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March 03, 2013

◇「わすれない ふくしま」を見る

Wasurenai
(四ノ宮監督:左とバネッサさん:中央)
3日朝NHK「サキ取り」を見ていたら最初にITを活用しているK市の苺栽培農園の話しがでてきた。この経営者こそわたしの中学校のクラスメイトで、仲間内では一番出世したのではないかと思う。中学校卒業後地元の工業高校に行って苺栽培で工夫を重ねた。その結果巨大ハウスの中に温度管理と散水を自動化するシステムとプログラムを取り入れた。番組を見ていてすごいなと思ったのは、過去に苺を買ってくれた客の意見を取り入れて改良に改良を重ねて来ていることだ。アンケート用紙に一見「罵声」と思われる意見も書いてあったがそれを真摯に受け止めている。こういう客を第一にするという態度はどこかの政党に聴かせてやりたい。「聴く耳をもたない組織はやがて滅亡が待っている」。
◇「わすれない ふくしま」反原連1日の国会前集会でスタッフのOさんが「送られて来たDVDを見たがとても良かった。2日に恵比寿の写真美術館の映画館で上映されるのでぜひ、見に行って欲しい」というスピーチがあった。見たい映画は3本あったが身体は一つなのでこれを選んだ。映画館に到着すると33番の番号札だった。入場客はおそらく50人くらい。わたしにDVDの見本を送っていただければもっと宣伝できたのに残念。それに国会前集会に来ている顔見知りは一人もいなかった。
▼上映後の舞台挨拶で四ノ宮浩監督はいまだに高濃度の放射能に汚染されている福島県で、生き方を狂わされた人々の生活に密着したドキュメンタリーとして追い続けた。最初撮影する車は「禁止区域」に「特別許可」を得て入っていく。すると飼い犬と思われる犬が車にすり寄ってくる。長い間人間にエサを与えられなくても人間は恋しい存在であるのだろう。こういう情景は堪らない。最初はに登場するのは「日本一美しい村」といわれた飯舘村の建設作業員一家だ。見合い結婚したフィリピン人の妻と子どもが3人いる、一家は線量の高い家を離れて隣町へ引つ越し、さらに福島市の仮設住宅へと移る。だが夫は作業中に4mの高さから落ちて脊椎損傷で入院すてしまう。だが妻は母国の妹に送金を続ける。
▼次は、同じくフィリピン人の妻との間に2人の子がある相馬市の酪農一家だ。夫は妻子が日本から一時避難して帰国していた時、堆肥小屋の板壁に「原発さえなければ」と書いて首を吊り、自殺する。この事件は2月末の朝日と東京新聞にかなり大きく取り上げられた。初日には2番目の自死した酪農家の妻であるハネッサさんも見えて監督と一緒に舞台の上から語りかけた。牛を失った補償金はもらったが、親とまだ小さい二人の男の三人はどうやっも生活できない。1億円の補償を東電に求めている。支払われない場合は東電の前に監督も一緒に座り込む予定なので、ぜひ皆さんに協力していただきたい、と訴えた。3月2日より東京・恵比寿の東京都写真美術館ホールで公開
▼本日発行の某新聞に「繭の生産者」の話を取材して掲載した。文末に「メーカーと共同で桑の根から作った健康補助食品を試作したが、肌がつるつるになると評判だ。だがわたしはまだ試してはいない。」と書いたら「どこで販売しているのか?」という問い合わせがあったという。本題を忘れないで欲しいのだが、読者は何を考えているのかわからない。

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