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January 16, 2013

「遙かなるキューバ」(その1)

Kyuusigai1
(ハバナ旧市街の公園)
▼昨日書き忘れたが、大前提として20kgほどある海外旅行用のバゲッジを持っていることだ。さらに雪でキャスターは全く使えないので、バッグは橇状態になる。さらのわたしは航空機の中では一切眠れない。jet lagのため昨日は頭と眼がずっと痛かった。
▼「遙かなるキューバ」(その1)例によって準備編。心配なのは携帯を充電できる電圧があるかどうかが一番心配だった。そこで現地滞在の4日分の充電に必要な単3電池などを持参した。だがカナダ航空の座席に座って驚いたのは各座席にUSBの充電コネクターとAC100Vのタップがあったことだ。日本の国内線では考えられないサービスである。帰りの便では中国人らしき人物がそれを使って黒いレッツノートのキーボードをずっと叩いていた。
▼なぜキューバなのか?わたしが高校2年生の頃にキューバ革命は成功した。その頃ずっっと月刊「Z」という月刊誌を購読しており、そのグラビアページにFAL銃を構えて狙撃する兵士の姿に「反革命を粉砕する」キャプションがつけられており、強烈なインパクトがあった。だから後述するサンタクララの戦いも、ゲバラが来日して広島の平和祈念館に献花する姿も、国連で演説する姿も、ボリビアで逮捕され射殺される瞬間もリアルタイムで体験していた。
▼実は今回のキューバ行きを計画する前は、西安から列車に乗ってシルクロードをトルハンまで行こうと思っていた。それは旅行の申し込みをする9月までは計画に変更はなかった。しかしいざ支払いをしようと思ったら、石原の「尖閣国有化」で中国各地で「反日暴動」が起きてしまう。その動きを見て、何人かの方に相談したら「見合わせた方が安全だろう」ということになったのだ。それに自分の体力を考えても長距離移動が可能なのはあと数年だと思う。今の内に遠方に行ってしまおうとも考えた結論だった。
▼中国の次の選択肢はスリランカもあった。いつも同行して下さるM氏とも打ち合わせして、そこに決まりかけた。しかしどうも胸が弾まないので、高校時代からのあこがれゲバラが生きた「キューバ」に決定した。早速旅行社に申し込むと、指定した日時に航空機の空き席は3席あるという。そこで2年前に南米にご一緒したHさんにもお声をかけたら、「行きたい」というご返事だったので、急遽トリオの再結成となった。それにスペイン語はまったく分からないので、付け焼き刃だが旅の前日に「スペイン語会話集」も買った。
▼キューバは米国に経済封鎖をされているので直行便はない。これはマイケル・ムーアの「シッコ」でも明かでキューバに渡る場面は意識的にカットされている。日本国内からはカナダかメキシコ経由でしか行くことができない。旅行の準備は終わってお金は以前キューバに行かれたNさんにお聞きすると、米ドルは現地で両替できないことが分かる。さらに保険も米国系以外の会社にせよ、という知らせが届いた。要するに事故が起きてもアメリカとは国交がないので、決済する手段がないのだ。

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