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January 21, 2013

「遙かなるキューバ」(その6)

Sa
(CIAキューバブランチがあった場所)
▼管理組合の総会では理事長に推挙された。13年前もそうだったが、わたしが理事長の時に限って「大規模修繕」が行われる。見積もりから業者選定、契約まで消費税が値上げになるまでに決めなければならない。今朝は遠方まで取材にいく。あいにく天気が悪そうだ。わたしが取材に行くときに限って荒天になってしまう。果たして帰って来ることができるかどうか?万一の場合は、釣り宿にでも泊まらなければ。風邪を引いてしまったので「葛根湯」を飲んで寝たら、多少具合は治った。国会前の抗議行動のYouTubeの動画はイタリア、ドイツからもアクセスがあり、とてもやりがいがある。
▼「遙かなるキューバ」(その6)その場所は革命前まではCIAのキューバ「SA」があったところだとされる。ただスペイン語辞典を開いてもこの「SA」は「株式会社」となっていて、よく分からない。
Sprungf
(シェラ・マエストラで使われたスプリング・フィールド銃・上の銃)
▼しかし内部の展示を見るとカストロが使ったM1911ガバメント、それにゲバラが使ったとされるM2カービンがある。後にご紹介するサンタクララのゲバラ廟にもこのM2カービンは展示されているが、内部は残念なことに撮影禁止でシェラ・マエストラで使われたものと書かれていた。つまりゲバラがボリビアで最後に持っていた銃はM2カービンであることは広く知られている。しかし当時の写真を見ると、このM2の銃床に2カ所ほど弾丸が当たった痕跡が残っていた。ということはボリビア政府からゲバラの遺体は返還されたが、銃は返還されなかったのだろう。
M1911a
(カストロが使ったM1911)
▼この銃と後の戦車の部分だけ書いていても20回の連載は終わってしまう。それを見て昼になりガイドから「旧市内の見学はそんなに見るところがないからこれで終わり」と告げられる。仕方ないのでホテルに戻りレストランのメニューを見てパスタを注文する。これはかなりの量があった。朝食同様ホテルのカードキーを提示して部屋に戻るとボーイが追いかけてきて「請求書」を示すので支払う。昼食はどうやら現金精算らしい。一休みして「軍事博物館」にいく事にした。あらかじめPDFデータでお送りした「地球の歩き方」をMさんが印刷して持って来てくれたので場所はすぐに確認できた。
Guem2c
(ゲバラが使ったのと同型のM2カービン銃)
▼ところが博物館は改修中で建物内部には入れなかった。一回りすると敷地内に入っている人もいたので、ここでカネを払えという。外見を見てから敷石伝いに入ろうとぴょんぴょん飛び込んだら警備の兵士に制止される。荷物はすべて預けて来いという。その後すべての展示物の前ではウェストポーチすら持つ事は出来なかった。つまり爆破されることを警戒しているのだ。建物の内部にはカストロがメキシコから80余名の同志とキューバに乗り込んだグランマ号(grandmatherのスペイン語)が展示してあった。
M2car
(上記M2の説明文)
▼それだけではなく、T34戦車から、キューバ危機の発端になったアメリカのU2スパイ偵察機を撃墜したミサイル、現キューバ政府の幹部らが乗ったジープ、鉄板で補強したブルドーザーの即席戦車などの展示があった。

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