加する。

1109a
(いつものファッションデザイナーさん、たすきをつけていた。)
▼昨日のツイッタートップページに某政党のクイズが掲載されていた。新聞の世論調査の結果がよくない。かといってカネはないので苦肉の策なのだろう。いかにも付け焼き刃という感じを否めない。夕方国会に向かっているとき、秋葉原で京浜東北線の快速に乗ったとたんグラッと来た。動きそうにないので、隣の山手線がやってきたので飛び乗った。その後は1分遅れで運行したので開催には十分間に合った。
▼国会正門前には、ご存知の様に過去一貫して霞ヶ関A12番出口から歩いていた。とろろが先週現地で一緒になったTさんが有楽町線の「桜田門」まで歩く道を教えて下さった。これだと信号が一つ少なくて3分程度近道になることがわかった。国会通いは夕べで通算29回目になった。
▼正門前集会の終盤に都知事候補が駆けつけて下さった。集会が始まる前に主催者は「6時に池袋駅前で演説が入っているから無理かも知れない。あとはご本人のやる気」と言っていたが、やる気のある候補者は無理しても駆けつける。演説の内容は全文をYouTubeにアップしてあるのでごらんいただきたい。演説が終わったら握手をして下さったので、今朝も早起きしてマンションに、会場でもらった候補者のチラシを配布して来た。
▼集会が始まる前に中年女性から挨拶をされた。いつも正門前でわたしと向かい合って立って抗議の拳を振り上げコールをするので、お互い顔を見合わせて挨拶する関係になっていた。毎回、今日こそは挨拶しなければと思っていたが、先手を打たれてしまった。お話によると、M市にお住まいのこの女性は昨年7月に夫君を急病で亡くして茫然自失状態だった。今年1月一周忌が過ぎたところで毎回友人に誘われて来ている。何とか近隣の方々にこの様子を伝えたいがPCもICレコーダーもないし、喋るのも苦手なので伝えられないということだった。
▼何とか今までのYouTubeに乗せた主立ったものをDVDに焼いて次回でもお渡ししたいと思った。
▼YouTubeをごらんの方はおわかりのようにビデオカメラのテストをしている。今まではデジカメ内蔵のビデオを使っていた。しかし画質は良いが夜だとライトのフレアーが出るなど難点がある。そこで7年間使っていたハンディビデオを1週間前に売り払って軽いフルハイビジョンカメラを購入した。片手で持てる軽いものだ。自民党本部の撮影では設定がわからず失敗した。昨日はもうちょっと画素数を上げた方が良いことがわかった。夕べは合計10本アップロードしました。
▼YouTubeのアクセスを解析すると、日本語だけのブログと違って海外からかなりアクセスして下さっている。そこで英語のキャプションをつけようと思う。わたしは書いてあるものをかろうじて理解出来る程度なので、英訳が多少得意な方にご協力いただきたい。わたしのコメントに会場の会話をプラスして1画面100字程度の英文にしていただけるボランティアを募集します。お金は払えませんがお時間のある方はご協力をお願いします。

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December 07, 2012

汐留までルオー展を見に行く。

Kirisut
ジョルジュ・ルオーの「キリスト」
▼昨日仕事が終わったあと、パナソニック汐留ミュージアムまで「ルオー展」を見に行って来た。ここでは16日までジョルジュ・ルオー「アイ・ラブ・サーカス」が開かれている。15年くらい前になるが、清里(北杜市長坂)の清春白樺美術館に付属するルオー礼拝堂があって、そこで見て以来である。今回は「サーカス」と銘打っているので、サーカスに登場するレスラーや道化師が中心の展示となっている。人物はいずれも肉厚に表現されており、ブルーが基調となった配色だった。おそらくこの表現方法はその後のキリスト像を描くときに生かされたのだろう。
▼汐留のライトアップも見て来ようと思ったが、夜になったら風が強くかつ冷たくなったので早々に引き上げて来た。
▼今朝も5時半に近隣のマンションに残っていた反原連のチラシをまいてきた。昨日の朝日には衆院選の予想が出ていた。それによれば「倍増」と息巻いている政党は「減」となっている。所詮付け焼き刃の政策では選挙民を納得させることはできない。耳に聞こえのよい選挙のほら吹き政策としては良いかも知れない。しかし付け焼き刃で、目標達成までの道筋がはっきりしないので有権者には受け入れられない。
▼その点「五十嵐仁の転成仁語」は具体的に「大企業や富裕層から税金を取る方法」の道筋が具体的に書かれており、納得できる。
▼先日ご紹介した30日の「愛川欽也パックイン・ニュース」で前半小出裕章さんの発言をテープ起こしして文章にして下さった方がいる。以下に発言が詳しく紹介されているので、興味のある方はごらんいただきたい。
▼以下にたんぽぽ舎のメールマガジンの最新号がある。この中の「選挙でどの党を選ぶか/私はまず「戦争」への態度で分ける」という槌田敦さんの論文がある。残念ながら歴史的に見れば槌田さんの指摘している通りなのである。さらにベトナムに原発を売り込んだのは一体どこの誰なのか、70年代に書かれた論文を検証してみると驚くべき事実が明らかになる。

