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February 25, 2013

もしも「ゼロ・ダーク」がアカデミー賞になったら…。

▼夕べも寒かった。今朝はアカデミー賞の発表がある。といってもアメリカの一地域でのお祭りであり、全世界的に評価されているイベントではない。ハリウッドのメジャー映画会社の思惑でバ○騒ぎするだけだ。それを持ち上げるのはTPPどうよう日本の配給会社と恩恵を受けているTV局だ。ちなみにみなさんは昨年のアカデミー賞受賞作品は何だったか覚えていらっしゃるだろうか?おそらくノーのはず。5年もたつとまったく覚えられない。
▼ことしは4年ほど前に受賞したイラクに滞在する米軍の爆弾処理班のことを描いた「ハートロッカー」だった。とうじわたしはあまりにも呆れてしまって、「これがアカデミー賞?」とブログに書いた。ところが昨日午後にワシントンポスト(英文サイト)の1面を見たら、同じ監督の「ゼロ・ダーク・サーティ」の写真が大きく掲載されていた。もしかするとこれが受賞するのかも知れない。しかし今朝の朝日を見ると「拷問シーン」があまりにも多いので問題になっているという。
▼だが実際にやっているいることを映像化しただけだし、隠しても事実は変わらない。キューバのグアンタナモでは映画以上の拷問が行われている。ハーグ条約が昨今の新聞で話題になっているが、捕虜をそのように扱うことは認められていない。しかしブッシュは戦争ではなく「対テロ作戦」で捕まえたアルカイダなどは戦争捕虜ではないから、彼らにはどんな手段を使っても許されるとして「拷問」を認めて来た経緯がある。
▼映画のそのシーンですら人間性を否定した場面が多く目を覆うばかりである。金曜日にわたしはシネマの原稿の締め切りだった。それでこの「ゼロ・ダーク・サーティ」と「故郷よ」を書いた。昨日の午後は校正がでたので場合によっては他の映画に差し替えようと準備をしていた。だがワシントンポストの紙面を見て、もし「ゼロ・ダーク・サーティ」が入賞すれば、反面教師になると思って差し替えせず、そのままにした。果たしてこれがどういう結果になるか、きょうの昼頃には決まるので楽しみだ。凶と出るか吉とでるか?
▼昨日は映画に行かなかった。というのはこのところ4本くらい立て続けに「暗い映画」ばかり見ているから気分が落ち込んでいるのだ。かと言っておバ○な映画は見たくない。ユーロスペースの「約束/名張毒入り葡萄酒事件」では暗すぎる。そんな訳で10系で午後放送された茨城のドクターヘリの医師他、2人の女医さんのドキュメンタリーに大いに感動した。

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