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March 31, 2013

◇「魔女と呼ばれた少女」を見る(その1)

Kokaiyozakura
(国会前の夜桜29日)
▼桜は散る速度が急に緩やかになってしまった。先週の日曜日、もう見納めかと思っていた。しかし29日も国会に向かう途中、昨日も市ヶ谷の内堀付近を見るとまだまだいける。雨さえ降っていなければ、堤通を歩きたいほどだ。みたい映画は3本ほどあるか、身体は一つ、見る時間は土日に絞っている。したがって資金力の問題もあるが、現在では一日1本に限られる。かつて一日3本も見ていた時代が懐かしく思える。
▼そして1年間お世話になったKINKINTVの「愛川欽也パックイン・ニュース」が30日で終わった。わたしは課金TVといえども2時間も座り放しで見るワケにはいかないので。だいたいMP3で録音したものをICレコーダー取り込んで毎週国会の往復に聞いていた。契約は31日に終わってしまうので、うっかりすると聞き逃してしまう。30日の再放送を2時間をかけて直接録音した。しかし今朝チェックしたらもうすでにMP3でアップされていた。
▼今朝のBS朝日ではアナウンサーの徳光が四国88ヶ所巡りで、30番札所の善楽寺を訪ねていた。その解説で実はこの寺は明治政府の廃仏毀釈で寺が廃止されてしまった。ところ再建されたとき寺は異なる名称で2つ出来てしまった。それが長い長い話し合いによって善楽寺に統一されたのは平成6年になってからだという。現在はもう一つの寺でる安楽寺は「奥の院」と位置付けられている。
Hana
(落ちた椿と桜花)
▼その後今週で終わりになる伊丹十三の「天皇の世紀」23話は、やはり廃仏毀釈がもっとも激しく行われたという佐渡島を旅していた。わたしはこの40年前のドキュメンタリーを見て始めて知ったのだが、この激しさは日本の文化大革命といってもよいような内容であることが分かった。
◇「魔女と呼ばれた少女」東京新聞の映画評を見て行こうと思って2週間。ようやくシネアート新宿にたどり着いた。部族間の紛争が続いているコンゴ(旧ザイール)のお話。両親に大切に育てられた少女コモナは、ある日のこと反政府軍の襲撃にあう。武装勢力はコモナにAK47を手渡して「両親を撃ち殺せ」と命令する。コモナは当然拒否する。「やらなければ俺たちがオノで叩き切るがそれでもいいか」という。迷うコモナに両親は「構わないから銃の引き金を引きなさい」というので涙ながらに、両親を撃ち殺す。
Sakura229
(落ちた花びらとスカイツリー)
▼コモナは反政府軍に拉致され、まず木ぎれを鉄砲のように大切に扱うように訓練を受ける。それに慣れると次は銃を与えられて実射訓練。だが食料に満足なものはなく飢えに苦しむ。(明日に続く)日曜日朝からアクセスして下さるみなさんありがとう。4月から日曜日はツイッターだけにして、ブログは休載しようと考えています。

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March 30, 2013

3月29日の一周年はファミリーエリアにゆく。

Daikon_2
(スピーチするダイコンさん)
▼昨晩の首相官邸前抗議行動は抗議行動を始めて一周年ということで国会エリアはお休みで官邸前だけの行動になった。本当はそちらに行かねばならない。しかしわたしは昨年7月、8月に官邸前の混雑と警察の規制の厳しさに耐えられなくなって、逃げ出して国会前に来た経緯がある。いまさら官邸前には行きたくない。
▼5時半ころ会場に着いたが誰もいなかった。やがていつもの国会前のスタッフが準備を始めた。国会前には念のため「本日国会前集会はありません」という掲示も準備していた。このエリアを仕切っているのはアスカさんとジローさん。明日香さんは前進座の舞台女優さんで、さすが声に張りがあっていつも国会エリアまでコールが聞こえて来る。しかし開場の6時になっても来ない。来たと思ったら自転車隊に誘われて国会一周チャリンコの旅に行ってしまい、始まったのは6時半頃だった。しかしそれでも誰も文句を言わない。ジローさんの正体は不明。前回はとってもおしゃれなダブルのスーツでクラリネットを吹いていたからミュージシャンかと思ってしまった。

▼スピーチをした一人は川釣りが好きだという。それで栃木や中禅寺湖周辺まで出かけるが、釣っても放射能の数値が高くとても食べられない。栃木の川魚は食べられなくなってしまったと嘆いていた。一転して朝のテレビのバラエティ番組を見ていてが、そういう情報は何一つない。渋谷駅の改装と食べ物、おしゃれ情報だけ。東京オリンピック招致同様電通など広告会社に洗脳されていることに気づかない。もっといろいろな情報もあるが、仕事で知り得た情報なので書くわけにはいかない。
▼他人のスピーチを聞いていると、目の前に3月8日「ラブデモ」の話をした女性がいた。いつも抗議行動の時はそのときいただいた「ラブ&ハグ」のIDカードと身分証明書(記者証)を首からぶら下げているので見せたら、ためらわずハグして下さった。こんな若い20歳くらいの女性にハグしてもらえるとは夢にも思わなかった。この方は「えみむめも」さんとおっしゃる方でツイッターで既に挨拶をしている。今朝ツイッターを見たら明日香さんもリツイートして下さっていた。
▼夕べの動画は5本YouTubeにアップしてあります。ブログ左下「QRコードの真下「『鍵盤乱麻』YouTube」をクリック。

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March 29, 2013

祝・官邸前抗議行動開始一周年。

Kinsikoen1
(錦糸公園の桜とスカイツリー28日午後)
▼午前中に4本の原稿を書いていたので疲れ切ってしまう。シネマの場合、記憶でブログでメモにする。それがないと本文を書く事ができない。なにせ締め切り時間が昼だったので必死でした。21日ごとに髪を切るので本来は25日に床屋さんに行くべきだったが、時間がなくて昨日になってしまった。そこで聞いた話では、午前中に来る客は「きょうは行こうという確信犯」でが来るので混む。しかし午後は時間ができたからフラッと来る人が多いので比較的空いているという。
▼果たして待ち人は一人だけで3分くらいで自分の順番が来た。椅子の前にはヤフーニュースが見る事ができる。不思議な日本語が出てきた。1)ザッケローニ監督が帰りの飛行機の中で日本のサポーターに「謝罪」した、という。ホントに謝罪したかどうかは知らない。しかしザッケローニは犯罪を犯したワケではないので、「謝罪」は必要ない。勝負の世界では自分が勝てば相手は負ける、どちらかになるしかない。2)元ライブドアの堀江が刑期を終えて仮出所し、株主に謝罪したという。ライブドアの事件では書きたいことは多々あるが、それは別の機会にする。堀江は判決を受けて罪を償ってきたのだから、もう「謝罪」する必要はない。株を買うという行為は貯金と違ってリスクを伴う。「絶対儲かる」と思ってライブドアの株を買った人が悪い。
▼夕方ケーブルテレビを見ていたら、92年のイギリス映画「クライング・ゲーム」を放送していた。公開された当時、たしか銀座シネスイッチで見た記憶がある。物語の構成と意外性が何度みても良くできている。NHK基礎英語を1から3まで3年勉強した。おかげで、ゆっくり喋ってもらえれば、イギリス英語ならば内容は大体理解できるところまで来た。現在は基礎英語3を2年連続で勉強して、本日で放送は年度末で終了する。次はどうするか?最低でも5年、できれば8年間やると良いらしい。わたしは別に英語の専門家になるつもりはまったくない。しかし自分で喋るのはかなり難しい。
▼先日わたしよりも勉強している友人たちと話をしたら、一様に「自分から話かけるのは難しい」ということだった。NHKラジオ基礎英語は毎朝15分の番組だ。毎朝6時半にラジオの前に座っていられるワケでもないので、このために3年前に購入したタイマー付きラジオに録音し、夜に聴いている。この1年感じたことだが、一度ラジオで聴いたことをその後2回くらい繰り返して聴くと良いということが分かった。4月からテキストは40円値上がりになるが、仕方ない。
▼今晩は首相官邸前抗議行動開始一周年記念日だ。抗議行動はいつもと違って首相官邸前の一ヶ所に集約するという。わたしは自民党本部や経団連にも行っているので、ちょうど50回目となる。官邸前は警察の規制が厳しくて写真やビデオが撮れない。わたしはまずファミリーエリアに行ってから官邸前に回る予定だ。

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March 28, 2013

◇「汚れなき祈り」を見る。

Yotuyaeki
(JR四谷駅前の桜)
▼デモクラTVの記者会見動画はアクセスが急増しています。わたしは『鍵盤乱麻』トップページと書いています。そのことを理解できないかたが、「バックナンバー」とかあちこちをさまよい歩いています。『鍵盤乱麻』トップページとは、このブログの左下を50cmほどツーバーで下げていただくと「QRコード」が出てきます。そのトップが『鍵盤乱麻』YouTubeで、ブログ同様、動画を日々更新しています。その3番目がHPの『鍵盤乱麻』トップページです。動画はそのいずれかでご覧になることができます。
▼今朝の「東京新聞」の「発言」という投書欄に「正確な情報を確認しよう」として「いたずらに不安をあおる情報などがソーシャルネットワーキングなどを中心に散見される」と28歳の男性が書いている。しかし一番問題なのは大新聞や大NHKが「危険な情報」を「ただちに影響はない」などと政府の情報を鵜呑みにして国民を騙し続けていることだ今朝のNHKラジオで、「東北地方の保育園で除洗が進んでいないので、子どもたちが外で遊べない。そのため扁平足が40%も増えている」と放送していた。しかし今の問題は子どもたち甲状腺ガンの調査回数を意識的に減らしたり、結果発表を怠っていることなのだ。その辺を忘れてもらっては困る。
◇『汚れなき祈り』(原題はBeyond the Hills(丘を越えて)(その1は26日のブログ。今回はその2)この事件は2005年にルーマニアで実際に起きた「悪魔祓い」をテーマにしている。孤児院で育った幼なじみアリーナとヴォイキツァ。ドイツの出稼ぎから戻ったアリーナは、親友のヴォイキツァに会うため現実の世界から修道院という<別世界>へと一歩一歩と足を踏み入れる。カメラは主人公に感情移入をせず、あくまでも現実を見つめるドキュメンタリータッチで描いている。
▼修道院の柵には次のような文字が掲げられた看板が出ている。「異教徒は立ち入り禁止」と。自分より先に修道院に入って神に帰依した親友ヴォイキツァをとりもどすため、逞しい身体と顔つきをしたアリーナは親友を奪還すべく乗り込む。まるで戦に挑む戦士のような決意を秘めたアリーナ。修道院に乗り込むとそこには「神」というの名の元に集まっている人々のう善意が「無批判」「無抵抗」で従順さだけを求められる世界だということが分かってくる。賢明な読者の皆様は、わたしがごく卑近に存在する組織の例を言っていることを理解いただきたい。
▼修道院の食卓では院長と尼僧長がカネの心配をしている。そんなにカネが足りないならば、里親の実家にある自分の貯金を持ってくれば良いとアリーナは考える。里親の元に一時帰宅して自分の有り金を修道院に持って帰る。その結果、里親との関係は険悪になって戻れなくなってしまう。しかし熱心に宗教に打ち込めば打ち込むほど、現実の世界との格差は広がっていく。つまり世間の無関心や不寛容の罪と重なってしまう。やがて純粋に宗教の世界に打ち込もうとすると、この修道院の方が異常ではないかと感じてしまう。
▼アリーナが修道院という世界の「異常」に気づいたとき、院長は彼女を「機密」と呼ばれる「悪魔祓い」の秘儀にかけるしかないと思む。しかしその儀式とは普通の世界では考えられない残酷な儀式だった。人里離れた修道院で聞こえてくるのは、目覚まし時計のカチカチとする秒針の音、それに風や遠くから聞こえる雷鳴だけだ。親友のヴォイキツァの目を通して語られる事件なのだが、これは特別な隔離された世界の出来事ではないことが、他人事でないと思えてくる。
▼9時前にアクセスしていただいてもご覧になれません。このブログを書くのに1時間はかかっております。

