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January 25, 2013

懸案の2本の原稿執筆が終わりOKがでる。

Maruoutis
(「ぽっぽの丘」にあった地下鉄丸ノ内線の旧型車両)
▼疲労困憊の一日でした。昨日ちょっと生意気なことを書いたかな、と反省している。まず取材対象者の「原稿を見せてくれ」という件にかんして。ご本人にお目にかかったらとても良い方で、本業は酪農家で肉牛を1000頭も飼っていた。しかしリーマンショック以降、アメリカでは追い打ちをかけるようにトウモロコシからエタノールを作る方針がでて輸入えさ代は高くなる一方。さらに311の東日本大震災以降は、農水省の指導で国内の飼料も食べさせることは出来なくなった。牛は成牛にならないと売れない。だから仔牛を成牛になるまで、たとえ、えさ代がいくら高くなっても食べさせ続けなければならない。
▼経営者は牛に巨額な投資をしても銀行に普通預金するよりも、資産が目減りしてしまう。それを防ぐために、この苦渋の選択をしたのだ、ということがお話を聞いていて分かって来た。取材が終わったのが午後2時近くで、本拠地に戻る。編集会議は4時半から1時間で終わり、例によってまっすぐ自宅に戻る。原稿を書き終えてファクスで指定場所に送り終わったのが午後10時だった。「今晩中に送ってくれないと明日25日は朝から仕事の立ち会いがあって原稿をチェックする時間はない」という。
▼その原稿を書いている最中に、一本の電話がかかってきた。月曜日に取材に行った真空管アンプの件だ。この方も「ゲラを見せて欲しい」とおっしゃる。新聞印刷までの時間的な制約から、「ゲラをお見せする時間的な余裕はないが、原稿ならばお見せする」とご返事して、郵送で送ってあった。ほぼこれでOKになったので、重圧になっていた肩の荷が一つ下りた。
▼ブログに「遙かなるキューバ」の連載を中止すると書いたのは、その複数の執筆原稿の重圧が重なって気分がめいっていた。毎年1月は稼働日数が少ない。4日から挨拶回り、7日頃から毎年1週間は海外旅行に行っている。ということは実質的に動けるのは10日くらいしかない。結局は自業自得なのだが、原稿を書く時間がない。書けないというジレンマにおちいってしまった。ブログは簡単に書いていると思っていらっしゃる方もいるかも知れない。実際、毎日書き続けるというのはそれほど楽ではない。
▼キューバも後半になると、外国語が苦手な筆者は、各種の外国語辞書と格闘しなければならない。さらに音楽CDやDVDを再度チェックする必要がある。原稿の執筆で乱雑なった部屋はとても他人にお見せすることなど出来ない。という訳で月曜日から「遙かなるキューバ」の連載は断続的だが再開できると思う。良い文章を書くには、良い万年筆(筆記用具)や処理速度が速い高性能のパソコンなどは一切必要ない。たくさんの読書をしてなおかつ、そのデータの入った引き出しを沢山作り、必要なときにサッと引っ張り出せる頭脳を作る以外にない。
▼今朝の新聞広告に「週刊FRIDAY」の広告が載っていた。毎週国会前でお目にかかっている福島育ち電脳アイドルは闘い続ける「決意の反原発ヌード」が掲載されているという。わたしはそういう物に興味はないので立ち見することもないと思う。

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