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July 31, 2013

「東京湾めぐり」に参加する。

Wangapo
(東京湾岸警察署)
▼昨日知人に誘われて東京港めぐりの船に乗ってきた。今まで東京湾は納涼船で2回、自衛艦で2回、それに三宅島を往復する船で1回通過したことがある。船は東京都港湾局の所有する見学の専用船で、東京都民であれば誰でも、申し込みすることができる。この日は東京都港湾局退職会が主催したもので、専門家が施設がどのような目的で作られたのか詳しく教えて下さったので、とても楽しかった。船の中は飲食が禁止で、「水」以外飲む事ができない。しかし船内は冷房完備なので、極めて快適だ。

▼船は竹芝小型船ターミナルから出発して、船の科学館の脇に戻って来た。これは火曜日の特別コースで、上陸すると数年前に某女性タレントが麻薬所持容疑で収監されていた、東京湾岸署があった。
▼NHKの「ぶらタモリ」などで横浜港の概要は一度見たことがあるが、驚きの連続でマニアだったらきっと喜ぶに違いない。現在の陸揚げ量は横浜よりも東京港は深く掘ったので大型の貨物船も接岸できるので、遥かに上回っている。昔は石原裕次郎の映画に出てくるように岸壁にクレーンがあって一々陸揚げしていた。しかし今は巨大な20m以上もあるガトリング・クレーンでコンテナを一気に移し替える。だから貨物船は世界を回って東京港について12時間で荷物を下ろして次の目的地に向かう。だから家族とゆっくりすることも出来ない。その生活が3年続いて、陸上勤務を3年を繰り返す。
▼だから今や船乗りは人気のない職業になってしまった。例えばKラインという巨大貨物船はかつて30人で動かしていた。しかし今はコンピューターで制御されているのでその半分の人数で済む。しかも日本人船員はたったの3人で、あとはフィリッピン、クロアチアなど多国籍乗組員で、船内の公用語は英語になっている。
▼説明して下さった方は苦学して大学に行ったという。高校卒では自分の好きな港湾の仕事ができない。そこで卒業後ある仕事に就いたら、夕飯は粗末なものだったが、出してくれた。そのお金をためて大学に進学する資金を作った。港湾は管理だけしていれば良いというモノでもない。台湾の大船会社に「東京港を使ってくれ」と営業に行ったら車長がとても喜んで、お礼に「大ごちそうをする」というので喜んでいったら、薬膳料理でがっかりしたこともあった。
▼東京港は船の発着だけではなく、防災拠点ともなっている。それは関東大震災の時に外国から救援物資を積んだ船がやってきたが接岸できず、横浜に水揚げして陸路で東京に運んだ。という様な解説を1時間半もして下さいました。昨年3月はゲートブリッジを上から車で通過したが、30日は下からくぐった。

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