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March 27, 2013

「デモクラTV」の記者会見に出席する。

Kaiken326
(記者会見後のフォトセッション)
▼既報のように昨日は午後2時半から参議院議員会館で開かれた、デモクラTVの記者会見に行ってきた。会館に入るには電子タグがついたIDカードが必要になる。そして航空機に搭乗するのと同じボディチェックと荷物のX線検査がある。いつもこの国会周辺には夜しか来ていない。昼間こうして、見ると桜もなかなかきれいに咲いていた。
▼最前列に座ったので参加者の数は正確に分からないが30人前後だったと思う。『鍵盤乱麻』トップページの動画でご紹介しているように代表の山田厚史さんの挨拶で会見は始まった。記者会見をするとおもしろい現象があるのだが、自己の存在をアピールするために来ている人が何人かいらっしゃる。「A新聞の記者です」という方がお二人いた。きょうのA紙に記事が掲載されているか確認するすべはないが、質問の内容から判断すると、おそらく個人的な興味でいらしていると思う。
Kokkaichere
(国会議事堂と桜)
▼とくにA紙二人目の方は、もうすぐ退職するというお話で自分の就職先を探すような口ぶりだった。しかし「週刊金曜日」にA紙を早期退職してフリーのジャーナリストとして震災の被災地を取材している元記者が書いていた。肩書きのない個人の名刺では取材に応じてもらえない。まず取材地に立つまでの交通費を自分で調達しなければならないと。取材経費をふんだんに使い、交通費をひねり出すために自分の好きな飲食を制限し、欲しい物も買えないフリーの立場をあの人は理解していないだろうな、と思った。
▼あと「憲法を守るという立場でないと、契約したくない」と質問した人もいた。お金を出すのは個人なのだから、そんなことをここで「愛川欽也パックイン・ニュース」の流れを汲んで再スタートするのだから、そんなことをわざわざ聞きただす必要はないだろう。あと「紙媒体を作る予定はないか」と質問する方もいた。紙媒体を作るにはネットの数百倍という膨大なカネが必要なのだ。しかも返品に倉庫、配布ルートの確保。やりたかったら他人に期待せずにご自分でやればよい。
Tag
(受け付けでもらった、わたしのIDタグ)
▼大事なことが一点あった。「市民目線にたつ」という質問に田岡俊次氏が答えた。田岡氏は防衛問題が専門である。現役の頃防衛省の担当者に質問して疑問点をただす場合、自分が相手よりも勉強して行かなければ、矛盾点を追求できない。プロに対して素人の市民が素人らしい質問すれば良いと思っていたらそれは間違いである。と答えていたことである。記者会見は1時間15分でそのすべてはMP3で録音してあります。
▼この記者会見に会いたかった個人で、首相官邸前抗議行動をネット中継を続けているI氏に名刺交換して挨拶したかったが、それができた。それとマガジン9条の会の編集長S氏に挨拶できたことだった。
▼昨日の検索用語で「映画やTVドラマ、ドキュメントを無料で見たい」という内容がかなり多くありました。現在では著作権の規制がかなり強くなっており、NHKはまず不可能なのでオンデマンド(有料放送)でご覧下さい。他はレンタルビデオでないと見る事は出来ません。またYouTubeは著作権のあるものは警告がでてアップロードできないか、すぐ削除されるので無料で見ることは不可能です。

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March 26, 2013

「科学を人間の手に」(高木仁三郎 闘病からのメッセージ)を見る。

Kitanomaru2
(北の丸公園出口で)
▼何本かの原稿執筆の締め切りが迫っている。これが収入に繋がればよいのだが、すべて社会奉仕。今まで生きて来た(支援者によって生かされてきた)お礼と、自分自身の筆力が衰えないようにするため書き続ける。きょうは午後から国会の参議院会館で、来週から放送が始まる有料ネットTV、「デモクラTV」の記者会見があるので参加する予定だ。
▼進歩的団体も国会前で威勢の良い演説だけやってみせるのではなく、こういう放送を自前でやれば良いのにと常々思う。しかし放送などは、そのプロデューサーの企画力に負うところが多い。つまらない建前ばかりを喋る連中ばかり呼んできても視聴率が上がらないから経営難に陥る。だからYouTubeでお茶を濁している。
▼先日NHKで再放送された原子力資料室の創設者高木仁三郎さんの生き様を見た。まだYouTubeでご覧になれるのでぜひご覧いただきたい。74分くらいの作品です。高木さんは日本原子力事業に東大卒業後技師として就職した。しかし原発内部での核反応が解明されないままであることなどに疑問を持ち退職した。番組では触れていないが、原研には当時「ソ連の核は正しい」とするグループがイニシアチブを握っていて苦労する。研究は鋸南町にある鋸山の中に作られた旧軍部の防空壕兼待避壕のなかで、現在のカミオカンデのような研究をする。そして外部からの放射線を遮断するために沈んでいた戦艦陸奥の鉄板を引き上げて利用する。
▼だが学園紛争が進む中で高木さんは三里塚に援農に行って、農民の人たちに理解されない研究などの意味があるのかと疑問を持って原研を退職する。あとは放送をご覧いただきたい。NHKの放送では触れていない部分はそういうことだ。東大や原研で主導権を握っている連中が、東芝などのメーカーと手を組んでベトナムやトルコに原発を輸出したり、「もんじゅ」の研究から手を引けなくさせているのだ。目先の問題にしか対応できない日本の革新勢力の底の浅さがわかる。
▼「汚れなき祈り」(その1)は、ルーマニアの修道院で実際に起きた事件を扱っている。監督のクリスティアン・ムンジウは前作『4ヶ月、3週間と2日』で、チャウシェスク独裁政権下の女子大生の禁断の中絶手術を描いた。映画は、社会主義だから、女性は時代のしがらみから解放されたはずだった。しかし、なお閉鎖的な鬱屈した集団のなかでしか生きられない女性たちに焦点を当てていた。
▼今回の作品は同じ孤児院で育った2人の若い女性が再会し、丘の修道院で暮らすようになる。主人公となる2人が「心に神」を求めて葛修道院に入るのだが、神父は何かにつけて権威的で、彼女たちを画一的な枠に押し込めようとするので反発する。

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March 25, 2013

大佛次郎の「天皇の世紀」にみる先見性

Treecheree
(24日夜8時半のスカイツリーと夜桜、携帯内蔵カメラ)
▼録画してたまっていたHDDを見ていた。向田邦子の「阿修羅のごとく」は昔の再放送だったが、演技力のある人ばかりで2時間半を一気にみてしまった。もう一つはCATV日本映画チャンネルの、「伊丹十三特集/天皇の世紀」である。この作品は40年ほ近く前に放送されたものだが、伊丹自身が事件のレポーター役となって、話は進む。2ヶ月ほど前に再放送されたのを見て、こんなに優れた作品があったのかと驚いた。そのときは途中で6話くらいしか見る事が出来なかったが、実は26話という長いのだ。3月の日曜日午前中の番組で毎週5、6話放送され、30日に全話放映が終わる。
▼ご存じのように大佛次郎の原作で、わたしは本の方も同時並行で読んでいる。要するに薩長というのは自分の都合の良い方向へ、新しい国を作ろうとする。それに土佐も加わって三つどもえの争いとなる。彼らが狙っていたのは天皇をどう利用するかにかかっている。あるときは武力であるときは「錦の御旗」を使って視覚を使って「ご一新」とそして天皇の地位を権威づけようとする。それに真っ向から対決したのは水戸であり、福島である。今の政治的状況や会津藩(幕府の政治を守ろうとして新撰組にカネを出していた)を疎外しようとする政治状況は、当時からの怨恨の延長線上にあるように見えて来る。昨日の検索用語で、この「天皇の世紀の番組を見たい」というのがあった。テレビよりも40巻(文庫本)を読んだ方が遥かに勉強になると思いますよ。
▼さらに新政権の江戸城入場に関しては勝海舟と西郷隆盛の会談以上にイギリスとフランスが双方にかけた圧力が物を言ったので、江戸が戦場となることはなかった。というところまでが20話までの話の概要である。
▼杉並区の保育所に入ることができない、いわゆる待機児童のことが問題になっている。土曜日朝のNHKは真っ正面からそのお母さん達の運動を取り上げていた。入ることができる用件というのは20点満点の点数制になっている。ある母親はチェックリストで確かめると零歳児に近いほど資格は高くなることがわかった。しかし自分としては1歳になるまで子どもと一緒にいたいからと育児休暇を取っていたら点数が低くなってしまう。さらに同じ区内にまだ働いている両親がいるので、さらに低くされている。
▼昼間に日本の将来を担う子どもの面倒を見るのは自治体など公的機関の役割だと思う。しかし画一的に親の両親の力を借りろというのは、間違っている。さらに今朝のNHKラジオを聞いていたら、小学校の学校教育を充実させるため、タブレット端末を小学生一人に一台配布する方針であると報道していた。こんなことしてもメーカーが儲かるだけで、教育の本質を見失っているとしか思えない。
▼体力作りのため1日平日1万歩、休日7千歩は歩く様に心がけている。夜近くのスカイツリー真下まで往復した。

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March 24, 2013

送電線を握っているのは東芝、電力も地産・地消に。

▼有楽町ヒューマントラストで「汚れなき祈り」を見る。ルーマニアで実際に起きた「悪魔憑き」事件を題材にしている。宗教組織のあり方に疑問を持つ女性信者を「機密」と呼ばれる「儀式」で飲まず食わずで殺してしまう。詳細は後日ご紹介する。終わって毎年4月のように北の丸公園に向かった。気象庁前のしだれ桜はもう2日ほど早い、という感じがした。江戸城の本丸跡を横切って、近代美術館(旧近衛師団司令部)から掘を回ってJR四ッ谷駅まで歩いた。24日は雨の予報が出ているので、今日しか桜を見て歩くことが出来ない。
Kitanomaru1
(北の丸公園で)
▼今朝の東京新聞によれば、昨日福島で「原発の再稼働反対集会」(正式名称「原発のない福島を!県民大集会」)が開かれ7千人が集まったと報道されている。こういう報道がされると暑い日も寒い日も国会前に通っていて良かったと思う。ネットで朝日を見ると1面トップが腰痛患者が増えているという記事だった。日経は「景気が上向き」とかでツイッターで「よっぽど朝日は記事がないのだろう」と書いている人がいた。「記事がない」のではなく、書く気がないのだ。
▼夕べも辺野古問題で防衛省前で抗議集会を開くという情報がネットに出ていた。しかしわたしは週に2回いくだけで、もうかなり疲れている。原発問題以外は残念ながらパス。
▼「愛川欣也パックイン・ジャーナル」の別枠で「場外乱闘編」 トークライブとうい番組がある。有料ネット放送なので、お金を払わないと見たり、聞いたりすることはできない。わたしはTVの前で毎回2時間も釘付けになっていられない。そこで音声版をダウンロードして国会の行き帰りの日に聞いている。3月14日の乱闘編ではゲストに田中優さんと北大の小出裕章と言われる、元北大助教の大友詔雄さんだった。
▼大友さんは20代で原子力委員会委員になった有能な人だが、原発と人類は共生できないという立場を貫いた人で冷や飯を食わされ、たった一人の研究室に押し込められて研究をしてた方だ。。田中さんはご存じの方が多いと思うが、居住地を岡山に移して自然エネルギー住宅を実践している。田中さんがすごいのは、政府などが公表しているデータから、日本のエネルギー政策の過ちを指摘し続けていることだ。この日も日本は国家予算の半分を化石エネルギーの輸入に割いている。市民は省エネとちまちまやっている。しかし大企業は使えば使うほど安くなっている仕組みにこそ問題がある、と指摘していた。
▼さらに日本の送電線を握っているのは東芝である。遠いところで作ったエネルギーを送電することでものすごいロスがある、と指摘していた。もっと詳しい情報は会員になってお金を払ってお聞き下さい。ネットの無料情報で手に入る情報はたかが知れています。気の早い方へ、土・日は昼過ぎにアクセスして下さい。

