« きょう23日は午後から規制庁の傍聴 | Main | 「希望牧場」の吉澤正巳さんがスピーチをした。 »

May 24, 2013

作文がうまい関電の「火災評価」だが…

523a
(第7回会議の全体の様子、右規制委員会。左関西電力)
▼昼間撮影したビデオに字幕を入れようとあれこれやっていたら、午前零時になってしまった。いつもは午後11時頃にベッドに入るのだがその前に携帯を見たらメールの着信信号が点灯していた。見ると友人G氏からで「明日も国会に行くのか?どこに行けば会えるのか、最寄りの駅は、ついでにお勧めの映画は何か?」という内容だった。先の二つは簡単だが、映画はその人の事をよくしっていないと、「これは」という一本を推薦することが出来ない。それで「偽りなき者」を推薦した。ビデオのコマのつなげたが、画面と字幕が一致しないので午前零時半で止めた。
523b
(配布された資料の一部分)
▼昨日は午後から原子力規制委員会の第7回大飯原発3,4号機の評価会合だった。記者は7人で傍聴者は20人もいなかった。NHKなど頭の30分くらいの絵を撮るとさっさと帰ってしまった。会議を仕切っていたのは更田氏。左側に関西電力の15人が座り、右手に委員会の同じ人数のメンバーが座る。
▼大きな話は3点あった。まず第一に火災が起きたときケーブルがどれくらい難燃性があるのが耐用試験をしてそのデータの解析と質疑だった。あまり専門的なことを書いても仕方ないので2種類のケーブルはどのような特性があり、何分なで燃えずにもつか、というものだった。加熱時間は各20分で確認項目が一つは「自消すること」という広辞苑にもない言葉を使い。もう一つは「残炎の有無」などこれも辞書にない言葉である。
523c
(5月23日のIDカード)
▼前回の会議で「関電は作文でごまかしている」と規制委員会に指摘されたのも諾なるかな、という印象を受ける。この言葉の正確な意味何か。小さい部屋の燃焼試験は大きな現場で実際に通用するのかという質疑になった。関電側は「硼酸ポンプ潤滑油漏洩火災を想定した場合はケーブルは機能喪失はしない」と逃げた。
▼次は中央制御室が事故で使えなくなった場合の台がい代替の緊急指揮所をどこに設置するかだった。これも指揮命令系統がはっきりせず、指揮所を事故おきた中央制御室に近かったり、矛盾点が指摘された。しかも代替緊急指揮所も広さが問題となった。約100平米に28人が入るのは(今朝のNHKでは38人と間違っていた)すし詰め状態で現実的ではない、指摘された。
▼近隣の火災の影響、航空機の墜落などの危険性、近隣にはコンビナートがない。航空機墜落の危険性はアメリカのデータを引用して「危険性なし」と結論づけた。山林火災の場合も近所のキャンプ場があり、燃え広がって原発に近づくには6時間くらいある。大飯には自衛消防隊もあるので大丈夫。海から海水をくみ上げて消火に使うこともできる。しかしホースの長さが足りないので、早急に準備するという付け焼き刃的な答えに終始した。会議は午後5時15分時間をオーバーして終了し、残った課題は別途ヒアリングをするという。
▼かなり分厚い資料と3時間の会議はすべて録音してあります。必要な方にはお貸しします)

|

« きょう23日は午後から規制庁の傍聴 | Main | 「希望牧場」の吉澤正巳さんがスピーチをした。 »