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January 28, 2013

「遙かなるキューバ」(その9)

Miyage1
(ハイウェイの土産物屋さん)
▼2晩続けて遅かったのでかすがに疲れて、必要最小限の買い物と図書館にCDを返却に行っただけだった。それに午後から校正があり、毎月月末は4ページもあるので、さらに疲れてしまう。CDは5枚借りたが1時間余でパソコンに取り込むことができる。通常CDは貸し出し期限は1週間だ。そして本は3週間。CDはなくしたり、傷つけたりすると困るので取り込みが終わるとすぐに返却する。その図書館は区内で一番大きくて30万冊の蔵書がある。ところが施設が老朽化して、4月から移転する。
▼今の地に引っ越した理由の一つに図書館から徒歩7分という至近距離が気に入っていた。ところが今度は1kmも遠くなってしまう。しかも蔵書の移動させるため、2月と3月と実質上の閉館になってしまう。困ったことだ。
▼「遙かなるキューバ」(その9)トロピカルショーで書き忘れたことがある。それはF・コッポラの「ゴッドファザーパートⅡ」の12カットで「ハバナへようこそ」という場面がある。主演のアル・パチーノがこのキャバレーを訪れる。ところが当時はここでいかがわしいショーが行われており、それに顔をしかめて外に出る。すると町は争乱状態になっており、「バチスタはアメリカへ逃亡した」という情報が駆け巡る。つまりこれは1958年12月末のことという設定なのだろう。
Aopret
(営業車)
Kipret
(個人用)
▼午前7時半に車は迎えに来た。サンタクララはハバナから東へ約260km。普通ならば一日がかりだろう。しかしこの道路はハイウェイ(フリー・ウェイ)となっている。そのためビュンビュン飛ばすと3時間余で現地に到着できる。キューバの車のナンバープレートは何種類かある。簡単に言えば黄色の個人用車、そして営業が認められている個人の緑色プレートだ。通勤時間帯に車は走っているのだが、路線バスに乗りきれない人たちが停留所の近くにたむろしている。そして営業許可が認められている車を止めて職場に向かっているようだ。それもかなり大勢の人たちで果たして乗り切れるだろうか、と心配するくらいだ。ところが帰りに同じコースを走ってみると取り残された人は一人もいないので、受給関係はうまく成り立っているのだろう。
▼そしてハイウェイ上で何か持って立っている人たちがいる。聞くとそれは農民で、ピーナッツやチーズを売っているのだという。キューバは全員国家公務員である。だからこのような「個人営業は認めていられない」ところが余剰農産物をこのように「密か」に販売している。もちろん違法でパトカーはそれらを取り締まる。しかし農民はパトカーの姿を見つけると付近の牧場やサトウキビ畑に逃げ込む。もちろんつかまれば罰金である。キューバでは賃金がみんな国で決められている。人気の仕事はチップが入るガイドなどだ、という話も納得できる。

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