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March 23, 2013

国会前はネズミの話で持ちきり。

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(夕べ反原連の国会前集会が終わって自宅前で撮りました)
▼ブログを早くご覧になりたい方はツイッターかYouTubeをご覧下さい。ほぼリアルタイムで書いています。さて夕べの国会前は厚着をしていったので、結構あたたかく感じました。到着すると千葉さんがやってきて、挨拶され「2週間風邪を引いてしまった」とおっしゃっていました。また経団連前でお会いした、反原連のスタッフOさんからは「毎晩ご苦労様です。いつもありがとうございます」と丁寧な挨拶をされる。そのとき21日の東電本社の抗議活動はいつ決まったのかお聞きした。経団連前抗議集会は解散するまでいたが、そういうアナウンスはなかった。お話によると「抗議集会が終わって急遽決まった」ようだ。「知っていれば行きたかった」と「自分も都合でいけなかった」という。かくなる上は反原連のHPを頻繁にチェックするしかない。
▼この日実はスピーチをしようと準備をしていった。ところが私より先にスピーチをする方々が皆さん、「東電の福島第一原発の燃料棒が冷やせなかった理由を、「ネズミのせいにした」という話が連発して出たので、わたしは一昨日の「機関銃と殺鼠剤」を話そうと思ったが止めた。
▼ネズミの話では小出裕章さんが昨日のネットラジオで「ネズミケーブルを囓るのが原因ということは十分ありうることだ、と指摘している。
▼もう一つ経産省前のテント撤去問題では「角の立木の剪定をするのに邪魔」「憩いの場の確保」「付近の案内板が見えない」など3つの理由を言ってきている。しかし過去2年間座り込みをしていて、そのようなことは一度もなかった。片付けられなければならないのは、福島第一原発の敷地の中にある放射能に汚染されたがれきである。また福島では剪定も憩いも奪われた。案内板は見える」と抗議、とみなさん怒っていた。
▼遅れてやってきたてんぐささんが解散した後のメールで「警察官がいつもより多く感じる」と伝えてきた。わたしもそう思う。それはおそらく地下鉄東陽町駅の包丁を使って人を刺した事件とリンクしていると考えられる。というのは一般新聞演説をしていたS区議というのは某政党の江東区の区議会議員だ。刺されたわたしの友人はその演説に関連したチラシを配布して背中から刺された。犯人は「演説が煩い」と包丁を振り回したという。国会前は人通りが少ない。しかし、それに類似した事件が起こらないとも限らない。だから警備が厳重だったのだろう。

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March 22, 2013

上総湊では鶯が鳴いていた。

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(鋸南町菱川師宣記念館の「見返り美人の像」)
▼昨日は冬が戻って来たような気温だった。取材があったので冬支度で房総半島の保田まで出かけた。事情があってお茶の水を午前9時頃の総武線各駅停車に乗った。乗り換えで千葉で待つこと30分余。さらに木更津、君津で各30分、しかもその先は単線になるのでたとえ特急に乗っても同じこと。目的地の保田に到着したのは12時半頃だった。時間的に大阪よりも遠い。飛行機ならば那覇に着く。途中の上総湊駅ではウグイスが鳴いていた。
▼取材で行ったのは菱川師宣記念館だ。記念館は鋸南町の施設だが、ハッキリ言って昨年取材で行った東山魁夷美術館とは意気込みが違う。彼はこの地で生まれたが江戸に出て、版画の下絵からやがて今で言うファッションクリエイターとして腕を上げていく。わたしは彼の書いた最初の「見返り美人」の切手が印象に残っている。それは父が使わなくなった軍隊手帳の余白に使わなくなった切手を貼っていたコレクションの一枚だった。展示を見ると最初のあまりカラーが鮮やかでない切手が発行されたのは1948年とあった。
▼そんな昔だったのか。それと鋸南町にあった梵鐘に師宣直筆の文字が彫られていた。しかしその梵鐘も第二次大戦末期の供出政策によって残っていない。もしもあれば国宝級だと思うのだが、戦争はそれをも容赦しなかった。今記念館の前に展示されている梵鐘はレプリカである。
▼中の展示は師宣の影響を受けた画家の作品も多数展示されている。伊藤深水の作品もあってやってきた見学客がは一様に「娘の朝丘雪路は実子ではなくてお○○○さんの子なのよ」」「バカねそんなこと大きな声で言うものじゃないわよ」等と言っている。もう記念館中に響く十分に大きな声である。別に朝丘に責任がある話ではなく、立派に自立して生きているのだからとやかく言われる筋合いはない。
Skytreecherey
(夕べのスカイツリーと夜桜、携帯で撮った。今晩はちゃんと撮ります。)
▼1時間取材して何か食べようかと思ったがが記念館の脇にあるレストランは刺身定食で結構値段が高い。房総と伊豆方面の決定的な違いを考える。TVの旅番組の食事の内容と比較すると、こちらは交通的にどん詰まり文化の交流がないので、サシミや魚が新鮮なのがごちそうということになる。向こうは東海道で交通の要衝となっているので人の行き来が多く、他文化を受け入れる要素が多かったのではないかと思う。つまり魚一つとっても新鮮だけではなく、煮たり焼いたり、フレンチにしたり工夫を凝らしている。もちろん房総半島にもそういう店がまったくないわけではない。
▼なぜか木曜日定休の店が多くて土産物兼パン屋さんでとんかつ弁当を買って駅のベンチで食べる羽目になってしまった。やれやれ、夜は会議があり千葉で途中下車。会議が終わるやいなや、家族が検査入院していて家を留守番している3匹のネコが可哀想なので一目散に脇目も触れず帰宅する。
▼今朝ネットを見たら、首都圏反原連が初めて東電本社に抗議行動を行ったという写真が出ていた。残念知っていたら行ったのに。

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March 21, 2013

原発を守るのは機関銃ではなく殺鼠剤。

▼昨日は6、7年ぶりに本が好きな友人と表参道でお会いした。わたしは相手の顔を忘れてしまったが、相手はわたしのことを覚えていて下さった。陶芸の作品展発表会場でお会いして、その昔入院していた伊藤病院の脇にあるスタバに行った。このスタバは待たされることが多い。しかしたばこは禁止で天井は高く、椅子も座っていて疲れない。
▼ホントはビールでも飲みたいところだが、冬にアルコールを摂取すると全身がかゆくなる。それに毎週国会に通っているので、かなり疲れている。午前中は映画を見に行かなければ週末の原稿締め切りに間に合わないのだが、その気力も体力もなかった。
▼原宿当たりを歩いていると原発事故などどこ吹く風という感じである。洋服、ブランドショップ、それに食べ物屋さん、何か分からない芝居にそれはそれは長い行列が出来ている。
▼NHKではそれに福島第一原発の燃料棒が冷却できなくなった事故を、昼頃から「ネズミがケーブルをかじった事象」と言い始めた。「事象」って何だ?三省堂の大辞林は「認識の対象としての)出来事や事柄。「自然界の―」だという。そして岩波の広辞苑では「ことの成行き・様子。ことがら。「自然界の―」ま、大体同じだ。ネズミがケーブルをかじったからおきた出来事と、まるで他人ことのようだ。
▼昨日も書いたが東京新聞によれば「311の地震で福島第一原発が翌3月12日に爆発して応急処置をしたままの配電盤だった。万一3つの燃料棒が連鎖的に爆発していたら、東日本は全滅だった。それでも東電は「想定外」と自分に責任はないというつもりだろう。
▼緊急避難する交通手段も、場所もないから東日本に住む人たちは、今の携帯を持つように放射能測定器を全員もって「直ちに影響はない」という政府と東電のアナウンスを信じて暮らすのだろう。紙切れや不織布のマスク等では、もはや役に立たないから、防毒面が必須となる。昨日ご紹介したグリーンピースジャパンの署名はして下さっただろうか?わたしは書いていることには、先頭にたって積極的に署名などをしている。
▼もっと可笑しい政府の対応だ。2月の概算要求で原発を外国のテロリストから守るために、原発を守る機動隊員に機関銃を持たせる。さらに防弾装甲車を配備する予算として17億5千万円も計上している。なんど無駄なカネを使うのだろう。東電が言うことが本当ならば殺鼠剤で住むではないか。ネットで探しただけでこれだけの殺鼠剤が出てくる。1個約700円、原発一基に100個配布すると7万円。日本に設置されている全原発に配備しても448万円で済む。

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March 20, 2013

燃料棒は爆発しなかったが、経団連抗議集会に。

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(3月19日経団連前の抗議集会の様子)
▼お早うございます。今朝の東京新聞を見ると福島第一原発の燃料棒が冷却できなかった理由は、配電盤が事故後の応急対策のままったことが原因だと書かれています。再稼働と値上げに執着する東電幹部はこういうところまで目が回らないのでしょうか?
▼「愛川欽也パックイン・ニュース」で先週も愛川は、「一流大学を出た人がなぜ金儲けする側に回ってしまうのか理解できない。小出裕章さんなどももっている実力からすれば、当然教授から京大の学長になってしかるべき人物だが、未だに助教のままだ」と。
▼わたしも同様なことを感じる。北朝鮮の金体制と日本の官僚、学閥は何一つ変わらない。笑われるべきは北朝鮮も日本も同じレベルということだ。
▼経団連前では実際燃料棒が冷えなくて爆発が起きたらどうするか?という話も参加者の会話にあった。実際問題として爆発が起きたとしても1000万人を超える人が避難する交通手段も場所の確保も出来ない。降り注ぐ放射能の中で政府の「ただちに影響は出ない」というまやかしの甘言に従って現在の土地で暮らすしかない。
経団連前の抗議集会には遅れてやってきたてんぐささんから「一号機だけは冷却が出来たようだ」という一報があって、ややほっとする。わたしは抗議集会に行く前にやることがあった。それは定期購読している先週の「週刊金曜日」が届いていない。出版社に電話すると「ヤマトのメール便で15日午前10時半頃届けてある」という。「もう一度お送りしましょうか?」というが、どうせ有料なのだから「自分で買うから」と電話を切る。
▼東京駅を降りて丸善に行って店員さんに聞いた。「「週刊金曜日」という週刊誌を探しているのですが?」というと「フライデーならあります」という。タイトルを翻訳すればおっしゃる通りだが、中身は似てもつかない。次は紀伊国屋書店に行った。店員さんはしばらく考えて「あのうすい雑誌ですよね」という。さすが紀伊国屋だ。あなたはエライ。、ちゃんと勉強している。そこで一冊買い求めて抗議集会に向かった。参加者は2月と同じ。朝日やNHKが「少なくなっている」「行っても原発は止まらない」と書いている責任は大きいぞ。動画は2本アップしてあるのでご覧いただきたい。集会が終わって主催者の一人からグリーンピースジャパンから原発メーカーに抗議するハガキを預かっているので協力していただきたいとアナウンスがあったので頂いて来た。
Hagaki
(原発メーカーに対する抗議ハガキの文面)
▼A4の厚紙裏表で原発メーカーの日立と東芝に切手を貼って抗議する文面になっている。ご希望の方にはPDFファイルをお送りするので、アドレスを教えていただきたい。しかる後にご自分で糊で貼り合わせてハガキを作るか、もしくは同じ文面でメーカーに抗議していただきたい。また上記のサイトではオンライン署名を行っている。
▼所用で出かけているので、メルマガの送信は夜8時過ぎになります。

