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February 27, 2013

「エル・グレコ展」に行く。◇「王になった男」

▼某教会関係者から東京都美術館で開かれている「エル・グレコ展」のチケットをいただいたので行ってきた。展示自体は4月7日まで行われているが、チケットの期限は28日までだ。わたしは宗教画や宗教曲に興味があってCDもその分野が多い。エル・グレコの前はルオー展だった。夜BSTBSを見ていたら、山田太郎が偶然この展示の紹介をしていたので、エル・グレコについてかなり詳しく知ることができた。グレコは名前(ペンネーム)の通りギリシアの生まれで最後はスペインまで行った。宗教画は、それっぽく(キリストに近い)描き方をしなければならない。しかし頼まれた似顔絵はどちらかというとグレコ独特の解釈でより実物に近い写実主義であった。
▼だから注文した物と違うという訴訟もかずかす起きた。これは会場の説明にいくつか描かれている。だから注文主は「グレコの絵は上手いが教会に飾るのはどうかな?」という評価が多かった。だから死んだときは借金が残っていたという。絵の評価とそれに経済力が伴うかどうかは別物であるという良い実例である。いずれにしても世界中に分散しているグレコの絵をこれだけ集めたのは他では見る事ができない。ぜひお運びいただきたいと思う。
◇「王になった男」一時期化粧品のCMに出ていた李炳憲が国王と道化師の二役で出演している。朝鮮で実在した李氏朝鮮の第15代国王・光海の史実とフィクションを交えて作られたいる。病気になって理性を失った暴君は、政敵から芥子汁を飲まされて瀕死の状態で床につく。取り巻きはこれではまずいと国王を知られないように蟄居させてしまう。さらに取り巻きは部下に国王そっくりの人物を捜して来るようにと命じる。その挙げ句町の道化師がそっくりだと王室につれて来られ影武者になる。
▼ところが道化師は礼儀作法もしらない乱暴ものである。それでも取り巻きの援助で、祭礼だけは何とかこなすようになっていく。当時は清国の力を借りてモンゴル(映画では具体的な国名は避けている)を追い払うべきだと言う考えが主力だった。ところがそれには多くの犠牲を払う。それに税金も高すぎる。王としての振る舞いや宮廷の生活に慣れるに従って、政治のあり方に疑問を抱き始めた道化師ハソンは真の王として目覚めていく。しかし取り巻きは妻である王女に合わせたら(閨を共にしたら)偽物であることは一発で見抜かれてしまうと警戒する。王朝の別勢力はあまりにも王の政策が変化しているので、本物かどうかと怪しむ。
▼ハソンは、やがて政治の場で自ら発言を始め改革を進めていく。一番怪しんだのは警護隊長である。王妃と会っているとき見失ったのは自分の責任であるとして、自死しようとするが、おまえの責任は一切ないとハソンは引き留める。それ以降警護隊長は死してもハソンを守ろうとする。一方政敵はもし国王が本物ならば若いときに受けた弓矢の傷があるはずだという。そして政敵の「国王は偽物だ」という軍隊は城に迫って来る。(丸の内ルーブルで)韓国で1000万人を動員したというたけあってかなり面白い。

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