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May 21, 2013

◇「カルテット/人生のオペラハウス」を見る。

▼HPの方は昨晩だけで12人の方にごらんいただきました。夜はケーブルテレビの会社から工事日程の確認電話が入りましたが、これで大丈夫でしょう。原電の委員個別の抗議文書というのは暴力団の脅しのようです。「おまえの家や家族の事を知っている」というのです。
▼NHKラジオのニュースの選択基準はどうも理解に苦しみます。1年前のシリアで狙撃・殺害されたYさんのセレモニーにもずいぶん時間を割いています。彼女の過去の仕事の実績にくらべてこれも比重は大きい。所属していた会社が元NHKOBが作った事と、実質的な夫の売り込みと思われます。それと昨日からカンヌ映画祭事前の上映会で、日本からノミネートされた作品が、監督紹介から出演者の言葉、延々と長い時間をとって紹介しています。わたしが知らない映画ばかりですが、昨日でいえば今村昌平の「楢山節考」と「うなぎ」の紹介でした。後者は映画館で見ました、今は話題にもならない作品です。おそらくNHKの利権が絡んでいるのでしょう。
◇「カルテット/人生のオペラハウス」英国の美しい田園の中に建っている豪華な介護施設。まるで室内は日本の一流ホテルのスイートのようだ。費用は一体どうなっているのでだろう。その中に過去は大活躍していて、現在は一線を引退している、音楽家たちが暮らしている。
▼施設の名前は「ビーチャム・ハウス」という。そこにはかつて英国オペラ史にその名をはせた元4大スターが再会した。このハウスは実は経営難に陥っていたのだ。ハウスで暮らしている元スター達は、ホームの存続をかけた起死回生のコンサートを開こうとする。それは元4大スターによる伝説のカルテット(四重唱)復活させようとする。
▼しかし、過去離婚・再婚を繰り返して昔の古傷をひきずる4人の人間関係は壊れたままだ。とくにその中心となるプリマドンナ(マギー・スミス)はかつての栄光に縛られ、もう一切うたわないと宣言している。70歳以上のお年寄りばかりの集まりで、意固地になった人を説得に行くのは容易で経ない。それに切った貼ったの恋愛話。さらに実はあのときのホンネはこうだった、等々。そんな話が出てくるたびに話はこじれてしまう。
▼そして施設に入った男たちは今でも若い女性職員を口説いたりする。正統派イギリス英語なので会話を聞いていてもかなり分かる。そしてプレイボーイぶりも年を取っても洗練されて会話を楽しんでいる様子が伝わって来る。果たして史上最高齢のオペラコンサートは無事に幕を開けることができるのか?エンディングロールで実際演奏をしていたアーチストたちが昔の静止画像と現在の動画で交互に紹介される。生きていてもこういう人間関係が維持できれば楽しいと思う。

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