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March 19, 2013

◇「愛・アムール」を見る(その2)

▼またまた福島第一原発では大変な事態になっています。18日午後7時から1、3、4号機プール、共用プールすべて冷却停止しています。猶予は3日でそれ以後も冷却できないと最悪の事態で爆発が起こり、もし爆発すると前回よりも被害地域は確実に広がります。しかもまだ原因が特定出来ていません。NHKは控えめに言っていますが、実際はかなり深刻だと思います。東電は事故を3時間も隠蔽し、モニタリングポストの値は変わっていない、と平然としています。万一の場合に備えて関東地方にお住まいの方も非常持ち出しの荷物をまとめておいた方が賢明です。
▼16日のTBSラジオ「久米宏ラジオなんです」でおもしろい話がいくつも出てきました。ご紹介したいのは次期オリンピック招致合戦のことです。久米は次期の冬期はロシアのソチ、次がリオ、次の冬期が韓国の平昌まで決まっている。オリンピックには放映という巨大な利権が絡んでいる。リオは緯度がアメリカとほとんど同じだからリアルタイムの放送が出来る。しかし韓国の平昌となると13時間のタイムラグがでてしまって生放送に不利となる。万一その2年後も同じアジアということはアメリカを牛耳っている放送業界が認めるはずがない。そんなことを知りながら日本のマスメディアは一言も放送しない、という内容でした。久米の指摘は正しいと思います。
▼18日は自動車免許を取る人が激減している中、教習所がどんな工夫をして生き残りをかけて生徒を獲得しようとしているか。「生徒が集まらない」などと愚痴っているのは大甘ということになる。イタリアで活躍している藤好邦江さん(彫刻家)等かなり聞き応えがありました。
◇「愛・アムール」を見る(その2)ある日娘が実家のマンションを訪れると母の姿はない。父親に聞きただすと「部屋に押し込めカギをかけてある」というので驚愕する。なぜそんなことをするの?「痛い、痛い」と苦痛を訴えるからだ。でもちゃんと髪を洗ってやっているし、食事は与えているという。部屋のカギを開けると母親はかなりやつれてベッドに寝ていた。「もうこんなことしないで」と父親に約束させて娘は帰っていく。だが生きている母親の姿を見たのはこれが最後だった。
▼人は誰もいつしかは老い、病気をもつようになる。だが強欲な人間は永久の生命を望み、今まで通りの生活と人生を望もうとする。しかし老いは人間に課せられた宿命である。病院や看護婦を嫌う妻に夫は、自宅介護で「何とか自分でできるだろう」、「何も苦労とは思わない」と思っている。しかし妻はおかゆを食べるのも、水分補給すら拒むようになる。そして痛みに苦しむ妻の姿をこれ以上見ていられなくなる。だが夫の脳裏には元気で料理をして、二人そろって出かける姿しか戻ってこなかった。
今朝の東陽町の刃物事件で友人が刺されました。命に別状はないようですが、怖いです。

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March 18, 2013

◇「愛・アムール」を見る(その1)

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(梅屋敷入り口)
▼写真は今朝の一部新聞に掲載されている江東区亀戸の新名所「梅屋敷」である。梅屋敷は江戸時代お金持ちの別荘地として有名な場所だった。ところが江戸時代後期隅田川一帯は洪水で塩分を含んだ水がこの地域一帯を覆ってしまい、梅園は滅びてしまった。その遺跡は半年ほどまえにブログでご紹介した。写真の「梅屋敷」はショッピングセンターであり、名所を復活させたものではない。ここはかつては「S銀行」があった場所でそこを江東区が買い取って10年ほど更地になっていた。
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(梅屋敷外観)
▼ところが昨年11月頃から工事が始まり、3ヶ月ほどの工期で一見、江戸の町屋敷ができあがってしまった。ずっと工事を見ていたが最後には梅も植えられて根付くまで毎日のように散水したかいがあって白梅の花も咲いている。知らない人が見るとむかしからこんな建物があったのか?と驚いてしまうだろう。昨日たまたま通りがかったらオープニングのセレモニーが終わった直後だった。さらに水陸両用バスが展示されており、きょう18日から運行を始めるというので座席にも座ってみた。1年前にオープンしたスカイツリーもぐるっと回るバスも運行されるようだ。
◇「愛・アムール」フランスのパリに住んでいる80歳代の老夫婦。食事をして会話をしていると妻の様子がおかしいことに気づく。記憶が途切れて会話が続かないのだ。医者に診てもらった方が良いと夫は妻に勧めるが入院はイヤだ、という。夫はそれならば「妻の面倒を生涯に渡ってみようと決意し、その意志を妻に伝える。一人娘はパリからかなり離れてところに住んでおり、時たま様子を見にやってくるが、気むずかしい父親は苦手なので次第に足は遠のいてしまう。
▼最初はまだら惚けだから何とかやっていけるが、おむつを当てたり、食事を作って食べさせたり体位の交換をするのを夫一人でこなすのはかなり大変である。看護師を雇ったり、介護士を雇ったりしてやりくりしようとするが、お金もかかる。あるとき契約でやってきた看護師をその場で「もう来なくて良い」と追い返してしまう。看護師も大いに怒り、今日の契約金だけは頂くと「このくそじじい」と捨て台詞を残して帰ってしまう。フランスには要介護者を公平な目でみるケアマネージャーはいないのだろうか?
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(水陸両用バスの内部)
▼つまり夫にも惚けが出ていたのだ。もっと娘が積極的に通って援助したり相談していれば、父親の惚けにも気づいていたのかも知れない。だが親子は断絶している。そして妻は最近「痛い、痛い」と叫ぶ。オレはどうしたらいいのか分からない。妻は昔ピアニストで夫は指揮をしたことがある。だから部屋にはCDやちょっと古いがオーディオ装置が溢れている。妻が好きだった曲を気に入るかとかけるが「聞きたくないから止めて」と言われてしまう。ふと気づくと妻はピアノを流麗に奏でている幻想が見えたりする。(明日に続く)

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March 17, 2013

家にいても出来る反原発アクション(その2)。

▼二日連続で夜遅くなったので更新が遅れています。昨日のブログに関してお二人から意見が寄せられました。お一人は東北地方にお住まいの方で反原発運動に拠金をして下さるという意思表明でした。ありがとうございます。
▼もう一人読売の記事に関してです。わたしは新聞を複数読む経済的余裕はないので、いまは東京新聞だけです。読売の記事は15日夜に会場で配布されていた「プルトニウムはいらないよ!東京」のチラシを参考に書きました。できるだけ正確を期したいのですが、チラシを部分的に引用するしか方法はありません。もし正確に書いて下さる方か、読売の該当する記事がありましたらリンクを作りますので、お知らせ下さい。
▼チラシをもう少し引用すると以下のようになります。政府はその後、20ミリシーベルトを避難基準として固定化し、その外側の地域については、除洗を進めることを理由に、避難させない政策をとってきました。実際に除洗は進まず、効果はあがりませんでした。除洗の限界について、誰もが認めざるを得ないような状況になってきました。そんな名か、年1ミリシーベルト基準を捨てることによって帰還を促進しようというのです。除洗が進まないから被曝して暮らせという非常に危険な動きです。読売社説も日本維新の会の西田議員の「セシウム無害論」もその中で出てきたものです。
▼このような動きにストップをかけましょう。原発事故子ども・被災者支援法に基づき、避難者への支援を具体化させましょう。甲状腺ガンの多発が確認され、健康管理調査を福島県外に広げること、一般の健康診断を拡大することが必要です。健康権利を拡充させましょう。読売新聞に抗議の声を集めましょう。(引用終わり)
▼国会前周辺では毎週多数のチラシが配布されています。もし全部お読みになりたい方がいらっしゃったらすべてPDFファイルにしてお送りします。ただしメルマガ会員のみの有料サービス。チラシは膨大な分量なので保管は一週間しかしていません。
▼また「経産省経産省テント村を守ろう→はがきを出そうという運動もあります。テントは、国民の多様な意見を国)経産省)へ届ける貴重な場。全国各地からハガキをどんどん送ろう。家庭でできる脱原発活動です。「安倍首相・茂木経産大臣等」3枚+宛先メモ紙を200円で販売しています。扱いは、たんぽぽ舎、経産省前テントひろば、反原発自治体議員・市民連盟電話03-3238-9035fax03-3238-0709です。もちろんお近くの郵便局でハガキを買って千代田区霞が関、首相官邸と経産省と書いても届くはずです。選挙だけでも、ネットを見ているだけでも世の中は決して変わりません。行動しましょう。昨日の朝日では反原連の批判記事が掲載されていたと、てんぐささんが教えて下さいました。やっぱり「東京新聞」に変えて良かった。
▼昨日は新宿で「愛・アムール」を見て来ました。感想は後日書きます。あまりにも衝撃的な結末に帰宅してからWOWOWで録画しておいた、板東玉三郎の「娘道成寺」を見てから寝ました。これは歌舞伎界の大傑作だと思います。

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March 16, 2013

家にいても出来る様々な反原発アクション。

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(車いすで「経産省前のテントを守ろう」と訴える人)
▼昨晩国会前ではスピーチする人が少ないというので、挨拶をしてきた。最初の人がNHKは8日のファミリーエリアの集会をわざわざ取材して「反原連の集会には人が集まらなくなっている」と報道したことに対する抗議だった。主催者は記者会見で「8日は小規模のファミリーエリア集会だけだ」とコメントしたのに、わざわざやってきて恣意的な報道をしたので、抗議したという。
▼わたしは8日の集会でもらった「ハグカード」を示して中身はとてもおもしろかった。朝日イブニングニュースは1日の集会をわざと人数が少なく写るようにして「300人しか集まらない」と報道したこと。一ヶ月前から東京新聞に切り替えた。マスメディアが正しい報道をしないのならば、自分たちで積極的に発信して行きましょう。と自分のYouTubeの経験を話した。しかし10日の集会で言うと、スタッフの最終コールよりも、制服向上委員会の方がアクセスで勝っている、と話すと会場から笑いが出た。
▼今朝のNHKラジオのニュース解説を聞いていたら、世論調査による安倍内閣の支持率を報道していた。全部は覚えていないが、原発再稼働に関しては彼は支持されていない。とくに女性の反発、被災地の経営者でない一般の人からの反発が多いことが分かった。解説者は「女性の支持が得られない政治家は希望がない」という意味のことを話していたがその通りだと思う。こういう話を聞くと、無理しても首相官邸前抗議行動に行っていて良かったと思う瞬間だ。
▼しかしみなさんわたしが夕べ10半頃にはYouTubeに新しい動画を2本アップしたがアクセスはお1人。国会前でも写真の毎回車いすで参加している方が、経産省前のテントが危ない状態にある。撤去されなければならないのは福島の東電の原発である。なんとしてもテントを守ろうと訴えた。デモに来れなくでも、毎回国会前に来なくても「抗議活動」はできる。東電を刑事訴訟で訴える団体を支援することも1000円で出来る。法律には詳しくないので、こちらをご覧いただきたい。これなら家にいてでもできる筈だ。
▼あと昨日配布されたチラシで読売新聞が社説で「年1ミリシーベルト基準を守れ!被曝基準の緩和を促す報道に抗議を!」という内容のものがあった。読売新聞「読者センター」ご意見:電話03-3246-5858
▼「福島のいま:子どもたちの健康を守るために私たちができること」福島ほかほかプロジェクト連絡先090-8116-7155(福島老朽原発を考える会:坂上さん)寄付をして下さる方は以下にゆうちょ銀行:記号18230-29132261:名義わたり土湯ほかほかプロジェクト
▼家にいながらにして反原発、脱原発行動に参加する方法は昨晩報告があったものでも1円を不足して払う方法、東電の自動振替をすべて止める。アンペアを下げるなどいろいろあります。国会前に来ることが出来ないあなたも参加して下さい。あなたが何らかの行動を起こさない限り原発は決して止まりません。