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December 06, 2012

◇『ふがいない僕は空を見た』を見る。

▼中村勘三郎の死去がなぜ大々的に美談として取り上げられるのかわからない。わたしが彼を見て記憶に残っているのは、二人の息子を従えて踊った「連獅子」。それに「毛谷村」だ。おそらく10本くらいの外題を見ているが、後は昔のことなので思い出せない。
▼夕方時間が出来たのでクリニックに定期検診に出かける。区の健康診断の通知書を見せ。事情を話して薬を6週間分処方してもらう。これでしばらくは「いつ医者に行くか」という心配をしなくても良いので安心だ。昨日メルマガをお送りしてからお二人から「元気である」というメールや投稿をいただいた。
▼さてお知らせを二つ。一つは2週間前にアップした宇都宮さんの動画が動くようになった。動かなかった理由はわからないが、昨日チェックしたら動いた。都知事選公示直後の貴重な画像でとても良い話を4分間しているのでごらんいただきたい。2つめはわたしがいつもご紹介しているKINKINTVのことで昨日メールがあって、衆院選が終わる16日まで無料で公開すると言う。わたしは毎月1050円払って見ているが、この期間に気に入ったらぜひ有料会員になっていただきたい。
◇『ふがいない僕は空を見た』主人公は中高時代からいじめにあっていた女性「あんず」である。今は結婚して夫と郊外のマンションに住んでいる。ところがいつまでたっても妊娠しないので姑からいじめを受けている。あんず(田畑智子)はコスプレマニアで、着衣は全部自分でミシンを踏んで作ってしまう。ある日コミケショーで自分が理想とする男性ムラマサそっくりの高校生に出会い一目惚れしてナンパしてしまう。
▼それから夫が会社に出かけている時を狙ってマンションの電気メーターボックスの上にドアを開けるカギを置いてムラマサを家に引っ張り込む。そしてお定まりの年上の熟女と未成年の高校生のコスプレのショーはだんだんエスカレートしていく。しかしあんずは夫の帰宅時間を気にして彼を追い出す。何度もムラマサは関係を清算しようとマンションを飛び出す。しかしあんずは「きっと戻って来る。こなかったら呪ってやる」捨て台詞を投げつけ実際その通りのことを何度も繰り返す。
▼あるときムラマサとあんずのベッドシーンがネットに流れ、その写真が学校や近隣にばらまかれ大騒ぎになる。ムラマサの母(原田美枝子)は助産婦で生計を立てており、息子がそれが原因で不登校になってもあまり気にしていない。見ている限りこの映画で一番しっかりしているのはムラマサの同級生(三浦貴大)と、人生を達観して物事をはっきり言う毒舌家の助産婦助手(梶原阿貴)の光代である。
▼あんずは跡継ぎがいないという姑の意見を受け入れアメリカに不妊手術を受けに出発する。そしてムラマサは親友の手助けで気は重いが学校に通い出す。人間不安とやりきれない思いを持ちながら生きていかなければならないというテーマが最後には見えてくる。「ふがいない」とは、案外自分あるいは、映画のスクリーンを見つめているあなたのことかも知れない。

