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March 18, 2013

◇「愛・アムール」を見る(その1)

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(梅屋敷入り口)
▼写真は今朝の一部新聞に掲載されている江東区亀戸の新名所「梅屋敷」である。梅屋敷は江戸時代お金持ちの別荘地として有名な場所だった。ところが江戸時代後期隅田川一帯は洪水で塩分を含んだ水がこの地域一帯を覆ってしまい、梅園は滅びてしまった。その遺跡は半年ほどまえにブログでご紹介した。写真の「梅屋敷」はショッピングセンターであり、名所を復活させたものではない。ここはかつては「S銀行」があった場所でそこを江東区が買い取って10年ほど更地になっていた。
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(梅屋敷外観)
▼ところが昨年11月頃から工事が始まり、3ヶ月ほどの工期で一見、江戸の町屋敷ができあがってしまった。ずっと工事を見ていたが最後には梅も植えられて根付くまで毎日のように散水したかいがあって白梅の花も咲いている。知らない人が見るとむかしからこんな建物があったのか?と驚いてしまうだろう。昨日たまたま通りがかったらオープニングのセレモニーが終わった直後だった。さらに水陸両用バスが展示されており、きょう18日から運行を始めるというので座席にも座ってみた。1年前にオープンしたスカイツリーもぐるっと回るバスも運行されるようだ。
◇「愛・アムール」フランスのパリに住んでいる80歳代の老夫婦。食事をして会話をしていると妻の様子がおかしいことに気づく。記憶が途切れて会話が続かないのだ。医者に診てもらった方が良いと夫は妻に勧めるが入院はイヤだ、という。夫はそれならば「妻の面倒を生涯に渡ってみようと決意し、その意志を妻に伝える。一人娘はパリからかなり離れてところに住んでおり、時たま様子を見にやってくるが、気むずかしい父親は苦手なので次第に足は遠のいてしまう。
▼最初はまだら惚けだから何とかやっていけるが、おむつを当てたり、食事を作って食べさせたり体位の交換をするのを夫一人でこなすのはかなり大変である。看護師を雇ったり、介護士を雇ったりしてやりくりしようとするが、お金もかかる。あるとき契約でやってきた看護師をその場で「もう来なくて良い」と追い返してしまう。看護師も大いに怒り、今日の契約金だけは頂くと「このくそじじい」と捨て台詞を残して帰ってしまう。フランスには要介護者を公平な目でみるケアマネージャーはいないのだろうか?
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(水陸両用バスの内部)
▼つまり夫にも惚けが出ていたのだ。もっと娘が積極的に通って援助したり相談していれば、父親の惚けにも気づいていたのかも知れない。だが親子は断絶している。そして妻は最近「痛い、痛い」と叫ぶ。オレはどうしたらいいのか分からない。妻は昔ピアニストで夫は指揮をしたことがある。だから部屋にはCDやちょっと古いがオーディオ装置が溢れている。妻が好きだった曲を気に入るかとかけるが「聞きたくないから止めて」と言われてしまう。ふと気づくと妻はピアノを流麗に奏でている幻想が見えたりする。(明日に続く)

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