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March 15, 2013

経産省前のテント村に強制撤去の動き

▼朝早くからクリニックの診察順番を確保に行ってきた。最近は薬が1週間分を切りそうになったところでクリニックに行くことにしている。というのはあの311以来、被災地では薬が手に入らなくて苦労している人が増えた。さらに薬の処方箋が病院や薬局が被災したため手に入らない。被災地を支援に行った医者たちが患者に聞き取りをしても「黄色い薬だ」、「赤だ」、「白だ」と話にならなかったという。それを知ってわたしは薬の処方箋をインターネットのサーバー2ヶ所に分散してアップロードしてある。さらに携帯のカメラでも処方箋と薬そのものを撮影して持っている。医者に通っている方はお試しいただきたい。
▼これは近くの薬局でくれたパンフレットに書いてあったことを実践しているだけだ。15分待っていると8時から看護師さんが受け付けて診察カードの付箋紙で順番を貼って保管してくれる。わたしは5番だったので診察開始の9時過ぎに行けばちょうど順番になる。
▼ちょっと表にでただけで、風を冷たく感じた。今晩の首相官邸前抗議行動は暖かくして出かけよう。ときどき話題になるのは経産省のテント広場である。この地下鉄霞ヶ関A12番を上ったところには「福島テント村」が1年半ほど占拠して、原発の監督官庁である経産省に責任を求めて24時間抗議活動をしたり青空ネットTV放送をしている。昨年秋の安倍政権誕生と連動し今年に入ってから、「福島テント村を強制撤去」する動きが出てきた。経産省前“テント村”立ち退きに向け裁判手続きへ。今晩首相官邸前抗議行動に参加される方は抗議の前後に立ち寄って、座り込んでいるみなさんを激励して下さい。これが成功すると、次は首相官邸前抗議行動の規制取り締まりが待っている。
▼アルゼンチン出身の新しいローマ方法が誕生したようです。TVを見ているとその瞬間を見ようという人たちが大勢押しかけているので、頭を傾げたくなります。ローマ法王の存在はそれほどありがたい存在とは思えないからです。フランシス・コッポラの「ゴッドファザーⅢ」はローマ法王庁の腐敗を暴くことがテーマになっていて面白かった事を覚えています。なかでも法王と接見する瞬間狙って暗殺する素手の暗殺者はとくにすごみがありました。
▼かつて朝日ニュースターのなかに「デモクラシーナウ」というコーナーがあって一部マニアには人気がありました。ところが1年前の局改変で売却され、良心的な番組はすべて消えてしまいました。金子勝の「ニュースにだまされるな!」、愛川欣也の「パックイン・ジャーナル」、そして「デモクラシーナウ」はTVでは消えましたが今は支持者のカンパに支えられて放送を続けています。最近おもしろかったのは、「カトリック教会内のファシズム:元司祭が語る「法王の戦い」 聖職者の虐待と解放神学に対する鎮圧」です。ぜひご覧下さい。念のため英語版です。

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March 14, 2013

「新基準」パブコメに1500人の意見が…。

▼先月27日で締め切った原子力規制委員会の「原発新基準」パブリックコメントに1500人の意見が寄せられたと今朝の東京新聞に出ている。首相官邸や国会議事堂前に来る人は減る一方。パブコメを書いてと頼んでも「書き方が分からない」とおっしゃる方もいる。これじゃ原発が廃炉になるのは、わたしが生きているうちはとうてい無理だな。黄砂が飛んで来たとかPM2・5と騒ぐ前にもっと考えていただきたい事がある。屋外の土筆、ふきのとう、タケノコ、タラの芽、ヨモギが美味しい季節になってきたが、放射能の数値はまったく減っているワケではない。若い人は野草やキノコは覚悟して食べた方が良い。50歳以上の人は自己責任で食べれば良い。
▼昨日午後から会議があって電車に乗ろうとしたら強風で総武線の江戸川鉄橋と荒川鉄橋が走行不可能になっていた。そのため会議にはギリギリに到着した。帰宅してポストの郵便物を見たら、またまた驚くべきはがきが入っていた。某生協の販売している某鉄観音ウーロン茶に微量の農薬が検出されたから、廃棄してくれ。料金は返すからという連絡だった。わたしはマテ茶がなくなってからこれを飲んでいた。もう残りはたったの1袋(1パック)だけだ。健康被害がでたらどうしてくれるんだ。健康被害など重要な連絡は電話とかメールがあるだろうが、まったくやる気がないのだから。こんなの警告・忠告はしましたよというアリバイ作りにしかならない。
▼結論として、餃子の例を引き合いに出すまでもなく、中国産の食べ物、飲み物は一切止めた方が良いということだ。常識が通じる国ではないのだから、全量検査してくれよ。
▼健康被害といえばわたしはタレントの健康補助食品のCM出演にはかねがね疑問に思っている。少なくとも若い頃は「進歩的」だと思われた人が次々それらのCMに出ている。若い頃に労音で歌って有名になった歌手は「みつばち、みつばち」などとCMで言う。テレビ番の「人間の条件」に出た俳優もちょっと前はPという胃腸薬でいまはグルコサミンというサプリ、名古屋出身の女優も愛知万博で持ち上げられてから立ち位置がおかしくなってきた。T製薬の「○○○ケア」「○○○ケア」と連発している。
▼わたしの知り合いの医者によれば「健康補助食品で役に立つものなど一つもない。栄養は食事から摂るのが一番大事だ」とおっしゃっている。CMに出演している人たちはそういう事を知らないはずはない。原発擁護のCMに出演していたタレント同様、「理想」や「信念」だけでは食っていけないから、こうなってしまうのかな。
▼11日のキューバ共産党の機関紙「グランマにフィデル・カストロが「我々は最良の友を失った」という論文を発表した。最後にフィデルはこう言っている。「もしもキューバ革命を救いたいのならば、ベネズエラ革命を、われわれの大陸の革命を救いたいのならば、われわれは近づきあわなければならない。強固に支持しあわなければならない。なぜなら孤立し分裂していれば失敗するのである」。

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March 13, 2013

グーグル指定の「危険サイト」でアクセスが不可能に。

▼昨日のブログのアクセスは150くらいで、グーグルロボットのアクセスがほぼその3分の1ほどあった。今まで以上にグーグルロボットが増えているので少々懸念していることがある。それはグーグル独自で「サイトのアクセス基準」を作っていることだ。たとえば一週間前にノーム・チョムスキーの論文のサイトが「警告」が出てアクセスできなくなってしまった。その2週間前にはアクセスできたのにもかかわらずだ。
▼実は同様な苦情は国内のブログを作っている方も証言している。その方はTPPについて熱心に書いていた。ところがある日急に自分でもアクセスできなくなった。いろいろ考えて「TPP」を外したら再びアクセスできたという。今朝5時のNHKラジオニュースでは「安倍首相が今週中にもTPPへの参加を表明する」というニュースがトップだった。ところが6時のニュースは一切取り上げない。ところが7時で再びトップニュースに復活したのか、その理由は分からない。
▼長々前振りを書いたが、グーグルロボットによる巡回検索がかなり多くなっているというのは、その前触れかも知れない。もしかしてアクセスできなくなったら、メルマガ会員のみの「非公開ブログ」に変更するので、ご承知おきいただきたい。そのときは会員のみなさんにはあらかじめパスワードをお送りする。
▼8日の「愛川欽也パックイン・ニュース」では後藤政志さんがゲスト出演した。後藤さんは元東芝の原子炉設計技術者だった方で福一の爆発事故直後から当時朝日ニュースターで放送されていた愛川の番組に出演していて、「メルトダウンが起こっている可能性がきわめて高い」と指摘していた。あの事故直後まともに原発と向き合っていたのはこの番組しかなかった。NHKは相変わらず東大の御用学者である関川だけだった。8日に後藤さんは60年代後半から格納容器の設計に携わっていた。万一事故が起きたときも放射能が外部に漏れないように格納容器をできるだけ大きくしようとしていた。
▼ところが予算の関係で小さく設計された。当時の理論で言えば放射能は外部に絶対出してはいけないとされた。だからベントなどすることは非常識で考えもしなかった。ところが現在はフィルターをつけるとかでベントすることが当たり前に考えられているがとんでもない。
▼今は原子炉がどうなっているか誰も覗いた人はいない。冷却をしないと爆発する可能性が高いので冷却し続けている。しかも冷却水は溜まる一方で一時保管するためのタンクがあと2年で保管する場所がなくなる。しかも東電は保管タンクが足りないので海に流したいと言う。さすがに今のところ政府はそれをとんでもないと、制止した。しかし東電は毒性を低くすれば海に流すことも可能だという研究を始めている。しかし毒性は絶対薄められないし世界中の海に汚染が広まってしまうと漁協などは猛反対している。

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March 12, 2013

NHKの報道スタンスには毎日あきれるばかり。

▼首相官邸前抗議行動どうようブログのアクセスが減っています。国会前は参加者が多いうちならばわたし一人抜けても目立ちません。しかし1日と8日の人数はあえて書きませんが激減です。一度も来ていない人がコラムで「それでも金曜夜は国会に行く人が…」と書いていますが、よくも空想でそういうでデタラメが書けると思うと可笑しくなります。
▼おかげさまで動画だけは苦労しているのでブログの倍のアクセスはあります。しかしこれはブログの読者ではなく、ツイッターの読者です。わたしは昨日書いたように風邪がぶり返してしまいました。ご存じのように日曜日薄着で日比谷と国会前に行ったので自業自得です。テレビをご覧なっていても、暖かいところでお酒を飲むのも、野良仕事も大いに結構です。アクセスボタンだけでも押して下さい。いつまで立っても風邪がなおりません。休日に寒い格好で抗議行動と往復6時間も国会にでかけたので、体調は良くありません。しかし風邪は自己責任なので仕事は休むことができません。
▼今朝のNHKはどうしようもなく報道姿勢が変です。たとえば沖縄の辺野古漁協が補償金を受け取ることを決めたとするニュース。日本国の外務省は、アメリカとの関係を重視するために一刻も早く決めたい、というニュース。外務省の目玉はどちらについているのでしょう。日本の国民の生活を考えていないというのは、彼らの目玉はきっと背中についているに違いありません。
▼さらにTPPに関するNHKの世論調査結果です。参加賛成が31%とか言っていました。しかしNHKはいつも得意になってRDD体調は良くありませんが、というコンピューターで無作為に選んだ視聴者といいます。しかし忘れてならないのは、政府が交渉の細目を隠蔽していること。さらにRDDは公正なように聞こえますが、実際は固定電話の持ち主しか選べない仕組みです。これで一体公正な調査ができるのでしょうか?それであたかも国民の世論を抽出しているかのような錯覚を与えて、政府に都合の良い世論操作をしようとしているのです。
▼TPPに関して言えば、今朝の東京新聞に交渉の事前協議の一端を報道しています。ア当時の前原外務大臣が昨日国会で証言した内容です。自動車の安全審査の除外。かんぽ生命の学費保険の内容変更で譲歩を要求していたとあります。元はといえばアメリカが日本の国家予算に匹敵する軍事費を多く使っていたのが原因です。アリカは軍産複合体の餌食になってしまった財政破綻。それを日本に払わせようというのはおよそ筋違いと言わなければなりません。それでも安部ちゃんは小泉のようにポチになりつつあります。

