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March 01, 2013

◇「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」を見る。

▼昨日は規制委員会のパブコメにどれだけの方々が書き込んで下さったかは不明。昨日の安倍の施政方針演説では「原発を再稼働」を明言している。手をこまねいて財界のいいなりになって再稼働を許すのか?机上のPCとにらめっこしていても何も解決はしない。
◇「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」最近インドに団体ツアーで行ってきた方のブログを見る機会があった。団体ツアーでは「良いところ」しか引っ張って行かない。ツアーという、日本語だけが通じるバリアの中からホントのインドに迫るのは難しいと思う。イギリスで様々な事情を抱えて老人たちが、余生をインドですごそうとする。その最初の部分がネットでインドの施設を探しているジュディ・デンチである。ご存じのようにインドとイギリスは密接な非搾取国と搾取国という関係にある。だからイギリス人はインドに行けば自分の思い通りになると考えているのだろう。10人くらいのイギリス人はデリーまでは到着したが、飛行機が故障してその先の乗り換えの便がない。
▼やっとと思いで目指すホテルに着いたが、ネットで見たのとは大違いで、今にも崩壊しそうで水道の水は出ないし、電話もケーブルが切れて通じない。母からホテルの経営を任された青年が、画像ソフトを使って修正した画像をネットに掲載したためだろう。よいカモになったのはイギリス人たちだ。なけなしのカネをつぎ込んで来た人もいる。昔の親友を訪ねて来た人も、リハビリをしにきた人もいる。中には到着早々帰国しようという夫婦もいる。
▼インドはイギリスの植民地時代が長かったのでかなりくせのある英語は通じる。旅をして現地の人とブロークン英語でも会話ができなければ、楽しみは半分以下になってしまう。大体この映画はインドはインフラが整っていないことを何一つ描いていない。水、排気ガスが充ち満ちている道路。それに穴だけのトイレ。こんな生活にイギリス人が耐えられるはずがない。さらに付け加えれば脂っこい食事。これだけで具合が悪くなってしまう。当然老人ばかりだから身近なところに老人専門病院がなければならない。お金がないから稼がなければというが、旅行者が仕事をして良いはずがないが、コールセンターで働くジョディ。
▼親友と巡り会えて目的をかなえたが、亡くなって火葬にされる人。妻がどうしてもイヤだというのでイギリスに帰ろうとする人。ずっと車いすの生活をしていたマギー・スミスは最後には立ち上がってホテルの経理事務を始めるのには驚いた。最後を外国で過ごすというのは映画ならではのテーマだと思う。これはアングロサクソンのお金持ちの人たちの共通の願いなのかも知れない。ホテルの経営を任されている青年が若い娘と恋をする。母や絶対許さないと息巻く。しかしむかしから母を知っている老人に「あなたの若い頃とそっくりだ」と諭される場面はよい。話としては面白いが現実離れしすぎている。

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