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May 15, 2013

本日第6回原子力規制委員会の傍聴

▼昨日午前中に原稿を4本書き上げた。というのはきょう15日六本木の原子力規制委員会の第6回会議の傍聴を申し込んでいたからだ。抽選にあたると、15日は原稿を執筆する時間がないから、14日中に送信を終えなければならない。幸いなことに昼過ぎ「傍聴の抽選に当たりました」というメールが「傍聴にあたっての注意事項」とともに送られてきた。その中に「傍聴にふさわしくない服装」という項目がある。反原発運動をしている常連で和服もどきの服装をして傍聴に参加されている方がいるが、これが該当するのだろうか?
▼規制委員会の傍聴は抽選にあたれば誰でも参加できる。場所は地下鉄南北線の六本木1丁目から歩いて5分くらいの場所なので、一度参加してみると良い。今週だけでも公開されている会議は2つ程ある。ただずっと参加されている人のブログによると、会議室がだんだん狭くなって参加人数が絞られているようだという。それに傍聴者を監視する規制委員会の職員が参加者と対面するように配置されるようになった。きょうの目玉は「敦賀原発のひとつ高速増殖炉もんじゅ」である。もともとプルトニウムをリサイクルする高速増殖炉など世界中で成功している例はなく、どこの国も撤退している。
▼ところが日本はいままで1兆円もつぎ込んでナトリウム漏れやらトラブル続きで停止した状態になっている。今回の直接の問題は活断層と点検ヶ所が1万点もあったのに手がつけられていなかった、という。しかし万一もんじゅが稼働して事故を起こしたら、日本には人が住めなくなるくらいの大問題になる。IWJさんなどは実況中継をするだろうから、あえてわたしは現地で速報はしない。昼のNHKTVでご確認できるだろう。それに後日規制委員会が撮影したビデオでアーカイブとして全会議はごらんになれるはずだ。
◇「仏教に何ができるか/~奈良・薬師寺 被災地を巡る僧侶たち~」NHKETV11日夜を見た。5人家族で妻息子夫婦それに孫を亡くし、なぜ自分だけが生き残ったのか。と悩む56歳の男性。なぜ原発事故にで寺が危険区域に指定され、仏像の盗難をおそれご本尊だけもって茨城に避難している僧侶。みんな東日本大震災によって生じた、数々の言い知れぬ苦しみを抱えている。その苦しみを少しでも和らげたいと、奈良・薬師寺は去年3月から寺をあげて被災地を巡ることにした。薬師寺の僧侶大谷さんは震災から2ヶ月後の被災地を見た時絶句する。思わず「自分はここに住んでいなくて良かった」と。しかし気持ちを撮り直し僧侶たちは「般若心経」を持って写経を仮設住宅に住む被災者に勧める。般若心教にある「色即是空」の意味を仮設住宅の集会所などに出向いて仏の教えを説き、「写経」を勧める。
▼ちなみに「色即是空」の意味は「全ての形あるものや現象(色)はそれ自体では存在せず、互いに依存する関係の上に成り立っている」というのだ。家族を失った人や家財を流された人に「がんばれ」と言ってもあまり意味はない。宗教にできるのは「背中をそっと押してやることだ」と気づく。1時間のとても良い番組で400字程度では書けません。ご興味のある方は18日の再放送をぜひごらん下さい。

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