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March 11, 2013

反原連主催の3・10原発ゼロ大集会点描。

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(原発ゼロわんちゃん)
▼午後1時半頃だったがJR有楽町を降りたら空が黄砂で薄黒く汚れていたのでびっくりしてしまった。さらに気象庁は昼頃は気温が20度になって汗ばむくらいだと予報していたので、Tシャツ2枚を重ね着してきただけ。さらに雨が降り出しそうだった。このとき駅近くのGAPかユニクロで羽織るものを買えば良かったが、気が回らなかった。日比谷公園に到着するとデモが出発するところだった。
▼誰か知り合いはいないかと思ってしばらく立っていると、いつも国会前の対面で抗議活動を続けているSさんに偶然会うことができた。相手もわたしの事を探してはいたがまさか会えるとは思っていなかったという。「そんな薄着で大丈夫ですか?」と言われたが、握手をして別れた。デモの最初は市民団体、次がドラム隊だった。最後尾の労働組合まで見ていたが、1万人くらかなと思う。2時間くらい待機してデモは体力を消耗するので、日比谷公園から桜田門の警視庁脇を歩いて直接国会前まで単独で歩く事にした。
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(ドラム隊出発風景、着物の人は経団連前にもいらっしゃる)
▼そこで震えながら1時か待つ。始まったら帰ろうと思っていたが、顔見知りの主催者が次々やってくるので帰れなくなる。直前がSPが多数やってきて反原連の警備担当者と打ち合わせを始めた。大物でも来るのかと思ってまたまた帰る機会を失う。すると自民党、公明党、維新の会以外の政党の代表と菅元首相もやってきた。SPが多数配置された原因はこれかと思う。
▼みんなの党の山本太郎、社民党の福島瑞穂、生活が第一の党の三宅幸子さんの挨拶には「小沢はどうした」など、かなりヤジが飛んだ。菅直人の話は初めて聴いたが、たいした人ではないと思った。その理由は福島第一原発が爆発するまでは原発擁護派だった。しかしヘリで直接乗り込んでこれは大変なことになったと思った。さらに誘導爆発すれば関東一帯に人は住めなくなる、東電に乗り込むetc,etc。これなど聴いていて半分は自分の自慢と手柄話だと思った。つまり民主党で自分が再選されるためのマスメディアへの露出戦略の一環だったと思う。
Kansan
(菅直人元首相)
▼社民党に対して「今頃よく言うよ」とわたしがつぶやくと、主催者始め周りから失笑が漏れた。参議院選で議席が消え去るのは目に見えて来た。他の名前を出さない政党も得票数は激減しているし、相も変わらず唯我独尊。党首が替わるような話しも一部にはあったが、相変わらずいつもの人がやってきた。
Eisaku
(佐藤栄佐久元福島県知事)
▼ゲストは多すぎて紹介できない。中でも良かったのは原発に反対したので「汚職事件」をでっち上げられ知事の座を追われた佐藤栄佐久氏、韓国の平和団体の女性、それに「ふくしま忘れない」の四ノ宮監督だった。こちらは口先だけの「文化人」が来ないから好きさ。寒さに震えながら撮った動画が沢山あるのでぜひご覧下さい。『鍵盤乱麻』トップページには「反原発制服向上委員会の動画もあります。暖かいところでWBCや「八重の桜」のテレビを見ていたみなさん。風邪がぶり返してしまったよ。

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March 10, 2013

「東京大空襲を語り継ぐつどい」を取材する。

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(発表する小学生たち、新聞取材の許可だけなので顔はマスキングしてあります)
▼「有名人」が呼びかける集会には興味がないので行かない。昨日は家の近くで開かれた「東京大空襲を語り継ぐ集い」の取材があった。というのは他の人が取材をする事になっていたテーマが取材相手から「お断り」連絡があり、急遽わたしの担当分が繰り上げられた。当時千葉県東金町に疎開していた墨田区菊川国民学校の生徒が試験のため一時上京(帰省)していたら大空襲に遭遇してほとんどの生徒が亡くなってしまったという事故だ。
▼生き残りの生徒は急には見つからないし、写真が慰霊碑2点だけではどうしようもない。それで集会の取材をすることになった。写真が一枚撮れればよいのだが、そういう良い場面がない。結局午後1時から午後4時半の最後までいる事になってしまった。中でも一橋大吉田裕教授の「アジア太平洋戦争と東京大空襲」という話はとても良かった。
▼戦争体験世代の急速な減少、兵士に関していえば、生存者は40万人を割り込んだ。その一方で、沈黙を守って来た戦争体験世代の中から新たな証言者が次々出てきている。しかし総じて言えば軍事大国化の抑止力となってきた世代の「退場」という深刻な問題も出てきている。
▼グローバル化と新自由主義的な改革の進展=社会的統合が弛緩・破綻してゆくなかで、社会の再統合のため、攻撃的なナショナリスムが台頭した。そのなかで、天皇・皇室は重要な位置を必ずしも占めていない。無関心層の存在、皇位継承をめぐる混迷がある、というものだった。これはまだ全体の20分の1くらいだ。終わりにの中で、戦争を体験した隊員がすべて退職して、いまは戦闘を経験したことのない自衛隊員だけになってしまった。それがイラク派遣や先の大震災のとき遺体を捜索回収する作戦で、コンバット・ストレスがかなりでてきてしまった。自衛隊幹部のなかには本当の戦闘になったとき、隊員は戦えるのかどうか大きな危機感を持っているというものだった。
▼その後に、大空襲で親兄弟を失った橋下さんという語り部として有名な方が戦争体験を語るビデオの上映。さらに「東京大空襲・戦災資料センター」を訪ねた伊豆大島の中学生のビデオレター、さらに地元の小学生が舞台の上で見学した体験を発表した。
▼昨晩NHKBSを見ていたら、「岩合光昭の世界ネコ歩き」という番組でハバナの旧市街のネコの生態を追っていた。わたしは1月のハバナでネコを見つけることができなかった。余ったエサはガイドに託して来たが、親とはぐれてしまった生まれて1ヶ月くらいの仔猫が別の大きなネコに仲間と認められる風景などは、言葉は違っても世界中ネコは同じなのだと思わせた。一ヶ月後の4月10日はヘミングウェイの家に生息しているネコを追うと予告されていた。

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March 09, 2013

3月8日はファミリーエリアで抗議行動

Freehugs
(昨日いただいた、FREE HUGS」のメンバーカード)
▼昨晩も国会前に出かけた。しかし10日に大集会を控えているので、抗議行動はファミリーエリアのみ。20分ほど前に着くと5人ほどいただけだった。ファミリーエリアには一度参加したいと思っていたが、居心地の良い国会前に常に参加していた。主催者の女性と「先週の雨がすごかったですね」と立ち話をする。そうしている間にピンクの風船をもってシャボン玉を飛ばせている若い女性(えみむめもさん、というらしい)が目に入った。実は彼女たちの先週のファミリーエリアでの活動は他の人がネットで流している。しかし国会前に来たときは雨がものすごくなって歌などほんの数分しかできなかった。わたしもカメラを回そうとしたが、レンズに水滴がついて画像は撮れないので止めてしまった。
Lovedemo1
(これは1日降雨の中で撮影した「えみむめも」さん)
▼「きょうも何かやるのですか?」とお聞きすると「やる」という。これは期待出来そうだ。一週間前の国会前の行動には「300人しか集まらなかった」と3月7日付けの英文朝日は書いている。それをネタにして反原連を批判している元某新聞記者もいる。1日の事で言えば暴風雨の予報が出ていたので、みなさん二の足を踏んでいたのだ。しかも天気予報では午後9時から降ると言っていたのに、7時過ぎには降り始めた。たとえ国会前は少なくなっても運動は全国主要都市に普及している。そこを見ないといけない。
▼ファミリーエリアは三鷹と武蔵野のグループが中心になって運営している。仕切っていたのはジローさんというシックなスーツを着てクラリネット吹いている男性で、発言者の挨拶する順番まで細かく指示を出していた。主催者の中には毎週往復4時間かけて長野から来ているという人もいたので、驚いた。常連らしい横須賀のタクシー運転手さんは身近なところから長く続けようと挨拶をしていた。旗を持って参加していた人(反原連は旗を持った人の参加は認めていない)に対して「旗は戦争の目印なので嫌いだ」と発言したところ、旗を持って来た人はすぐに折りたたんだ。
▼ま、いつもとはなかり異なった雰囲気を感じることができた。南相馬から都内に避難している人。子連れで和歌山に避難したが1週間で戻って来た。帰って来た日の東京駅は雨が降っていた。その雨でも被曝したと思うが、あの寒々とした雰囲気は生涯忘れられない、と話していた。足立区から参加した元小学校の社会科教師の「発電所は電力をもっとも必要としている場所に作るのが正しいと生徒に教えてきた」という話は面白かった。
▼若い女性たちの訴えは動画でトップページに入れてあるのでご覧いただきたい。その人たちにいただいたのは写真のカードである。これを見せたら相手もハグに応じなければいけないという。もちろん男には決してお見せしない。気温が高かったので昨晩は半袖Tシャツと長袖シャツ一枚で参加した。本日は午後から東京大空襲の集会の取材です。

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March 08, 2013

正しい情報はどこで知る事ができるか?