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December 05, 2012

12月4日夜は自民党本部へ抗議行動

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(12月4日自民党本部前の抗議行動)
▼昨日は体調が今ひとつ良くなかったが、平河町の自民党本部に行ってきた。わたしは今回の選挙の争点は消費増税ではなく、原発だと思っている。体調が悪いのは病気が原因ではないのでご心配なく。前夜午前2時頃だったが洗濯機の排水が室内に漏れていることがわかった。それでありったけのバスタオルを敷き詰めて階下の家に漏れないようにした。そして朝に洗濯機を回してずっと点検していた。すると排水の段階で再び水漏れがして、同じ作業を繰り返した。それで睡眠不足になった。
▼思えばこのT社の斜めドラム洗濯機は4年前に20万円余で買ったが、2回も故障して修理をしてもらった。もうダメだと思って昼に隣駅にある大型家電量販店に買いに行った。据え付けは今朝8時から9時半の間にくると電話があった。昨日はコインランドリーに一度行ったが、きょうは行かなくて済む。
▼先に述べた通り、選挙の争点は原発を認めて再稼働するか否かが焦点だと思う。自民党本部前には並べないので、道路を挟んで本部建物に向かい合う。抗議行動は選挙の選管への届け出と締め切り時間との関係なのか30分遅れて始まった。さらに始まる前に、公職選挙法の関係で「様々な禁止事項」があると責任者から説明を受ける。
▼自民党前側には公安警察職員が小型ビデオカメラをもって終始撮影していた。この人は東電が何の責任もとらず、警察が刑事告発をしていないことに疑問を持っていないのだろうか?給料もらってもスパイのような仕事だけはしたくない。自分の子どもに「お父さんのお仕事何?」と聞かれてもまさか「スパイ」とは言えまい。帰宅後の夜中に自分が撮影した自民党本部前の抗議行動をYouTubeにアップロードすると必ず、「低評価」に一票いれていく人がいる。意見があったらパソコンに向かっていないで、自民党本部前に出かけておいで。詳しく自民党政権が戦後一貫して原子力政策を推進してきたか説明してあげるから。パソコンで「ポチッ」とやっても何の影響もない。放射能は原発反対派、推進派、無関心派そして公安警察官の頭の上に等しく降って来ている。
▼コールした一人が、「オレだった年末にこんなところに抗議行動に来たくない。きょうだって忘年会断って不義理をして来ているんだ」と叫んでいた。それはわたしも同様で、ここに抗議活動に来るためには交通費などが必要なので、忘年会はすべてお断りしている。
▼それにしても今朝午前7時のNHKトップニュースには驚いた。中村勘三郎の死亡がトップだった。生前の経歴を延々と流していた。トップは選挙だろう選挙。1ヶ月ほど前から女性週刊誌では食道がんで人事不省と書いていたから、時間の問題だった。彼は多くの女性と浮き名を流し、好き放題の人生を生きたのだから悔いはないだろう。YouTubeには二本アップしました。時々「もっと他の動画はないのか」とおっしゃる方がいます。わたしはビデオ撮影に行っているのではなく、抗議行動をしに行っているので、そんな時間はありません。夕べも反原連のフレイヤー(チラシ)をもらってきて朝5時半から近隣の住宅に配布した。もう一本はこちらです

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December 04, 2012

◇「裏切りの戦場/葬られた誓い」(その2)

▼笹子トンネルの事故で、山梨県警は4日に、業務上過失致死傷容疑でトンネルを管理する中日本高速道路を家宅捜索する方針を固めた。9人もなくなったのだから当然である。しかし東電はあれだけの事故を起こしていながらまだ警察の捜索は入っていない。どう考えてもおかしい。
▼扱いは小さくなってしまったが、北朝鮮の「事実上の長距離弾道ミサイル」(NHKの表現)とされる物体に防衛省はPACK3を配備したりイージス艦を向かわせている。報道によれば部品の落下に備えるという。しかし飛行経路をどうみても沖縄の小さな島にも引っかからない。これも選挙目当ての「北の恐怖」をあおる芝居だ。知らない国民が報道を見れば「怖い国」と思うのだろう。北にとってみれば日本のH2Aロケットの方が長距離飛行でき、コントロールできてかつ重い荷物を運べるので、遙かに「怖い存在」であるはずだ。昨日のアクセスログを見ていたら、中国のIDの人が、わたしの撮影したPACK3の画像を見ていった。
◇「裏切りの戦場/葬られた誓い」(その2)フィリップ大尉はカナック族のところに行って武力で解決しない道を探るからと説得して戻って来る。将軍たちの一部はフィリップの話に耳を傾ける。しかし将軍といえども大統領には逆らえない。おりからミッテランは大統領選挙で苦戦している。ここで「強い大統領」を演出して巻き返しする必要がある。フランスはなんといってもドゴールの人気が強く、中道や右派に圧倒的に支持者が多い。
▼大統領は「決断」する。将軍たちは出世して勲章をもらうことだけが目的だから、大統領には逆らわない。苦悩するのはフィリップ大尉だ。攻撃が始まる前に知り合いのジャーナリストをカナック族とインタビューさせようとする。そうすればカナック族の真意は国民に伝わるはずだ。ヘリコプターが発進しようとした瞬間。軍部から「飛行禁止命令」がパイロットに届く。それどころかフィリップとヘリを先行させ、部族の潜んでいる位置をマーキングせよと命令する。
▼もう部下もカナックの人々を助けることは不可能なのか?軍部はすでに戦闘を始めたときの人的被害率もはじき出していた。双方に信頼されている知り合いの司法関係者を説得のために行かせることにする。そして彼の身体には拳銃を2丁巻き付け、手錠のカギを持たせる。先のヘリコプターがマーキングした位置に陸軍のヘリは兵士をで急降下させる。兵士たちは捕虜の救出よりもカナック族を制圧することしか眼中にない。部族の酋長も重傷を負って救出されるが病院に搬送される途中亡くなってしまう。これはその後の調査で体よく殺害されてしまったことがわかる。ニューカレドニアは未だにフランスの植民地だが2年後の2014年に住民による選挙が行われ、独立するか今まで通りなのか決められる。
▼今晩は自民党本部に抗議行動です。

