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January 30, 2013

「遙かなるキューバ」(その11)

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(モニュメントのサンタクララ作戦のゲバラ像)
▼長い間使って来たノートPCを入れ替えた。今までのレッツノートは本当に日本中の旅のお供にしてきた。北は小樽、富良野、南は博多から鹿児島北陸は金沢、四国はずっと一緒だった。買った時はとても軽かったしかしHDDは60G、メモリーは1G未満で立ち上がりが遅く感じるようになった。秋葉原ではその数倍の機能を持ったアウトレットPCが2万6千円だった。(NECのB5ノートBL350F)8年も一緒に旅してしていると手放すのはつらくもある。しかし狭い部屋ではPCを何台も置くスペースはないので下取りに出す。夜はソフトのインストールをして午後11時にはなんとか作業を終えた。後は全国を旅するような仕事が来るかどうかだ。
▼「遙かなるキューバ(その11)キューバで当てが外れたのはマテ茶だ。ゲバラの写真を見ていると大体マテ茶を飲んでいる。当然キューバで大量に仕入れて来ようと思っていた。とことがガイド氏いわく、キューバ人はコーヒーは飲むがマテ茶は飲まないという。コカコーラで昨年発売になった「太陽のマテ茶」は、リオらしきところで痩せた若い男女がスポーツをしているようなCMが流れていた。しかしわたしが見たリオにはそういう締まった体型の男女は一人もいなかった。今まで飲んでいたマテ茶は、友人にいただいた、アルゼンチン産のものだ。あと1週間で終わるが、家族が表参道で粉末状の個包装をしたマテ茶を探して来てくれた。おお、これでしばらく心配はいらない。健康のためというよりも、ただゲバラが飲んでいたという理由でマテ茶をきょうも飲む。
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(左側側面が「別れの手紙」
▼サンタクララに向かう道路の脇に妙な草が生えている。ガイド曰くキューバの雑草を退治しようとアフリカからその雑草を駆逐する草を輸入したが、今やそれがはびこって困っているという。そしてそれを石炭にする方法を考え出したという。石炭?石炭は何万年もかかる。違うだろう。しばらく走ってどう考えても分からない。「その石炭はスペイン語でなんていうの?」「カルボント」(Carb?n)?はOの上に点が二つつく字だが化けしてしまう。英語のカーボンだろうな。「それはきっとカーボンで炭だよ」彼はさっそく自作の単語帳に買い入れていた。そしてその雑草は炭になってピザ窯用の燃料として輸出されているという。転んでもただでは起きない、したたかさが良い。
▼サンタクララが近くなってくるとベニアで裏打ちされたゲバラの像が次第に増えてくる。そしてひときわ広い「広場」に到着する。左手に夢にまで見たゲバラのモニュメントが見える。走り寄るように近づいてビデオカメラを回し、デジカメと携帯内蔵カメラで銅像を撮った。しかしゲバラ像に近寄って見るとかなり大げさにデフォルメされて、まるでライオン丸のように見えた。モニュメントにはサンタクララで一緒に戦った同志と一緒だ。さらに右側には「別れの手紙」がある。手紙の最後には「CHE」とサインされているが残念なことに「H」だけ欠落していた。わたしたちがゲバラ像として見ている髪が乱れてキリスト像のように見える肖像画は、実はサンタクララの作戦を指揮しているときのものだ。銅像はその作戦で塀から滑り落ちた彼は左腕をけがしているので、包帯を巻いているところまでリアルに再現されていた。

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