▼2週間前の国会議事堂真正面の凍える様な寒さは何だったのだろう。先週これ以上冷え込んだら危ないと思って義兄からイタリア製の防寒コートをもらってきた。しかしもらったとたん1週間前の雨で風邪をひき、日ごとに暖かくなってきた。もらったコートはクリーニングに出して来年に備える。
▼きょう午後はマンションに消防署の抜き打ち検査が入るので立ち会う。抜き打ちと言っても3日前に連絡があったので、指摘されそうな物は検査が終わるまで自室に引っ込めてもらう対策は立てた。
▼2日前に新しく読み始めた「東京新聞」の販売店の店長が見えて、「継続して読んでもらえるか?」と言う。なれないと読みにくさはあるが、朝日より遥かに権力から自立しているように思える。たとえば昨日の夕刊は「TPPに密約条項がある」というトップニュース。今朝は1日に亡くなった、千葉商科大学元総長で政府税調の座長だった加藤寛が、実は原発に反対していたという事を、新刊の本で書いているという。政府と官僚、それに電力会社の鉄の三角地帯と指摘している。
▼あと被曝を恐れて沖縄まで子連れで避難生活をしている俵万智の「子を連れて、西へ西へと逃げていゆく、愚かな母と、言うなら言え」という短歌を1ページ割いて紹介している。さらに東京大空襲の生き残りの女性の証言が並ぶ。販売店長は「おかげさまで報道姿勢が良いと読者が増え続けています」と言った。わたしは毎週首相官邸前抗議行動に参加している事と報道姿勢を評価して、とりあえず1ヶ月継続することにした。
▼KINKINTVの「愛川欣也パックイン・ジャーナル」は3月末で終わる。というのは朝日ニュースター放送当時の志を絶やさない、という事で1年間は有料ネット放送を続けて来た。だがわたしより10歳年上の愛川は自分の余生を映画と芝居作りに注ぎたいという気持ちを持っていた。それに、今年に入ってから見ていて愛川のコメント弱気になっているように思えた。わたしはウェブマネーで毎月支払って来たが今月で終わる。放送は忙しくて見る時間がとれないので、音声をICレコーダーに録音して国会の行き帰りに聴いていた。
▼それで「パックインニュース」は終了するが、出演者が出資して新しいデモクラTVが発足する。社長は元朝日の経済部記者の山田厚志氏だ。4月6日スタートなのでわたしは早速入会した。新聞やTVでは見る事、知る事ができない内容が討論されるので、ぜひ皆さんも契約してご覧いただきたい。お申し込みはこちらからどうそ。dmcr.tv 
▼8日の反原連の抗議行動は10日に大集会を控えているので、ファミリ-エリアのみとなります。わたしは毎週金曜日に国会前に行くのが習慣になっていますので、休まずそちらに参加する予定です。

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March 07, 2013

キューバが野球に強いワケ(理由)

▼昨日ブログを書いている真っ最中にベネズエラのチャベス大統領の訃報が入ったので驚いた。1月キューバに行っているとき、彼はたしかキューバの海軍病院か何かに、3度目の入院していた。ガイドは「キューバ国民は大統領の一日も早い回復を祈っている」とまるで外交官のような口ぶりで話したので可笑しかった。キューバは自国では化石燃料は生産されていないようだ。だからベネズエラからの輸入に頼っている。もしもキューバを快く思わない政権が誕生すると、また一つやっかいな問題を抱えることになる。だからキューバは国力を上げて、必死にチャベス大統領のガン治療をしてきたのだろう。カストロと野球jをするチャベス。
▼そして昨晩のWBCの日本対キューバ戦はとても良かった。わたしは現在のところキューバを応援している。ゴンザレス投手だったかな、彼はものすごい迫力だった。監督も8回裏にホームランが出たときは飛び上がって喜んでいた。監督の後ろにスタッフとは違う女性がいたので、何をする人かなとずっと見ていたら通訳で監督の意志を主審に伝える役割を負っていた。しかし監督も投手に自分の意見を伝えるときに口元を隠さない。日本の投手と捕手の場合は相手チームに作戦を読まれないようにグローブで口を隠す。しかしお互い相手国の言葉が分からないから自由に指示していたので面白かった。本当にやる気ならば対戦国の言葉を読む読唇術者を雇用しなければならない。しかしそれを翻訳していたら試合には間に合わないだろう。キューバ共産党機関紙「グランマ」には、まだ2日前のニュースしか掲載されていなかった。
▼その数日前のNHKだったと思う。キューバの野球人口が多くて選手を養成する専門学校まであると報道していた。これはすごいことだ。ビデオに映っていたのは少年達が、拾ってきた木の実を細い棒きれで打つ練習をしていたことだ。終戦直後から1960年代にかけて日本はオリンピックで卓球だけは強かった。日本はなぜ卓球に強いかという研究をした人がいて、どんな田舎の公民館に行っても、ひなびた温泉地に行っても卓球台だけはかならずある。これが強い証拠というのだ。それからするとキューバが野球に強いのも木の実を棒切れで打っていることが原因かもしれない、という研究結果が出てくるかもしれない。
▼1月にサンタクララに行った。午後2時頃だったが、タクシー(といってもガソリンは高価なので馬車タクシー)運転手さんたちが客待ちか、昼休みに路地裏に集まって野球に実況中継に熱中していた姿を思い出す。ひいきチームの活躍に一喜一憂しているように感じた。キューバがこれだけ野球が盛んになっったのもカストロが野球好きだったことが関係している。ロシアで現在テニスが盛んになったのもエリツィンがテニスのファンだったこと。彼が全国各地域にテニス練習クラブを作らせた事が一因になっているらしい。

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March 06, 2013

◇「フタバを遠く離れて」を見る。

▼夕方から午後8時頃まで連絡の電話が次々にかかってくる。マンションの管理組合の件で、理事長になってから管理会社からの連絡業務がものすごく多い。金曜日の午後か地元消防署から抜き打ちで立ち入り検査があるので立ち会って欲しいという。国会に行く時間に間に合えば立ち会うことにした。今週は日曜日10日の大集会を控えている。そのため首相官邸前抗議行動と国会前集会は中止で、ファミリーエリアだけ、「10日に参加できない人のための小規模集会」を開くという。わたしは9日のように動員されて労働組合や政党の旗を持って集まる集会は嫌いなの、9日の集会には行かない。おお、たったいまベネズエラのチャベス大統領が亡くなったと、NHKが報じている。
◇「フタバを遠く離れて」この映画を見ようと思ったのはツイッターに書いたが、1日の首都圏反原連の国会前集会に監督がいらしてスピーチをされたからだ。その模様はYouTubeにアップしてある。(雨粒がレンズに当たって一部見えにくい部分があります)
▼福島第一原発一号炉は年3月12日水素爆発を起こした。NHKは遠景で「30km離れた安全な場所から撮影しています」というだけで爆発の瞬間の映像は流さなかった。しかし双葉町の町民は1号機の水素爆発の音を耳にした。それどころか「避難せよ」の連絡もないまま「死の灰」を浴びた。双葉町は全面立入禁止の警戒区域となり、1400余人が双葉町から250㎞離れた埼玉県加須市の廃校となっていた騎西高校に避難移動した。
▼騎西高校へは町役場から地域社会丸ごと移転したこの高校は、避難生活が長引くにつれて住民からは諦めや、生きる希望すら失っていく。それはそうだ。プライバシーもなく3食冷たい弁当を支給されるだけだ。人間は生きて食っていくだけでは希望は見いだせない。双葉町長井戸川克隆氏は、40年前に財政破綻した町を救うために7、8号機を誘致した。後半当時の海江田や細野を呼んで原発を推進する自治体の会議が開かれる。大臣は挨拶するだけで「公務」と称してそそくさと席を立って去っていく。しかし井戸川は、「どうすれば良いのだ」と早急な対応を求める。2011年夏には中央官庁に要請に町民らはバスを仕立てて上京する。自民党議員団も国会議員面会所前で、実に空々しい対応をする。
▼そして一時帰宅。2時間では何も出来ない。妻にプレゼントしたブレザーだけを持って、祖先の墓参だけして帰る人がほとんどである。町長は後半「双葉町は放射能にまみれて、どうしようもなくなった。しかし東京の人たちは福島の電力のおかげで豊かな生活を享受したのでしょう」という言葉を突きつける。町長は避難生活をしている人たちの中で「福島に帰って双葉町の近くで町を再建」するのではなく、「補償金を受け取るべきだ」という意見が強くリコールで失職した。福島の「被曝」はマスメディアによって「風化」させられようとしている。しかし家に帰れない人たちが、まだ全国に15万人もいる事を忘れてはならない。
▼映画は8日までディトリウム渋谷でご覧になれます。後は地方での自主上映に切り替わります。5日に見に行ったが観客は5人だった。テレビは消してこの映画を見に行こう。昨日ご紹介した「ビッグデータ311」はNHKで今晩深夜に再放送されます。

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March 05, 2013

NHKスペシャル「震災ビッグデータ311」を見る。

▼土曜日に恵比寿に映画を見に行ってからくしゃみがとまらない。夕べも午前2時頃まで止まらなかった。はたしてこれば花粉症という奴なのだろうか?年のため体温を測ってみたが35度ちょっとで平熱だった。いままでマスクをつけて生活をした事がなかったが、これで仲間入りになるのだろうか?昨年インドに行ったとき、白いマスクの一団にあったがみなそれらは日本のツアー客である。
▼現地インドではマスクをするのはオートバイに乗った人だけだ。それも黒を基調としたかなり地味な出で立ちだった。ダージリンに行ったときはホテルの女性従業員が早朝ストーブの手入れをしているとき、黒いマスクをしていたが不気味に見えた。もっとも現地の人たちから見ると白いマスクは731部隊の生き残りのに見えているのかも知れない。
▼昨日はオリンピック委員会の開催候補地の視察で都内は「熱烈歓迎」風の装いだった。東京タワーからレインボーブリッジ、それにスカイツリーまで5色に点灯されていたようだ。たとえ招致に成功しなくても、TV、駅ナカ、電車のつり革広告などで儲かるのは広告会社。それと土建会社であろう。昨日自宅ポストに入っていた某オンブズマンのチラシによると、大震災が起こった場合、わたしの家から北側は木造家屋が多いのでほとんど燃えてしまう。これは国交省の調査のデータを基礎にしている。オリンピックよりも、こういう燃えやすい地域の防火対策をしなければ、都民は生き残れない。
▼NHKスペシャル日曜夜の「震災ビッグデータ311・あの日の全記録、人々はどう動いたか?」をご覧になっただろうか?東北大学の研究者や通信会社、グーグルや自動車会社が共同で311で人間がどのような動きをしたかGPSのデータを解析して研究結果を発表していた。携帯を持った人間やGPSを積んだ車がどのような動きをしたかグラフで解析している。みなさんの動きはすべて補足されていると考えた方がよい。地図上に時系列でどのように動いているかマーキングされる。大きな揺れとともに動いていた人たちはしばらくの間止まってしまう。そして車に乗っている人のかなり多くは海岸に近い方向に走り出す。危険だとは分かっていても家に残っている動けない人を探して助けに行こうという行動だろうと分析する。
▼道路はグリッドブロック現象で過密状態で動けなくなって犠牲は余計増える。非情のようだが。助かりたいと思ったら迷わず自分一人でも走って、1mでもできるだけ高い場所に逃げるしかない。データはそれを如実に示していた。現時点では残念ながらそれしかない。
▼数日分をまとめてご覧になっている方にお願い。期限が設けられた署名のお願いなどもあります。できれば毎日チェックして、行動を起こして下さい。