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December 03, 2012

◇「裏切りの戦場/葬られた誓い」を見る。(その1)

▼先週木曜日にNHKBSプレミアムで放送された、1931年の映画「間諜X27」を録画して見た。主演はマリーネ・デートリッヒでハプスブルグのスパイだ。戦いの中でロシアから自国に有利な情報を収集しようとしている。ところがスパイをしているうちにロシアの将軍と知り合いになってしまう。ここで彼との騙し、裏切る作戦が展開される。後半ロシア将軍は捕らえられるが、デートリッヒをを騙してまんまと飛行機を奪って逃げてしまう。「将軍の取り調べを自分に任せてくれ」と上官に頼む。すると「危険人物だから気をつけろ」と念を押される。彼女は「I will be carfull」と答える。先日のクリニックでバングラディッシュの夫妻に「be carfull」を間違って使ったことを再び認識した。
▼そして刑場に引っ張られる場面、留置場に迎えに来た士官に「鏡はない?」というと士官はサーベルを抜いて差し出す。彼女はサーベルの刃を鏡代わりにつかって最後の化粧をする。最後までおしゃれでいるという彼女の美学が出ているのだ。
▼土日と連続して新宿に映画を見に行った。土曜日は「裏切りの戦場/葬られた誓い」というフランス映画だ。1988年、ニューカレドニアの一つウベアで島の独立を主張するカナック族が蜂起する。彼らはフランス憲兵隊宿舎を襲い、警官4名が死亡、検事代理ほか30名のフランス人が拉致されるという事件が起きた。ニューカレドニアは観光地と思われているが当時も現在のフランスの植民地だ。ところがフランス本国は大統領選挙が始まったばかり。社会党のミッテランは中道右派のシラクとの選挙を有利に戦おうとして、軍部に「フィジーの解放運動はテロリストだ」と決めつけ弾圧を命じる。
▼その交渉の中心になるのは憲兵隊のフィリップ大尉だ。現地カレドニアに飛ぶと6人の部下は独立派に人質としてとらわれていることがわかる。投票日まで残り8日間で何ができるか?フィリップ大尉は必死に解放勢力と交渉を持とうとする。しかしそれは大統領の引き延ばし作戦で、選挙を有利に戦おうとするのに利用されていた。しかも現地に到着すると陸軍も海軍も大部隊で来ていることがわかる。
▼フィリップは斥候とともに交渉に出かける。先住民たちは自分たちの権利が認められればそれで良い。別に武器を使った争いはしたくない、という。フィリップは人質になっている自分の部下を救うためにも、武力弾圧は止めて欲しいと現地の将軍たちに訴える。だが彼らもまた武力弾圧すべきかどうか動揺している。しかしフランス本国では「強いフランス」を巧みに演出して選挙を有利に戦う必要があった。フィリップは部下をなんとしても救い出すためにナカック族との独自の交渉を始める。そのために軍の無線機を一台おいてくる。しかし作戦開始の時間は刻々と迫ってくる。実話の映画化。政治家というの保革を問わず、自分を有利にするためには軍隊も少数民族の命も何とも思っていない。それは国会前でイヤという程感じている。シネマスクエアとうきゅうで。