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March 04, 2013

「あの日」と原発事故を忘れさせたいマスメディア。

▼安部首相が登場してから、原発の再稼働を始めイヤなニュースが蔓延している。円を大量に発行すれば、外国は製品は安く買われないように価格を引き上げるのは当然だ。こんな話は江戸時代の通貨の水増し鋳造の例を見るまでもない。小麦は上がりその影響でうどんやパンは値上がりを始めた。今朝のニュースでは眼鏡の原材料の値上げになるという。それをマスメディアは「アベノミクス」と持ち上げる。これが「一流」大学を「優秀」な「成績」で卒業した経済部記者のやることなのか?
PCの遠隔操作ウィルスの容疑者逮捕でもおかしなことが沢山ある。マスメディアは最近「警察への取材によれば」と言って警察発表をそのまま検証をしないで流す。この事件で言えば、警察発表なのになぜ逮捕連行、あるいは家宅捜索の写真が新聞に掲載されているのか?これは警察の事前リークだからだ。マンションの上階から撮影したりするのは誰の許可や黙認でやっているかというと警察だ。選挙のチラシ配布するなど、建物の内部に入ることは管理者の許可がないと逮捕される事件が多発している。今回のPC遠隔操作事件の「容疑者」は取り調べを「可視化して欲しい」と訴えているのに警察が拒否しているのが何よりの証拠である。
▼中国の大気汚染にしても、日本の放射能汚染の方が遥かに危ない。ただ環境省や放射能規制委員会、それにNHKが放送で放射能汚染を単に発表していないからだ。つまり彼らも経産省を頂点jとする東芝、三菱、日立という原子力マフィアの存在が怖い。
▼アルジェリアの事件やエジプトの熱気球の事故で亡くなった方々はお気の毒だ。それに今朝は北海道の中標津で車の中に閉じ込められ二酸化炭素中毒でなくなった4人の方々の事が報じられている。しかし考えていただきたい。あの福島の原発事故で財産や家族を奪われ故郷から追われた人々は15万人余もいるが、そのことを忘れてはいないか?「風化」とはマスメディアが意識的に作っているのだ。マスメディアすら原子力マフィアの餌食になって「311を風化」させ「再稼働」に舵を切っている。
▼テレビは、といえば大震災から3ヶ月ほどは娯楽番組は「自粛」していたが、いまは「原発事故はどこ吹く風」と言った風情でおバ○番組の連発だ。食べ物を粗末に扱う。他の芸能人の失敗をあげつらう、しかし政治家の悪口や失政を笑うお笑い番組はTVでは絶対放送されない。いや存在しない。さらに日本の週刊誌ときたら、明日にでも「日中戦争」が始まりそうな書き方である。日本の様な資源がない島国では、近隣の諸国と仲良くするしか生き残る道はない。分かっているのに書かない。それに輪をかけてオリンピック招致報道、東京都もそんな事にカネを使っても電通が儲かるだけ。そんなカネがあったら防災対策をしっかりやったほうが都民のためになる。
▼来週はいよいよ311から2周年になるが、果たしてどんな番組や紙面が登場するのだろうか?おそらく「お涙頂戴」でお茶を濁すだけになるのだろう。今朝は日頃腹が立って仕方ないことを羅列して書いた。

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March 03, 2013

◇「わすれない ふくしま」を見る

Wasurenai
(四ノ宮監督:左とバネッサさん:中央)
3日朝NHK「サキ取り」を見ていたら最初にITを活用しているK市の苺栽培農園の話しがでてきた。この経営者こそわたしの中学校のクラスメイトで、仲間内では一番出世したのではないかと思う。中学校卒業後地元の工業高校に行って苺栽培で工夫を重ねた。その結果巨大ハウスの中に温度管理と散水を自動化するシステムとプログラムを取り入れた。番組を見ていてすごいなと思ったのは、過去に苺を買ってくれた客の意見を取り入れて改良に改良を重ねて来ていることだ。アンケート用紙に一見「罵声」と思われる意見も書いてあったがそれを真摯に受け止めている。こういう客を第一にするという態度はどこかの政党に聴かせてやりたい。「聴く耳をもたない組織はやがて滅亡が待っている」。
◇「わすれない ふくしま」反原連1日の国会前集会でスタッフのOさんが「送られて来たDVDを見たがとても良かった。2日に恵比寿の写真美術館の映画館で上映されるのでぜひ、見に行って欲しい」というスピーチがあった。見たい映画は3本あったが身体は一つなのでこれを選んだ。映画館に到着すると33番の番号札だった。入場客はおそらく50人くらい。わたしにDVDの見本を送っていただければもっと宣伝できたのに残念。それに国会前集会に来ている顔見知りは一人もいなかった。
▼上映後の舞台挨拶で四ノ宮浩監督はいまだに高濃度の放射能に汚染されている福島県で、生き方を狂わされた人々の生活に密着したドキュメンタリーとして追い続けた。最初撮影する車は「禁止区域」に「特別許可」を得て入っていく。すると飼い犬と思われる犬が車にすり寄ってくる。長い間人間にエサを与えられなくても人間は恋しい存在であるのだろう。こういう情景は堪らない。最初はに登場するのは「日本一美しい村」といわれた飯舘村の建設作業員一家だ。見合い結婚したフィリピン人の妻と子どもが3人いる、一家は線量の高い家を離れて隣町へ引つ越し、さらに福島市の仮設住宅へと移る。だが夫は作業中に4mの高さから落ちて脊椎損傷で入院すてしまう。だが妻は母国の妹に送金を続ける。
▼次は、同じくフィリピン人の妻との間に2人の子がある相馬市の酪農一家だ。夫は妻子が日本から一時避難して帰国していた時、堆肥小屋の板壁に「原発さえなければ」と書いて首を吊り、自殺する。この事件は2月末の朝日と東京新聞にかなり大きく取り上げられた。初日には2番目の自死した酪農家の妻であるハネッサさんも見えて監督と一緒に舞台の上から語りかけた。牛を失った補償金はもらったが、親とまだ小さい二人の男の三人はどうやっも生活できない。1億円の補償を東電に求めている。支払われない場合は東電の前に監督も一緒に座り込む予定なので、ぜひ皆さんに協力していただきたい、と訴えた。3月2日より東京・恵比寿の東京都写真美術館ホールで公開
▼本日発行の某新聞に「繭の生産者」の話を取材して掲載した。文末に「メーカーと共同で桑の根から作った健康補助食品を試作したが、肌がつるつるになると評判だ。だがわたしはまだ試してはいない。」と書いたら「どこで販売しているのか?」という問い合わせがあったという。本題を忘れないで欲しいのだが、読者は何を考えているのかわからない。

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March 02, 2013

雨をついて国会前で抗議行動

Jitensha
(毎回自転車で参加する方、経団連前ではライト付きの車輪を取り外して背負っていた)
▼東京地方は夕方から雨の予報が出ていたのでネットのピンポイント予報で永田町周辺をチェックして、国会に出かけた。それによれば午後9時からパラつくという。午前中取材で出歩いた気温から先週よりも薄着にして、一番上にはレインスーツを羽織った。会場では主催者の一人Cさんが「大丈夫かな?」というので、既知の情報を提供する。しかし7時から降り始め7時半にはザーザー降りになってしまった。抗議では腕を振り上げるので傘は差すことができないからずぶ濡れ。抗議活動が終わって瞬間に、後ろから声をかけられた。
▼もう知り合って17、8年余になる友人のX嬢だった。安倍の国会施政方針演説に腹が立ってやってきたという。大学の研究室を抜けだしてずぶ濡れで立っていた。友人と二人で来ていて、これからまた学校に戻るという。その点わたしは家に帰るだけだから、かなり楽である。しかし電車に乗ると明日のゴルフの話だったり、駅を降りるとホルモン焼きの店で順番を待っている人が並んでいるので、日本はどうなっているのだろうと思う。
▼先週こんな話をする人がいた。東ドイツではホーネッカーが倒れるまで7年間粘り強くこういう抗議活動をやっていたのだ。だから10年かかっても20年かかっても抗議を続けよう。と。周りにはわたしよりも年上の方がいた。「そんなに生きていないよ」と口々に言う。わたしも7年から10年近くならばお付き合いしてデモに来るが、それ以上は体力的に無理だと思う。
▼抗議活動に来ていろいろな話を聞くこと自体が勉強である。しかし昨晩は3・1ビキニデーだったので、その話をする埼玉から来た人。口から先に生まれて来たような人だが、いかんせん某新聞に書かれているようなことを話すだけで中身がない。もう一人船橋から来た人は「千葉知事選なので某候補の存在を知人・友人にに知らせて」という。こういう話は反原発と関係ないので禁止事項なのだが、いずれも空気を読めない人たちだ。
▼主催者の一人が先週から「○○○しばけ」というコールをするようになった。わたしは「しばれ」の意味が分からないで、先週帰宅してから広辞苑を引いたが出ていない。四捨五入すると70歳に近く生きて来たが、「しけ」の意味は知らなかった。昨晩も同じ人がおなし「東電しばけ」、「関電しばけ」、「九電しばけ」というコールを始めた。終わってから周りにいる人におそるおそるその意味を聞いた。すると「云う事をきかないやつをやっつけろ」というような意味だという事が分かった。ちなみに三省堂「大辞林」ではこのようになっていた。
▼雨が激しくなって後半の撮影はレンズが曇ってしまいました。3本の動画をYouTubeにアップロードするのに1時間半かかります。ご自分でこのブログの左下リンクを探してご覧下さい。また感想をお聞かせ下さい。夕べの雨ですっかり風邪をひいてしまったようでくしゃみがとまりません。

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March 01, 2013

◇「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」を見る。

▼昨日は規制委員会のパブコメにどれだけの方々が書き込んで下さったかは不明。昨日の安倍の施政方針演説では「原発を再稼働」を明言している。手をこまねいて財界のいいなりになって再稼働を許すのか?机上のPCとにらめっこしていても何も解決はしない。
◇「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」最近インドに団体ツアーで行ってきた方のブログを見る機会があった。団体ツアーでは「良いところ」しか引っ張って行かない。ツアーという、日本語だけが通じるバリアの中からホントのインドに迫るのは難しいと思う。イギリスで様々な事情を抱えて老人たちが、余生をインドですごそうとする。その最初の部分がネットでインドの施設を探しているジュディ・デンチである。ご存じのようにインドとイギリスは密接な非搾取国と搾取国という関係にある。だからイギリス人はインドに行けば自分の思い通りになると考えているのだろう。10人くらいのイギリス人はデリーまでは到着したが、飛行機が故障してその先の乗り換えの便がない。
▼やっとと思いで目指すホテルに着いたが、ネットで見たのとは大違いで、今にも崩壊しそうで水道の水は出ないし、電話もケーブルが切れて通じない。母からホテルの経営を任された青年が、画像ソフトを使って修正した画像をネットに掲載したためだろう。よいカモになったのはイギリス人たちだ。なけなしのカネをつぎ込んで来た人もいる。昔の親友を訪ねて来た人も、リハビリをしにきた人もいる。中には到着早々帰国しようという夫婦もいる。
▼インドはイギリスの植民地時代が長かったのでかなりくせのある英語は通じる。旅をして現地の人とブロークン英語でも会話ができなければ、楽しみは半分以下になってしまう。大体この映画はインドはインフラが整っていないことを何一つ描いていない。水、排気ガスが充ち満ちている道路。それに穴だけのトイレ。こんな生活にイギリス人が耐えられるはずがない。さらに付け加えれば脂っこい食事。これだけで具合が悪くなってしまう。当然老人ばかりだから身近なところに老人専門病院がなければならない。お金がないから稼がなければというが、旅行者が仕事をして良いはずがないが、コールセンターで働くジョディ。
▼親友と巡り会えて目的をかなえたが、亡くなって火葬にされる人。妻がどうしてもイヤだというのでイギリスに帰ろうとする人。ずっと車いすの生活をしていたマギー・スミスは最後には立ち上がってホテルの経理事務を始めるのには驚いた。最後を外国で過ごすというのは映画ならではのテーマだと思う。これはアングロサクソンのお金持ちの人たちの共通の願いなのかも知れない。ホテルの経営を任されている青年が若い娘と恋をする。母や絶対許さないと息巻く。しかしむかしから母を知っている老人に「あなたの若い頃とそっくりだ」と諭される場面はよい。話としては面白いが現実離れしすぎている。

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