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December 02, 2012

猫の目のように変わる原発を巡る選挙政策

▼30日国会前にいったとき、顔見知りになった人が次のように言っていた。「日本未来の党の資金はKセラのI森が資金を出しているんだって」。昨日のニュースの代表の「政府の保証が得られれば再稼働を認める」という発言を聞いていると、噂はまったく嘘では無かったのだという気持ちがしてくる。この人は原子力発電のことをまったくわかっていない。
▼昨日の「愛川欽也パックイン・ニュース」(有料ネット放送)でゲストに京都大学の小出裕章さんが特別出演して、福島原発の廃炉までの手順を説明していた。宙づりになっている4号機の燃料棒を取り出すのに順調に作業が進んで4年程度。それが終わって3号、2号、1号という順番で作業が進む。だから取り出すだけで16年。途中で地震などが起きて燃料棒が崩落すると、高濃度の放射能が発生して作業に手をつけられなくなり、日本全滅になる可能性も否定できない。さらに処分場となるとまったく目処が立たない。
▼YouTubeにアップした30日の国会前の動画は再生できないケースが発生しているようだ。自分のPCでは再生出来ているが、ネットは動かない。調べてみるとほかの人が撮影した同様の動画も動かないものがある。これは動画が公選法に触れるということでグーグルなどが自主規制しているのかどうかわからない。
▼30日の国会前集会では9歳の手塚くんという少年がコールをしてくれた。用意したメモを見て声を上げているがちゃんとIAEAを批判している。これはIAEA(国際原子力機関)が原発事故で広がった放射性物質を取り除く除染作業などを支援するため、福島県内にIAEAの活動拠点を設けると発表したことに関連している。さらに今月福島で開かれるIAEAの会議は「放射能安全キャンペーン」にお墨付きを与えるものだ。さらにIAEAの施設を東電敷地内に作ると言っている。しかしIAEAは国連の機関でも何でもない。アメリカの監督と指揮下にある一民間だ。主な任務は日本においては原発で出来たプルトニウムを使って核開発をしていないかどうかをチェックすることにある。同様に新しく福島に作ろうとしている施設も、広島のABCCと同じく被曝した人の情報を収集してアメリカに提供することにあると見た方が正しい。
▼本日これから出かけるので、これまで。

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December 01, 2012

11月30日国会正門前の行動に参加した。

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(このポスターを書いて毎回参加している人の挨拶)
▼昨晩も国会正門前に行ってきました。行動が午後8時で終わり帰り支度をしようと後ろを振り返ったら旧友のN嬢がいたので大いに驚きました。Nさんとのつきあいはかれこれ15年くらいになると思う。知り合った頃は徹底的に夜明かししてまで飲んだことも数知れず。いまはそんな元気はない。最新情報を交換して、「近くまた会いましょう」と握手をして分かれた。
▼この日いつもの特設舞台で挨拶した一人が「民・自・公政治に鉄槌を下さなければならない」と切り出した。うーむ「鉄槌」とは昔の左翼が使っていた懐かしい言葉である。それからわたしは「鉄槌、鉄槌」と叫び続けた。途中宇都宮さんも挨拶にいらして「コール」までサービスして下さった。挨拶全文はYouTubeにアップしてあります。
▼主催者の一人は都知事選で連合東京が猪瀬を支持したことに怒って、連合傘下の各労組に電話をかけ始めたと報告。自分一人に力では電話をかけることができない。電話リストがあるので余力のある人は手伝って欲しいと訴えた。
▼この日10歳くらいの少年も舞台に上がって訴えた。その内容というのはIAEAに抗議する内容だった。今まで参加している中で、IAEAを取り上げたのはこの少年が初めてだった。動画をごらんいただきたいのだがドラム隊が入っくると会場はいっそう盛り上がる。しかし冷静に考えてみると国会正門前というのは、山の中と同じでほとんど普通の人は通らない場所である。民間の人が原発や原発反対運動にどういう感想を持っているか知る事ができない。
▼その点経団連前というのは仕事帰りの人が頻繁に通って行く。先週の抗議活動をしていたら若いOLが二人通っていったが、そのときドラム隊の方の耳をふさいで逃げるようにしていた。おそらくこういう「うるさい奴らだ」という気持ちを多くの人が持っているのだろう。また個人で動画中継をしている人がいる。モノポッドにビデオカメラにiPhoneと中継器を接続してやっている。iさんという方がブログで生中継をしているのだが、「どうせ視聴者は1人か2人だろうけど」つぶやいていた。はっきりいって2時間の集会を2時間見ている時間はない。それに画像が揺れて見づらい。
▼より多くの人に知ってもらいたいと考えるならば、編集してせいぜい10分以内の長さにしたほうが良いと思う。仲間に見てもらうならば、自分のピアノ発表会の下手な演奏でも見てもらえる。しかし運動を多くの人に理解してもらうには自分で咀嚼して、紹介しないとダメだ。せっかく高いお金をかけて機材をそろえ、しかも中継のための電話料金やサーバー料金を個人で負担するのはかなり大変だと思う。昨日の周りには毎回国会に通ってくる交通費もバカにならないという意見が多数出ていた。
▼何度も書いていますが、毎週金曜日は首相官邸前抗議行動で疲れています。土日のアクセスはなるべく遅く、11時頃にして下さい。もし早い情報をごらんになりたい方はツイッターをごらん下さい。だいたい行動した後2時間後くらいにアップしています。

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